知らない言葉、知らない感情。

雨水

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自立への道

19話

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考えてから書こうと思ったんですけど、私は深く考え始めると書けなくなることがわかったのでやっぱり勢いで書き進めます!
頭を空にしてお読みください^ ^




ーーーーーー









馬の上で大人しく並んでいると、ちょっとずつ列が進んで来て僕たちの番が来た。

ロジーとバローは門番さん?に前に見せてくれたタグを見せているが、僕はそんなもの持っていなくて不安になる。

バローがそんな僕のことを察したのか頭を撫でてくれる。

門番さんとバローが少し話をして通れるようになった。

僕みたいのがそんな簡単に入れて良いのかな?

町に入ると、外国の町みたいな風景と賑わいに圧倒される。

やっぱりここは僕が作り出した夢だったりするのかな…?

少し移動してすぐに、村で馬を借りた場所みたいなところがあってバロー達はそこに向かっているみたいだ。

待って、馬を返すってことは僕はこの後歩きになるの!?

無理だよ無理!

もう足と腰は限界を迎えている。

そんなことを考えていたらバローが降りてすぐに僕を抱き上げる。

「バロー!?」

「タロ、歩く、駄目」

バロー助かるけどもしかしてずっと僕を抱えて歩くってことですか?

そうみたいですね…。

僕を抱えて馬を返しにいくと、馬を受け取った人や町の人達からの視線が…。

そんなに見ないでよ、僕だってこんなのは不本意なんだ。

恥ずかしくてバローの胸に顔を押しつけてフードを被り周りを見ないようにする。

これで少しはマシかな。

バローは町の人達から何かを言われているみたいだ。

やっぱり僕が原因じゃないですか?

どこに向かってるかもわからず顔を伏せていると、ドアを開ける音で顔を上げる。

バローと一緒にいた冒険者達もズンズンと進んで受付みたいなところでお金をもらっている。

バローも受付のお姉さんのところまで行くと、何かを喋りお金をもらっている。

お姉さんは僕のことをガン見してくるから、また僕はバローの胸に隠れることとなった。

ここにはそんなに長居せずに出ていき、他の冒険者達も別々になった。

ロジーは手を振りながら、どこかに行ってしまった。

「バロー、どこ、行く?」

僕は結局どこに連れて行かれるのかな?

「タロ、ヴァロー、寝る」

どこかにまた泊まるっぽい。

確かに腕時計を見ると18時、辺りも暗くなってきている。

また宿に泊まるのかな。

僕は抱っこで運ばれる状況に慣れてきて周りを伺う。

町の通りに出ている屋台でバローは焼き鳥みたいなものをたくさん買ってから、バローが足を止めたのはこじんまりとした一軒家だった。

スタスタとバローは中に入って黄色い石を触って明かりをつける。

お風呂の石と同じようなものなのかな?

椅子に下ろしてもらってからバローは僕にさっき買った焼き鳥を渡されたのでモグモグと食べる。

バローも向かいの席についてバクバクと食べ進めている。

「バローありがとー」

何でここまで僕のことを世話してくれるのか分からないけど、バローが良い人なのは間違いない。



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