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マリーベル編〜楽しく長生きしたい私
従兄妹と魔石と治療
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フィル兄様と何となく気不味いような気がするが、極力自然に接しつつ、あまり距離を詰めないようにしようと決めた。しかし、フィル兄様は前よりも更に甘く、距離も縮めてくる。使用人達が私達を見る目が暖かいような…。この前のアレはバレてないよね?
2人きりにならないように、注意して生活をしよう。
「マリー、こっちにおいで。」
毎日言われるその言葉。お茶や食事の時は隣のイスに座らされ、お菓子をアーンされたり、お肉を切ってくれたりと、やたら世話を焼くフィル兄様。大丈夫と言うと、フィル兄様の膝の上に座らせられそうになるので、隣の席に座るしかないのだ。
おじ様と、おば様は初めは目を丸くしていたが、今ではニコニコして見ている。違うのー!勘違いしないでー!と何度心の中で叫んだことか。ていうか、自分の両親の前でも、その甘い雰囲気を出すの止めてよ。
しかも最近は、刺繍のハンカチが欲しいとか、剣に着けるアミュレットが欲しいとか、おねだり?してくる。前に義兄には作ってあげたから、今度はフィル兄様に作るか。刺繍は、スペンサー侯爵家の紋章でも空いた時間にやるとして。アミュレットは、せっかく魔石が沢山あるから、魔石を付けてみる?魔石に治癒魔法の力を込めるとして、魔石はアミュレットに着けやすくする為に、ペンダントトップに加工は出来ないのかな?おば様に相談して見ようか?
おば様に相談すると、魔石をアクセサリーのように加工することは出来るようだ。しかし、高度な技術を要するので、加工料だけでも高額になるらしい。それなら料金の支払いに、余っている魔石が当てられないか聞いてみると、魔石はかなり貴重で高価だから、大丈夫でしょうと話していた。おば様は、それくらい支払ってあげるわと言ってくれたが、魔石が余っているし、プレゼントだから自分で何とかしたいと言うと、大人になったのねと喜んでいた。おば様は、自分が贔屓にしている宝石店を紹介してくれるようだ。信用のある店に頼んだ方がいいからと。それよりも、私が沢山の魔石を持っていた事に驚いていた。辺境伯領で魔物を討伐して手に入れたことを話すと、すごいわ!と褒めてくれた。おば様は、令嬢らしくないことも笑って受け止めてくれるのだ。マナーやダンスとかには厳しいけどね。
宝石店のオーナーと職人さんは、直ぐに邸に来てくれた。魔石をアクセサリーに加工して欲しいと依頼し、魔石を出して見せると、2人はびっくりしていた。なかなか質のいい魔石らしい。加工料の支払いを魔石でしたいと、支払い用にもう一つの魔石を出すと、魔石が高額過ぎて、お釣りが沢山になってしまうようだ。魔石ってそんなに高いの?結構、雑に扱っていたんだけど。しかも魔石のサイズが大きいから、一つの魔石から、アクセサリーがいくつか作れるらしい。
考えた結果、フィル兄様と義兄のアミュレット用、父とおじ様のブローチ、母とおば様のネックレスを注文。材料費と加工料込み、全て合わせて魔石2個で製作してくれる事になった。しかも、一つひとつ、私の考えたデザインに仕上げてくれるらしい。すごいわ!魔石って、本当に高いのね。ハイテンションになった私は、それぞれのデザインをサラッと書き上げるのであった。出来上がりが楽しみね!プレゼントで驚かせたいから、おば様達には秘密にしてもらう事にした。
辺境伯領には次の長期休暇にも行く約束をしているから、魔物討伐を頑張ろうっと!
そして、王都騎士団長から連絡が来た。亡くなった従姉妹の親友だった方の病気の治療について。最近は、意識が朦朧としているらしく、治療を急いだ方がいいだろうとなったようで、急遽、明日の放課後にその方の所に行くことになった。おば様にそのことを話すと、亡くなった娘が大好きだった親友だから、助けてあげて欲しいと言われた。おば様の治癒魔法より、私の方が強力だから、上手くいくかもしれないと言う。魔石が余っているなら、治癒魔法の力を沢山込めて、渡してきてもいいかもしれないと言ってくれた。なるほど。その話を聞いた私は、魔石に治癒魔法の力を、これでもかと込めておいた。力を込め過ぎて、疲れが出たので、今日はおじ様や、フィル兄様を待たず、先に休ませてもらう事にした。
次の日の放課後。
一緒に付いて行こうかという義兄を帰し、学園の正門で騎士団長の迎えを待っていると、騎士団の馬車が来た。馬車の中から出てきたのは、ハワード卿だった。騎士団長は先に現地に行っているらしいので、ハワード卿が迎えに来てくれたようだ。気のせいかもしれないが、前に会った時より、表情が柔らかくなったような気がする。
「ハワード卿、忙しい中、ありがとうございます。今日はよろしくお願い致します。」
なんかこの方は、仕事に厳しい職場の先輩のように見えるから、ちゃんと挨拶しておこう。
「いえ、これも仕事ですから。それと、フォーレス侯爵令嬢にお礼をお伝えしたかったのです。最近、目が見にくくて、騎士の仕事はせずに文官寄りの仕事をしていたのですが、この前、治癒魔法をかけてくれてから、目が良くなったようで、よく見えるようになりました。…ありがとう。貴女のおかげです。」
目が悪くなってたから、無表情だったのかな?よく分からないけど、本人が嬉しそうだから良かった。
「それは、良かったですわ。」
「貴女に何かお礼がしたいのですが。」
「お気持ちだけ、頂いておきますわ。」
「いや。目が見えにくいことを悩んで、将来を悲観していたから、見えるようになって本当に嬉しいのです。お気持ちだけなんて言わずに。」
「では、ハワード卿の笑った顔が見たいですわ。」
この人は無表情だけど、キレイな顔だから、笑ったら絶対にカッコいいはずだわ。イケメンの笑顔は尊いからね。
あれっ?何だか恥ずかしそうにしてる?何だか、かわいいわね。
「急に笑った顔が見たいと言われても…。他のことでお願いします。」
だよねー。
「申し訳ありませんでした。それなら、今日の帰りも、ハワード卿が送ってもらえますか?」
騎士団長とか、偉い人だと気疲れするからね。もしかしたら、前のように魔力切れを起こして、具合が悪くなるかもしれないし。
「勿論です。しかしそれでは全然、お礼になっていないのですが。」
「いえ。ハワード卿だからお話ししますが、あまりに偉い人達と一緒だと、気疲れしてしまうのです。年齢の近いハワード卿に、帰りも送ってもらえたら嬉しいと思いまして。しかも、今日の病気の治療もどれくらい魔力を使うのかが分かりませんし、場合によっては、フラフラになるかもしれませんので。」
「フラフラになる程の治療ですか?そこまでするなんて…。分かりました。帰りは私が必ず送りましょう。しかし、あまり無理はしないでくださいね。それと、お礼の件はまた別なので、何か考えておいて下さい。」
そんな話をしていると、大きな邸に着いたのだった。ハワード卿が言うには魔術師団長の邸らしい。魔術師団長の奥様なのかな?しかし、魔術師団長がいても治療が難しいなんて、私に出来るかしら。
馬車を降りると、この邸の家令が中に案内してくれる。ハワード卿は、騎士らしいエスコートをしてくれる。この人は、よく見ると所作が綺麗だ。もしかして、高位の貴族令息?
