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シュナイザー様の魔法
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前回と同じように順調に森を進み続け、三日目でダンジョンへと辿り着いた俺達は中に入ってみると前とは打って変わって大量の魔物気配を感じた。中は暗くシュナイザー様のライトの魔法によって照らされると、ブラックスパイダーがうじゃうじゃと犇めいていた。
「ダンジョンは正常に稼働してそうですね」
「確かにな」
「じゃあ、俺が片付けますよ」
「いや、今回は俺がやろう。どれだけのものなのか俺自身で確かめたいからな」
「了解」
ブラックスパイダー達は俺達を発見し今にも襲い掛かろうと動き始めている。大量の敵を殲滅するのはあまり得意じゃ無いけど、ダンジョンで戦った時に何度も相手したからさっさと片付けようと魔法を使おうとしらシュナイザー様に止められた。確かに自分の手で戦った方がどれくらいの強さなのかや難易度が分かるもんな。さて、この数のブラックスパイダー相手にどういう手段を取るんだ?スキルによる斬撃を飛ばして片付けると予想するけど・・・・
「ほらよっと」
予想に反してシュナイザー様は剣を持っていない左手に魔法で子供がよく遊ぶサイズの光の球体を作り出すと軽くブラックスパイダーの群れに向かって投げた。
パンッ
そして破裂音と共に光の球体は弾けるとそこから大量の光魔法による斬撃が円形状に発生し次々とブラックスパイダーを斬り裂いていく。軽く作ったように見えたのに、一つ一つの斬撃はしっかりとした威力があるし、俺達の方に攻撃が飛ばないよう範囲の指定もしっかりしている。ある程度魔法も使えるとは思っていたけど、予想以上の腕前だな。
「これぐらいの魔法で殲滅できるのか」
「数もスタンピードの時に来た時と比べれると三分の一程度ですね」
「ここは範囲攻撃を持っていれば四級でも十分クリアできるな。罠はどうだ?」
「探ってみましたけど、この階層には罠は無いようです」
「なら難易度はもっと落ちるな」
「ドロップ品は糸と魔石か~あんまりだな」
ブラックスパイダーは弱い部類で五級程度だが群れている場合範囲攻撃を持たなければ、一気に殲滅するのは難しい。弱い奴でも数を揃えれば結構厄介なもんだ。ドロップ品が出て正常にダンジョンが稼働していることを確認すると俺達は追加の魔物が湧かないか確認して次の階層へと向かった。
「次の相手は誰かな~おっと危ないな」
次の階層に入った瞬間襲ってきたのは研ぎ澄まされた風の刃だった。それを放ったのは空を駆け大きな羽をはためかせている首狩りトンボだ。
「入った瞬間ご挨拶とはな。他には~マーダーマンティスとキックホッパーにポイズンセンチピードか。いきなり難易度が上がったな」
「手伝いますか?」
「いや、大丈夫だ」
そう言ってシュナイザー様は姿勢を低くすると、一回の踏み込みで中央に立っている三体の目の前まで行くと流れるように三体同時に斬り裂いてしまった。残るは首狩りトンボだけだな。
「お~流石ですね。お~い、相手は俺じゃなくてシュナイザー様ですよ」
シュナイザー様を無視して風の刃を俺の方に飛ばし続けてくるので、それを軽く避けながらシュナイザー様の元へ行く。
「弱い奴から先にって感じなんですかね」
「どちらを相手しても勝ち目は無いと思うんだがな」
「首狩りトンボって空を飛ばれると厄介ですけどこの狭い空間だと大胆な飛び方は出来ないですよね」
「だが、狭いからこそあの素早い攻撃を避けるのは難しいとも考えられるな」
「確かに」
話しながら飛んで来る風の刃を避けていく。シュナイザー様の言う通り狭くて障害物が無いから避けにくくもあり、首狩りトンボの本来の機動力を出せていないということもある。だから、首狩りトンボは得意の突進じゃなくて風の刃での攻撃をメインとしているんだけど、この状況が戦いやすいかどうかは武器や魔法次第な感じがするな。
「クロガネ殿は戦いやすいと思うか?」
「大空を飛び回られない分こっちの方が戦いやすいですね」
「俺はああやって風の刃を放ち続けられると鬱陶しいから、突っ込んできて欲しい派なんだよな」
「得意な戦術によって意見が割れますよね」
「だな。んじゃさっさと倒すか」
シュナイザー様は急旋回し首狩りトンボに向き合うと、斬撃を飛ばし動かすと勢いよく走り出しまた斬撃を飛ばし避けた先にシュナイザー様は壁を蹴り高く飛び上がり真っ二つにした。
「お見事」
「ふ~飛ぶやつ相手はあんまり好きじゃ無いな」
「光魔法って飛べるんじゃないですか?」
「それ誰を参考にしてんだ?」
「銀騎士のイリスさんです」
「あ~・・・・確かにイリスは空を飛べるだがあれはかなり高度な魔法で俺は苦手なんだよ。俺が得意なのは斬撃や破壊を起こす魔法だけなんだ」
「そうだったんですか。俺はてっきり風魔法か光魔法を使える熟練者は飛べるもんだと思ってました」
「全員がそういう魔法が得意な訳じゃないからな。ブレスト殿だって飛ばないだろ?」
「ブレストは飛べるらしいですよ」
「そうなのか!?」
イリスさんは光の翼を作り出して高速移動していたから他の人も飛べるのかと思ってたけど、そうじゃないらしい。よく考えてみれば俺は防御の魔法は苦手だけど、何かの形を作ったりはなったりする魔法が得意だからそういう事なんだろうな。
「えぇ自分が飛ばなくても魔法剣を飛ばすから普段は使わないみたいですけどやろうと思えばできるらしいです。俺も見たことがありませんけどね」
「あの魔法の繊細さと技術の高さを考えれば不思議なことでは無いが・・・・なんだか裏切られた気分だ。クロガネ殿も空を飛べるし最近の流行なのか?」
「いや、そんな事は無いと思いますけど」
「別に俺も憧れが無い訳じゃ無いけどよ、無理なものは無理だから仕方が無いんだよ」
そういうシュナイザー様はまるで子供のように落ち込み不貞腐れたように言う。空を飛ぶのは誰でも夢に見るものだけどさ。
「まぁまぁ、今度俺の風の足場使って見ますか?」
「良いのか?というか出来るのか?」
「俺が見えるような範囲であれば好きに作り出せますから、俺がシュナイザー様の動きに合わせば行けますよ」
「おお~良いな!それじゃあ、ぱっぱと終わらせようぜ。ドロップ品は首狩りトンボの羽とポイズンセンチピートの毒にマーダーマンティスの鎌か・・・・悪くないが普通だな」
「良い素材だとは思いますけど、ダンジョンの外にもこの三体はいますからね。強いて言うならば首狩りトンボの素材が目ぼしいものですけど・・・・」
「わざわざ一体の為に来るとは思えないんだよな」
「ですね」
「それじゃあ最後と行くか」
この階層で湧くのは首狩りトンボと変わり映えの無い三体だけか。難易度的には三体を処理している間に絶え間なく攻撃してくる首狩りトンボに対処出来るかどうかで変わってくると思うが、一層目より明らかに難易度が上がっているのは確かだ。三層目には足を踏み入れた瞬間階段の上にある壁に張り付いているインセクトマンに不意打ちを受けたが、階段を下りている最中に気付いていた俺達は慌てる事無く容易く避けた。
「こいつら毎回挨拶が激しいな」
「しっかりと活動しているダンジョンは二回目ですけど、距離が近い筈なのに次の階層の気配が前の階層では感じられないのは不便ですね」
「ダンジョンは階層ごとに空間が完全に仕切られているからな。探知魔法でも次の階層は見れないぜ」
距離的には完全に俺の感知範囲に居るのに階層を跨ぐと全く感じなくなる感覚が凄く変な感じだ。普段は必ず進む先の気配を確認しながら歩いているのに、気配がまるで闇に隠されたように感じられないのは少し不安になるな。
「最下層はインセクトマンとインセクトウォリアーか。う~ん、確かにこいつ相手は衛兵じゃ荷が重すぎるな」
「俺は邪魔しないように気配を消して隠れてますね」
「おう、すぐ終わらせるから少し待っててくれ」
