14 / 15
断罪されます。中
しおりを挟む
意味もなく段数を数えていた。10数えたところで、視界が一気に広がる。処刑台の上にたどり着いた。
台の周りには人間が群がっていた。処刑は娯楽。しかもこの国の頂点にいた人間が、今回の受刑対象だ。その歴史的瞬間を見逃すまいと、いつも以上に多くの人間が集まっている。
処刑方法は簡単。執行人が斧で処刑人の首をはねる。ギロチンなんて人道的なものはない。だから石造りの処刑台の上には、何もない。鎖を括りつける杭が1本、真ん中に刺さっているだけ。
杭に私の鎖がしばりつけられた。もうこれで逃げられない。
アンスリウムが処刑用の斧を持って現れた。彼が執行役を買ってでたようだ。憎き敵はこの手で討たないと気が済まないというわけか。
「待ってください父上!」
転がるようにしてカンナが現れた。急いでやってきたからか、息が切れている。服は男物のままだった。もう、きらびやかなドレスを着ても大丈夫なのに。
「やっぱり処刑はいけません! 他に罪を償う方法はいくらでもあります!」
「いいやカンナ。彼女は殺さねばならない。目の色で身分を決める時代に、終わりを告げる証として」
台に群がる人間が、カンナに向けてブーイングを放つ。殺せ、殺さねば気が済まぬと口々に叫ぶ。カンナは悔しそうに歯噛みした。
「では最期に、ソバナ様と話をさせてください」
アンスリウムは鷹揚に頷いて、斧の先を地面につけた。カンナが振り向く。痛みを堪えるような顔をしている。
「私に敬称をつける必要は、もうないわよ」
茶化すように言ったけど、効果はなかった。
「ならソバナと……いや、すみれと呼ばせてもらう」
眉間にしわをぐっと寄せた。そうしないと、驚いた顔を見せてしまいそうだったから。
「名前を間違えるなんて失礼じゃないかしら?」
「お前がすみれじゃないと理解できない。お前の態度が変わったのは、俺が夢の話をした後。あれが前世の話だって、気づいたんだろ? 俺が渡辺椿だと知って、『カン花』の主人公だと理解したんだろう? だからわざわざミタマから名前を取り上げて、俺に近づけさせた。俺がアサザ推しだったから」
赤い目に映る私は、眉をしかめて、口を引き結んで、まるで怒っているみたいな顔だった。椿にはどう映っているのだろう。その通りに見えていると、いいのだけれど。
「だけどすみれ、この世界は、『カン花』じゃない」
椿はぐるりと周囲を見回した。
「『カン花』に白鬼様なんていなかった。そこからおかしかったんだ。なのに俺は、『カン花』に転生したと思い込んで、俺たちの世界で流行っていた転生ものの小説ように、フラグを折ればお前は処刑されないと思い込んだ。でもここは『カン花』じゃないから、俺がお前の奴隷にアサザなんて名前を付けなくても、お前がデルを婚約者にしなくても、革命は起きた。変わらないのは、原因が俺だという点だ。俺が初代の王のしでかしたことを暴いて、それを父上に伝えてしまったから。俺がお前を、処刑ルートに追い込んでしまった」
視線が私に戻ってきた。その目から、涙がこぼれる。そんな顔をさせたくなかった。だから全部黙っているのに。
首を横に振って、彼女の言葉を拒絶する。
「私はすみれなんて女じゃないわ。私はソバナ。悪逆非道の政治を強いて国民を苦しませた、処刑されるべき女王よ」
私と椿の間に、冷たい風が吹き抜けた。
「カンナ、もういいだろう。刻限はとっくに過ぎている」
アンスリウムの言葉にぎくりとした彼女は、せわしなく辺りを見回した。目当てのものが見つからなかったのか、失望の色を見せる。そして再び私を見た。
「『カン花』と違うところがもうひとつあるんだ。お前の奴隷だ。あれはアサザじゃない。顔が全然違う」
椿の言葉に、思わず眉をひそめてしまう。
「お前が拾わなかった本物のアサザは、ゲーム通りネコヤナギの家で奴隷をやってたよ。アサザ推しの俺が間違えるはずない。女王様に奴隷を取られた後、新しく買い直したそうだ」
聞いたことがある名前だ。そうだ、4年前、馬車に轢かれそうになっていた子どもだ。私と、あのシロそっくりの奴隷が出会うことになったきっかけを作った人間。
あの時拾ったのは、ゲームのアサザじゃない? じゃあ、あの子は誰?
「カンナ! いい加減にしなさい!」
しびれを切らしたのか、アンスリウムが大きな声を出した。衛兵たちが現れて彼女を掴み、引きずるようにして私の傍から離した。そして処刑台を下りていく。まだ彼女は何か言っていたけれど、その声は群衆の喧騒に紛れてしまって、うまく聞き取れなかった。
「始めるぞ」
アンスリウムが冷たく合図をかける。彼が切りやすいようひざをついて、首を差し出した。逃げ出すつもりは毛頭ない。
彼の持っている斧では、首を落とすのに時間がかかる。その間、私はひどい苦痛を受けるだろう。耐えなければならない。
そっとまぶたを閉じる。前世と違って、何も思い残すことはない。そのはずだった。
脳裏に彼の姿が浮かんだ。
やっぱりダメだ。あの子がアサザじゃないんなら、彼はこの後どうなる?
剣が振り下ろされる気配がした。全身の毛が逆立つような恐怖に支配される。叫ぶ間もなく、私の首に斧が落とされた。
そう思った。だけど、私の首に落ちてきたのは痛みではなく、生暖かい水のような何かだった。
思わず目を開けて、顔を上げる。後頭部に軽くぶつかったものを見ると、斧の切っ先から私を守る手だった。その手からは鮮血が滴り落ちている。
「ミタマ?」
ポロリと零れた名前に、彼は目を細めた。
その色が、変わっていた。琥珀みたいな金色だったのに、アメジストのような紫色になっている。
ミタマは斧をぐいと自分の方に寄せた。呆然とするアンスリウムの手から、それは簡単に離れた。
彼は手の平に刺さるそれを抜いて、処刑台の上に捨てた。その手で、腰に差していた刀の柄を握り、抜刀する。
出てきた刀身は真っ白だ。その美しさに、初めて見た群衆が感嘆の息を漏らす。
刀は吸い込まれるように、私の枷をきれいに切断した。途端に体が軽くなったように感じる。
「お前、それは、白鬼様の角じゃないか! 聖堂から盗んだのか!?」
「これは俺のだ」
慣れた手つきで納刀すると、ミタマはさっき私に向けたのとは全然違う笑みをアンスリウムに向ける。その顔を見たアンスリウムは、驚愕に目を見張った。
「お前、目が……紫、に!?」
ざわつきが大きく広がった。その混乱の隙をついたのか、カンナが処刑台をよじ登ってきたのが視界の端に映る。
「白鬼様です」
誰かが言ったその言葉で、ぴたりとざわつきが止まる。口を開いたのは、聖堂を管理していた人間だ。
「白い髪に紫色の目。それに見なさい、手の平を。あれを神の御技と言わずしてなんという!」
その指は、ミタマの手に向けられていた。そこには、斧を掴んだ時にできたはずの傷が、まるで最初からそんなものはなかったかのようにきれいに消えていた。
みんながミタマに注目していた。彼は臆することなく、静かに立っている。
アンスリウムが膝をつき、頭を下げた。周りの人間もそれに倣う。やっていないのは私とカンナだけになった。
「ミタマ、あなたが本当に白鬼様なの?」
「そう呼ばれていた時もある」
ミタマが右手を差し出す。それを取ると、流れるようにお姫様抱っこをされてしまった。
顔が近い。頬に熱が集まる。
台の周りには人間が群がっていた。処刑は娯楽。しかもこの国の頂点にいた人間が、今回の受刑対象だ。その歴史的瞬間を見逃すまいと、いつも以上に多くの人間が集まっている。
処刑方法は簡単。執行人が斧で処刑人の首をはねる。ギロチンなんて人道的なものはない。だから石造りの処刑台の上には、何もない。鎖を括りつける杭が1本、真ん中に刺さっているだけ。
杭に私の鎖がしばりつけられた。もうこれで逃げられない。