応接室に通されると、中には王都騎士団長と、この前の公爵閣下、そして初めてお会いする魔術師団長らしきお方。大物が揃い過ぎよ。
「失礼します。フォーレス侯爵令嬢をお連れしました。」
「ああ、ご苦労。フォーレス侯爵令嬢、今日はありがとう。こちらがこの前に話した、友人の魔術師団長だ。」
「フォーレス侯爵家、長女のマリーベル・フォーレスと申します。今日はどうぞよろしくお願い致します。」
魔術師団長に制服の服装でカーテシーをする私。
目を見開いている魔術師団長。この反応、もう慣れたわね。この人は従姉妹の親友の旦那様だから、亡くなった従姉妹をよく知っているのだろうからね。
「魔術師団長をしている、ハリー・アダムズだ。今日はわざわざ来てくれてありがとう。よろしく頼む。」
「噂には聞いていたが、本当にそっくりだな。制服姿なんて、スペンサー侯爵令嬢、本人かと思ってしまうな。」
「従姉妹ですから、多少は似ているかと思いますわ。至らないところがあるかと思いますが、精一杯やらせて頂きたいと思います。」
まずは病気の症状を教えてもらおうかな。
2人きりにならないように、注意して生活をしよう。
「マリー、こっちにおいで。」
毎日言われるその言葉。お茶や食事の時は隣のイスに座らされ、お菓子をアーンされたり、お肉を切ってくれたりと、やたら世話を焼くフィル兄様。大丈夫と言うと、フィル兄様の膝の上に座らせられそうになるので、隣の席に座るしかないのだ。
おじ様と、おば様は初めは目を丸くしていたが、今ではニコニコして見ている。違うのー!勘違いしないでー!と何度心の中で叫んだことか。ていうか、自分の両親の前でも、その甘い雰囲気を出すの止めてよ。
しかも最近は、刺繍のハンカチが欲しいとか、剣に着けるアミュレットが欲しいとか、おねだり?してくる。前に義兄には作ってあげたから、今度はフィル兄様に作るか。刺繍は、スペンサー侯爵家の紋章でも空いた時間にやるとして。アミュレットは、せっかく魔石が沢山あるから、魔石を付けてみる?魔石に治癒魔法の力を込めるとして、魔石はアミュレットに着けやすくする為に、ペンダントトップに加工は出来ないのかな?おば様に相談して見ようか?
おば様に相談すると、魔石をアクセサリーのように加工することは出来るようだ。しかし、高度な技術を要するので、加工料だけでも高額になるらしい。それなら料金の支払いに、余っている魔石が当てられないか聞いてみると、魔石はかなり貴重で高価だから、大丈夫でしょうと話していた。おば様は、それくらい支払ってあげるわと言ってくれたが、魔石が余っているし、プレゼントだから自分で何とかしたいと言うと、大人になったのねと喜んでいた。おば様は、自分が贔屓にしている宝石店を紹介してくれるようだ。信用のある店に頼んだ方がいいからと。それよりも、私が沢山の魔石を持っていた事に驚いていた。辺境伯領で魔物を討伐して手に入れたことを話すと、すごいわ!と褒めてくれた。おば様は、令嬢らしくないことも笑って受け止めてくれるのだ。マナーやダンスとかには厳しいけどね。
宝石店のオーナーと職人さんは、直ぐに邸に来てくれた。魔石をアクセサリーに加工して欲しいと依頼し、魔石を出して見せると、2人はびっくりしていた。なかなか質のいい魔石らしい。加工料の支払いを魔石でしたいと、支払い用にもう一つの魔石を出すと、魔石が高額過ぎて、お釣りが沢山になってしまうようだ。魔石ってそんなに高いの?結構、雑に扱っていたんだけど。しかも魔石のサイズが大きいから、一つの魔石から、アクセサリーがいくつか作れるらしい。
考えた結果、フィル兄様と義兄のアミュレット用、父とおじ様のブローチ、母とおば様のネックレスを注文。材料費と加工料込み、全て合わせて魔石2個で製作してくれる事になった。しかも、一つひとつ、私の考えたデザインに仕上げてくれるらしい。すごいわ!魔石って、本当に高いのね。ハイテンションになった私は、それぞれのデザインをサラッと書き上げるのであった。出来上がりが楽しみね!プレゼントで驚かせたいから、おば様達には秘密にしてもらう事にした。
辺境伯領には次の長期休暇にも行く約束をしているから、魔物討伐を頑張ろうっと!
