十和田くんはセフレだから。

ミネ

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次の土曜日。

俺の家のベッドの上で、俺たちはアナル開発に勤しんでいる。

ローションでべたべたにしたお尻の穴に、十和田くんは長くて形のいい指を挿れて、俺のいいところを探す。

「前立腺、このへんですかね?気持ちいいですか?」

「‥うん」

前立腺とかよくわかんないけど、人にお尻の穴いじくられんのってかなり気持ちいい。快感にうっとりしていると十和田くんが指を曲げて上のあたりをふにふにこすってくる。

「いつも気持ちよくなるところ、どこか教えてください」

十和田くんの少し低くて甘い声が耳に心地良くて俺はさらにうっとりする。

でもいつも気持ちいいところなんて、俺にはわからない。だってお尻になんか挿れられるの今日が初めてだし。

「ぜ、全部気持ちいい」

それは本当。前立腺がどこかはわからないが十和田くんの指でふれられるとこ全部気持ちがいい。

「‥俺の指、好きですか?」

「‥‥うん」

四つん這いになって十和田くんの目の前にお尻を見せるポーズを取っている俺に覆いかぶさるように十和田くんが身体を寄せてきた。

「耳にキスならいいですか?」

「うん」

気持ちよくて心がふわふわしてる俺はすぐに返事をする。

十和田くんは深く息を吐くと、俺の耳にそっと唇を寄せ何度かキスを繰り返したあと、甘く噛み、ふちを舌で舐めた。

どれもそっとふれる感じがくすぐったくて、その奥に快感がある。すでに快楽に弱った身体はその刺激に簡単に反応した。

「前、触らなくても勃ちましたね」

見れば俺のそこは勢いよく反り返っていた。十和田くんはそこにもローションを塗り、ぬるぬるにして扱くとお尻の指をまた動かし始める。

「‥ここかな?」

なんかピンポイントでいじられて、おしりのそこがむずむずするような気もするけど、前もいじられてるからそっちの快感が強い。俺の性器を握る十和田くんの長い指さきはとっても器用で、くにゅくにゅとすこし亀頭を包み込んで回したり、親指を当てて扱いたり、裏筋も優しくこすってくるからたまらない。

十和田くんは俺の想像通り、優しくって上手だ。俺のはじめての相手が十和田くんでほんとよかった。

俺が簡単に射精すると、「あ、みっけ」と十和田くんは小さくつぶやいた。どうやらイったとき、前立腺も少しびくっ、ってなるらしい。

「なんでそんなこと知ってるの?」

俺はくったりしながら十和田くんに聞くけど、ふふ、って笑って答えなかった。多分、絶対気持ちよくさせるって宣言したから、一生懸命その方法を探してくれたのだろうか。

十和田くんは見つけたそこをしばらく強弱をつけながらつんつんしたり、指の腹でこすったりした。

「どうですか?」

「ん?えっと、まあまあ」

なんか変なかんじはあるんだけどすっげえ気持ちいいってもんでもない。

ちょっとなんか前立腺に期待しすぎてた?

「十和田くん、もうそこ大丈夫」

「疲れちゃいました?」

というかイったから満足。すっきり。お尻はもういいや。

見れば十和田くんの股間のやつもかなりきていて、履いてるボトムスを押し上げてる。

「あー、どうする?俺もなんかやる?」

やって貰ってやらないわけにもいかないよね。セフレだし。

んー、やっぱりセフレめんどい。人にやられんのはいいけど、どうやって相手のさわればいいかいまいちわかんないしなあ。

「いや、俺は大丈夫です。トイレ貸してください」

え?なに?本気?
この前、十和田くんのやつさわってテンション下げたの気にしてるのかなあ‥。

なんかごめん。

「えっと、下手かもしんないけど俺もその、十和田くんのシコるよ?」

股間が膨れてても十和田くんはイケメンオーラを崩さず、トイレを借りてことを済ませてくれた。

え?なにこの人、すごいラクなんだけど。俺やられるだけでいいの?

正直、前立腺はよくわからなかったけど、前も後ろも十和田くんにいじられるのはかなり気持ちいい。

トイレで自身を鎮圧してきた十和田くんを俺はじっと神を見るみたいな気持ちで眺める。

「と、十和田くん‥。大丈夫?」

質問の意味がアレだが、まあ、こんな関係性で大丈夫って意味だ。察しのいい十和田くんは俺の言っている意味を理解してくれたみたいで、神懸かりオーラを出しながら、すてきスマイルでこくりとうなずき、ほほえんでくれた。

「ハグ、してもいいですか?」

お安い御用だよ!!

俺は満面の笑みで両手を広げると十和田くんのハグを待つ。十和田くんは優しく腕を回した後、きゅっ、と俺を抱きしめた。

「二人でいるときはこの体勢をスタンダードにしましょうね」

うんうん。神がそう言うならそれでいいよ。

俺は素直にそれを受け入れた。

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