14 / 19
6-2※
しおりを挟むそんなこんなで。
調達したスライムを懐に隠し持って、赤い稲妻の独房に向かったレントンだったが、内心は緊張と不安でドキドキしていた。
確かに自分は赤い稲妻に欲情したが、実際ヤルとなって、本当に使い物になるのだろうか。
なんといっても自分は、男同士でそんなことをするのは初めてなのだ。
しかし、ヤルと宣言してしまったからには、それこそ勃たなかったら面目丸つぶれなわけで。
けれども、実際赤い稲妻に会った途端、レントンのそんな心配はすぐに消し飛んだ。
照れているのか、赤く上気した顔で上目使いに覗き込まれて、思わず抱き寄せ口付ける。
口付けの合間に漏らす、赤い稲妻の湿った吐息に、レントンの頭はすぐさま沸騰したようになった。
もちろんナニは完全に臨戦態勢だ。
そのことに安堵しつつ、手枷のついた赤い稲妻を抱き上げベッドまで運ぶ。
男にしては軽いその体に驚きつつ、背後から圧し掛かって、更にレントンは驚いた。
これまでも、抱きしめた際にやけに細いとは思ってはいたが、こうやって背後から見ると体の華奢さが際立って見える。
確かに締まった筋肉がついているのはわかるが、それでも首筋から肩へのラインは女のそれと見紛う程だ。
何より、赤い髪から覗く、白く滑らかなうなじが何とも艶めかしい。
吸い寄せられるようにそこに口付け、唇を這わせば、女のように愛らしい声で赤い稲妻が啼く。
その声だけで既に出そうな程興奮していたレントンだったが、無意識で胸を弄ったところで現実に引き戻された。
レントンの手に触れるのは、板のように真っ平な胸だ。
押せば多少弾力はあるが、これは盛り上がった胸筋だろう。
まあ、当然だ。
だって、赤い稲妻は男なのだから。
先程聞いた名前だって、レイ・ティシア、男の名前だ。
いつも、赤い稲妻のふくよかな胸に顔を埋める妄想をしていた為、現実に直面して、改めて赤い稲妻は男なんだという意識が蘇る。
女の様な体躯に、愛らしい声で啼くが、やはり赤い稲妻、レイは男なのだ。
しかし、それでも自分のナニはヤル気満々だ。
そんな自分に、改めてレントンは苦笑いを浮かべた。
とはいえ、それでも直接レイのナニを見る勇気はなく。
だからこそ、彼のナニが見えにくいこの体勢を取ったのだ。
なるべく、彼の前の方を触らないよう、視界に入れないよう、気を付けてズボンを脱がせる。
しかし、現れた眼下の光景に、レントンは思わず息を飲んでしまった。
何故ならそこには、小ぶりではあるものの、白く滑らかなキュッと引き締まった尻があったからだ。
24
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる