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第1章 ようこそ!ノトール学園へ!
ようこそ!始まりの街へ!
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ハァ ハァ ハァ ッッハァァーーーー ドサッ
「つーかーれーたー!!」
カラフルボージュによって無事(?)にノトール学園へと着いた私、門の前で思わず座ってしまった。
「ここがノトール学園、か」
目の前には木でできた大きな門。後ろには雲より高い塔が何個もある。どこが端か分からない位続く白いブロックの塀。巨大なお城。
ボヨーン ボヨーン ボヨーン
カラフルボージュは大きい形のまま、どこかへ行ってしまった。
呆然としている私に四角い頭をしたロボットが近づいてきた。
「ようこそ、ノトール学園へ。案内書をお見せください。」
スッ 私は恐る恐る差し出す。
「ふむふむ、ニナ、様、ですね。メインセンターに問い合せ中、、しばらくお待ち下さい」 カタカタカタ クルクルクル クルクルクル
ロボットはアンテナの様な手を回している。
「あ、あのー、私って何をしていれば、、」
クルクルクル クルクルクル
「あ、あn」「検索完了!どうぞこちらへ」
クルッ
ロボットは門へと向き直し、門の目の前へと私を誘導した。
ついに門が開く!私は息を止め ゴクリッ
「フーーーン!!!」
ロボットは両腕をおもいっきり地面に叩きつけ、そして
『ハレロ・ホセ・ルーシェ!』
地面に突然穴が空き、私達は落ちた。
「えーーーー!!!!」
半ベソをかき、落ちながら私は思った
ロボットも魔法使えるのかよ
というかあの門はじゃあ一体、、
届かぬ思いは涙と共に別れを告げ、身をゆだねた。落ち行く我が身に。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…ナ…、ニナさ…、ニナ様」
「っん、んんー、はっ!」
ガチャンガチャン カンカンカン! キャンキャン!
ハイラッシャイ!
メネセシス性ノ ヤスイホウキ ソロッテルヨー
チョット!ハヤクシナサイヨネッ ゴメーンマッテヨー
飛び交う声、金具を叩く音、獣、機械、私と同じような新入生の姿、賑やかな街
「目が覚めましたか?ここは西の第1の塔、新入生はここで荷物を揃え、これからの寮生活に備えて準備して頂きます。」
「塔、って外から見たらただの細長い建物だったじゃない。なんで街g」
「あれは幻覚魔法の一つ、あの塔一つ一つに街や建物が隠されている。街全体もあまりにも大きいため、収縮魔法、また保護魔法も付けられています」
…また遮られた。でも、どうやらそうらしい。
「あ、あの私金貨はあんまr」
「金貨なら大丈夫です。初期費用として500トニーが学園からお渡しされます。余ったらお菓子でも買って」
…どんどんとフレンドリーになるな、このロボット
ロボットから500トニーを渡される。
因みに1トニーでフランスパン的なやつ100個
分だ。…ま、分からなくてもいいです。
「え、でも私何買うべきかとか分からなi」
「ええそうでしょう!そうでしょう!そのために私がいます。迷える新入生を助けるのも私の役目です。」
ロボットに鼻なんてないが、すごい鼻息をふかしながら言っているんだろう。
私はロボットの後をついていった。
最初についたのは文房具店、店の真ん中にエンピツが突き刺さってる。
「ぅう、ょ、ようこそ、田中文房具店へ。た、たくさん、かってね」
帽子を目深に被っている女性店員がモジモジしながら案内してくれた。胸にはゼッケンで大きく、田中、と書かれている。可愛い。
「学園必須道具の一つ、エンピツ。脳の記憶ノートに直接書ける道具だ。魔法書を覚える上で欠かせないシロモノだよ。同じく必須道具のもう一つ、ケシゴム。不必要な記憶を消せる。ただ、他の生物や機械に対しては使えないよ」
「は、はぁ」
もちろんロボットに表情などないが、ウキウキで喋っているのが分かる。
「エンピツの濃さによって覚えられる時間が変わる。濃さは魔力によって上下される。ま、新入生は10H、いっても7Hくらいでしょう。好きなデザインのエンピツを選んでね」
店の中には色々なエンピツがある。
ドラゴンが巻き付いてるエンピツ
ボタンを押すと変形し、獣化するエンピツ
なんだかグニャグニャしているエンピツ
持ちづらそうだ。
「ニナは女の子だからこんなエンピツどう?二回振るとお花の良い香りするエンピツ。ま、嗅ぐと少しの間お花畑の幻覚をみちゃうけど」
完全に友人Aとなった案内ロボット。新入生の緊張をほぐすためにプログラムされたのだろうか、それともこのロボットの人格か、、
「ぁ、あのー」モジモジ店員がか細い声で
「このーエンピツ、はー、いかがでー、しょうか、、余っ、いえ!人気なので、、」
可愛い。恐らく私は高い壺買うタイプだ。
「この、ノーマルエンピツ下さい。ケシゴムも一番ノーマルのやつでいいです。」
「え!いいんですか!ありがとうございます。ありがとうございます。ホッ、コレデテンチョウニオコラレナイ」 ゴニョゴニョ ゴニョゴニョ
なんだか分からないが嬉しそうだ。とにかくこれでエンピツとケシゴムは買えた。
因みに合計で1.5トニーだった。安っ
「ニナは優しいのですね。いいです。いいです。これも新入生の特権。次はここです」
次に杖のお店についた。店の真ん中に先がグルグルの木の杖が突き刺さってる。ここの街の店はこういうスタイルが好きなのか。
「YO!YO!ようこそ!ヘイ!ヘイ!ここの名前は!?」
シーン
「ハイ!ハイ!怖がらないで!サンハイ!」
シーン
「ここは杖の店鈴木。良く来たね。」
諦めたっ!
ツバ付きの帽子を被り、ゼッケンに、鈴木、と書かれた男性が、シンボリ顔で紹介してくれた。
ここは杖の店らしい。ロボットが何か得意顔で言っているが、さすがに杖くらい私にもわかる。
私達は大抵、生まれてからすぐに初級魔法をできるようになる。初級魔法は杖を使わずに唱えられる。ただ、その量が膨大なので初級魔法書、イエローブックが必須なのだ。
杖を使って唱えるのは中級魔法。中級魔法書、通称ブルーブック(これまた青い本だから)はイエローブック50倍分厚い。分厚すぎて大抵収縮魔法がかけられている。
「杖は色んな種類があり、どれも基本的な中級魔法は使えるが、どの杖を使うかによって特化される魔法も変わってくる。たとえば」
店員の鈴木が炎の杖を持つと
『ル・ロース!』 ジャーーー!!
杖の先から水が出た。初級魔法より勢いがいい。
『ロイス・ファッセ!!』 ゴゴゴ
ズバーーーン!!! ゴゥワッ!! ヴゥゥゥァァー!!!
「ああっ!!ひ、火が!店に燃え移っちゃう!!」
「ふふ、そんな時は」
店員は水の杖に持ち直し
『ル・ロース』 ゴゴゴ
ジョバーーーン!!! ジョワァァ ザーーーー
「と、こんなに風に、杖によって魔法の強さが変わってくるのさ」
「…それはわかったのですが」
ムギュゥゥ ポタポタポタ
「ずぶ濡れなんですけど」
「おっとすいません。ではこれで」
店員は風の杖を持ち
『マルセ・ストゥーム!!』 ゴゴゴゴ
ヒュウヒュウ ヒャァーー ゴォォォォオ!!!
「あばぁわぁばぁわぁばぁわぁ」
「ほら、乾いたでしょう」
もう早く出たいこのお店。
私はその辺にあった杖をとり
「もう!この杖でいいです!」
「毎度あり、1億トニーです。」
「はぁ!たっかっ!あんまりふざけていると、、」
「あいや、だってその杖は、、」
私は杖を店員に向けて
「店ごと吹き飛びなさい!『マルセ・スt』」
「ああ!まったまった!死んじゃう死んじゃう!分かった!今持ってるトニーの全部でいいから!」
「ふーん、話せば分かるじゃない。はい、10
トニー」
「あ、いやそれじゃ少なすぎ、、」
「ん?」 私は杖を グィ
「マイドアリー」 諦めが良い店員で良かった。
私達はお店をあとにした。
「ニナって、ほんとに優しいの?」
ロボットが、何度も言うが表情は読めないが、疑わしそうに聞いてきた。
「優しいし、頭がいいのよ」
残り489.5トニー。いっぱいお菓子が買えそうだ。
私達は次のお店へと足を進めた。
「つーかーれーたー!!」
カラフルボージュによって無事(?)にノトール学園へと着いた私、門の前で思わず座ってしまった。
「ここがノトール学園、か」
目の前には木でできた大きな門。後ろには雲より高い塔が何個もある。どこが端か分からない位続く白いブロックの塀。巨大なお城。
ボヨーン ボヨーン ボヨーン
カラフルボージュは大きい形のまま、どこかへ行ってしまった。
呆然としている私に四角い頭をしたロボットが近づいてきた。
「ようこそ、ノトール学園へ。案内書をお見せください。」
スッ 私は恐る恐る差し出す。
「ふむふむ、ニナ、様、ですね。メインセンターに問い合せ中、、しばらくお待ち下さい」 カタカタカタ クルクルクル クルクルクル
ロボットはアンテナの様な手を回している。
「あ、あのー、私って何をしていれば、、」
クルクルクル クルクルクル
「あ、あn」「検索完了!どうぞこちらへ」
クルッ
ロボットは門へと向き直し、門の目の前へと私を誘導した。
ついに門が開く!私は息を止め ゴクリッ
「フーーーン!!!」
ロボットは両腕をおもいっきり地面に叩きつけ、そして
『ハレロ・ホセ・ルーシェ!』
地面に突然穴が空き、私達は落ちた。
「えーーーー!!!!」
半ベソをかき、落ちながら私は思った
ロボットも魔法使えるのかよ
というかあの門はじゃあ一体、、
届かぬ思いは涙と共に別れを告げ、身をゆだねた。落ち行く我が身に。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…ナ…、ニナさ…、ニナ様」
「っん、んんー、はっ!」
ガチャンガチャン カンカンカン! キャンキャン!
ハイラッシャイ!
メネセシス性ノ ヤスイホウキ ソロッテルヨー
チョット!ハヤクシナサイヨネッ ゴメーンマッテヨー
飛び交う声、金具を叩く音、獣、機械、私と同じような新入生の姿、賑やかな街
「目が覚めましたか?ここは西の第1の塔、新入生はここで荷物を揃え、これからの寮生活に備えて準備して頂きます。」
「塔、って外から見たらただの細長い建物だったじゃない。なんで街g」
「あれは幻覚魔法の一つ、あの塔一つ一つに街や建物が隠されている。街全体もあまりにも大きいため、収縮魔法、また保護魔法も付けられています」
…また遮られた。でも、どうやらそうらしい。
「あ、あの私金貨はあんまr」
「金貨なら大丈夫です。初期費用として500トニーが学園からお渡しされます。余ったらお菓子でも買って」
…どんどんとフレンドリーになるな、このロボット
ロボットから500トニーを渡される。
因みに1トニーでフランスパン的なやつ100個
分だ。…ま、分からなくてもいいです。
「え、でも私何買うべきかとか分からなi」
「ええそうでしょう!そうでしょう!そのために私がいます。迷える新入生を助けるのも私の役目です。」
ロボットに鼻なんてないが、すごい鼻息をふかしながら言っているんだろう。
私はロボットの後をついていった。
最初についたのは文房具店、店の真ん中にエンピツが突き刺さってる。
「ぅう、ょ、ようこそ、田中文房具店へ。た、たくさん、かってね」
帽子を目深に被っている女性店員がモジモジしながら案内してくれた。胸にはゼッケンで大きく、田中、と書かれている。可愛い。
「学園必須道具の一つ、エンピツ。脳の記憶ノートに直接書ける道具だ。魔法書を覚える上で欠かせないシロモノだよ。同じく必須道具のもう一つ、ケシゴム。不必要な記憶を消せる。ただ、他の生物や機械に対しては使えないよ」
