十和田くんはセフレだから。

ミネ

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こうして俺にハイスペックセフレが出来た。

そして、告白からすぐの日曜日。俺の家に十和田くんがいる。十和田くんが来るからささっと片したけど、まあそれなりに乱雑な1Kの狭いマンションにイケメンは浮いてる。ちなみに十和田くんは実家暮らしだ。だからやるなら俺んち一択しかない。

ちなみにラブホという選択肢はない。いくら十和田くんが連れて歩いて自慢できるイケメンだとしても男同士でラブホなんて恥ずかしすぎる。


「い、一応色々用意したんですが‥」

シングルのベッドの上に二人で向かい合うように正座をして、間には十和田くんが買ってきてくれたアナルセックス御用達グッズ。

‥ローションとゴムはわかるけどアナルパールは必要?十和田くんの趣味?

「‥‥その、十和田くんはおしり初めて?」

しばらく沈黙した後「女の子とは」と答える十和田くん。

あるんだ。へー‥。ふーん。ほんとイケメン様はさあ‥。

まあ、経験値高くていいや。

「あの‥、だから挿れたことしかないっていうか」

十和田くんが少し照れたように話す。

安心して!十和田くん!俺は挿れられたいほうだから!

俺はすかさず、十和田くんの目の前でそっと右手を上げる。

「それは、俺が前で‥」

なんて言えばいいの?拳と拳をくっつけたとき前のポジションだよ(意味不明)

まあ、十和田くんに言いたいことは伝わったようで、十和田くんもなんとなく嬉しそうな顔してる。どうやら挿れるほうがやりたかったようだ。

よしよし。二人の相性はなかなかいいぞ。

「じゃ、じゃあもう後ろきれいにしてあるから‥、ど、どうぞ‥」

昨日の夜からわくわくしててちょっと眠れなかった俺は十和田くんが家に来る前から念入りに身体の準備をしていた。

俺が履いていたスウェットを下ろそうとすると、その手に十和田くんの手がそっと触れた。

「キス‥してもいいですか?」

え?キス?

ああ!そんなのあったね!

なんか、さっさとおしりを出そうとした自分が恥ずかしい‥。色気とか、雰囲気とか、そおいうやつだろ?!

あー、でも、このイケメンの顔が迫ってくるのかあ‥。というか、逆に俺の顔大丈夫かな。十和田くん俺のアップに耐えられる?

俺が戸惑っていると十和田くんはそれを拒否だと受け取ったようで、あからさまにしゅんとした。

「‥ハグならいいですか?」

「え、う、うん」

これからやるっていうのにハグ無しは無理だろ。

俺が頷くと十和田くんは俺を抱きしめ、そのままベッドにゆっくり横になる。

なんかこちょばゆい。はやく終わんないかな。ハグタイム。十和田くんの顔が首筋あたりにあって少し緊張してるのか、興奮してるのか、吐息を感じる。

「後ろでするの、慣れてるんですか?」

十和田くんが質問してくる。いや、童貞で処女だけど、これ、なんて言うのが正解?セフレならいいとか言っといて、初めてだなんて言ったら、ちょっと面倒くさいかな。慣れてるふりしようかな。

やったらばれちゃうかもしれないけど、まあ十和田くんも女の子としか経験ないみたいだし、大丈夫だろ。

「‥‥うん」

少し沈黙した十和田くんはぎゅっと少し強めにハグしてきた。

「もっと真名さんのこと知りたい‥」

え?俺のこと?ボロが出そうだからやだな。

「俺、男の人とするの初めてだから、慣れてるなら真名さんにリードしてほしいです」

十和田くんは俺の手を掴むと自然に自分の股間に持っていった。少し反応している。

やっべえ。困った‥!

俺がリードしてほしいのよ!優しく!少女漫画の女子みたいに扱ってほしいわけ!

初めてなのに「こんなの初めて」とかそういうセリフを言いたいのよ‥!

大体、この手に当てられた十和田くんのやつをどうすればいいわけ?扱く?それは自分のオナニーのやり方で大丈夫?

他人のなんて触ったことねえからわかんねえよ。

‥‥‥めんどくせえな。

「‥真名さん?」

十和田くんがテンションの下がった俺を不安げに呼ぶ。

俺はスプーンみたく重ねた身体を反転させ十和田くんと向かい合うと肩に手を置いた。

「十和田くん、腹減んない?」
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