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第3章 ノーザンランド一族の呪い
第14話 解き放たれる運命の鎖ー2ー
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ハルクは動揺しながら尋ねる。
「どうして陛下が賊の子孫だとわかったんだ?」
クリストファーも同様に疑問を持っていた。
「それは陛下の身体から出るフローラルの呪いの靄がしっかりみえますからね」
「ひっく、ひっく、父さんも見えてたの?」
ダリルはポケットからハンカチを取り出しリーラの涙を優しく拭く。
「あぁ」
「あなた達は呪いが見えるんですか?」
ビルが信じられないように尋ねる。
「はい。他の賊達も同様の靄が出ていましたからね。私はフローラルに加護を与えられています。加護を与えられた者は精霊が見ることができます。今も陛下のまわりに黒い靄が見えてます。
もともと光の精霊が初代王に加護が与えその子孫である王族達も特別な力つまり癒しの力が使えたのです。特に第3王女のリーリラは多大な力を持っていたと聞きます。初代王ラクラインと同じ銀色の髪、青色の瞳。これが継承者の証です。詳しいことは知りませんが彼女は癒しの力を奪われない為に力を使い一族の力の抹消と精霊の契約切ったようです。
それからの国の姿は皆さんが知っての通りです。
私は神の仕業か300年後の今の時代に飛ばされてました。恐らく継承者である彼女を守るためでしょう。彼女は娘ではありません。
彼女の真名はリーラ・リヴァリオン・ラクライン姫、第3王女です。
300年前リーリラ王女は内密に騎士のエステール家に降嫁されました。その子孫が王家の側室となり、生まれたのがリーラ姫です」
皆が目を見開きリーラを一斉に見た。
「父さん、全部話してしまって大丈夫なの?」
「うーん、多分な。さぁ、リーラ、ひと仕事するぞ。聖剣様、勝手に判断して申し訳ありません。フローラルを楽にさせてやりたいのです」
リーラの剣がキーンと響く。
ダリルはクリストファーの両肩に優しく手を乗せ、目を見つめる。
「久しぶりだな。フローラル。探したぞ。こんな所にいたんだな。私がわかるかダリルだ。もうすっかりおじいさんだ。すまない、私が頼りないばっかりで、リンダを守れなくて。
迎えに来るのが遅くなったな…
フローラル、もういいんじゃないか?
子供達には罪はないよ、
フローラル、目を覚ませ」
「うっ」
クリストファーの脳内に異変が起きた、何かが動く気配がする。
リーラが剣を出し、クリストファーの額に鞘先をあて、リーラの額もあてる。
「フローラル、はじめまして。リーリラ様の子孫のリーラです。エクストリアもいるよ。お疲れ様。さぁ、還ろう。リンダ様も待っているよ…」
『フローラル、長かったな、泉に還ろう』
リーラの体から白銀色の光が溢れ出し、光がクリストファーを包み込む。
額からも温かい力が入ってくる。クリストファーにしがらみついていた何かが剥がれていくようだ。
クリストファーにある光景がみえた。金髪の美しい男女が花畑で抱きしめあっている。2人は幸せそうに笑いあっていた…
クリストファーの目から自然と涙が溢れる、そして体から金色の粒子が体の外に出て行く。金色の何かはダリルの周りを漂い、そしてに空に上がっていく。
「あぁ、フローラル、先にリンダの所へ行ってくれ。必ず後から行くから」
ダリルの瞳から涙が溢れる。
「バイバイ。フローラル、元気でね」
リーラは金色の光が見えなくなるまで手を振り続けた。
「おい、クリストファー、おまえ瞳の色が戻っているぞ」
呪いの影響で真っ黒だったクリストファーは瞳は徐々に本来の錫色へと変わっていた。
「本当か…」
ビルがクリストファーを抱きしめた。
「呪いが解けたのか…ダリル、まだ死ぬなんて許さんからな」
ハルクはダリルの肩に手を置いた。
「リーラ姫が持っている剣は聖剣なのですか?」
クリストファーがダリルに尋ねた。
「私が勝手に聖剣と呼んでいますが、もともとは精霊様です。力の継承者のみ扱える剣です。リーラ見せてごらん。」
リーラは剣を見せる。
「この紋章は国の印です。太陽と月…光の力を意味します。私の剣には太陽と月と薔薇が刻印されています。薔薇はリンダの花の妖精の加護の意味です」
ビルとクリストファーは剣をまじまじと見つめ、聖剣を触らせてもらうが剣を抜く事はできなかった。
『我に触るな!!』
「エクストリアが触るなって言ってるから剣を返してください。あっ、そうだ、このネックレスも意味ある?」
リーラは首にかけていた金色のネックレスを出して見せる。先にはネックレストップに太陽のデザインがあった。ダリルはその瞬間、目を見開き驚いた。
「これは…リンダの形見だ。金で出来ていて、太陽の中心はダイヤが埋めこんでいる。バーバラに最後の別れにネックレスをねだられたんだ。再会する時に返すと。ふっ。リーラが持っていたのか。これからも大切に持っていてくれよ」
「わかった。ありがとう。父さん」
リーラはぎゅっと太陽の形をしたネックレスを握りしめた。
「ダリル殿、我が先祖の無礼、誠に申し訳ありません。リーラ姫は我が一族にかけて必ず守ります」
クリストファーは深々と頭を下げる。
「彼女には特別な力があります。
決して悪用せず、利用しないでください。私も命ある限り彼女を守ります。
陛下のお力で彼女をお守り頂きますようよろしくお願いします。
あと…臣下なので呼び捨てにして頂かないと」
「いや、我が一族の命を救って頂いたのに。ダリル様でも良いのですが、周りに
変に勘ぐられるのもと思い…」
「そんなことどうでもいいさ、クリストファー!リーラって第3王女と言う事は、ローズの妹でしょう!俺の義妹だろ」
ビルは興奮しながらリーラを見る。
リーラはビルを睨み付け、
「あんな奴、姉じゃない!姉なんて私にはいない!」
しかし、ビルは全くお構いなしに、
「リーラ、お義兄様と呼んでごらん」
リーラは呆れ顔で言い放つ。
「あんた、馬鹿なんじゃないの?」
ビルのお義兄様呼べ攻防は帝都に帰るまで続いたのだ。
一人の賊が犯した大罪によりその子孫達はもがき苦しみ死んでいった長きに渡るノーザンランド一族の呪いはようやく終焉した。
傷を負ったダリルにとって時は300年も過ぎているのに、たった27年前の出来事なのだ。恨みを晴らしたい相手は存在せず許すしかない状況。
リーラは思う、自分では決して許せないと。しかし、ダリルの辛い過去の精算は決して間違った選択ではないと思ったのだ。
「どうして陛下が賊の子孫だとわかったんだ?」
クリストファーも同様に疑問を持っていた。
「それは陛下の身体から出るフローラルの呪いの靄がしっかりみえますからね」
「ひっく、ひっく、父さんも見えてたの?」
ダリルはポケットからハンカチを取り出しリーラの涙を優しく拭く。
「あぁ」
「あなた達は呪いが見えるんですか?」
ビルが信じられないように尋ねる。
「はい。他の賊達も同様の靄が出ていましたからね。私はフローラルに加護を与えられています。加護を与えられた者は精霊が見ることができます。今も陛下のまわりに黒い靄が見えてます。
もともと光の精霊が初代王に加護が与えその子孫である王族達も特別な力つまり癒しの力が使えたのです。特に第3王女のリーリラは多大な力を持っていたと聞きます。初代王ラクラインと同じ銀色の髪、青色の瞳。これが継承者の証です。詳しいことは知りませんが彼女は癒しの力を奪われない為に力を使い一族の力の抹消と精霊の契約切ったようです。
それからの国の姿は皆さんが知っての通りです。
私は神の仕業か300年後の今の時代に飛ばされてました。恐らく継承者である彼女を守るためでしょう。彼女は娘ではありません。
彼女の真名はリーラ・リヴァリオン・ラクライン姫、第3王女です。
300年前リーリラ王女は内密に騎士のエステール家に降嫁されました。その子孫が王家の側室となり、生まれたのがリーラ姫です」
皆が目を見開きリーラを一斉に見た。
「父さん、全部話してしまって大丈夫なの?」
「うーん、多分な。さぁ、リーラ、ひと仕事するぞ。聖剣様、勝手に判断して申し訳ありません。フローラルを楽にさせてやりたいのです」
リーラの剣がキーンと響く。
ダリルはクリストファーの両肩に優しく手を乗せ、目を見つめる。
「久しぶりだな。フローラル。探したぞ。こんな所にいたんだな。私がわかるかダリルだ。もうすっかりおじいさんだ。すまない、私が頼りないばっかりで、リンダを守れなくて。
迎えに来るのが遅くなったな…
フローラル、もういいんじゃないか?
子供達には罪はないよ、
フローラル、目を覚ませ」
「うっ」
クリストファーの脳内に異変が起きた、何かが動く気配がする。
リーラが剣を出し、クリストファーの額に鞘先をあて、リーラの額もあてる。
「フローラル、はじめまして。リーリラ様の子孫のリーラです。エクストリアもいるよ。お疲れ様。さぁ、還ろう。リンダ様も待っているよ…」
『フローラル、長かったな、泉に還ろう』
リーラの体から白銀色の光が溢れ出し、光がクリストファーを包み込む。
額からも温かい力が入ってくる。クリストファーにしがらみついていた何かが剥がれていくようだ。
クリストファーにある光景がみえた。金髪の美しい男女が花畑で抱きしめあっている。2人は幸せそうに笑いあっていた…
クリストファーの目から自然と涙が溢れる、そして体から金色の粒子が体の外に出て行く。金色の何かはダリルの周りを漂い、そしてに空に上がっていく。
「あぁ、フローラル、先にリンダの所へ行ってくれ。必ず後から行くから」
ダリルの瞳から涙が溢れる。
「バイバイ。フローラル、元気でね」
リーラは金色の光が見えなくなるまで手を振り続けた。
「おい、クリストファー、おまえ瞳の色が戻っているぞ」
呪いの影響で真っ黒だったクリストファーは瞳は徐々に本来の錫色へと変わっていた。
「本当か…」
ビルがクリストファーを抱きしめた。
「呪いが解けたのか…ダリル、まだ死ぬなんて許さんからな」
ハルクはダリルの肩に手を置いた。
「リーラ姫が持っている剣は聖剣なのですか?」
クリストファーがダリルに尋ねた。
「私が勝手に聖剣と呼んでいますが、もともとは精霊様です。力の継承者のみ扱える剣です。リーラ見せてごらん。」
リーラは剣を見せる。
「この紋章は国の印です。太陽と月…光の力を意味します。私の剣には太陽と月と薔薇が刻印されています。薔薇はリンダの花の妖精の加護の意味です」
ビルとクリストファーは剣をまじまじと見つめ、聖剣を触らせてもらうが剣を抜く事はできなかった。
『我に触るな!!』
「エクストリアが触るなって言ってるから剣を返してください。あっ、そうだ、このネックレスも意味ある?」
リーラは首にかけていた金色のネックレスを出して見せる。先にはネックレストップに太陽のデザインがあった。ダリルはその瞬間、目を見開き驚いた。
「これは…リンダの形見だ。金で出来ていて、太陽の中心はダイヤが埋めこんでいる。バーバラに最後の別れにネックレスをねだられたんだ。再会する時に返すと。ふっ。リーラが持っていたのか。これからも大切に持っていてくれよ」
「わかった。ありがとう。父さん」
リーラはぎゅっと太陽の形をしたネックレスを握りしめた。
「ダリル殿、我が先祖の無礼、誠に申し訳ありません。リーラ姫は我が一族にかけて必ず守ります」
クリストファーは深々と頭を下げる。
「彼女には特別な力があります。
決して悪用せず、利用しないでください。私も命ある限り彼女を守ります。
陛下のお力で彼女をお守り頂きますようよろしくお願いします。
あと…臣下なので呼び捨てにして頂かないと」
「いや、我が一族の命を救って頂いたのに。ダリル様でも良いのですが、周りに
変に勘ぐられるのもと思い…」
「そんなことどうでもいいさ、クリストファー!リーラって第3王女と言う事は、ローズの妹でしょう!俺の義妹だろ」
ビルは興奮しながらリーラを見る。
リーラはビルを睨み付け、
「あんな奴、姉じゃない!姉なんて私にはいない!」
しかし、ビルは全くお構いなしに、
「リーラ、お義兄様と呼んでごらん」
リーラは呆れ顔で言い放つ。
「あんた、馬鹿なんじゃないの?」
ビルのお義兄様呼べ攻防は帝都に帰るまで続いたのだ。
一人の賊が犯した大罪によりその子孫達はもがき苦しみ死んでいった長きに渡るノーザンランド一族の呪いはようやく終焉した。
傷を負ったダリルにとって時は300年も過ぎているのに、たった27年前の出来事なのだ。恨みを晴らしたい相手は存在せず許すしかない状況。
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