2 / 19
第一章 シャラ
二、“白鬼”
しおりを挟む
狭くて暗い部屋で膝を抱えて座る女は、足音を聞きつけて顔を上げました。
老女と太った男が、彼女の目に入ります。
「“白鬼”、客だよ。相手してやんな」
老女は冷たく言うと、男を残してさっさときびすを返してしまいました。
客の男は、“白鬼”と呼ばれた女の顎を片手で掴み、下卑た笑いを浮かべて彼女を見下ろします。
「これが“白鬼”か。確かに美人は美人だ。だがこの無愛想な顔は、なんとかならんのか。あと、この髪」
客の男はぐいと“白鬼”の髪を引っ張りました。腰まで届くその髪は、真っ白に染まっています。
「まるで老婆じゃねえか。ま、肌はぴちぴちだけどよ」
真珠のように輝く“白鬼”の体を撫でて、男は舌なめずりをしました。
“白鬼”は男を睨みながらも、その愛撫から逃げようとはしませんでした。
“白鬼”で遊んでから数刻も経たないうちに、男は帰っていきました。
体に残る男の体温に、“白鬼”はしかめ面を作ります。
「入るよー」
不意に明るい声が聞こえたかと思うと、ひとりの女が入ってきました。濃い青紫色の生地に朝顔が散りばめられた着物を着た女は、“白鬼”を見てにっこりと笑うと、その目の前に座りました。
「今日はおにぎりと、なんとお漬物もありまーす!」
女は裾から、風呂敷を取り出します。広げると、玄米で作ったおにぎりと、ナスの漬物が出てきました。
“白鬼”はそれに手を伸ばさず、ジロリと女を睨みます。
「ロクロ、また厨房からくすねてきたんでしょ。怒られるわよ」
「でもご飯、食べてないでしょ?」
反応のない“白鬼”に代わって、彼女のお腹が音を鳴らしました。ロクロがこらえきれないといった様子で、小さく吹き出します。
“白鬼”は顔を少し赤くして、おにぎりを食べ始めました。
咀嚼しながら、目の前の女を再び睨みます。
「私なんかに構ってる暇があるんなら、客の相手してなさいよ。最近いい人できたんでしょ」
「それとこれとは別。私が好きで構ってるんだから」
「妹に似てるから?」
「髪の色だけね。他は全然。妹は可愛くて、あんたは美人」
“白鬼”が最後の一口を飲み込むと、ロクロは空になった風呂敷を、丁寧にたたみます。
「そういえば、白鬼って知ってる?」
“白鬼”は小さく首を横に振りました。
「白い髪に紫色の目、額に1本の角を持つ鬼。最近、京でよく目撃されてるらしいよ。魂を食べちゃうんだって。怖いよねえ。私はまだ死にたくないわ。せめて愛する人と結婚してからじゃないと。ね、あんたは、生きてる間にやりたいことないの?」
その問いに、“白鬼”は口を開くことはありませんでした。ロクロは肩をすくめます。
「じゃ、そろそろ”いい人”がくるから」
来た時と同じ笑顔で、着物の朝顔を翻しながら、ロクロは出ていきました。
途端、部屋の中が暗くなったように、“白鬼”は感じました。
▽
ロクロが握り飯を持ってきてから、数日が経ちました。
お腹を空かせた”白鬼”は、音を立てないように注意しながら部屋を出て、厨房を覗きました。
幸いなことに誰もいません。それでも注意しながら入り、櫃に入った玄米を掴み、その場で口に入れました。
遠くで女の話し声が聞こえます。近づいてきたら逃げようと、“白鬼”は会話に耳をそばだてながらも玄米を食べ続けます。
「ロクロ見た?」
「見た。心中だって。でもなんで、何も着てなかったんだろう」
「盗まれたんじゃない? ここだけの話、死んだ後に乱暴されてるみたいよ」
「ええっ……うええ、趣味悪すぎ」
会話の内容に、“白鬼”は頭に石をぶつけられたようなほどの衝撃を受けました。
食欲はすっかりなくなり、フラフラとした足取りで、部屋に戻ります。
四畳半ほどの部屋は相変わらず埃にまみれ、うすら寒く、どんよりとした陰に覆われていました。
煎餅の方がまだマシなほどの薄い布団にへたり込んだ“白鬼”は、ボロボロと涙をこぼしました。
それから何刻経ったのかは分かりません。老女が戸を開けたのを機に、“白鬼”は我に帰りました。
「客だ。相手してやんな」
“白鬼”はいつもそうするように、ガラス玉のような目を鋭くします。が、その目はすぐに驚きで丸くなりました。
その客が入ってきた時、“白鬼”は老人が入ってきたのかと思いました。自分と同じか、それ以上に真っ白な髪を、その男は持っていたのです。額に巻いている黒い布と、黒一色の着物が、その白さを余計に際立たせていました。
老人でないことはすぐに分かりました。肌にしわが全くありませんし、顔立ちにはまだ幼さが残っています。
初めて見る客です。なのになぜか、“白鬼”はこの男、と言うより少年と言った方が正しそうな彼を見て「懐かしい」と思いました。
