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第7章 姉妹の和解 リッチモンド・ハイベルク領編
第6話 酒の都ハイベルクー2ー
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翌日、一行はすぐに出発せずハイベルクでの1日を過ごす行程となる。
隊長ダリル、副隊長リーラである二人は午前からハイベルク騎士団長スペンサーとの打ち合わせに追われていた。帝都とハイベルク領は近い為に予め相互にやり取りを頻繁に行なっていたため、救護隊の現状報告や研修希望を聞いたり互い意見の交換の場となった。
「お二人の方向性はわかりました。率先して進めて頂き助かります。救護隊の考えは素晴らしい。こちらの診療所とも連携させて行こうと思います。
さて、午後は皆さんどのようなご予定ですか?」
「いや、別に特には……」
「実は我がハイベルク家はリンゴのアルコール醸造を宰相様に委託されまして、救護隊皆さんで試飲に我が蔵に遊びに来ませんか?副隊長はまだ未成年でしょうから美味しいジュースも作っているんです」
「みな喜びます」
「私も案内と名目で真昼間から飲める訳ですよ。もちろんノール(ビール)もありますから」
と騎士団長のスペンサーはウインクした。
リーラも蔵見学楽しそうと目をキラキラさせた。
隊員全員、ラフな服装に着替え騎士団長案内の元に蔵へ向かう。暇を持て余していたカーティスと侍女と護衛達も同行することになった。
「リーラ!」
「ベラ?」
二人の少女は久しぶりの再会に感動して抱き合った。リヴァリオンから一緒に逃亡したチリルの娘ベラはリッチモンド家で侍女として働いていたのだ。
「ちょっと、リーラったら綺麗になって~私より身長も高くなったね」
「ベラこそ、可愛いくなったよ!えーっと三年降りかな?」
「三年振りなのね」
「ほら、ベラ。私達は仕事できたのよ」
チリルがベラを窘めるとすみませんとカーティスと護衛達に頭を下げた。
小さなカーティスがリーラのところへひょこひょこと歩き、
「リーラ、いっしょにあそべるね」
とにこりと笑い抱きついた。
「そうですね、リンゴジュース飲みましょうね」
「うん!」
とリーラはカーティスを抱き上げた。
この微笑ましい光景を見ていたルディが、
「さすが、人たらしだ。老若男女制覇するつもりだ」
「クソッ。あんなリッチモンドの若造に先越されるなんて!僕はまだ手を繋いだこともないのにぃ~!!でも、お見舞い来て頂いた時に手を繋いだかも??先は越されてなかったかぁ。ひとまず安心し??あれっ?みんなどこ!!」
「おーぃ、ラディ~、一人で何してんだー。
早く付いてこないと置いて行くぞーー」
「みんな待ってーー!!」
独り言を言い続けていたラディはみんなの後を必死に追いかけた。
ハイベルク家の蔵に到着した第6番隊員達は蔵長の案内を聞きながら建物の中に入って行く。
「宰相様がノーザンランドの名産にリンゴ酒を造ると仰られて、ハイベルク公爵は負けず嫌いですから成功させるためにすぐに行動に移されたのです。
確かに昔からそのような酒があったそうですが、幾度もある戦火にリンゴ畑は焼かれなくなったそうです。しかし、造る行程の記述が残されておりまして、意外に簡単に造れたのです。スペンサー様の奥方様がなんとも絵心がある方でいらっしゃいまして、酒を入れる瓶にリンゴ酒の絵を貼り付けたらよいのではとなんとも洒落た絵を描いて頂いたのです」
赤色の瓶に農家らしき男が片手にリンゴと片手に酒が入ったグラスを持った絵が描いているラベルが貼ってあった。
「これは、目が引きますね」
「皇室に献上し許可がでたら各領へ流通しようと考えています。さぁ、みなさん、座って下さい。まずは、リンゴ酒を試飲頂き、その後ノールとお食事をお持ちしましょう」
大人にはリンゴ酒を未成年と侍女と護衛達にはリンゴジュースが配られた。
ダリルは一口でゴクリと酒を流し込んだ。
「うむ、この味だ」
「隊長様はどこかで飲まれたことが??」
蔵長が驚いた様子になる。
「いえ、いえ!私が期待していた通りの味だと思いまして、あははは」
焦ったダリルは必死で誤魔化す。どうやら300年前と変わらない味のようだ。
「ダリル!酷いじゃないか?先に飲んでるなんて!」
ジョンと第4番隊員達もやって来た。
「ジョンもリンゴ酒を飲んでみろ」
「どれ、どれ…うーむ、いけるねぇ。でもノースでグビッといきたいねぇ」
とダリルもそうだなと言うと二人はノースの入ったはグラスを飲み干す。
「蒸留酒もありますよ」
とスペンサーが持ってくると二人はニヤリと笑い次なる酒を試し始めた。
「「「かんぱ~い」」」
ジュースで未成年達も乾杯をしていた。
「かんぱい??」
カーティスは首を傾げる。
「今から美味しくジュースとご飯を食べようという合言葉ですよ」
「リーラ!カーティス様に要らない事を教えちゃダメよ。すぐ真似されるから」
「いいじゃん、ベラ。さぁ、ベラも乾杯!」
「うーっ…乾杯!」
リーラ達はハイベルクの名産の酒と食事を存分に堪能し、ハイベルクでのひとときを楽しんだのた。
「さぁ、明日も早い、今日は早めに就寝して明日に備えるぞ!」
隊員達はほろ酔い気分で宿舎に戻る。
リーラもチリルに抱えられたカーティスに別れを告げる。
「カーティス様、また明日お会いしましょう」
「うん、リーラ。ははさまとなかよくしてね」
「あ…、はい」
「バイ、バイ」
チリルも頭を下げ立ち去った。
「仲良くかぁ…。ベラもまた明日ね。うん?ベラ?聞いてる?」
ベラは向こうの通りに知り合いに似た女性を見かけじっと見つめる。
「あれっ?ケリー??まさかね…」
「ベラ??みんな行っちゃうよ、ベラ!」
「えっ?嘘!母さん置いてかないでよ!またね、リーラ!!」
躓きそうになりながらチリルを後を追いかけるベラだった。
今、ベラはケリーと言ったような気がする……。こんな大きな街だと似た人の一人や二人いるかもしれないと思い宿に戻ることにした。
******
通りから離れた裏路地に一人の侍女服を来た女が馬車に戻って行く。
「サンドラ様、お待たせ致しました。確認取れました。予定通りにリッチモンドに向かっています。明日、出発だそうです」
「ありがとう、ケリー。私達も先回りしてリッチモンドに向かいましょう。ふふふ、もうすぐ始まるわよ」
「いよいよですね、サンドラ様」
"リーラ、ローズ、あんた達には罪を償ってもらうわよ"
ケリーは馬車からリーラ達が去った方向を見ながら、あの二人を捕まえ、いよいよ国を救うと時がやって来たと胸躍らせた。
隊長ダリル、副隊長リーラである二人は午前からハイベルク騎士団長スペンサーとの打ち合わせに追われていた。帝都とハイベルク領は近い為に予め相互にやり取りを頻繁に行なっていたため、救護隊の現状報告や研修希望を聞いたり互い意見の交換の場となった。
「お二人の方向性はわかりました。率先して進めて頂き助かります。救護隊の考えは素晴らしい。こちらの診療所とも連携させて行こうと思います。
さて、午後は皆さんどのようなご予定ですか?」
「いや、別に特には……」
「実は我がハイベルク家はリンゴのアルコール醸造を宰相様に委託されまして、救護隊皆さんで試飲に我が蔵に遊びに来ませんか?副隊長はまだ未成年でしょうから美味しいジュースも作っているんです」
「みな喜びます」
「私も案内と名目で真昼間から飲める訳ですよ。もちろんノール(ビール)もありますから」
と騎士団長のスペンサーはウインクした。
リーラも蔵見学楽しそうと目をキラキラさせた。
隊員全員、ラフな服装に着替え騎士団長案内の元に蔵へ向かう。暇を持て余していたカーティスと侍女と護衛達も同行することになった。
「リーラ!」
「ベラ?」
二人の少女は久しぶりの再会に感動して抱き合った。リヴァリオンから一緒に逃亡したチリルの娘ベラはリッチモンド家で侍女として働いていたのだ。
「ちょっと、リーラったら綺麗になって~私より身長も高くなったね」
「ベラこそ、可愛いくなったよ!えーっと三年降りかな?」
「三年振りなのね」
「ほら、ベラ。私達は仕事できたのよ」
チリルがベラを窘めるとすみませんとカーティスと護衛達に頭を下げた。
小さなカーティスがリーラのところへひょこひょこと歩き、
「リーラ、いっしょにあそべるね」
とにこりと笑い抱きついた。
「そうですね、リンゴジュース飲みましょうね」
「うん!」
とリーラはカーティスを抱き上げた。
この微笑ましい光景を見ていたルディが、