アンスリウムが処刑用の斧を持って現れた。彼が執行役を買ってでたようだ。憎き敵はこの手で討たないと気が済まないというわけか。
「待ってください父上!」
転がるようにしてカンナが現れた。急いでやってきたからか、息が切れている。服は男物のままだった。もう、きらびやかなドレスを着ても大丈夫なのに。
「やっぱり処刑はいけません! 他に罪を償う方法はいくらでもあります!」
「いいやカンナ。彼女は殺さねばならない。目の色で身分を決める時代に、終わりを告げる証として」
台に群がる人間が、カンナに向けてブーイングを放つ。殺せ、殺さねば気が済まぬと口々に叫ぶ。カンナは悔しそうに歯噛みした。
「では最期に、ソバナ様と話をさせてください」
アンスリウムは鷹揚に頷いて、斧の先を地面につけた。カンナが振り向く。痛みを堪えるような顔をしている。
「私に敬称をつける必要は、もうないわよ」
茶化すように言ったけど、効果はなかった。
「ならソバナと……いや、すみれと呼ばせてもらう」
眉間にしわをぐっと寄せた。そうしないと、驚いた顔を見せてしまいそうだったから。
「名前を間違えるなんて失礼じゃないかしら?」
「お前がすみれじゃないと理解できない。お前の態度が変わったのは、俺が夢の話をした後。あれが前世の話だって、気づいたんだろ? 俺が渡辺椿だと知って、『カン花』の主人公だと理解したんだろう? だからわざわざミタマから名前を取り上げて、俺に近づけさせた。俺がアサザ推しだったから」
赤い目に映る私は、眉をしかめて、口を引き結んで、まるで怒っているみたいな顔だった。椿にはどう映っているのだろう。その通りに見えていると、いいのだけれど。
「だけどすみれ、この世界は、『カン花』じゃない」
椿はぐるりと周囲を見回した。
「『カン花』に白鬼様なんていなかった。そこからおかしかったんだ。なのに俺は、『カン花』に転生したと思い込んで、俺たちの世界で流行っていた転生ものの小説ように、フラグを折ればお前は処刑されないと思い込んだ。でもここは『カン花』じゃないから、俺がお前の奴隷にアサザなんて名前を付けなくても、お前がデルを婚約者にしなくても、革命は起きた。変わらないのは、原因が俺だという点だ。俺が初代の王のしでかしたことを暴いて、それを父上に伝えてしまったから。俺がお前を、処刑ルートに追い込んでしまった」
視線が私に戻ってきた。その目から、涙がこぼれる。そんな顔をさせたくなかった。だから全部黙っているのに。
首を横に振って、彼女の言葉を拒絶する。
「私はすみれなんて女じゃないわ。私はソバナ。悪逆非道の政治を強いて国民を苦しませた、処刑されるべき女王よ」
私と椿の間に、冷たい風が吹き抜けた。
「カンナ、もういいだろう。刻限はとっくに過ぎている」
アンスリウムの言葉にぎくりとした彼女は、せわしなく辺りを見回した。目当てのものが見つからなかったのか、失望の色を見せる。そして再び私を見た。
「『カン花』と違うところがもうひとつあるんだ。お前の奴隷だ。あれはアサザじゃない。顔が全然違う」
椿の言葉に、思わず眉をひそめてしまう。
「お前が拾わなかった本物のアサザは、ゲーム通りネコヤナギの家で奴隷をやってたよ。アサザ推しの俺が間違えるはずない。女王様に奴隷を取られた後、新しく買い直したそうだ」
聞いたことがある名前だ。そうだ、4年前、馬車に轢かれそうになっていた子どもだ。私と、あのシロそっくりの奴隷が出会うことになったきっかけを作った人間。
あの時拾ったのは、ゲームのアサザじゃない? じゃあ、あの子は誰?
「カンナ! いい加減にしなさい!」
しびれを切らしたのか、アンスリウムが大きな声を出した。衛兵たちが現れて彼女を掴み、引きずるようにして私の傍から離した。そして処刑台を下りていく。まだ彼女は何か言っていたけれど、その声は群衆の喧騒に紛れてしまって、うまく聞き取れなかった。
「始めるぞ」
アンスリウムが冷たく合図をかける。彼が切りやすいようひざをついて、首を差し出した。逃げ出すつもりは毛頭ない。
彼の持っている斧では、首を落とすのに時間がかかる。その間、私はひどい苦痛を受けるだろう。耐えなければならない。
そっとまぶたを閉じる。前世と違って、何も思い残すことはない。そのはずだった。
脳裏に彼の姿が浮かんだ。
やっぱりダメだ。あの子がアサザじゃないんなら、彼はこの後どうなる?
剣が振り下ろされる気配がした。全身の毛が逆立つような恐怖に支配される。叫ぶ間もなく、私の首に斧が落とされた。
そう思った。だけど、私の首に落ちてきたのは痛みではなく、生暖かい水のような何かだった。
思わず目を開けて、顔を上げる。後頭部に軽くぶつかったものを見ると、斧の切っ先から私を守る手だった。その手からは鮮血が滴り落ちている。
「ミタマ?」
ポロリと零れた名前に、彼は目を細めた。
その色が、変わっていた。琥珀みたいな金色だったのに、アメジストのような紫色になっている。
ミタマは斧をぐいと自分の方に寄せた。呆然とするアンスリウムの手から、それは簡単に離れた。
彼は手の平に刺さるそれを抜いて、処刑台の上に捨てた。その手で、腰に差していた刀の柄を握り、抜刀する。
出てきた刀身は真っ白だ。その美しさに、初めて見た群衆が感嘆の息を漏らす。
刀は吸い込まれるように、私の枷をきれいに切断した。途端に体が軽くなったように感じる。
「お前、それは、白鬼様の角じゃないか! 聖堂から盗んだのか!?」
「これは俺のだ」
慣れた手つきで納刀すると、ミタマはさっき私に向けたのとは全然違う笑みをアンスリウムに向ける。その顔を見たアンスリウムは、驚愕に目を見張った。
「お前、目が……紫、に!?」
ざわつきが大きく広がった。その混乱の隙をついたのか、カンナが処刑台をよじ登ってきたのが視界の端に映る。
「白鬼様です」
誰かが言ったその言葉で、ぴたりとざわつきが止まる。口を開いたのは、聖堂を管理していた人間だ。
「白い髪に紫色の目。それに見なさい、手の平を。あれを神の御技と言わずしてなんという!」
その指は、ミタマの手に向けられていた。そこには、斧を掴んだ時にできたはずの傷が、まるで最初からそんなものはなかったかのようにきれいに消えていた。
みんながミタマに注目していた。彼は臆することなく、静かに立っている。
アンスリウムが膝をつき、頭を下げた。周りの人間もそれに倣う。やっていないのは私とカンナだけになった。
「ミタマ、あなたが本当に白鬼様なの?」
「そう呼ばれていた時もある」
ミタマが右手を差し出す。それを取ると、流れるようにお姫様抱っこをされてしまった。
顔が近い。頬に熱が集まる。
0
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
なりゆきで妻になった割に大事にされている……と思ったら溺愛されてた
たぬきち25番
恋愛
男爵家の三女イリスに転生した七海は、貴族の夜会で相手を見つけることができずに女官になった。
女官として認められ、夜会を仕切る部署に配属された。
そして今回、既婚者しか入れない夜会の責任者を任せられた。
夜会当日、伯爵家のリカルドがどうしても公爵に会う必要があるので夜会会場に入れてほしいと懇願された。
だが、会場に入るためには結婚をしている必要があり……?
※本当に申し訳ないです、感想の返信できないかもしれません……
※他サイト様にも掲載始めました!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる