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主人公をハッピーエンドに導きます。前
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カンナが恭しく、私の前に一振りの刀を差し出た。緊張しているのか、口を一の文字にきゅっと結んでいる。
受け取って、抜刀した。この作業も慣れたものだ。
刀は相変わらず真っ白だった。初めて見るカンナは、その白さに目を奪われているようだった。けどすぐに気を取り直したのか、姿勢を正した。
「これにて儀式は滞りなく終了しました。みなさま、拍手を」
カンナがそう言うと、聖堂に拍手が響く。私は刀を鞘に納めようとした。
柄を握る手がすべって、刀は私の手から離れた。抜き身のそれが、足元へまっすぐ落下する。
「危ない!」
いちばん近くにいたカンナが、とっさに手を出してそれを掴み取った。手袋も何もしていない手で握ったから、当然のように血が流れる。
痛みでカンナの顔が歪んだ。かと思うと、何かに驚いたかのように目を見開く。そしてそのまま、倒れてしまった。
「カンナ!?」
私の悲鳴に、周りの貴族たちが慌てて駆けつけた。特に勢いよくやってきたのは、カンナの父であるアンスリウムだ。
「カンナ! しっかりしろ、カンナ!」
アンスリウムが呼んでも、カンナは目を閉じたままだった。胸が上下しているのが見えたので、生きてはいる。その事実に私は安堵の息を漏らした。
カンナを抱きかかえると、アンスリウムは足早に聖堂を出て行く。
一瞬、彼がこちらを見た。その目には憎悪が宿っていた。赤い色のせいで、炎が燃えているように見えた。アンスリウムのそんな目は、初めて見る。身が凍るような感覚を覚えた。
「ソバナ様、大丈夫でしたか?」
デルフィニウムが、その青い目に困惑の色をにじませながら声を掛けてきた。返す言葉が無くて、私はひとつ頷く。
「よければ部屋までお送りしましょう」
「いえ、いらないわ」
差し出された手を押し返し、出口へ向かう。足元が覚束ない。カンナが倒れたからなのか、アンスリウムにあんな目を向けられたからか。
とにかく早く、ミタマに会いたい。彼は私の部屋で待っている。あの子がいれば、私は大丈夫だ。
▽
2日後にカンナは出仕した。私の部屋を訪れた彼は、深く頭を下げる。
「申し訳ございません。儀式をあのような形で終わらせてしまって」
「白鬼様の角を落としたのは私じゃない」
扉の前に控えていたメイドに、紅茶を3つ持ってくるよう命じた。カンナには、ソファに座るように言う。
私はその対面に座り、横にミタマを座らせた。
「それよりあなたは大丈夫なの? あの程度の切り傷で倒れるなんて……医者はなんて?」
「異常はないようです。緊張してたからだろうと言われました」
私はひじ掛けを支えに頬杖をついた。
実は同じ報告を、アンスリウムからも受けていた。その時の彼の目には、儀式の最後に見た憎悪はまったくなかった。あれは見間違いだったのではないか、と思うほど。
メイドが紅茶を運んできた。とてもいい香りがする。
「ほらミタマ、いい香りでしょう?」
彼は味覚はダメな代わりに嗅覚はひどく良い。だからわざわざ、香りが大変良いと評判のこれを取り寄せたのだ。
ふと、カンナがぼんやりとしたままミタマを見ていることに気が付く。
「やっぱり、まだ調子が悪いんじゃない?」
そう声をかけると、カンナは目をぱちくりさせ、頬を少しだけ赤くさせた。私とミタマを、ちらちらと見比べている。
「ミタマがどうかしたの?」
「あ、いや、えっと、あの、デル……デルフィニウムのことはどう思っていますか?」
急に何かしら。訝しく思って、眉をしかめてしまう。
「別にどうとも思ってないけど」
「本当ですか? 一目惚れしたとか……」
「はぁ? 私がそんなのするわけないじゃない」
眉間のしわをますます深くさせてしまった。カンナは首をすくめる。
何か変だ。以前のカンナとは少し違う。まるで別人みたいな。
思い当たる節があった。彼が変わったのは、白鬼様の角に触れてから。恐らく彼に、前世の記憶が戻ったのだろう。デルフィニウムに一目惚れだのなんだの言っているあたり、『カン花』をプレイしていた人間だ。確かゲームのソバナは、デルフィニウムに一目惚れしたという理由で、彼を婚約者に指定してたはず。
鎌をかけてみようか。どこのどういう人間だったのか、少し興味がある。
「あなた、倒れてからやっぱり変よ。変な夢でも見たんじゃない?」
「夢……そうか。ソバナ様、私の話を聞いてもらえませんか?」
彼は意を決したようだ。鷹揚に頷いてみせる。
「気を失っている間に夢を見たんです。私はこの世界を舞台にしたゲーム……物語を読んでいました」
カンナの前に置かれた紅茶に、彼の顔が映る。どこか懐かしそうな顔をしていた。
「その物語を読んでるあなたは、どういう人間だったの?」
「私は16歳の女の子でした」
「へえ、女の子」
びっくりした。違う性別に転生するということもあるのか。まあ、おじさんが悪役令嬢に、とかいうものもあったし、あり得ることか。
「私は高校という、同じ年齢の子どもたちを集めて勉強をするところに通っていました。その世界では、目の色なんかで階級を決めていなかったので、みんな平等でした」
平等という言葉に眉をひそめた。
「みんな平等? そんな世界、あるわけないじゃない。人間っていうのはね、何かをいじめていないと気が済まないものよ。私たちが金の目の人間をいじめるのもそう。あなたの世界にも、絶対にいじめはあったはずだわ」
「確かに、ありました。私……夢の中の私は、それを苦にして自殺しました」
カンナの顔に影が落ちる。
「あなたがいじめられてたってこと?」
「はい。私は弱かった。そんなことで死を選ぶなんて。同じ状況でも、すみれは強く生きていたのに」
瞬間、周囲のすべての時が止まったような気がした。指がぶるぶると小さく震える。
「す、すみれって?」
声も震えていた。抑えるのに必死だった。幸い、カンナは気が付かなかった。
「あ、すみません説明もなしに。私の友達の名前です。美人だけど、すごく気が強い子だったんです」
微笑みを浮かべ、カンナは説明する。
手を握りしめた。彼、いや彼女に気づかれないように深呼吸して、心臓をバクバク言わせながら、やっとのことで言葉を出す。
「夢の中の、あなたの名前は?」
彼は静かに顔を上げた。赤い目に、私が映る。
「渡辺椿です」
やっぱり。内側からこみ上がってくる熱を、喉のあたりでぐっと抑えた。
まさか椿が、こんなに近くにいただなんて。ああ、だからカンナに対しては、嫌な気持ちがあまり湧かなかったんだ。
受け取って、抜刀した。この作業も慣れたものだ。
刀は相変わらず真っ白だった。初めて見るカンナは、その白さに目を奪われているようだった。けどすぐに気を取り直したのか、姿勢を正した。
「これにて儀式は滞りなく終了しました。みなさま、拍手を」
カンナがそう言うと、聖堂に拍手が響く。私は刀を鞘に納めようとした。
柄を握る手がすべって、刀は私の手から離れた。抜き身のそれが、足元へまっすぐ落下する。
「危ない!」
いちばん近くにいたカンナが、とっさに手を出してそれを掴み取った。手袋も何もしていない手で握ったから、当然のように血が流れる。
痛みでカンナの顔が歪んだ。かと思うと、何かに驚いたかのように目を見開く。そしてそのまま、倒れてしまった。
「カンナ!?」
私の悲鳴に、周りの貴族たちが慌てて駆けつけた。特に勢いよくやってきたのは、カンナの父であるアンスリウムだ。
「カンナ! しっかりしろ、カンナ!」
アンスリウムが呼んでも、カンナは目を閉じたままだった。胸が上下しているのが見えたので、生きてはいる。その事実に私は安堵の息を漏らした。
カンナを抱きかかえると、アンスリウムは足早に聖堂を出て行く。
一瞬、彼がこちらを見た。その目には憎悪が宿っていた。赤い色のせいで、炎が燃えているように見えた。アンスリウムのそんな目は、初めて見る。身が凍るような感覚を覚えた。
「ソバナ様、大丈夫でしたか?」
デルフィニウムが、その青い目に困惑の色をにじませながら声を掛けてきた。返す言葉が無くて、私はひとつ頷く。
「よければ部屋までお送りしましょう」
「いえ、いらないわ」
差し出された手を押し返し、出口へ向かう。足元が覚束ない。カンナが倒れたからなのか、アンスリウムにあんな目を向けられたからか。
とにかく早く、ミタマに会いたい。彼は私の部屋で待っている。あの子がいれば、私は大丈夫だ。
▽
2日後にカンナは出仕した。私の部屋を訪れた彼は、深く頭を下げる。
「申し訳ございません。儀式をあのような形で終わらせてしまって」
「白鬼様の角を落としたのは私じゃない」
扉の前に控えていたメイドに、紅茶を3つ持ってくるよう命じた。カンナには、ソファに座るように言う。
私はその対面に座り、横にミタマを座らせた。
「それよりあなたは大丈夫なの? あの程度の切り傷で倒れるなんて……医者はなんて?」
「異常はないようです。緊張してたからだろうと言われました」
私はひじ掛けを支えに頬杖をついた。
実は同じ報告を、アンスリウムからも受けていた。その時の彼の目には、儀式の最後に見た憎悪はまったくなかった。あれは見間違いだったのではないか、と思うほど。
メイドが紅茶を運んできた。とてもいい香りがする。
「ほらミタマ、いい香りでしょう?」
彼は味覚はダメな代わりに嗅覚はひどく良い。だからわざわざ、香りが大変良いと評判のこれを取り寄せたのだ。
ふと、カンナがぼんやりとしたままミタマを見ていることに気が付く。
「やっぱり、まだ調子が悪いんじゃない?」
そう声をかけると、カンナは目をぱちくりさせ、頬を少しだけ赤くさせた。私とミタマを、ちらちらと見比べている。
「ミタマがどうかしたの?」
「あ、いや、えっと、あの、デル……デルフィニウムのことはどう思っていますか?」
急に何かしら。訝しく思って、眉をしかめてしまう。
「別にどうとも思ってないけど」
「本当ですか? 一目惚れしたとか……」
「はぁ? 私がそんなのするわけないじゃない」
眉間のしわをますます深くさせてしまった。カンナは首をすくめる。
何か変だ。以前のカンナとは少し違う。まるで別人みたいな。
思い当たる節があった。彼が変わったのは、白鬼様の角に触れてから。恐らく彼に、前世の記憶が戻ったのだろう。デルフィニウムに一目惚れだのなんだの言っているあたり、『カン花』をプレイしていた人間だ。確かゲームのソバナは、デルフィニウムに一目惚れしたという理由で、彼を婚約者に指定してたはず。
鎌をかけてみようか。どこのどういう人間だったのか、少し興味がある。
「あなた、倒れてからやっぱり変よ。変な夢でも見たんじゃない?」
「夢……そうか。ソバナ様、私の話を聞いてもらえませんか?」
彼は意を決したようだ。鷹揚に頷いてみせる。
「気を失っている間に夢を見たんです。私はこの世界を舞台にしたゲーム……物語を読んでいました」
カンナの前に置かれた紅茶に、彼の顔が映る。どこか懐かしそうな顔をしていた。
「その物語を読んでるあなたは、どういう人間だったの?」
「私は16歳の女の子でした」
「へえ、女の子」
びっくりした。違う性別に転生するということもあるのか。まあ、おじさんが悪役令嬢に、とかいうものもあったし、あり得ることか。
「私は高校という、同じ年齢の子どもたちを集めて勉強をするところに通っていました。その世界では、目の色なんかで階級を決めていなかったので、みんな平等でした」
平等という言葉に眉をひそめた。
「みんな平等? そんな世界、あるわけないじゃない。人間っていうのはね、何かをいじめていないと気が済まないものよ。私たちが金の目の人間をいじめるのもそう。あなたの世界にも、絶対にいじめはあったはずだわ」
「確かに、ありました。私……夢の中の私は、それを苦にして自殺しました」
カンナの顔に影が落ちる。
「あなたがいじめられてたってこと?」
「はい。私は弱かった。そんなことで死を選ぶなんて。同じ状況でも、すみれは強く生きていたのに」
瞬間、周囲のすべての時が止まったような気がした。指がぶるぶると小さく震える。
「す、すみれって?」
声も震えていた。抑えるのに必死だった。幸い、カンナは気が付かなかった。
「あ、すみません説明もなしに。私の友達の名前です。美人だけど、すごく気が強い子だったんです」
微笑みを浮かべ、カンナは説明する。
手を握りしめた。彼、いや彼女に気づかれないように深呼吸して、心臓をバクバク言わせながら、やっとのことで言葉を出す。
「夢の中の、あなたの名前は?」
彼は静かに顔を上げた。赤い目に、私が映る。
「渡辺椿です」
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