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14話 これは……面倒そうだ……
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14話 これは……面倒そうだ……
翌朝、キャル・キュレイションは公爵家の玄関先で、本気で帰りたかった。
まだ空気は冷たい。吐く息も白い。屋敷の門前には王宮から寄越された馬車が止まり、その脇には財務局の官吏ルネ・ベルティエが立っている。昨日と同じく地味な色合いの服だが、王宮仕え特有の整い方は隠せない。
その横で、公爵アルフォンスは腕を組み、いかにも不機嫌そうな顔をしていた。
いつも通りと言えばいつも通りだが、今日の不機嫌は少し種類が違う。便利に使っていた道具を、外へ貸し出す時の顔に近い。
ひどい例えだな、とキャルは思う。
だが、案外間違ってもいない気もした。
「では行ってまいります」
形だけはそう言ったが、声にやる気はほとんど乗らなかった。
公爵は短く頷く。
「行け」
「もっと他にありませんか」
「何がだ」
「気をつけろ、とか、無理をするな、とか」
「無理は最初からしている」
即答だった。
キャルは小さく目を細める。
「そういうところです」
「給金は上げた」
「それは感謝しています」
「なら働け」
やはりこの人は、最後までこうなのだ。
マドレーヌが少し離れた場所から、気の毒そうにこちらを見ている。助ける気はなさそうだが、同情はしてくれているらしい。
家令もいる。こちらはもう完全に実務顔で、「戻ったら続きをやる」という気配を隠しもしない。帰ってきたあとも紙が減らない未来が見えて、キャルは少しだけ遠い目になった。
そこで、アルフォンスが不意に言った。
「キャル」
「はい」
「お前は公爵家から出る」
キャルは顔を上げた。
「だから、公爵家の名を背負っているつもりでいろ」
短い言葉だった。
けれど、その意味はよく分かった。
好きにしてこい、ではない。
怯えるな、でもない。
お前一人の問題ではない、と言っているのだ。
少しだけ、胸の奥のざわつきが落ち着く。
「……承知しました」
公爵はもう何も言わず、顎で馬車を示した。
それがたぶん、この人なりの送り方なのだろう。
キャルは一礼して馬車へ向かった。
乗り込んだあと、向かいに座ったルネが控えめに言う。
「お見送り、丁重でしたね」
「そう見えましたか」
「ええ」
「それはたぶん、公爵様にしては、です」
ルネが少しだけ口元を緩めた。
この人は笑うと少しだけ人間味が出るのだな、とキャルは思った。普段が真面目すぎるせいかもしれない。
馬車が動き出す。
屋敷の門が遠ざかるのを見ながら、キャルは膝の上で手を組んだ。
王宮へ向かっている。
その事実だけで、どうにも落ち着かない。
公爵家の中なら、何だかんだで文句を言える。嫌味も返せるし、仕事量への不満も口にできる。だが王宮は違う。そこにいる人間の大半は、キャルにとって「最初から格上」だ。子爵令嬢で侍女見習いなど、上位貴族から見れば本当に半端者でしかない。
高位の貴族から見れば、子爵令嬢なんて平民と変わらない。
自分で口にした言葉が、いまさらのように重く思い出された。
「そんなに緊張なさらなくても」
ルネが言った。
キャルは即座に返す。
「していますか」
「少し」
「そうですか」
自覚はあった。あるが、認めるのも少し癪だ。
しばらく沈黙が続いたあと、ルネがぽつりと口を開いた。
「昨日のことですが」
「はい」
「……無理を言っている自覚はあります」
「でしょうね」
「すみません」
また素直に謝る。
この人は本当に、妙に素直だ。王宮の官吏と聞くともう少しねじれているものかと思っていたが、少なくともルネは違うらしい。
だからキャルも、少しだけ正直に返した。
「嫌ではあります」
「ええ」
「でも、最初からそうおっしゃっていたので、まだましです」
ルネが少し目を瞬かせる。
「まし、ですか」
「王宮のためにとか、国のためにとか、そういう綺麗な言葉を持ち出されるよりは」
キャルは窓の外を見たまま続けた。
「解けないから、時間がないから、と言われる方が話は早いです」
ルネはしばらく黙っていたが、やがて小さく息をついた。
「その通りですね」
