せかい

軫成恵

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しょうじたるはなにものか。それはおのがこころのうちに

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 さて、さいしょにあらわれたるものがなんだったのかは
みなさまのはんだんにゆだねますが、
このあとにあらわれたものは、
かなりおおくのみなさまが、かみとしょうすものでありましょう。

 じゅう、いるかいないか。
さいしょにしょうじたものを「かみ」というものもいれば。
さいしょにあらわれた「それ」のあとにあらわれたかれらすべてを「かみ」
としょうすくにも、ありました。

 かれらもまた、さいしょにいた「それ」のように、
たくさんのものをつくりました。

 それは、さだめられたことであるかのように。
 ただ、かれらのなかには、
なにをつくったのかすら、
おぼえていないものもいました。
 それだけたくさんのものがうまれていきました。

 そのなかに、このちきゅうじょうのいきものもいました。

 「かみ」とよばれるものは、いちぶのくにでいう「てんし」をつくったものもおりましたし、
かみのこはかみのこということですから、かみがつぎつぎうまれたともいえるのでしょうか。

 どのかんがえがただしいか。
 いまのよでいうと。
 かんがえかたひとつで、あらそいはしょうじます。
 
 けれども、このとき、それをきにしたものは、どこにもいなかったのです。

 いまも、それをきにしないものは、たくさんいます。
 なにがまちがいかただしいかなど、ほんのさじでございましょうか。
 それとも、おおきなあやまりでありましょうか。

 さて、それをはんだんするのは、いつでも、いしありしもの、なのでございましょうか。
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