就活婚活に大敗した私が溺愛される話

Ruhuna

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「アレク。私たちっていつ帝国に行くの?」


早くもこの生活に慣れた私はアレクに対してもフレンドリーに接することができた
冷静になって考えると、恋人もいないニートを最高の形で引き取ってくれたアレクは私にとっての救世主では?!となったのだ


夜の夫婦生活に関してはツッコミどころは多いが、何不自由なく過ごせているし、邸宅内も私が過ごしやすいように工夫がされている
感謝こそすれ、恨むことはない相手だ



今の生活に感謝しなきゃ!と自分に言い聞かせ、仕事から帰宅したアレクに冒頭の言葉を投げかけた


「??帝国にはいかないよ?」

「え?だって本社は帝国でしょ?会長がいつまでも支社にいるのはおかしい…よね?」

アレクの脱いだタキシードを受け取りさらにそれを執事に渡す
私必要?って思ったが夫婦はそうするのが普通らしい


アレクの言うことがいまいち理解できず首を傾げる


「どこにいても仕事はできるからわざわざ帝国に行く必要はないよ。フィーも住み慣れた場所がいいでしょ?」

「それは、そうだけど…」

「フィーは帝国に行きたいの?」


アレクのその言葉を聞いて自分に問いかける
別に帝国に行くのは構わない。アレクと結婚が決まった時にそこは覚悟してた


ただ、私はデナムから出る事はないんだろうなーって思っていた過去はある



「もしかして、私のため?」

「…帝国じゃ無くても不自由はさせないからね」


じゃあディナーにしようか。と私の手を取り歩き出した





ーー






「寝にくくないの?」

「全然。フィーの太腿は柔らかいよ」


太陽が降り注ぐ邸宅ないのサロンで私はソファに座りアレクは私の膝の上に頭を乗せて横になっている

今日は休みらしく朝からアレクは私の横にピッタリと引っ付いている。膝枕してほしい。と良い笑顔で行ってきたアレクの要望に応え、絶賛膝枕中だ


「フィーは体は辛くない?」

「少し気だるさはあるけど、大丈夫」


昨夜も朝方まで付き合わされた私は1時間前に起きたばっかりだ
最近朝方に寝て昼過ぎに起きる堕落した生活をどうにかしたいと思っているが、改善される見込みは今のところない


アイラ曰く結婚して1ヶ月は蜜月といって夫婦仲を高めあうために必要な時期なんだとか


ぼんやりとアレクの短い髪の毛を指で解かす
今日は私はアレクにあるお願いをしたいのだ


「アレク。お義姉様とメリッサを招待しても良いかな?」

「……いいよ。そのかわり今日は私のお願いをきいてくれるなら」

「??えぇ。わかったわ」

お願い事はされたが無事に会いたい二人を招待できることが決まった私はアレクのお願いの内容を確認せずに頷いてしまった











「むりっ、むりっ…」

「どうして?お願い聞いてくれるんでしょ?」

「だ、だって…こんなの、はずかしぃ」

「ほら、頑張って」

「ゔぅ~~」


いつもの様に夜が更けると寝室に連行された私に待ち受けていたのは昼間に話していたアレクのお願いごと

深く長いキスを終えた後に、床にぽすりと下ろされた私とは正反対にベッドに腰をかけたままのアレクは長い足を開いた


そして履いていたズボンと下着を脱いで「舐めて」と言い出したアレクを私はポカーンと見つめた


え、舐める…?これを…?どうやって…??
キスだけしかしていないのにアレクのアレクは元気に主張をしている
いつもついていくのに精一杯の私は今からしないといけない事を察して泣きべそをかきながら嫌だ、と懇願した


「お義姉さんと友達に会いたいんでしよ?」

「~~ッッ!いじわる!」

「フィーは本当に可愛いなぁ」


そう言いながらうっとりと見つめてくるアレクに根負けして、泣きながらもミッションをクリアした私を褒めて欲しい


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