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第4章:暴かれる聖女の嘘、そして私の選ぶ道
22話
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儀式の舞台、冷たい月光の下で
時刻は夜も更け、王宮の裏手にある**“聖なる泉”**が今回の儀式の場として選ばれた。もともとこの泉は古くから神聖視されており、王家に伝わる行事の際などに使用されることがあるという。泉の周囲には神官たちが少なからず控えているが、その中心にリリアと王太子、そしてその取り巻きが陣取っている。
私は父やレオニス、さらにテオドールをはじめとする隣国騎士団の一部とともに、少し離れた位置に立っていた。国王陛下や重臣たちも後ろに控えており、儀式の様子を見守る形だ。
月明かりが神秘的に水面を照らし出す。泉の周りには複数の大きな水晶や灯籠が設置され、先ほどの大広間と同じく“光の演出”を仕掛けるには格好の舞台に思える。私は一層警戒を強めた。
「……皆さま、これより私は神へ祈りを捧げ、この国が抱える邪悪を浄化いたします。もしこの場に、神に背く者がいるのなら、その者は――」
リリアがゆっくりと両手を泉の上にかざし、冷たい声で続ける。
「――いずれ、神の裁きを受けることになるでしょう。わたくしはその執行者として、容赦なく光の力を振るいます」
背筋に寒気が走るほどの威圧感。王太子は彼女の横で腕を組み、高圧的な視線で私を見やる。「覚悟しろ、セイラ」――そう言わんばかりだ。
しかし、私はここで逃げるつもりはない。リリアがどんな策略を用意していようと、必ずその正体を暴く――そう心に誓い、泉のほうへ視線を固定した。
時刻は夜も更け、王宮の裏手にある**“聖なる泉”**が今回の儀式の場として選ばれた。もともとこの泉は古くから神聖視されており、王家に伝わる行事の際などに使用されることがあるという。泉の周囲には神官たちが少なからず控えているが、その中心にリリアと王太子、そしてその取り巻きが陣取っている。
私は父やレオニス、さらにテオドールをはじめとする隣国騎士団の一部とともに、少し離れた位置に立っていた。国王陛下や重臣たちも後ろに控えており、儀式の様子を見守る形だ。
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