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第1章:婚約破棄と幼き公爵令嬢
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やがて、奥の扉が開く。
そこから颯爽と歩いてきたのは、濃紺のタキシードに身を包んだライオネル・グラント。身長は高く、金色の髪はきっちりと整えられ、その端正な顔立ちが大広間の光に映えている。彼が歩くたびに周囲の貴族たちは道を開け、憧れの眼差しを向ける女性も少なくない。
だが――彼の隣に寄り添う女性の姿に、会場は一瞬にしてざわついた。
彼女は、淡い水色のドレスを身にまとい、肩を大胆に露出させたモダンなデザインの衣装を着こなしている。髪は褐色で、目元がきりりと引き締まり、豊満な体つきをしている。その姿は、少なくともシルフィーネのような“子供らしさ”とは正反対の“成熟した女性”を思わせた。
「アメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢……」
誰かがその名を口にする。
ローゼリック伯爵家は、最近財政的に苦しいと噂されている家柄だ。しかし、このアメリアは社交界でその華やかな外見と奔放な振る舞いで有名だった。そして、ライオネルと密かに親密な関係にあるのではないか――と囁かれ始めたのは、ほんの数週間ほど前からである。
シルフィーネは、壇の前で微動だにせず、その光景を見つめていた。胸の奥が苦しくなる感覚を覚える。どうして今日という日に、アメリアと一緒に現れるのか。それも、まるで“これから発表がある”という場面で、堂々と彼女を伴うなんて。
(ライオネル様、いったい何を考えているの……?)
視線を落としそうになる心をなんとか奮い立たせ、シルフィーネは自身の背筋を伸ばした。公爵令嬢として、こうした場で感情的になるわけにはいかない。例えどんな発表があろうとも、まずは受け止めて冷静に振る舞わなければ――。
その想いを胸に秘め、彼女はライオネルの言葉を待つ。
すると、壇の上に立ったライオネルは、軽く深呼吸をしてから、まるで誰も予想しないようなことを口にした。
「本日は、私ライオネル・グラントとシルフィーネ・エルフィンベルク公爵令嬢との婚約に関しまして、重大な発表をさせていただきます」
ここまでなら、誰もが思っていた“公式な婚約発表”と同じだろう。しかし、ライオネルが続けた言葉は、その場にいた全員の予想を裏切るものだった。
「結論から申し上げますと――この婚約を白紙に戻すことを、ここに宣言いたします」
大広間を埋めたざわめきは、一瞬にして水を打ったように静まる。何かの聞き違いではないかと、ほとんどの者が思った。しかしライオネルは、その沈黙を切り裂くように、さらに強い声で宣告を続ける。
「私には、新たな婚約者が必要なのです。エルフィンベルク家には誠に申し訳ないのですが、シルフィーネ令嬢のような“子供”と結婚するのは、私にはどうしても無理だと感じました。私には、もっと大人の女性が相応しい。そして、そのお方こそが――アメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢、なのです」
一言ごとに、その言葉は会場の空気を凍らせていく。誰もが信じられない思いで、壇の上のライオネルと、彼の隣で得意げに微笑むアメリアを見比べていた。
(え……? 婚約を、破棄……? それも、私が“子供”だから?)
