白い結婚でしたので、裏切り夫とはお別れいたします

鍛高譚

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第3章:交わされる偽りの弁明、そして決裂

15話

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私、クレア・ローランドは、王国屈指の名門貴族・ローランド公爵家の令嬢である。
 しかし、たった数週間前に結婚した夫、ギルバート・ウェインが私に向けたものは、愛などではなかった。
 すべては彼が公爵家の後ろ盾を得て出世するための策略にすぎなかったのだ。しかも結婚前から愛人を抱えており、新婚生活では一度も夫婦らしい時間を持たず、裏では私を利用する計画を着々と進めていた——。
 私がその事実を知り、愛人の手紙という決定的な証拠を握ってギルバートの屋敷を飛び出したのが、ほんの数日前のこと。父と母の温かい支えにより、私は実家であるローランド公爵家へ戻り、離縁を決意する。
 そして今日、ギルバートが公爵家を訪れ、正式に「弁明」をする場を設けた。もちろん私たちの要求は「離縁」のみ。あちらがどんな言い訳を並べようと、この結婚を続けるつもりはさらさらない。
 けれど、その交渉がすんなりと終わるわけもない。ギルバートは自分の名誉と地位を守るために必死で嘘を重ねるだろう。私は今、父母と共に応接室に入り、冷ややかな視線で彼を見据えている。
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