王都の中心に近づくにつれ、道は広くなり、人の服装もきっちりしてくる。門をいくつか越え、兵の数が増え、ついに王宮の正門が見えた時、キャルはほんの少しだけ肩に力が入るのを感じた。
大きい。
分かっていたことだが、大きい。
そしてきれいだ。磨き上げられた石、高い天井、無駄のない装飾。公爵家の屋敷にも整った威圧感はあったが、こちらはもう少し、制度そのものが形になったような圧迫感がある。
馬車を降りると、通されたのは財務局の一角だった。そこまでは、まだ予想の範囲内だった。
だが、さらにその奥へ進み、監査室の前へ立った時点で、キャルはもう一度だけ本気で帰りたくなった。
扉の向こうから、紙をめくる音と、低く押し殺したような会話が聞こえる。
いや、会話というより、疲れた人間たちが同じ数字に何度も殴られている音に近い。
ルネが扉を開けた。
「失礼します。ヴァレール公爵家から協力者をお連れしました」
中に入った瞬間、監査室にいた人間たちの視線が一斉にこちらへ向いた。
数は六人。年齢はばらばらだが、全員が疲れている。机の上には帳簿、納品控え、出納表、受領証、覚え書き。紙、紙、紙。しかもどれも途中まで開かれたままになっているあたり、何日も同じ場所で詰まっているのだろう。
部屋の空気そのものが、死んでいた。
書記官の一人が、キャルを見て露骨に眉をひそめる。
「……この娘が?」
その一言に、ルネの肩がわずかにこわばったのが分かった。
キャル自身は別に驚かない。
そう言われるだろうと思っていたからだ。
侍女見習いの身なりをした、若い子爵令嬢。王宮監査室で歓迎される要素などひとつもない。
「ええ」
ルネが短く答える。
「ヴァレール公爵領の件で差額算定を行った方です」
監査室の最年長らしい男が、椅子にもたれたまま低く言う。
「侍女見習いと聞いたが」
「そうです」
ルネはそこも隠さない。
「公爵家からの臨時協力です」
男は鼻を鳴らした。
「ずいぶん思い切ったことをする」
「解けないまま何日も繰り返すよりはましかと」
ルネも少し疲れているのか、今日は切り返しがいつもより辛辣だった。
キャルはそのやり取りを横目に見ながら、部屋の中央の机へ目を向けた。
そこに広げられている帳簿の山を見た瞬間、思わず口から漏れた。
「これは……」
全員の視線がまた集まる。
キャルは紙束を見たまま、正直に言った。
「面倒そうだ……」
沈黙が落ちた。
書記官の一人が、呆れたように言う。
「面倒、だと?」
「はい」
キャルは顔を上げた。
「かなり」
その返答に、監査室の面々は何とも言えない顔をした。怒るほどの余力もないのかもしれない。
ルネが軽く咳払いをする。
「まずは概要から説明を」
最年長の監査官が不機嫌そうに紙を引き寄せた。
「三年分の補修費、納品控え、受領控えだ」
「はい」
「帳簿上は合っている箇所と合わない箇所が混在している」
「はい」
「何度照合しても、不明金が出る」
「はい」
「額は月ごとに違う。多い月もあれば、逆に不足が消える月もある」
「……なるほど」
なるほど、とは言ったものの、実際にはまだ全体像しか見えていない。
だが全体像だけでも分かることはある。
帳簿の厚み。書き手の癖の混在。単位の揺れ。継ぎ足しの筆跡。納品控えと受領控えの紙質の差。こういうものは、詳細に入る前から人を嫌な気分にさせる。
キャルは机の近くまで歩み寄り、いくつかの帳簿を順に開いた。
目を走らせ、ページを戻し、別の紙を見比べる。
少しして、ぽつりと呟いた。
「石を並べるか……」
監査官が眉をひそめる。
「何だ?」
「いえ」
キャルは帳簿から目を離さずに続ける。
「頭の中だけで追うには、少し長いので」
「長い?」
「はい。複雑です」
そこでルネが、昨日の会話を思い出したのか、少しだけ身を乗り出した。
「暗算では、ですか」
「簡単なものならどうにかなりますが」
キャルは率直に答えた。
「これは、さすがに暗算だけでやるには面倒です」
監査官の一人が呆れたように言う。
「面倒、面倒と」
「実際、面倒です」
キャルは机上の紙を見たまま言った。
「石を並べれば早いんですが」
「石?」
「はい」
そこでふと、キャルは机の広さを見て、それから小さく眉を寄せた。
「……いや、だめだな」
「何がだ」
「ここだと転がると厄介だ」
監査室の全員が、今度こそ本気で黙った。
話が通じていないと分かる。
だが説明している時間も惜しい気がした。こういう時は、言葉より実物の方が早い。
キャルは顔を上げて、監査室を見回した。
「板切れが一枚ありませんか?」
今度は、本当に部屋が止まった。
翌朝、キャル・キュレイションは公爵家の玄関先で、本気で帰りたかった。
まだ空気は冷たい。吐く息も白い。屋敷の門前には王宮から寄越された馬車が止まり、その脇には財務局の官吏ルネ・ベルティエが立っている。昨日と同じく地味な色合いの服だが、王宮仕え特有の整い方は隠せない。
その横で、公爵アルフォンスは腕を組み、いかにも不機嫌そうな顔をしていた。
いつも通りと言えばいつも通りだが、今日の不機嫌は少し種類が違う。便利に使っていた道具を、外へ貸し出す時の顔に近い。
ひどい例えだな、とキャルは思う。
だが、案外間違ってもいない気もした。
「では行ってまいります」
形だけはそう言ったが、声にやる気はほとんど乗らなかった。
公爵は短く頷く。
「行け」
「もっと他にありませんか」
「何がだ」
「気をつけろ、とか、無理をするな、とか」
「無理は最初からしている」
即答だった。
キャルは小さく目を細める。
「そういうところです」
「給金は上げた」
「それは感謝しています」
「なら働け」
やはりこの人は、最後までこうなのだ。
マドレーヌが少し離れた場所から、気の毒そうにこちらを見ている。助ける気はなさそうだが、同情はしてくれているらしい。
家令もいる。こちらはもう完全に実務顔で、「戻ったら続きをやる」という気配を隠しもしない。帰ってきたあとも紙が減らない未来が見えて、キャルは少しだけ遠い目になった。
そこで、アルフォンスが不意に言った。
「キャル」
「はい」
「お前は公爵家から出る」
キャルは顔を上げた。
「だから、公爵家の名を背負っているつもりでいろ」
短い言葉だった。
けれど、その意味はよく分かった。
好きにしてこい、ではない。
怯えるな、でもない。
お前一人の問題ではない、と言っているのだ。
少しだけ、胸の奥のざわつきが落ち着く。
「……承知しました」
公爵はもう何も言わず、顎で馬車を示した。
それがたぶん、この人なりの送り方なのだろう。
キャルは一礼して馬車へ向かった。
乗り込んだあと、向かいに座ったルネが控えめに言う。
「お見送り、丁重でしたね」
「そう見えましたか」
「ええ」
「それはたぶん、公爵様にしては、です」
ルネが少しだけ口元を緩めた。
この人は笑うと少しだけ人間味が出るのだな、とキャルは思った。普段が真面目すぎるせいかもしれない。
馬車が動き出す。
屋敷の門が遠ざかるのを見ながら、キャルは膝の上で手を組んだ。
王宮へ向かっている。
その事実だけで、どうにも落ち着かない。
公爵家の中なら、何だかんだで文句を言える。嫌味も返せるし、仕事量への不満も口にできる。だが王宮は違う。そこにいる人間の大半は、キャルにとって「最初から格上」だ。子爵令嬢で侍女見習いなど、上位貴族から見れば本当に半端者でしかない。
高位の貴族から見れば、子爵令嬢なんて平民と変わらない。
自分で口にした言葉が、いまさらのように重く思い出された。
「そんなに緊張なさらなくても」
ルネが言った。
キャルは即座に返す。
「していますか」
「少し」
「そうですか」
自覚はあった。あるが、認めるのも少し癪だ。
しばらく沈黙が続いたあと、ルネがぽつりと口を開いた。
「昨日のことですが」
「はい」
「……無理を言っている自覚はあります」
「でしょうね」
「すみません」
また素直に謝る。
この人は本当に、妙に素直だ。王宮の官吏と聞くともう少しねじれているものかと思っていたが、少なくともルネは違うらしい。
だからキャルも、少しだけ正直に返した。
「嫌ではあります」
「ええ」
「でも、最初からそうおっしゃっていたので、まだましです」
ルネが少し目を瞬かせる。
「まし、ですか」
「王宮のためにとか、国のためにとか、そういう綺麗な言葉を持ち出されるよりは」
キャルは窓の外を見たまま続けた。
「解けないから、時間がないから、と言われる方が話は早いです」
ルネはしばらく黙っていたが、やがて小さく息をついた。
「その通りですね」
王都の中心に近づくにつれ、道は広くなり、人の服装もきっちりしてくる。門をいくつか越え、兵の数が増え、ついに王宮の正門が見えた時、キャルはほんの少しだけ肩に力が入るのを感じた。
大きい。
分かっていたことだが、大きい。
そしてきれいだ。磨き上げられた石、高い天井、無駄のない装飾。公爵家の屋敷にも整った威圧感はあったが、こちらはもう少し、制度そのものが形になったような圧迫感がある。
馬車を降りると、通されたのは財務局の一角だった。そこまでは、まだ予想の範囲内だった。
だが、さらにその奥へ進み、監査室の前へ立った時点で、キャルはもう一度だけ本気で帰りたくなった。
扉の向こうから、紙をめくる音と、低く押し殺したような会話が聞こえる。
いや、会話というより、疲れた人間たちが同じ数字に何度も殴られている音に近い。
ルネが扉を開けた。
「失礼します。ヴァレール公爵家から協力者をお連れしました」
中に入った瞬間、監査室にいた人間たちの視線が一斉にこちらへ向いた。
数は六人。年齢はばらばらだが、全員が疲れている。机の上には帳簿、納品控え、出納表、受領証、覚え書き。紙、紙、紙。しかもどれも途中まで開かれたままになっているあたり、何日も同じ場所で詰まっているのだろう。
部屋の空気そのものが、死んでいた。
書記官の一人が、キャルを見て露骨に眉をひそめる。
「……この娘が?」
その一言に、ルネの肩がわずかにこわばったのが分かった。
キャル自身は別に驚かない。
そう言われるだろうと思っていたからだ。
侍女見習いの身なりをした、若い子爵令嬢。王宮監査室で歓迎される要素などひとつもない。
「ええ」
ルネが短く答える。
「ヴァレール公爵領の件で差額算定を行った方です」
監査室の最年長らしい男が、椅子にもたれたまま低く言う。
「侍女見習いと聞いたが」
「そうです」
ルネはそこも隠さない。
「公爵家からの臨時協力です」
男は鼻を鳴らした。
「ずいぶん思い切ったことをする」
「解けないまま何日も繰り返すよりはましかと」
ルネも少し疲れているのか、今日は切り返しがいつもより辛辣だった。
キャルはそのやり取りを横目に見ながら、部屋の中央の机へ目を向けた。
そこに広げられている帳簿の山を見た瞬間、思わず口から漏れた。
「これは……」
全員の視線がまた集まる。
キャルは紙束を見たまま、正直に言った。
「面倒そうだ……」
沈黙が落ちた。
書記官の一人が、呆れたように言う。
「面倒、だと?」
「はい」
キャルは顔を上げた。
「かなり」
その返答に、監査室の面々は何とも言えない顔をした。怒るほどの余力もないのかもしれない。
ルネが軽く咳払いをする。
「まずは概要から説明を」
最年長の監査官が不機嫌そうに紙を引き寄せた。
「三年分の補修費、納品控え、受領控えだ」
「はい」
「帳簿上は合っている箇所と合わない箇所が混在している」
「はい」
「何度照合しても、不明金が出る」
「はい」
「額は月ごとに違う。多い月もあれば、逆に不足が消える月もある」
「……なるほど」
なるほど、とは言ったものの、実際にはまだ全体像しか見えていない。
だが全体像だけでも分かることはある。
帳簿の厚み。書き手の癖の混在。単位の揺れ。継ぎ足しの筆跡。納品控えと受領控えの紙質の差。こういうものは、詳細に入る前から人を嫌な気分にさせる。
キャルは机の近くまで歩み寄り、いくつかの帳簿を順に開いた。
目を走らせ、ページを戻し、別の紙を見比べる。
少しして、ぽつりと呟いた。
「石を並べるか……」
監査官が眉をひそめる。
「何だ?」
「いえ」
キャルは帳簿から目を離さずに続ける。
「頭の中だけで追うには、少し長いので」
「長い?」
「はい。複雑です」
そこでルネが、昨日の会話を思い出したのか、少しだけ身を乗り出した。
「暗算では、ですか」
「簡単なものならどうにかなりますが」
キャルは率直に答えた。
「これは、さすがに暗算だけでやるには面倒です」
監査官の一人が呆れたように言う。
「面倒、面倒と」
「実際、面倒です」
キャルは机上の紙を見たまま言った。
「石を並べれば早いんですが」
「石?」
「はい」
そこでふと、キャルは机の広さを見て、それから小さく眉を寄せた。
「……いや、だめだな」
「何がだ」
「ここだと転がると厄介だ」
監査室の全員が、今度こそ本気で黙った。
話が通じていないと分かる。
だが説明している時間も惜しい気がした。こういう時は、言葉より実物の方が早い。
キャルは顔を上げて、監査室を見回した。
「板切れが一枚ありませんか?」
今度は、本当に部屋が止まった。
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