シルフィーネは頭の中が真っ白になりそうになる。怒りとか悲しみとか、そういう感情が湧くよりも先に、現実感が失われていくようだった。
けれど、貴族としての矜持が、彼女を必死に正気へと引き戻す。
(落ち着いて、落ち着いて……ここで動揺を見せれば、私だけでなくエルフィンベルク家の名にも傷がつく。まずは事態を把握しなければ)
シルフィーネは、懸命に胸の奥で鼓動する心を抑え込むようにして、ライオネルに向き合った。
ライオネルは人々の前で、まるで自分が正当な理由を持っているかのように続ける。
「シルフィーネ令嬢を責めるつもりはありません。彼女はまだ幼いだけなのです。これは私個人の好みの問題と言ってもいいでしょう。私は、子供よりも成熟した大人の女性と人生を歩みたい。そう考えるようになったのです」
穏やかそうに言い放ってはいるが、その言葉はシルフィーネに対する明確な侮辱でもある。会場のあちこちから、「なんてことを……」「公爵家に対して失礼では?」「あまりにも一方的だ……」という声が囁かれる。
普通であれば、こんな場で婚約破棄など、本人同士や両家でひっそり話し合うのが通例である。ましてや“ガキは嫌い”というような理由で、正式な場で公言するなど、前代未聞の醜態だ。
しかし、ライオネルはこの時を待ち望んでいたかのように、さらに言葉を続ける。
「そこで、私はここにいる皆様に宣言いたします。私はエルフィンベルク公爵家との婚約を破棄し、新しくアメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢と婚約を結ぶ所存です。これを王宮にも正式に認めていただきたい」
その瞬間、ようやく我に返ったシルフィーネは、静かに一歩前に進む。そして、ライオネルの言葉を受け止め、落ち着いた声で問いかけた。
「ライオネル様……本当に、私との婚約を破棄したいというお気持ちに変わりはないのですね?」
ライオネルは、まるで面倒なことを聞かれたとでも言いたげに、苦々しい表情を浮かべる。
「シルフィーネ、一度言ったことを何度も繰り返させないでくれ。俺はもう決めたんだ。お前のような子供とは結婚したくない。きっと、お前もそのうち分かる時が来るだろう」
それを聞いて、シルフィーネの小さな手がきゅっと握られる。人目には分からないほど微かな震えがあった。しかし、その震え以上に、彼女の瞳はどこまでも透き通り、そして冷静だった。
「……分かりました」
その一言に、ライオネルは怪訝な顔をする。まるで、“もっと取り乱して泣き崩れる”とでも思っていたのだろうか。
しかし、シルフィーネはただ冷静に、そして静かに微笑んだ。
「私は、エルフィンベルク家の令嬢として、あなたのご意思を尊重いたします。この婚約破棄については、正式な手続きを進めましょう。ただし、破棄するのでしたら、こちらにもそれ相応の話し合いと条件があります。どのように対処するかは、公爵家の顧問弁護士を通じて改めてお伝えさせていただきます。――以上です」
そこから颯爽と歩いてきたのは、濃紺のタキシードに身を包んだライオネル・グラント。身長は高く、金色の髪はきっちりと整えられ、その端正な顔立ちが大広間の光に映えている。彼が歩くたびに周囲の貴族たちは道を開け、憧れの眼差しを向ける女性も少なくない。
だが――彼の隣に寄り添う女性の姿に、会場は一瞬にしてざわついた。
彼女は、淡い水色のドレスを身にまとい、肩を大胆に露出させたモダンなデザインの衣装を着こなしている。髪は褐色で、目元がきりりと引き締まり、豊満な体つきをしている。その姿は、少なくともシルフィーネのような“子供らしさ”とは正反対の“成熟した女性”を思わせた。
「アメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢……」
誰かがその名を口にする。
ローゼリック伯爵家は、最近財政的に苦しいと噂されている家柄だ。しかし、このアメリアは社交界でその華やかな外見と奔放な振る舞いで有名だった。そして、ライオネルと密かに親密な関係にあるのではないか――と囁かれ始めたのは、ほんの数週間ほど前からである。
シルフィーネは、壇の前で微動だにせず、その光景を見つめていた。胸の奥が苦しくなる感覚を覚える。どうして今日という日に、アメリアと一緒に現れるのか。それも、まるで“これから発表がある”という場面で、堂々と彼女を伴うなんて。
(ライオネル様、いったい何を考えているの……?)
