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第二話
魔法習得
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「・・・あの人、結局なんだったんだろ?・・・・あ!そんなことより千年亀に備えて魔法を使えるようにならなくちゃいけない、、よね。どうしよ」
千年に一度しか目を覚まさないというのに自分がきてすぐそれを引き当てるという自分の運の悪さに失望していると、セナがやってきた。
「リリアーナ様?どうかなさいましたか?」
どうやら困っているのが見え見えだったらしい。まぁ普通に考えて座り込んで頭抱えるというテンプレのような困り方してたらそりゃ声をかけられる。先ほど男性を焼き飛ばしたことも絡まり、周りからの視線が痛い。
「あ、セナさん、でしたっけ。お世話になってます♪」
それでも、困っていたら瞬時に現れる、RPGのチュートリアルみたいな便利さである。
「お困りでしたらお伺いしますよ?」
優しく微笑みかけてくるセナは一見すればとてもかわいい。冒険者や#妖精使い__フェアリア__にも人気なギルド員である。しかし、リリィにはわかる。この人には絶対裏がある、と。しかし、そんなことは今関係ないので、お言葉に甘えてセナに現状を告ぐ。
「あの、私、この世界に来たばかりで、その、魔法・・?というものを知りたいんです。」
「魔法、ですか。そうですね。」
セナは耳に手を当て、ボソっと何かを呟いた後に、
「サラがくるから、ついていって」
とだけ言い残し、その場を去った。サラ??サラって誰だろう?
去った方向とは逆の方向から、また、セナが来た。いや、セナではない。よく見ると、髪の毛の分け目が逆である。
「こっち、きて」
既に解散はしたとはいえ、あれだけ大人数の#妖精使い__フェアリア__が集まっていたのだ。まだたくさんの妖精使いがロビーに残っており、楽しそう(?)に談笑している。この状況だとすぐに見失いそうである。
「あ、まってくださいよ」
サラについていきしばらくすると、ギルドの入り口に着いた。
「あれ、そういや外にでたことないや。楽しみだnグエッ・・・なにするんですかぁ!」
「・・・行くとこ、こっち。外、でない。」
無表情でリリィの襟を引っ張りながら淡々と言葉を紡ぐサラ。セナとは真逆の性格である。
そんなサラに若干不機嫌になったリリィは、それからは終始無言でついていった。
「疲れてきましたよ?!いつまで歩くんですかぁ・・・?」
「・・・・・・・・・・うるさい。もうすこし、がまん。」
コミュ障なのかな、お話ししにくい人なのかな、、それだったらいやだな、、なんて考えていると、ついたらしい。
「ここ。この部屋。入って。」
扉を開けると、そこにはかかしや的など、何やら練習場所的な空間が広がっていた。
「はい。ほえぇ~、、、ずいぶんと長い道でしたけど、ここすごく寒いですね。本当に夏ですか今!?あ、けっこうひろーい!あーー!やっほー!すごいすごい!こだましてますよ!」
一応言っておくと、<レオーネ>は高低による気温の差は著しい。ここは地下3階。よって真冬並みに寒いのである。
「あんたってほんっとうるさい。少しは黙ってられないの???」
明らかに自分より幼い娘にそんなこと言われるとも思っていなかったリリィは、さすがに怒ろうとしたが、次のサラの言葉と、その目の前の光景に絶句した。
『業火の弾に、紅蓮の獅子と、炎神の導きを、“エルト・ファイア”』
サラが唱えた途端、これまで何もなかったはずの空気中から巨大な炎の弾が現れ、そばにあった木の丸太を一瞬で焼き尽くした。
「これが魔法。・・わかった?」
「いやいやいやいや!? 『わかった?』じゃないですよ!そんなあたかも普通かのように接されても、何しろ、初めて見るもんですから、、、」
先ほどから全く表情を変えなかったサラも、さすがに驚いたらしい。眼を見開いている。
「魔法を初めて見るって、、、、あんた本当に#妖精使い__フェアリア__・・・?ちょっと、ステータスプレート見せてみなさい。」
「えっと、、はい、これです。」
━━━━━━━━
Status Plate
名前:リリアーナ・ヴィーネ
レベル:1
職業:王女
職業ランク:1
得意武器:杖、弓
習得魔法:
装備品:頭 ー
胸 白いワンピース
腰 (白いワンピース)
足 裸足
武器 素手
各種ステータス
攻撃力 10
守備力 20
魔法攻撃力 1000
魔法防御力 1000
俊敏性 27
連携力 500
運 2
━━━━━━━━
「!?・・・なるほど、、『王女』、ねぇ、、魔法においては素質は十分ね。なんかもうたぶん君、、一人で修行しても大丈夫そうよ。私、忙しいから。」
そういってサラは、こちらを振り返ることもなく去っていき、部屋の中にはサラと鼻腔をくすぐる微弱な甘い香りだけがのこるのだった。
「一人でって、、どうすればいいのよ、、ここまで連れてきておいて、意外とひどい子なんだなー、、セナさんだったら、もっと優しく教えてくださるんだろうけどなー♪」
なんて独り言を言っていると、どこからか小さい物音が聞こえた。
「!?誰かいるの?」
その言葉に応じるような人はいるはずもなく、暗闇から現れたのは、体長がリリィの半分くらいありそうな大きさの、角が生えたウサギだった。
「!っ~~~~~~!」
まさにアルミラージのよう。目が赤い。完全に獲物を見る目だ。そのアルミラージがリリィに襲い掛かってくるのと、リリィが叫ぶのは同時だった。
『キャァァアァァァ!』
━━━━━━━━━━━
今回は雑な内容になってしまいましたすいません。
また次回も見てください笑(切実)
千年に一度しか目を覚まさないというのに自分がきてすぐそれを引き当てるという自分の運の悪さに失望していると、セナがやってきた。
「リリアーナ様?どうかなさいましたか?」
どうやら困っているのが見え見えだったらしい。まぁ普通に考えて座り込んで頭抱えるというテンプレのような困り方してたらそりゃ声をかけられる。先ほど男性を焼き飛ばしたことも絡まり、周りからの視線が痛い。
「あ、セナさん、でしたっけ。お世話になってます♪」
それでも、困っていたら瞬時に現れる、RPGのチュートリアルみたいな便利さである。
「お困りでしたらお伺いしますよ?」
優しく微笑みかけてくるセナは一見すればとてもかわいい。冒険者や#妖精使い__フェアリア__にも人気なギルド員である。しかし、リリィにはわかる。この人には絶対裏がある、と。しかし、そんなことは今関係ないので、お言葉に甘えてセナに現状を告ぐ。
「あの、私、この世界に来たばかりで、その、魔法・・?というものを知りたいんです。」
「魔法、ですか。そうですね。」
セナは耳に手を当て、ボソっと何かを呟いた後に、
「サラがくるから、ついていって」
とだけ言い残し、その場を去った。サラ??サラって誰だろう?
去った方向とは逆の方向から、また、セナが来た。いや、セナではない。よく見ると、髪の毛の分け目が逆である。
「こっち、きて」
既に解散はしたとはいえ、あれだけ大人数の#妖精使い__フェアリア__が集まっていたのだ。まだたくさんの妖精使いがロビーに残っており、楽しそう(?)に談笑している。この状況だとすぐに見失いそうである。
「あ、まってくださいよ」
サラについていきしばらくすると、ギルドの入り口に着いた。
「あれ、そういや外にでたことないや。楽しみだnグエッ・・・なにするんですかぁ!」
「・・・行くとこ、こっち。外、でない。」
無表情でリリィの襟を引っ張りながら淡々と言葉を紡ぐサラ。セナとは真逆の性格である。
そんなサラに若干不機嫌になったリリィは、それからは終始無言でついていった。
「疲れてきましたよ?!いつまで歩くんですかぁ・・・?」
「・・・・・・・・・・うるさい。もうすこし、がまん。」
コミュ障なのかな、お話ししにくい人なのかな、、それだったらいやだな、、なんて考えていると、ついたらしい。
「ここ。この部屋。入って。」
扉を開けると、そこにはかかしや的など、何やら練習場所的な空間が広がっていた。
「はい。ほえぇ~、、、ずいぶんと長い道でしたけど、ここすごく寒いですね。本当に夏ですか今!?あ、けっこうひろーい!あーー!やっほー!すごいすごい!こだましてますよ!」
一応言っておくと、<レオーネ>は高低による気温の差は著しい。ここは地下3階。よって真冬並みに寒いのである。
「あんたってほんっとうるさい。少しは黙ってられないの???」
明らかに自分より幼い娘にそんなこと言われるとも思っていなかったリリィは、さすがに怒ろうとしたが、次のサラの言葉と、その目の前の光景に絶句した。
『業火の弾に、紅蓮の獅子と、炎神の導きを、“エルト・ファイア”』
サラが唱えた途端、これまで何もなかったはずの空気中から巨大な炎の弾が現れ、そばにあった木の丸太を一瞬で焼き尽くした。
「これが魔法。・・わかった?」
「いやいやいやいや!? 『わかった?』じゃないですよ!そんなあたかも普通かのように接されても、何しろ、初めて見るもんですから、、、」
先ほどから全く表情を変えなかったサラも、さすがに驚いたらしい。眼を見開いている。
「魔法を初めて見るって、、、、あんた本当に#妖精使い__フェアリア__・・・?ちょっと、ステータスプレート見せてみなさい。」
「えっと、、はい、これです。」
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Status Plate
名前:リリアーナ・ヴィーネ
レベル:1
職業:王女
職業ランク:1
得意武器:杖、弓
習得魔法:
装備品:頭 ー
胸 白いワンピース
腰 (白いワンピース)
足 裸足
武器 素手
各種ステータス
攻撃力 10
守備力 20
魔法攻撃力 1000
魔法防御力 1000
俊敏性 27
連携力 500
運 2
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「!?・・・なるほど、、『王女』、ねぇ、、魔法においては素質は十分ね。なんかもうたぶん君、、一人で修行しても大丈夫そうよ。私、忙しいから。」
そういってサラは、こちらを振り返ることもなく去っていき、部屋の中にはサラと鼻腔をくすぐる微弱な甘い香りだけがのこるのだった。
「一人でって、、どうすればいいのよ、、ここまで連れてきておいて、意外とひどい子なんだなー、、セナさんだったら、もっと優しく教えてくださるんだろうけどなー♪」
なんて独り言を言っていると、どこからか小さい物音が聞こえた。
「!?誰かいるの?」
その言葉に応じるような人はいるはずもなく、暗闇から現れたのは、体長がリリィの半分くらいありそうな大きさの、角が生えたウサギだった。
「!っ~~~~~~!」
まさにアルミラージのよう。目が赤い。完全に獲物を見る目だ。そのアルミラージがリリィに襲い掛かってくるのと、リリィが叫ぶのは同時だった。
『キャァァアァァァ!』
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今回は雑な内容になってしまいましたすいません。
また次回も見てください笑(切実)
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