そして、王都騎士団長から連絡が来た。亡くなった従姉妹の親友だった方の病気の治療について。最近は、意識が朦朧としているらしく、治療を急いだ方がいいだろうとなったようで、急遽、明日の放課後にその方の所に行くことになった。おば様にそのことを話すと、亡くなった娘が大好きだった親友だから、助けてあげて欲しいと言われた。おば様の治癒魔法より、私の方が強力だから、上手くいくかもしれないと言う。魔石が余っているなら、治癒魔法の力を沢山込めて、渡してきてもいいかもしれないと言ってくれた。なるほど。その話を聞いた私は、魔石に治癒魔法の力を、これでもかと込めておいた。力を込め過ぎて、疲れが出たので、今日はおじ様や、フィル兄様を待たず、先に休ませてもらう事にした。
次の日の放課後。
一緒に付いて行こうかという義兄を帰し、学園の正門で騎士団長の迎えを待っていると、騎士団の馬車が来た。馬車の中から出てきたのは、ハワード卿だった。騎士団長は先に現地に行っているらしいので、ハワード卿が迎えに来てくれたようだ。気のせいかもしれないが、前に会った時より、表情が柔らかくなったような気がする。
「ハワード卿、忙しい中、ありがとうございます。今日はよろしくお願い致します。」
なんかこの方は、仕事に厳しい職場の先輩のように見えるから、ちゃんと挨拶しておこう。
「いえ、これも仕事ですから。それと、フォーレス侯爵令嬢にお礼をお伝えしたかったのです。最近、目が見にくくて、騎士の仕事はせずに文官寄りの仕事をしていたのですが、この前、治癒魔法をかけてくれてから、目が良くなったようで、よく見えるようになりました。…ありがとう。貴女のおかげです。」
目が悪くなってたから、無表情だったのかな?よく分からないけど、本人が嬉しそうだから良かった。
「それは、良かったですわ。」
「貴女に何かお礼がしたいのですが。」
「お気持ちだけ、頂いておきますわ。」
「いや。目が見えにくいことを悩んで、将来を悲観していたから、見えるようになって本当に嬉しいのです。お気持ちだけなんて言わずに。」
「では、ハワード卿の笑った顔が見たいですわ。」
この人は無表情だけど、キレイな顔だから、笑ったら絶対にカッコいいはずだわ。イケメンの笑顔は尊いからね。
あれっ?何だか恥ずかしそうにしてる?何だか、かわいいわね。
「急に笑った顔が見たいと言われても…。他のことでお願いします。」
だよねー。
「申し訳ありませんでした。それなら、今日の帰りも、ハワード卿が送ってもらえますか?」
騎士団長とか、偉い人だと気疲れするからね。もしかしたら、前のように魔力切れを起こして、具合が悪くなるかもしれないし。
「勿論です。しかしそれでは全然、お礼になっていないのですが。」
「いえ。ハワード卿だからお話ししますが、あまりに偉い人達と一緒だと、気疲れしてしまうのです。年齢の近いハワード卿に、帰りも送ってもらえたら嬉しいと思いまして。しかも、今日の病気の治療もどれくらい魔力を使うのかが分かりませんし、場合によっては、フラフラになるかもしれませんので。」
「フラフラになる程の治療ですか?そこまでするなんて…。分かりました。帰りは私が必ず送りましょう。しかし、あまり無理はしないでくださいね。それと、お礼の件はまた別なので、何か考えておいて下さい。」
そんな話をしていると、大きな邸に着いたのだった。ハワード卿が言うには魔術師団長の邸らしい。魔術師団長の奥様なのかな?しかし、魔術師団長がいても治療が難しいなんて、私に出来るかしら。
馬車を降りると、この邸の家令が中に案内してくれる。ハワード卿は、騎士らしいエスコートをしてくれる。この人は、よく見ると所作が綺麗だ。もしかして、高位の貴族令息?
応接室に通されると、中には王都騎士団長と、この前の公爵閣下、そして初めてお会いする魔術師団長らしきお方。大物が揃い過ぎよ。
「失礼します。フォーレス侯爵令嬢をお連れしました。」
「ああ、ご苦労。フォーレス侯爵令嬢、今日はありがとう。こちらがこの前に話した、友人の魔術師団長だ。」
「フォーレス侯爵家、長女のマリーベル・フォーレスと申します。今日はどうぞよろしくお願い致します。」
魔術師団長に制服の服装でカーテシーをする私。
目を見開いている魔術師団長。この反応、もう慣れたわね。この人は従姉妹の親友の旦那様だから、亡くなった従姉妹をよく知っているのだろうからね。
「魔術師団長をしている、ハリー・アダムズだ。今日はわざわざ来てくれてありがとう。よろしく頼む。」
「噂には聞いていたが、本当にそっくりだな。制服姿なんて、スペンサー侯爵令嬢、本人かと思ってしまうな。」
「従姉妹ですから、多少は似ているかと思いますわ。至らないところがあるかと思いますが、精一杯やらせて頂きたいと思います。」
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