少年は“白鬼”の前に腰を下ろしました。腰に差していた刀は、抱くようにして持ち直します。真っ黒な鞘が、部屋にある僅かな灯りを反射して、鈍く光りました。
そこで“白鬼”は、自分がこの少年に目を奪われていたことに気が付きました。
気を取り直して、“白鬼”はその少年を睨みました。しかし少年はそれに構うことなく、淡々とした声色でこう吐きました。
「俺はお前を殺しに来た」
少年の紫色の目が、“白鬼”を射抜きます。“白鬼”は蛇に睨まれた蛙のように、身を固くすることしかできませんでした。
「殺す? 私を? どうして?」
「お前の魂を喰えば、俺は人に戻れる」
そう言って、少年は頭に巻いていた布を取り払いました。その額からは、1本の真っ白な角が生えていました。
”白鬼”はロクロの話を思い出しました。
「あなたが白鬼なの?」
「ああ」
相変わらず無表情な少年の顔を見ているうちに、“白鬼”の腹が、むかむかと熱くなってきました。
「嫌よ! どうしてあなたのために、私が死ななきゃいけないのよ! 自分の人生にだって、全然満足してないのに!」
叫ぶ“白鬼”を、じっと何かを考えるように少年は見つめます。
「ならこうしよう。俺はお前を殺す。殺すのは今じゃない。お前が『満足だ』と言った時だ。それまで、俺はお前の僕になる」
「しもべ?」
「ああ。お前の望みを、何でも叶えてやる」
“白鬼”は少年を、穴が空くほど凝視しました。本気のようです。考えは読めませんが、嘘をついていないことはなぜか分かりました。
「本当になんでもするの?」
少年は頷きました。
「じゃあ、私をここから出してちょうだい」
少年は無言のまま、刀を抜きました。その刀身の白さに、“白鬼”は目を見張ります。
少年は豆腐でも切るように、簡単に部屋の壁を斬ってしまいました。ちょうど、“白鬼”が屈めば通れそうな四角い穴が空き、そこからひんやりとした空気が入り込んできます。
「行くぞ」
差し出された手を、“白鬼”は思わず取りました。
老女と太った男が、彼女の目に入ります。
「“白鬼”、客だよ。相手してやんな」
老女は冷たく言うと、男を残してさっさときびすを返してしまいました。
客の男は、“白鬼”と呼ばれた女の顎を片手で掴み、下卑た笑いを浮かべて彼女を見下ろします。
「これが“白鬼”か。確かに美人は美人だ。だがこの無愛想な顔は、なんとかならんのか。あと、この髪」
客の男はぐいと“白鬼”の髪を引っ張りました。腰まで届くその髪は、真っ白に染まっています。
「まるで老婆じゃねえか。ま、肌はぴちぴちだけどよ」
真珠のように輝く“白鬼”の体を撫でて、男は舌なめずりをしました。
“白鬼”は男を睨みながらも、その愛撫から逃げようとはしませんでした。
“白鬼”で遊んでから数刻も経たないうちに、男は帰っていきました。
体に残る男の体温に、“白鬼”はしかめ面を作ります。
「入るよー」
不意に明るい声が聞こえたかと思うと、ひとりの女が入ってきました。濃い青紫色の生地に朝顔が散りばめられた着物を着た女は、“白鬼”を見てにっこりと笑うと、その目の前に座りました。
「今日はおにぎりと、なんとお漬物もありまーす!」
女は裾から、風呂敷を取り出します。広げると、玄米で作ったおにぎりと、ナスの漬物が出てきました。
“白鬼”はそれに手を伸ばさず、ジロリと女を睨みます。
「ロクロ、また厨房からくすねてきたんでしょ。怒られるわよ」
「でもご飯、食べてないでしょ?」
反応のない“白鬼”に代わって、彼女のお腹が音を鳴らしました。ロクロがこらえきれないといった様子で、小さく吹き出します。
“白鬼”は顔を少し赤くして、おにぎりを食べ始めました。
咀嚼しながら、目の前の女を再び睨みます。
「私なんかに構ってる暇があるんなら、客の相手してなさいよ。最近いい人できたんでしょ」
「それとこれとは別。私が好きで構ってるんだから」
「妹に似てるから?」
「髪の色だけね。他は全然。妹は可愛くて、あんたは美人」
“白鬼”が最後の一口を飲み込むと、ロクロは空になった風呂敷を、丁寧にたたみます。
「そういえば、白鬼って知ってる?」
“白鬼”は小さく首を横に振りました。
「白い髪に紫色の目、額に1本の角を持つ鬼。最近、京でよく目撃されてるらしいよ。魂を食べちゃうんだって。怖いよねえ。私はまだ死にたくないわ。せめて愛する人と結婚してからじゃないと。ね、あんたは、生きてる間にやりたいことないの?」
その問いに、“白鬼”は口を開くことはありませんでした。ロクロは肩をすくめます。
「じゃ、そろそろ”いい人”がくるから」
来た時と同じ笑顔で、着物の朝顔を翻しながら、ロクロは出ていきました。
途端、部屋の中が暗くなったように、“白鬼”は感じました。
▽
ロクロが握り飯を持ってきてから、数日が経ちました。
お腹を空かせた”白鬼”は、音を立てないように注意しながら部屋を出て、厨房を覗きました。
幸いなことに誰もいません。それでも注意しながら入り、櫃に入った玄米を掴み、その場で口に入れました。
遠くで女の話し声が聞こえます。近づいてきたら逃げようと、“白鬼”は会話に耳をそばだてながらも玄米を食べ続けます。
「ロクロ見た?」
「見た。心中だって。でもなんで、何も着てなかったんだろう」
「盗まれたんじゃない? ここだけの話、死んだ後に乱暴されてるみたいよ」
「ええっ……うええ、趣味悪すぎ」
会話の内容に、“白鬼”は頭に石をぶつけられたようなほどの衝撃を受けました。
食欲はすっかりなくなり、フラフラとした足取りで、部屋に戻ります。
四畳半ほどの部屋は相変わらず埃にまみれ、うすら寒く、どんよりとした陰に覆われていました。
煎餅の方がまだマシなほどの薄い布団にへたり込んだ“白鬼”は、ボロボロと涙をこぼしました。
それから何刻経ったのかは分かりません。老女が戸を開けたのを機に、“白鬼”は我に帰りました。
「客だ。相手してやんな」
“白鬼”はいつもそうするように、ガラス玉のような目を鋭くします。が、その目はすぐに驚きで丸くなりました。
その客が入ってきた時、“白鬼”は老人が入ってきたのかと思いました。自分と同じか、それ以上に真っ白な髪を、その男は持っていたのです。額に巻いている黒い布と、黒一色の着物が、その白さを余計に際立たせていました。
老人でないことはすぐに分かりました。肌にしわが全くありませんし、顔立ちにはまだ幼さが残っています。
初めて見る客です。なのになぜか、“白鬼”はこの男、と言うより少年と言った方が正しそうな彼を見て「懐かしい」と思いました。
少年は“白鬼”の前に腰を下ろしました。腰に差していた刀は、抱くようにして持ち直します。真っ黒な鞘が、部屋にある僅かな灯りを反射して、鈍く光りました。
そこで“白鬼”は、自分がこの少年に目を奪われていたことに気が付きました。
気を取り直して、“白鬼”はその少年を睨みました。しかし少年はそれに構うことなく、淡々とした声色でこう吐きました。
「俺はお前を殺しに来た」
少年の紫色の目が、“白鬼”を射抜きます。“白鬼”は蛇に睨まれた蛙のように、身を固くすることしかできませんでした。
「殺す? 私を? どうして?」
「お前の魂を喰えば、俺は人に戻れる」
そう言って、少年は頭に巻いていた布を取り払いました。その額からは、1本の真っ白な角が生えていました。
”白鬼”はロクロの話を思い出しました。
「あなたが白鬼なの?」
「ああ」
相変わらず無表情な少年の顔を見ているうちに、“白鬼”の腹が、むかむかと熱くなってきました。
「嫌よ! どうしてあなたのために、私が死ななきゃいけないのよ! 自分の人生にだって、全然満足してないのに!」
叫ぶ“白鬼”を、じっと何かを考えるように少年は見つめます。
「ならこうしよう。俺はお前を殺す。殺すのは今じゃない。お前が『満足だ』と言った時だ。それまで、俺はお前の僕になる」
「しもべ?」
「ああ。お前の望みを、何でも叶えてやる」
“白鬼”は少年を、穴が空くほど凝視しました。本気のようです。考えは読めませんが、嘘をついていないことはなぜか分かりました。
「本当になんでもするの?」
少年は頷きました。
「じゃあ、私をここから出してちょうだい」
少年は無言のまま、刀を抜きました。その刀身の白さに、“白鬼”は目を見張ります。
少年は豆腐でも切るように、簡単に部屋の壁を斬ってしまいました。ちょうど、“白鬼”が屈めば通れそうな四角い穴が空き、そこからひんやりとした空気が入り込んできます。
「行くぞ」
差し出された手を、“白鬼”は思わず取りました。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
古書館に眠る手記
猫戸針子
歴史・時代
革命前夜、帝室図書館の地下で、一人の官僚は“禁書”を守ろうとしていた。
十九世紀オーストリア、静寂を破ったのは一冊の古手記。
そこに記されたのは、遠い宮廷と一人の王女の物語。
寓話のように綴られたその記録は、やがて現実の思想へとつながってゆく。
“読む者の想像が物語を完成させる”記録文学。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる