14 / 26
4章
木曜日の怪人③
しおりを挟む
「寺原、ずっと何をしているんだよ」
寺原と呼ばれた男はスマホから目を離し、対面に座る男を見る。
「ああ、すいません。オカルト系のサイトを見ていたんです」
「オカルト系のサイト?
お前そういうの好きだよな」
「先輩はあんまり好きじゃないんですか?」
寺原は不思議そうな顔をして尋ねる。
「仕事の休憩中に見るほどは好きじゃねえよ」
個人プレーが多い営業の仕事で、珍しく課長から二人で回るように指示を受けたときはげんなりもしたものだが、相手がこの寺原だと分かってホッとした。
寺原は入社から常に営業成績はトップクラスで人当りもいい。他の生意気な新卒と違って、先輩を立てるということもわきまえている男だった。
オカルト好きということも話には聞いていた。社内の人間や取引先の担当者に喜々として語っているという噂を耳にする。意外とみんな、そういう話は好きなようで好意的に受け入れられているようだ。
「面白いですよ」
寺原はこちらにスマホの画面を向けてくる。
「あぁ、都市伝説ってやつか」
昔は自分も好きだったなぁと考える。
「こういうのって実際いつ、どこであったのか分かんないから、そうなんだ、で終わっちまうんだよな」
「ええ~そんなことないですよ!
結構身近な話があるんですって」
意外と食い下がってくる。
普段の様子からは意外に思えた。
「どんなのがあるんだよ?」
次の商談まではまだ時間がある。時間を潰すためと昼食をとることを兼ねて入った店だ。もう少し長居をすることもできるだろう。
「そうですね…これなんてどうですか?F市って書いてありますけど多分この辺のことですよ」
「Fがつく市なんて、たくさんあるだろうよ。で、どんな話なんだよ」
「タイトルはこうです、『木曜日の怪人』」
語り始めた寺原の声は囁くほどだが、不思議と耳にすんなりと入ってくる。
「木曜日の怪人?はじめて聞いたな」
「最近投稿された話なんですよ。先ずその人物が現れるのは木曜日に限られています」
だから木曜日の怪人。安直だなと素直に思う。
「木曜日の夕方から深夜にかけて人通りの少ない道を歩いていると、徐々に人気が減っていきます。そもそも時間とか人通りの道なので変なことでもないんですがね。それで周りに人が全くいなくなったところで後ろから、ひたひたと足音が聞こえてくるんです」
「ひたひたってことは裸足かよ」
何となく茶々を入れたくなってくる。
「それはどうでしょう?でも、被害に遭った人はみんなその音を聞いているそうです」
被害?こいつは何かしてくるのか?
「その音が聞こえてからどんなに歩調を早めても、ぴったりと一定間隔でその足音はついてくるんです。どんなにどんなに走っても、何をしようとその足音は一定の間隔であなたについてくる」
寺原の言葉に自分がその状況にいるように錯覚をする。
「そこであなたは気が付きます。これだけ歩いたら、もう目的地にはついているはずだ、と。それにおかしい。ここまで誰にも会っていない、いるのはあなたと後ろにいる誰かだけ」
ごくりと喉が鳴るのを感じる。寺原の話し方に圧倒されているのかも知れない。茶化せるような雰囲気ではない。
「でね、それに気付くくらいには後ろの足音が段々と近付いてくるのを感じるんです」
寺原はふーっと息を吐きだす。
「一歩、また一歩と後ろの足音は近付いてくる。先輩ならどうしますか?」
「お、俺なら?後ろを振り向くかな…」
突然質問をされて声が裏返ってしまった。
「そうです、誰もがみんな後ろを振り向きたいと思う。どうせこのまま近付いてくるなら正体を確認してやろう、って思うんです。そこで振り向くと」
「振り向くと?」
続きを聞きたいような聞きたくないようなそんな気持ちに支配される。
「そこには誰もいないんです。誰一人いない」
寺原のその言葉がむしろ恐怖を煽る。
「…何かの気のせいだったのかな、とあなたが向き直るとそこには男が立っています。顔は見えない黒尽くめの男。男は間髪入れずに持っている鉈を振り下ろしてくる。何度も何度も、何度だって」
寺原はそこまで言うと、食後に運ばれてきた珈琲をズズズと啜った。
「実際にF市では通り魔事件があって、まだ解決してないそうですよ。でもね、誰も目撃者がいないんですって。本当に通り魔がいるのかも分からない。それが木曜日に現れる怪人……って話です」
いつもの口調に戻った寺原に大きく息をつく。
「お前なぁ、そんな話をいつも読んでるの?」
「はい」
きょとんとした顔で寺原は返事をする。
ため息をつきたくなるが、話しぶりは真に迫っていた。こいつの営業成績の秘密はこの話の上手さなのかも知れないなとぼんやりと思う。
「おっと、そろそろ行かないと」
取引先までは10分かかる、早めに出ておかなければ。営業は時間厳守が命だ。
「先輩、先輩」
帰り支度をしていたところで寺原が呼びかけてくる。
「なんだ?」
「あの子、めちゃくちゃ可愛くないですか?」
寺原の目線の先には綺麗な顔立ちをした女が談笑していた。
デートだろうか、正直羨ましい。大学生くらいだろう、今が一番楽しい時期だぞと後ろを向いて座っている男に念を送る。
表示された二人分の金額を見ながらこういう店のランチにしてはリーズナブルだな、と思う。
寺原がパスタを食べたいと言い出した時は大いに渋ったが来て良かった。
「お前、あんな感じの子が好みなのか?」
会計を済ませながら、寺原に尋ねてみる。
あまり付き合いが深いわけではないが、寺原の浮いた話を聞いたことがない。もしかしたら、ものすごく理想が高いタイプなのだろうか。
「いや、全く好みじゃないですね~」
もう一度客席に目を向けながら、寺原は冷たく言った。
「あんな人形みたいな子」、と。
寺原と呼ばれた男はスマホから目を離し、対面に座る男を見る。
「ああ、すいません。オカルト系のサイトを見ていたんです」
「オカルト系のサイト?
お前そういうの好きだよな」
「先輩はあんまり好きじゃないんですか?」
寺原は不思議そうな顔をして尋ねる。
「仕事の休憩中に見るほどは好きじゃねえよ」
個人プレーが多い営業の仕事で、珍しく課長から二人で回るように指示を受けたときはげんなりもしたものだが、相手がこの寺原だと分かってホッとした。
寺原は入社から常に営業成績はトップクラスで人当りもいい。他の生意気な新卒と違って、先輩を立てるということもわきまえている男だった。
オカルト好きということも話には聞いていた。社内の人間や取引先の担当者に喜々として語っているという噂を耳にする。意外とみんな、そういう話は好きなようで好意的に受け入れられているようだ。
「面白いですよ」
寺原はこちらにスマホの画面を向けてくる。
「あぁ、都市伝説ってやつか」
昔は自分も好きだったなぁと考える。
「こういうのって実際いつ、どこであったのか分かんないから、そうなんだ、で終わっちまうんだよな」
「ええ~そんなことないですよ!
結構身近な話があるんですって」
意外と食い下がってくる。
普段の様子からは意外に思えた。
「どんなのがあるんだよ?」
次の商談まではまだ時間がある。時間を潰すためと昼食をとることを兼ねて入った店だ。もう少し長居をすることもできるだろう。
「そうですね…これなんてどうですか?F市って書いてありますけど多分この辺のことですよ」
「Fがつく市なんて、たくさんあるだろうよ。で、どんな話なんだよ」
「タイトルはこうです、『木曜日の怪人』」
語り始めた寺原の声は囁くほどだが、不思議と耳にすんなりと入ってくる。
「木曜日の怪人?はじめて聞いたな」
「最近投稿された話なんですよ。先ずその人物が現れるのは木曜日に限られています」
だから木曜日の怪人。安直だなと素直に思う。
「木曜日の夕方から深夜にかけて人通りの少ない道を歩いていると、徐々に人気が減っていきます。そもそも時間とか人通りの道なので変なことでもないんですがね。それで周りに人が全くいなくなったところで後ろから、ひたひたと足音が聞こえてくるんです」
「ひたひたってことは裸足かよ」
何となく茶々を入れたくなってくる。
「それはどうでしょう?でも、被害に遭った人はみんなその音を聞いているそうです」
被害?こいつは何かしてくるのか?
「その音が聞こえてからどんなに歩調を早めても、ぴったりと一定間隔でその足音はついてくるんです。どんなにどんなに走っても、何をしようとその足音は一定の間隔であなたについてくる」
寺原の言葉に自分がその状況にいるように錯覚をする。
「そこであなたは気が付きます。これだけ歩いたら、もう目的地にはついているはずだ、と。それにおかしい。ここまで誰にも会っていない、いるのはあなたと後ろにいる誰かだけ」
ごくりと喉が鳴るのを感じる。寺原の話し方に圧倒されているのかも知れない。茶化せるような雰囲気ではない。
「でね、それに気付くくらいには後ろの足音が段々と近付いてくるのを感じるんです」
寺原はふーっと息を吐きだす。
「一歩、また一歩と後ろの足音は近付いてくる。先輩ならどうしますか?」
「お、俺なら?後ろを振り向くかな…」
突然質問をされて声が裏返ってしまった。
「そうです、誰もがみんな後ろを振り向きたいと思う。どうせこのまま近付いてくるなら正体を確認してやろう、って思うんです。そこで振り向くと」
「振り向くと?」
続きを聞きたいような聞きたくないようなそんな気持ちに支配される。
「そこには誰もいないんです。誰一人いない」
寺原のその言葉がむしろ恐怖を煽る。
「…何かの気のせいだったのかな、とあなたが向き直るとそこには男が立っています。顔は見えない黒尽くめの男。男は間髪入れずに持っている鉈を振り下ろしてくる。何度も何度も、何度だって」
寺原はそこまで言うと、食後に運ばれてきた珈琲をズズズと啜った。
「実際にF市では通り魔事件があって、まだ解決してないそうですよ。でもね、誰も目撃者がいないんですって。本当に通り魔がいるのかも分からない。それが木曜日に現れる怪人……って話です」
いつもの口調に戻った寺原に大きく息をつく。
「お前なぁ、そんな話をいつも読んでるの?」
「はい」
きょとんとした顔で寺原は返事をする。
ため息をつきたくなるが、話しぶりは真に迫っていた。こいつの営業成績の秘密はこの話の上手さなのかも知れないなとぼんやりと思う。
「おっと、そろそろ行かないと」
取引先までは10分かかる、早めに出ておかなければ。営業は時間厳守が命だ。
「先輩、先輩」
帰り支度をしていたところで寺原が呼びかけてくる。
「なんだ?」
「あの子、めちゃくちゃ可愛くないですか?」
寺原の目線の先には綺麗な顔立ちをした女が談笑していた。
デートだろうか、正直羨ましい。大学生くらいだろう、今が一番楽しい時期だぞと後ろを向いて座っている男に念を送る。
表示された二人分の金額を見ながらこういう店のランチにしてはリーズナブルだな、と思う。
寺原がパスタを食べたいと言い出した時は大いに渋ったが来て良かった。
「お前、あんな感じの子が好みなのか?」
会計を済ませながら、寺原に尋ねてみる。
あまり付き合いが深いわけではないが、寺原の浮いた話を聞いたことがない。もしかしたら、ものすごく理想が高いタイプなのだろうか。
「いや、全く好みじゃないですね~」
もう一度客席に目を向けながら、寺原は冷たく言った。
「あんな人形みたいな子」、と。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『【朗報】ボッチの僕、実は世界一の財閥の御曹司だった。〜18年の庶民修行を終えた瞬間、美少女11人が「専属秘書」として溺愛してくる件〜』
まさき
青春
「あんたみたいなボッチ、一生底辺のまま卒業ね」
学園の女王、高飛車な生徒会長、そして冷徹な美少女たち……。
天涯孤独でボッチな僕、佐藤(※苗字のみ使用)は、彼女たちからゴミを見るような目で見られ、虐げられる日々を送っていた。
だが、彼らには決して言えない秘密があった。
それは、僕が世界一の資産を誇る**『世界最強財閥』の唯一の跡継ぎであること。
そして、18歳になるまで一切の援助を受けずに生き抜く【庶民修行】**の最中であること。
そして運命の誕生日、午前0時。
修行終了を告げる通知がスマホに届いた瞬間、僕の世界は一変する。
「おめでとうございます、お坊ちゃま。これより『11人の専属秘書候補』による、真の主従関係を開始いたします」
昨日まで僕を蔑んでいた学園の美少女たちが、手のひらを返して膝をつく。
彼女たちの正体は、財閥が僕のために選りすぐった、愛が重すぎるエリート秘書たちだった――。
「ずっとおそばでお仕えしたかったんです……」
「昨日までの暴言は、修行を完遂させるための演技。今日からは全身全霊で甘やかさせていただきますね?」
24時間体制の過保護な奉仕、競い合うような求愛、そして財力による圧倒的なざまぁ。
ボッチだった僕の日常は、11人の美女たちに全肯定され、溺愛し尽くされる甘すぎる生活へと塗り替えられていく。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ワシの子を産んでくれんか
KOU/Vami
ライト文芸
妻に先立たれ、息子まで亡くした老人は、息子の妻である若い未亡人と二人きりで古い家に残された。
「まだ若い、アンタは出て行って生き直せ」――そう言い続けるのは、彼女の未来を守りたい善意であり、同時に、自分の寂しさが露見するのを恐れる防波堤でもあった。
しかし彼女は去らない。義父を一人にできないという情と、家に残る最後の温もりを手放せない心が、彼女の足を止めていた。
昼はいつも通り、義父と嫁として食卓を囲む。けれど夜になると、喪失の闇と孤独が、二人の境界を静かに溶かしていく。
ある夜を境に、彼女は“何事もない”顔で日々を回し始め、老人だけが遺影を直視できなくなる。
救いのような笑顔と、罪のような温もり。
二人はやがて、外の世界から少しずつ音を失い、互いだけを必要とする狭い家の中へ沈んでいく――。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる