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第4章:新たな未来と最高の幸せ
33話
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新たなる縁
その数日後、今度はアルベルト殿下ご自身から手紙が届きました。
そこには「正式に王太子になることが決まりました。わたしは今後、国の運営に力を尽くします。あなたのように、真に人々の声を聞き、苦しみに寄り添える存在になりたいと思っています。いつかこの国をよくするために、あなたの力も貸していただけないでしょうか」という、殿下らしい丁寧な文面が綴られていました。
わたしは読み終えると、自然と微笑みがこぼれました。婚約破棄の後、こんなにも違う形で王族と関わる日が来るなんて、想像もしなかったからです。
さらに、その手紙の末尾には、一つの驚くべき提案が付け加えられていました。
「もしあなたさえよろしければ、改めてわたしとともにこの国を支えてくれませんか?――王太子妃になることを強要する気はありません。ですが、あなたが側にいてくだされば、きっとわたしは力強く国を導いていけると信じています。」
これを読んだ瞬間、わたしは心臓が大きく跳ねるのを感じました。
アルベルト殿下がわたしを選んでくれる――その事実が、どれほどの意味を持つのか、かつて婚約破棄を経験したわたしには痛いほどわかります。王太子妃の座は、王太子が自由に決められるわけではありませんし、貴族や国の思惑が絡むことも多いでしょう。
けれど、その中で「わたしとともに国を支えてほしい」と言ってくれている。あの冷酷だったエドワード殿下とはちがい、アルベルト殿下はわたしの意志を尊重してくれています。
もちろん、すぐに「はい」と答えられるわけではありません。わたしは村の復興にもまだ関わりたいし、何より、この先どう生きるか自分自身で考える時間が欲しい。だけど、この提案を無下に断る気にもなれませんでした。
かつては“王太子妃”という言葉を聞くだけで、婚約破棄の痛みが蘇りそうでしたが、今は少し違います。アルベルト殿下なら、わたしを対等な存在として見てくれるかもしれない。その可能性を思えば、胸が温かくなるのです。
その数日後、今度はアルベルト殿下ご自身から手紙が届きました。
そこには「正式に王太子になることが決まりました。わたしは今後、国の運営に力を尽くします。あなたのように、真に人々の声を聞き、苦しみに寄り添える存在になりたいと思っています。いつかこの国をよくするために、あなたの力も貸していただけないでしょうか」という、殿下らしい丁寧な文面が綴られていました。
わたしは読み終えると、自然と微笑みがこぼれました。婚約破棄の後、こんなにも違う形で王族と関わる日が来るなんて、想像もしなかったからです。
さらに、その手紙の末尾には、一つの驚くべき提案が付け加えられていました。
「もしあなたさえよろしければ、改めてわたしとともにこの国を支えてくれませんか?――王太子妃になることを強要する気はありません。ですが、あなたが側にいてくだされば、きっとわたしは力強く国を導いていけると信じています。」
これを読んだ瞬間、わたしは心臓が大きく跳ねるのを感じました。
アルベルト殿下がわたしを選んでくれる――その事実が、どれほどの意味を持つのか、かつて婚約破棄を経験したわたしには痛いほどわかります。王太子妃の座は、王太子が自由に決められるわけではありませんし、貴族や国の思惑が絡むことも多いでしょう。
けれど、その中で「わたしとともに国を支えてほしい」と言ってくれている。あの冷酷だったエドワード殿下とはちがい、アルベルト殿下はわたしの意志を尊重してくれています。
もちろん、すぐに「はい」と答えられるわけではありません。わたしは村の復興にもまだ関わりたいし、何より、この先どう生きるか自分自身で考える時間が欲しい。だけど、この提案を無下に断る気にもなれませんでした。
かつては“王太子妃”という言葉を聞くだけで、婚約破棄の痛みが蘇りそうでしたが、今は少し違います。アルベルト殿下なら、わたしを対等な存在として見てくれるかもしれない。その可能性を思えば、胸が温かくなるのです。
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