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15話
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新たな縁を求めて
セイル・フィッツという青年騎士が私を訪ねてきた——この出来事は、私の中に小さな火種を灯したように思う。
これまで私は、結婚など面倒だと思ってきたし、自由を享受するために“白い結婚”なら問題ないと考えていた。しかし、その結末がどれほど虚しいものになったかも痛感した。
……それでも、誰かとの繋がりを拒みきれない自分がいる。自分が本当に「好きだ」と思える相手となら、もしかして心穏やかな将来を描けるのではないか——そんな思いが、頭をかすめるようになった。
(でも、今はまだ彼を信用しきれないわ。私を守りたいというのが純粋な気持ちなのか、それとも何か下心があるのか……)
そう警戒している面もあったが、どうしても彼の言葉を無下にしたくない自分がいる。
私は数日のあいだ悩んだ末、思い切ってセイルに手紙を書いた。「少しお話ししたいことがあるので、お茶でもいかがですか?」と。
すると、彼は想像以上に早く返事をよこし、街の落ち着いたカフェで会うことになった。騎士団の許可も取っているらしい。
穏やかな午後の語らい
王都の大通りから少し外れたところにある小さなカフェ。香ばしいパンとコーヒーの匂いが漂い、どこか田舎の雰囲気を残す場所だ。貴族や上流階級が通う豪奢な店とは違い、木の温もりを感じる質素な内装が、かえって落ち着きを与えてくれる。
ここでセイルと合流した私は、窓際のテーブル席に座り、軽く笑みを交わした。セイルは護衛らしき騎士仲間を連れていたが、少し離れた席で待機させている。
「わざわざ呼び出してごめんなさい。急にお茶なんて……騎士団の仕事は大丈夫でしたか?」
「ええ、今日は非番なので問題ありません。それに、貴女様にお会いできるなら、喜んで駆けつけます」
彼の言葉は、相変わらず素直で飾り気がない。まるで生真面目な少年がそのまま大人になったかのようだ。
注文を済ませ、少し雑談を交わしてから、私はそれとなく切り出した。
「セイルさんは……これから先、どんな道を進むつもりなんですか? 騎士として、国を支えるという感じかしら?」
「そうですね。私は、騎士として武勲を立て、正規の爵位を認めてもらえるよう精進するつもりです。実は、私の父は準男爵の身分でしたが、すでに他界しており、正式な後継ぎは別にいるんです。なので、私は庶子という立場で、ほとんど財産も受け継げないんですよ」
「そう……。でも、騎士として立身出世すれば、そのうち正当な爵位を得る道も開けるかもしれないわね」
セイルは大きくうなずく。
「はい。私のような庶子が認められるには並大抵の努力では足りませんが、頑張るしかありません。貴女様にお会いしたいと思ったのも、その一環でもありました。……私が少しでも立派になって、貴女様のような方にも胸を張ってお会いしたい——そう思ってずっと努力してきたんです」
彼の素直すぎる告白に、私は気恥ずかしさを覚える。同時に、心の奥がじんわりと温かくなるような感覚もある。王宮で出会ったリオネル殿下や他の貴族たちは、どこか打算的な雰囲気があったけれど、セイルはただの一途さと真面目さに溢れているようだ。
やがて運ばれてきたパンとスープを一口食べながら、私は思い切って彼に聞いてみる。
「……セイルさんは、私のどんなところに惹かれているの? 実際、私ってそこまで優秀なわけでもないのよ。今回の婚約破談だって、ただ流されるままに終わってしまっただけだし。自分を守ることも、友人を守ることもできなかった……」
話しながら、私は自然とリナの顔を思い出す。彼女がいたら「そんなことはありません、ルージュ様は優しいんです」と言ってくれただろうか。けれど、事実として私は何もできなかった。力もなく、行動力もない、ただの“形だけの貴族令嬢”だ。
セイルは少し驚いたように目を瞬かせて、真剣な調子で答えた。
「たとえ貴女様がどんな立場や経緯を持っていても、私は恩人としての貴女様を尊敬していますし、何より、無理に取り繕うことをなさらないところが好きです。もちろん、貴族令嬢としての気品をお持ちですが、裏表がないように感じるというか……」
「裏表が……ない……?」
「はい。あの幼少の頃の記憶が特にそう思わせるんです。普通なら、平民の子どもが馬車に轢かれそうになっても、『危ない』と叫ぶくらいしかできないでしょう。でも、あのときの貴女様は御者にきっぱり止まるよう命じ、救助のあとも『大丈夫?』と真剣に心配してくださった。あれは誰かに言われてやった行為ではなく、貴女様自身の言葉でした」
私はあの日の光景を思い返してみる。確かに、私はとっさに「危ないわよ、止まって!」と大きな声を張り上げ、父の制止も聞かずに馬車から飛び降りようとした。いま考えれば、無謀とも言える行動だ。
セイルは続ける。
「自分より弱い者や、困っている者を見過ごせない。そんなお人柄なんだと、私は感じています。王宮の騒動だって、噂を耳にする限り、ルージュ様が“友人”を必死に助けようとしていたとか……」
「……そこまでうまく助けられなかったけどね」
「それでも、動こうとしたのは事実ですよ。国の上層部の闘争に巻き込まれてしまえば、誰しも簡単に太刀打ちできません。だから、責める必要はないし、むしろ私としては——」
そこで言いかけて、セイルは言葉を飲み込み、少しはにかんだように笑った。
「……すみません。こんな話をするつもりじゃなかったのに、つい熱くなってしまいました。要するに私は、貴女様のそういう部分も含めて好き……尊敬しているということです」
「好き……」という言葉。セイルは自然と口に出してしまったのかもしれないが、私はその響きにドキリとしてしまう。リオネル殿下からはそんな言葉をかけられたことがなかったし、実際、私は“建前”でしか接されてこなかったから。
一方、セイルの瞳は揺るぎなく純粋で、まるで「本気」であることを示しているように見える。
私は自然と頬が熱くなるのを感じて、慌ててスープを口に運んだ。味なんてほとんど分からない。どう返事すればいいか……そんな乙女じみた悩みを、自分が抱える日が来るなんて想像もしていなかった。
「……ありがと。そう言ってもらえると、少し救われる気がするわ」
正直、まだ迷いはある。だけど、セイルとならば“ただの形”ではない、本当の意味での繋がりを築けるかもしれない。そんな期待が、私の心を少しだけ軽くしてくれる。
そうして穏やかな午後は過ぎ、私はセイルと連れ立って街を散歩し、夕刻には家へ戻ることにした。彼は終始、私の歩幅に合わせて気遣ってくれる。何気ない会話にも誠実さが滲み出ていて、私は自然と笑顔になる。
こんなささやかな時間が、私にはとても心地よかった。
セイル・フィッツという青年騎士が私を訪ねてきた——この出来事は、私の中に小さな火種を灯したように思う。
これまで私は、結婚など面倒だと思ってきたし、自由を享受するために“白い結婚”なら問題ないと考えていた。しかし、その結末がどれほど虚しいものになったかも痛感した。
……それでも、誰かとの繋がりを拒みきれない自分がいる。自分が本当に「好きだ」と思える相手となら、もしかして心穏やかな将来を描けるのではないか——そんな思いが、頭をかすめるようになった。
(でも、今はまだ彼を信用しきれないわ。私を守りたいというのが純粋な気持ちなのか、それとも何か下心があるのか……)
そう警戒している面もあったが、どうしても彼の言葉を無下にしたくない自分がいる。
私は数日のあいだ悩んだ末、思い切ってセイルに手紙を書いた。「少しお話ししたいことがあるので、お茶でもいかがですか?」と。
すると、彼は想像以上に早く返事をよこし、街の落ち着いたカフェで会うことになった。騎士団の許可も取っているらしい。
穏やかな午後の語らい
王都の大通りから少し外れたところにある小さなカフェ。香ばしいパンとコーヒーの匂いが漂い、どこか田舎の雰囲気を残す場所だ。貴族や上流階級が通う豪奢な店とは違い、木の温もりを感じる質素な内装が、かえって落ち着きを与えてくれる。
ここでセイルと合流した私は、窓際のテーブル席に座り、軽く笑みを交わした。セイルは護衛らしき騎士仲間を連れていたが、少し離れた席で待機させている。
「わざわざ呼び出してごめんなさい。急にお茶なんて……騎士団の仕事は大丈夫でしたか?」
「ええ、今日は非番なので問題ありません。それに、貴女様にお会いできるなら、喜んで駆けつけます」
彼の言葉は、相変わらず素直で飾り気がない。まるで生真面目な少年がそのまま大人になったかのようだ。
注文を済ませ、少し雑談を交わしてから、私はそれとなく切り出した。
「セイルさんは……これから先、どんな道を進むつもりなんですか? 騎士として、国を支えるという感じかしら?」
「そうですね。私は、騎士として武勲を立て、正規の爵位を認めてもらえるよう精進するつもりです。実は、私の父は準男爵の身分でしたが、すでに他界しており、正式な後継ぎは別にいるんです。なので、私は庶子という立場で、ほとんど財産も受け継げないんですよ」
「そう……。でも、騎士として立身出世すれば、そのうち正当な爵位を得る道も開けるかもしれないわね」
セイルは大きくうなずく。
「はい。私のような庶子が認められるには並大抵の努力では足りませんが、頑張るしかありません。貴女様にお会いしたいと思ったのも、その一環でもありました。……私が少しでも立派になって、貴女様のような方にも胸を張ってお会いしたい——そう思ってずっと努力してきたんです」
彼の素直すぎる告白に、私は気恥ずかしさを覚える。同時に、心の奥がじんわりと温かくなるような感覚もある。王宮で出会ったリオネル殿下や他の貴族たちは、どこか打算的な雰囲気があったけれど、セイルはただの一途さと真面目さに溢れているようだ。
やがて運ばれてきたパンとスープを一口食べながら、私は思い切って彼に聞いてみる。
「……セイルさんは、私のどんなところに惹かれているの? 実際、私ってそこまで優秀なわけでもないのよ。今回の婚約破談だって、ただ流されるままに終わってしまっただけだし。自分を守ることも、友人を守ることもできなかった……」
話しながら、私は自然とリナの顔を思い出す。彼女がいたら「そんなことはありません、ルージュ様は優しいんです」と言ってくれただろうか。けれど、事実として私は何もできなかった。力もなく、行動力もない、ただの“形だけの貴族令嬢”だ。
セイルは少し驚いたように目を瞬かせて、真剣な調子で答えた。
「たとえ貴女様がどんな立場や経緯を持っていても、私は恩人としての貴女様を尊敬していますし、何より、無理に取り繕うことをなさらないところが好きです。もちろん、貴族令嬢としての気品をお持ちですが、裏表がないように感じるというか……」
「裏表が……ない……?」
「はい。あの幼少の頃の記憶が特にそう思わせるんです。普通なら、平民の子どもが馬車に轢かれそうになっても、『危ない』と叫ぶくらいしかできないでしょう。でも、あのときの貴女様は御者にきっぱり止まるよう命じ、救助のあとも『大丈夫?』と真剣に心配してくださった。あれは誰かに言われてやった行為ではなく、貴女様自身の言葉でした」
私はあの日の光景を思い返してみる。確かに、私はとっさに「危ないわよ、止まって!」と大きな声を張り上げ、父の制止も聞かずに馬車から飛び降りようとした。いま考えれば、無謀とも言える行動だ。
セイルは続ける。
「自分より弱い者や、困っている者を見過ごせない。そんなお人柄なんだと、私は感じています。王宮の騒動だって、噂を耳にする限り、ルージュ様が“友人”を必死に助けようとしていたとか……」
「……そこまでうまく助けられなかったけどね」
「それでも、動こうとしたのは事実ですよ。国の上層部の闘争に巻き込まれてしまえば、誰しも簡単に太刀打ちできません。だから、責める必要はないし、むしろ私としては——」
そこで言いかけて、セイルは言葉を飲み込み、少しはにかんだように笑った。
「……すみません。こんな話をするつもりじゃなかったのに、つい熱くなってしまいました。要するに私は、貴女様のそういう部分も含めて好き……尊敬しているということです」
「好き……」という言葉。セイルは自然と口に出してしまったのかもしれないが、私はその響きにドキリとしてしまう。リオネル殿下からはそんな言葉をかけられたことがなかったし、実際、私は“建前”でしか接されてこなかったから。
一方、セイルの瞳は揺るぎなく純粋で、まるで「本気」であることを示しているように見える。
私は自然と頬が熱くなるのを感じて、慌ててスープを口に運んだ。味なんてほとんど分からない。どう返事すればいいか……そんな乙女じみた悩みを、自分が抱える日が来るなんて想像もしていなかった。
「……ありがと。そう言ってもらえると、少し救われる気がするわ」
正直、まだ迷いはある。だけど、セイルとならば“ただの形”ではない、本当の意味での繋がりを築けるかもしれない。そんな期待が、私の心を少しだけ軽くしてくれる。
そうして穏やかな午後は過ぎ、私はセイルと連れ立って街を散歩し、夕刻には家へ戻ることにした。彼は終始、私の歩幅に合わせて気遣ってくれる。何気ない会話にも誠実さが滲み出ていて、私は自然と笑顔になる。
こんなささやかな時間が、私にはとても心地よかった。
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