俺は気配と姿を消し、戦いの余波を受けないように壁に張り付くと攻撃が飛んでこないよう警戒しながらシュナイザー様の戦いを見守ることにした。
シュナイザー様はあいつ相手にどういう戦いをするのかな~
「ダンジョンは正常に稼働してそうですね」
「確かにな」
「じゃあ、俺が片付けますよ」
「いや、今回は俺がやろう。どれだけのものなのか俺自身で確かめたいからな」
「了解」
ブラックスパイダー達は俺達を発見し今にも襲い掛かろうと動き始めている。大量の敵を殲滅するのはあまり得意じゃ無いけど、ダンジョンで戦った時に何度も相手したからさっさと片付けようと魔法を使おうとしらシュナイザー様に止められた。確かに自分の手で戦った方がどれくらいの強さなのかや難易度が分かるもんな。さて、この数のブラックスパイダー相手にどういう手段を取るんだ?スキルによる斬撃を飛ばして片付けると予想するけど・・・・
「ほらよっと」
予想に反してシュナイザー様は剣を持っていない左手に魔法で子供がよく遊ぶサイズの光の球体を作り出すと軽くブラックスパイダーの群れに向かって投げた。
パンッ
そして破裂音と共に光の球体は弾けるとそこから大量の光魔法による斬撃が円形状に発生し次々とブラックスパイダーを斬り裂いていく。軽く作ったように見えたのに、一つ一つの斬撃はしっかりとした威力があるし、俺達の方に攻撃が飛ばないよう範囲の指定もしっかりしている。ある程度魔法も使えるとは思っていたけど、予想以上の腕前だな。
「これぐらいの魔法で殲滅できるのか」
「数もスタンピードの時に来た時と比べれると三分の一程度ですね」
「ここは範囲攻撃を持っていれば四級でも十分クリアできるな。罠はどうだ?」
「探ってみましたけど、この階層には罠は無いようです」
「なら難易度はもっと落ちるな」
「ドロップ品は糸と魔石か~あんまりだな」
ブラックスパイダーは弱い部類で五級程度だが群れている場合範囲攻撃を持たなければ、一気に殲滅するのは難しい。弱い奴でも数を揃えれば結構厄介なもんだ。ドロップ品が出て正常にダンジョンが稼働していることを確認すると俺達は追加の魔物が湧かないか確認して次の階層へと向かった。
「次の相手は誰かな~おっと危ないな」
次の階層に入った瞬間襲ってきたのは研ぎ澄まされた風の刃だった。それを放ったのは空を駆け大きな羽をはためかせている首狩りトンボだ。
「入った瞬間ご挨拶とはな。他には~マーダーマンティスとキックホッパーにポイズンセンチピードか。いきなり難易度が上がったな」
「手伝いますか?」
「いや、大丈夫だ」
そう言ってシュナイザー様は姿勢を低くすると、一回の踏み込みで中央に立っている三体の目の前まで行くと流れるように三体同時に斬り裂いてしまった。残るは首狩りトンボだけだな。
「お~流石ですね。お~い、相手は俺じゃなくてシュナイザー様ですよ」
シュナイザー様を無視して風の刃を俺の方に飛ばし続けてくるので、それを軽く避けながらシュナイザー様の元へ行く。
「弱い奴から先にって感じなんですかね」
「どちらを相手しても勝ち目は無いと思うんだがな」
「首狩りトンボって空を飛ばれると厄介ですけどこの狭い空間だと大胆な飛び方は出来ないですよね」
「だが、狭いからこそあの素早い攻撃を避けるのは難しいとも考えられるな」
「確かに」
話しながら飛んで来る風の刃を避けていく。シュナイザー様の言う通り狭くて障害物が無いから避けにくくもあり、首狩りトンボの本来の機動力を出せていないということもある。だから、首狩りトンボは得意の突進じゃなくて風の刃での攻撃をメインとしているんだけど、この状況が戦いやすいかどうかは武器や魔法次第な感じがするな。
「クロガネ殿は戦いやすいと思うか?」
「大空を飛び回られない分こっちの方が戦いやすいですね」
「俺はああやって風の刃を放ち続けられると鬱陶しいから、突っ込んできて欲しい派なんだよな」
「得意な戦術によって意見が割れますよね」
「だな。んじゃさっさと倒すか」