視線を落としそうになる心をなんとか奮い立たせ、シルフィーネは自身の背筋を伸ばした。公爵令嬢として、こうした場で感情的になるわけにはいかない。例えどんな発表があろうとも、まずは受け止めて冷静に振る舞わなければ――。
その想いを胸に秘め、彼女はライオネルの言葉を待つ。
すると、壇の上に立ったライオネルは、軽く深呼吸をしてから、まるで誰も予想しないようなことを口にした。
「本日は、私ライオネル・グラントとシルフィーネ・エルフィンベルク公爵令嬢との婚約に関しまして、重大な発表をさせていただきます」
ここまでなら、誰もが思っていた“公式な婚約発表”と同じだろう。しかし、ライオネルが続けた言葉は、その場にいた全員の予想を裏切るものだった。
「結論から申し上げますと――この婚約を白紙に戻すことを、ここに宣言いたします」
大広間を埋めたざわめきは、一瞬にして水を打ったように静まる。何かの聞き違いではないかと、ほとんどの者が思った。しかしライオネルは、その沈黙を切り裂くように、さらに強い声で宣告を続ける。
「私には、新たな婚約者が必要なのです。エルフィンベルク家には誠に申し訳ないのですが、シルフィーネ令嬢のような“子供”と結婚するのは、私にはどうしても無理だと感じました。私には、もっと大人の女性が相応しい。そして、そのお方こそが――アメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢、なのです」
一言ごとに、その言葉は会場の空気を凍らせていく。誰もが信じられない思いで、壇の上のライオネルと、彼の隣で得意げに微笑むアメリアを見比べていた。
(え……? 婚約を、破棄……? それも、私が“子供”だから?)
シルフィーネは頭の中が真っ白になりそうになる。怒りとか悲しみとか、そういう感情が湧くよりも先に、現実感が失われていくようだった。
けれど、貴族としての矜持が、彼女を必死に正気へと引き戻す。
(落ち着いて、落ち着いて……ここで動揺を見せれば、私だけでなくエルフィンベルク家の名にも傷がつく。まずは事態を把握しなければ)
シルフィーネは、懸命に胸の奥で鼓動する心を抑え込むようにして、ライオネルに向き合った。
ライオネルは人々の前で、まるで自分が正当な理由を持っているかのように続ける。
「シルフィーネ令嬢を責めるつもりはありません。彼女はまだ幼いだけなのです。これは私個人の好みの問題と言ってもいいでしょう。私は、子供よりも成熟した大人の女性と人生を歩みたい。そう考えるようになったのです」
穏やかそうに言い放ってはいるが、その言葉はシルフィーネに対する明確な侮辱でもある。会場のあちこちから、「なんてことを……」「公爵家に対して失礼では?」「あまりにも一方的だ……」という声が囁かれる。
普通であれば、こんな場で婚約破棄など、本人同士や両家でひっそり話し合うのが通例である。ましてや“ガキは嫌い”というような理由で、正式な場で公言するなど、前代未聞の醜態だ。
しかし、ライオネルはこの時を待ち望んでいたかのように、さらに言葉を続ける。
「そこで、私はここにいる皆様に宣言いたします。私はエルフィンベルク公爵家との婚約を破棄し、新しくアメリア・フォン・ローゼリック伯爵令嬢と婚約を結ぶ所存です。これを王宮にも正式に認めていただきたい」
その瞬間、ようやく我に返ったシルフィーネは、静かに一歩前に進む。そして、ライオネルの言葉を受け止め、落ち着いた声で問いかけた。
「ライオネル様……本当に、私との婚約を破棄したいというお気持ちに変わりはないのですね?」
ライオネルは、まるで面倒なことを聞かれたとでも言いたげに、苦々しい表情を浮かべる。
「シルフィーネ、一度言ったことを何度も繰り返させないでくれ。俺はもう決めたんだ。お前のような子供とは結婚したくない。きっと、お前もそのうち分かる時が来るだろう」
それを聞いて、シルフィーネの小さな手がきゅっと握られる。人目には分からないほど微かな震えがあった。しかし、その震え以上に、彼女の瞳はどこまでも透き通り、そして冷静だった。
「……分かりました」
その一言に、ライオネルは怪訝な顔をする。まるで、“もっと取り乱して泣き崩れる”とでも思っていたのだろうか。
しかし、シルフィーネはただ冷静に、そして静かに微笑んだ。
「私は、エルフィンベルク家の令嬢として、あなたのご意思を尊重いたします。この婚約破棄については、正式な手続きを進めましょう。ただし、破棄するのでしたら、こちらにもそれ相応の話し合いと条件があります。どのように対処するかは、公爵家の顧問弁護士を通じて改めてお伝えさせていただきます。――以上です」
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