「は、はぁ」
もちろんロボットに表情などないが、ウキウキで喋っているのが分かる。
「エンピツの濃さによって覚えられる時間が変わる。濃さは魔力によって上下される。ま、新入生は10H、いっても7Hくらいでしょう。好きなデザインのエンピツを選んでね」
店の中には色々なエンピツがある。
ドラゴンが巻き付いてるエンピツ
ボタンを押すと変形し、獣化するエンピツ
なんだかグニャグニャしているエンピツ
持ちづらそうだ。
「ニナは女の子だからこんなエンピツどう?二回振るとお花の良い香りするエンピツ。ま、嗅ぐと少しの間お花畑の幻覚をみちゃうけど」
完全に友人Aとなった案内ロボット。新入生の緊張をほぐすためにプログラムされたのだろうか、それともこのロボットの人格か、、
「ぁ、あのー」モジモジ店員がか細い声で
「このーエンピツ、はー、いかがでー、しょうか、、余っ、いえ!人気なので、、」
可愛い。恐らく私は高い壺買うタイプだ。
「この、ノーマルエンピツ下さい。ケシゴムも一番ノーマルのやつでいいです。」
「え!いいんですか!ありがとうございます。ありがとうございます。ホッ、コレデテンチョウニオコラレナイ」 ゴニョゴニョ ゴニョゴニョ
なんだか分からないが嬉しそうだ。とにかくこれでエンピツとケシゴムは買えた。
因みに合計で1.5トニーだった。安っ
「ニナは優しいのですね。いいです。いいです。これも新入生の特権。次はここです」
次に杖のお店についた。店の真ん中に先がグルグルの木の杖が突き刺さってる。ここの街の店はこういうスタイルが好きなのか。
「YO!YO!ようこそ!ヘイ!ヘイ!ここの名前は!?」
シーン
「ハイ!ハイ!怖がらないで!サンハイ!」
シーン
「ここは杖の店鈴木。良く来たね。」
諦めたっ!
ツバ付きの帽子を被り、ゼッケンに、鈴木、と書かれた男性が、シンボリ顔で紹介してくれた。
ここは杖の店らしい。ロボットが何か得意顔で言っているが、さすがに杖くらい私にもわかる。
私達は大抵、生まれてからすぐに初級魔法をできるようになる。初級魔法は杖を使わずに唱えられる。ただ、その量が膨大なので初級魔法書、イエローブックが必須なのだ。
杖を使って唱えるのは中級魔法。中級魔法書、通称ブルーブック(これまた青い本だから)はイエローブック50倍分厚い。分厚すぎて大抵収縮魔法がかけられている。
「杖は色んな種類があり、どれも基本的な中級魔法は使えるが、どの杖を使うかによって特化される魔法も変わってくる。たとえば」
店員の鈴木が炎の杖を持つと
『ル・ロース!』 ジャーーー!!
杖の先から水が出た。初級魔法より勢いがいい。
『ロイス・ファッセ!!』 ゴゴゴ
ズバーーーン!!! ゴゥワッ!! ヴゥゥゥァァー!!!
「ああっ!!ひ、火が!店に燃え移っちゃう!!」
「ふふ、そんな時は」
店員は水の杖に持ち直し
『ル・ロース』 ゴゴゴ
ジョバーーーン!!! ジョワァァ ザーーーー
「と、こんなに風に、杖によって魔法の強さが変わってくるのさ」
「…それはわかったのですが」
ムギュゥゥ ポタポタポタ
「ずぶ濡れなんですけど」
「おっとすいません。ではこれで」
店員は風の杖を持ち
『マルセ・ストゥーム!!』 ゴゴゴゴ
ヒュウヒュウ ヒャァーー ゴォォォォオ!!!
「あばぁわぁばぁわぁばぁわぁ」
「ほら、乾いたでしょう」
もう早く出たいこのお店。
私はその辺にあった杖をとり
「もう!この杖でいいです!」
「毎度あり、1億トニーです。」
「はぁ!たっかっ!あんまりふざけていると、、」
「あいや、だってその杖は、、」
私は杖を店員に向けて
「店ごと吹き飛びなさい!『マルセ・スt』」
「ああ!まったまった!死んじゃう死んじゃう!分かった!今持ってるトニーの全部でいいから!」
「ふーん、話せば分かるじゃない。はい、10
トニー」
「あ、いやそれじゃ少なすぎ、、」
「ん?」 私は杖を グィ
「マイドアリー」 諦めが良い店員で良かった。
私達はお店をあとにした。
「ニナって、ほんとに優しいの?」
ロボットが、何度も言うが表情は読めないが、疑わしそうに聞いてきた。
「優しいし、頭がいいのよ」
残り489.5トニー。いっぱいお菓子が買えそうだ。
私達は次のお店へと足を進めた。
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