シュナイザー様は急旋回し首狩りトンボに向き合うと、斬撃を飛ばし動かすと勢いよく走り出しまた斬撃を飛ばし避けた先にシュナイザー様は壁を蹴り高く飛び上がり真っ二つにした。
「お見事」
「ふ~飛ぶやつ相手はあんまり好きじゃ無いな」
「光魔法って飛べるんじゃないですか?」
「それ誰を参考にしてんだ?」
「銀騎士のイリスさんです」
「あ~・・・・確かにイリスは空を飛べるだがあれはかなり高度な魔法で俺は苦手なんだよ。俺が得意なのは斬撃や破壊を起こす魔法だけなんだ」
「そうだったんですか。俺はてっきり風魔法か光魔法を使える熟練者は飛べるもんだと思ってました」
「全員がそういう魔法が得意な訳じゃないからな。ブレスト殿だって飛ばないだろ?」
「ブレストは飛べるらしいですよ」
「そうなのか!?」
イリスさんは光の翼を作り出して高速移動していたから他の人も飛べるのかと思ってたけど、そうじゃないらしい。よく考えてみれば俺は防御の魔法は苦手だけど、何かの形を作ったりはなったりする魔法が得意だからそういう事なんだろうな。
「えぇ自分が飛ばなくても魔法剣を飛ばすから普段は使わないみたいですけどやろうと思えばできるらしいです。俺も見たことがありませんけどね」
「あの魔法の繊細さと技術の高さを考えれば不思議なことでは無いが・・・・なんだか裏切られた気分だ。クロガネ殿も空を飛べるし最近の流行なのか?」
「いや、そんな事は無いと思いますけど」
「別に俺も憧れが無い訳じゃ無いけどよ、無理なものは無理だから仕方が無いんだよ」
そういうシュナイザー様はまるで子供のように落ち込み不貞腐れたように言う。空を飛ぶのは誰でも夢に見るものだけどさ。
「まぁまぁ、今度俺の風の足場使って見ますか?」
「良いのか?というか出来るのか?」
「俺が見えるような範囲であれば好きに作り出せますから、俺がシュナイザー様の動きに合わせば行けますよ」
「おお~良いな!それじゃあ、ぱっぱと終わらせようぜ。ドロップ品は首狩りトンボの羽とポイズンセンチピートの毒にマーダーマンティスの鎌か・・・・悪くないが普通だな」
「良い素材だとは思いますけど、ダンジョンの外にもこの三体はいますからね。強いて言うならば首狩りトンボの素材が目ぼしいものですけど・・・・」
「わざわざ一体の為に来るとは思えないんだよな」
「ですね」
「それじゃあ最後と行くか」
この階層で湧くのは首狩りトンボと変わり映えの無い三体だけか。難易度的には三体を処理している間に絶え間なく攻撃してくる首狩りトンボに対処出来るかどうかで変わってくると思うが、一層目より明らかに難易度が上がっているのは確かだ。三層目には足を踏み入れた瞬間階段の上にある壁に張り付いているインセクトマンに不意打ちを受けたが、階段を下りている最中に気付いていた俺達は慌てる事無く容易く避けた。
「こいつら毎回挨拶が激しいな」
「しっかりと活動しているダンジョンは二回目ですけど、距離が近い筈なのに次の階層の気配が前の階層では感じられないのは不便ですね」
「ダンジョンは階層ごとに空間が完全に仕切られているからな。探知魔法でも次の階層は見れないぜ」
距離的には完全に俺の感知範囲に居るのに階層を跨ぐと全く感じなくなる感覚が凄く変な感じだ。普段は必ず進む先の気配を確認しながら歩いているのに、気配がまるで闇に隠されたように感じられないのは少し不安になるな。
「最下層はインセクトマンとインセクトウォリアーか。う~ん、確かにこいつ相手は衛兵じゃ荷が重すぎるな」
「俺は邪魔しないように気配を消して隠れてますね」
「おう、すぐ終わらせるから少し待っててくれ」
俺は気配と姿を消し、戦いの余波を受けないように壁に張り付くと攻撃が飛んでこないよう警戒しながらシュナイザー様の戦いを見守ることにした。
シュナイザー様はあいつ相手にどういう戦いをするのかな~
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