「さすが、人たらしだ。老若男女制覇するつもりだ」
「クソッ。あんなリッチモンドの若造に先越されるなんて!僕はまだ手を繋いだこともないのにぃ~!!でも、お見舞い来て頂いた時に手を繋いだかも??先は越されてなかったかぁ。ひとまず安心し??あれっ?みんなどこ!!」
「おーぃ、ラディ~、一人で何してんだー。
早く付いてこないと置いて行くぞーー」
「みんな待ってーー!!」
独り言を言い続けていたラディはみんなの後を必死に追いかけた。
ハイベルク家の蔵に到着した第6番隊員達は蔵長の案内を聞きながら建物の中に入って行く。
「宰相様がノーザンランドの名産にリンゴ酒を造ると仰られて、ハイベルク公爵は負けず嫌いですから成功させるためにすぐに行動に移されたのです。
確かに昔からそのような酒があったそうですが、幾度もある戦火にリンゴ畑は焼かれなくなったそうです。しかし、造る行程の記述が残されておりまして、意外に簡単に造れたのです。スペンサー様の奥方様がなんとも絵心がある方でいらっしゃいまして、酒を入れる瓶にリンゴ酒の絵を貼り付けたらよいのではとなんとも洒落た絵を描いて頂いたのです」
赤色の瓶に農家らしき男が片手にリンゴと片手に酒が入ったグラスを持った絵が描いているラベルが貼ってあった。
「これは、目が引きますね」
「皇室に献上し許可がでたら各領へ流通しようと考えています。さぁ、みなさん、座って下さい。まずは、リンゴ酒を試飲頂き、その後ノールとお食事をお持ちしましょう」
大人にはリンゴ酒を未成年と侍女と護衛達にはリンゴジュースが配られた。
ダリルは一口でゴクリと酒を流し込んだ。
「うむ、この味だ」
「隊長様はどこかで飲まれたことが??」
蔵長が驚いた様子になる。
「いえ、いえ!私が期待していた通りの味だと思いまして、あははは」
焦ったダリルは必死で誤魔化す。どうやら300年前と変わらない味のようだ。
「ダリル!酷いじゃないか?先に飲んでるなんて!」
ジョンと第4番隊員達もやって来た。
「ジョンもリンゴ酒を飲んでみろ」
「どれ、どれ…うーむ、いけるねぇ。でもノースでグビッといきたいねぇ」
とダリルもそうだなと言うと二人はノースの入ったはグラスを飲み干す。
「蒸留酒もありますよ」
とスペンサーが持ってくると二人はニヤリと笑い次なる酒を試し始めた。
「「「かんぱ~い」」」
ジュースで未成年達も乾杯をしていた。
「かんぱい??」
カーティスは首を傾げる。
「今から美味しくジュースとご飯を食べようという合言葉ですよ」
「リーラ!カーティス様に要らない事を教えちゃダメよ。すぐ真似されるから」
「いいじゃん、ベラ。さぁ、ベラも乾杯!」
「うーっ…乾杯!」
リーラ達はハイベルクの名産の酒と食事を存分に堪能し、ハイベルクでのひとときを楽しんだのた。
「さぁ、明日も早い、今日は早めに就寝して明日に備えるぞ!」
隊員達はほろ酔い気分で宿舎に戻る。
リーラもチリルに抱えられたカーティスに別れを告げる。
「カーティス様、また明日お会いしましょう」
「うん、リーラ。ははさまとなかよくしてね」
「あ…、はい」
「バイ、バイ」
チリルも頭を下げ立ち去った。
「仲良くかぁ…。ベラもまた明日ね。うん?ベラ?聞いてる?」
ベラは向こうの通りに知り合いに似た女性を見かけじっと見つめる。
「あれっ?ケリー??まさかね…」
「ベラ??みんな行っちゃうよ、ベラ!」
「えっ?嘘!母さん置いてかないでよ!またね、リーラ!!」
躓きそうになりながらチリルを後を追いかけるベラだった。
今、ベラはケリーと言ったような気がする……。こんな大きな街だと似た人の一人や二人いるかもしれないと思い宿に戻ることにした。
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通りから離れた裏路地に一人の侍女服を来た女が馬車に戻って行く。
「サンドラ様、お待たせ致しました。確認取れました。予定通りにリッチモンドに向かっています。明日、出発だそうです」
「ありがとう、ケリー。私達も先回りしてリッチモンドに向かいましょう。ふふふ、もうすぐ始まるわよ」
「いよいよですね、サンドラ様」
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