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第4章 ヴァイナー杯って何なんだ!?
第1試合って何なんだ!?
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パン! パーーン! ワァーーー!!!
「さあ今年も始まりました!ヴァイナー杯!学年別に行われるトーナメント式の大会!この夏、新たな王者が誕生します!みなさん栄光とAPをかけて頑張ってください!!」
マイク獣であるカクチョウを持って
実況者が熱弁している。
カクチョウは因みに
マイクに蝶の羽がついた獣だ。
「今年も実況は私、ドーズがお送りします!そして解説は」
「うむ!解説は我輩に任されるのだ!このエミオン様が完璧に解説してみせるのだ!」
会場の中央上に
実況解説席が置かれている。
エミオンは解説のようだ。
1年生はクラスごとに別れ
各テントに待機している。
「いよいよ始まるね、ニナ」
「そうねネコ。お互い全力を尽くしましょう」
テント外からクライが戻ってくる。
「はいはーい!パンフレット持ってきたよー」
「おっ、サンキュー。えーっと何々、1年生~3年生は1日目と2日目、4、5年生は3、4、5日目に別れて行われるのか」
「私。5年生の戦い。気になる。」
「3、4、5日目は私達も観戦できるねっ!ニナちゃん一緒に行こ!」
「うん!もちろん!」
学園外からも見学者は訪れる。
その為、学園各所にお祭りの屋台みたいなものがたくさん置かれている。
そこをまわりつつ、観戦するのも
ヴァイナー杯の醍醐味だ。
「ヴァイナー杯は毎年、学年問わず違った内容が出される。だからトーナメントと言っても1対1やチーム戦があるんだ」
「へぇー、ネコよく知っているね」
「まあねそれだけ本気ってこと」
「結構練習してたもんね」
「そういえばニナは全然やったなさそうだったけど。大丈夫なの?」
「うーん、もう半分諦めているからねー」
「ふーーん。まあ何か策があるって顔だね」
お互いに、ニヤリ、と顔を合わせる。
「では1年生は第1会場、中央第4の塔、タディウムの間に移動してください!」
移動の合図が実況から出される。
先生の指示のもと各タイミングで
みんな転移する。
『マタステイタス』!
グルグルグル グルグルグルグル ピカーーン
ゥワァーーー!!! オオーー!!! ザワザワザワザワ
「1年生が来たぞ!」
「優勝者はただ1人。今年はどのクラスからでるかな」
「絶対アイアネスだよ!前回もそうだったし!」
もう会場には溢れんばかりの観客
上級生の姿があった。
「す、すごい歓声、、」
「イェーイ!楽しくなってきた!」
「1年生の会場はみんな注目するよね。各企業の人も1年生の段階から、ある程度目星をつけていくらしいよ」
「うう、緊張します」
「それに【あの任務】の探査団の人も来ているらしい」
「ええー!入ったら年収3億トニー以上は貰えるってところ!?」
「3億トニー、、私の杖3本分か。意外と安いな」
「いやいや、ニナっち冗談きついよ」
「えー、ホントなのに」
まあ店員から半ば強引に
値切りまくって買った杖だから
多少価値はあるはず。
「では、1年生が全員会場に到着しましたので、これからトーナメント表を発表します!」
ヒョイヒョイ グイーーーン パーーー!!
~~~全員~~~
「第1試合!参加者は1年生全員!試合形式は操獣カクレンボ!!」
そ、操獣かくれんぼ、、なんだろう。
「かくれんぼ、はそれぞれ探す側、隠れる側に別れて行うゲーム!ただし操獣カクレンボは使役獣と一緒に行うものです!」
実況者、ドーズによる説明が入る。
「各生徒は鉢巻きに変身してもらい、それぞれの使役獣の頭に巻いて行動してもらいます」
ドーズは続ける。
「探す側は青い鉢巻き、隠れる側は赤い鉢巻きとなってもらい、探す側が見つけたら変身をとく魔法を唱え、相手の鉢巻き状態を解除してください。隠れる側が全員解除されたら隠れる側の負けです」
私達も一緒に行動するのか。
「解除の魔法以外の、自身の使役獣以外への魔法は一切禁じます。各所に監視獣のジトーを設置していますので隠れてやってもばれますよー!」
ふむふむ、なるほど。
不正はできなさそうだ。
「あと探す側には全員トランシーバーが渡され、連携がとれるようになっていますが、隠れる側はそういう道具はありません」
ザワザワザワザワ それって…
「探す側が凄い有利じゃないか!」
ソウダソウダ! オレ サガスガワガイイ!
やじが飛ぶ。
「いえいえ、会場は広大ですし、タイムリミットもあります。隠れる側にも十分勝機があります!」
時間と連携。どっちが有利か、、
「それでは!クラスの被りがないように、予め決められたチームに移動してください。探す側、隠れる側のチームメンバーはこうです!」
シュルシュルシュルルル パーーーン!!
会場中心のモニターにメンバーが書いてある。
「えーーと私は、、えっ!隠れる側!ネコは?」
「…僕は探す側らしい」
「そっか、、お互い頑張ろうね」
「うん!ニナは僕が見つけるよ!」
「ええー!それは辞めてよー」
それぞれのチームに別れる。
「隠れる側の隠れる時間は10分、その間探す側は作戦会議をしてください。またタイムリミットは1時間。逃げ切れば隠れる側の勝利!全員見つかれば探す側の勝利!」
10分で隠れるのか、、
結構短いかも。
「勝った側は次の試合に進めます!それでは全員への転移魔法を行います!」
監督の先生達が杖を持ち前へでる。
『『『サスタイタ』』』!!
相手を転移させる魔法。
先生の魔力の高さにより
1年生全員に発動された。
一体、カクレンボの会場は、、、
「え、ここって…」
「みなさん、無事に着いたようですね!それでは、操獣カクレンボ、スタートです!!!」
パーーーン!!!
そこは10分で隠れるには余りにも
広大な場所だった。
「さあ今年も始まりました!ヴァイナー杯!学年別に行われるトーナメント式の大会!この夏、新たな王者が誕生します!みなさん栄光とAPをかけて頑張ってください!!」
マイク獣であるカクチョウを持って
実況者が熱弁している。
カクチョウは因みに
マイクに蝶の羽がついた獣だ。
「今年も実況は私、ドーズがお送りします!そして解説は」
「うむ!解説は我輩に任されるのだ!このエミオン様が完璧に解説してみせるのだ!」
会場の中央上に
実況解説席が置かれている。
エミオンは解説のようだ。
1年生はクラスごとに別れ
各テントに待機している。
「いよいよ始まるね、ニナ」
「そうねネコ。お互い全力を尽くしましょう」
テント外からクライが戻ってくる。
「はいはーい!パンフレット持ってきたよー」
「おっ、サンキュー。えーっと何々、1年生~3年生は1日目と2日目、4、5年生は3、4、5日目に別れて行われるのか」
「私。5年生の戦い。気になる。」
「3、4、5日目は私達も観戦できるねっ!ニナちゃん一緒に行こ!」
「うん!もちろん!」
学園外からも見学者は訪れる。
その為、学園各所にお祭りの屋台みたいなものがたくさん置かれている。
そこをまわりつつ、観戦するのも
ヴァイナー杯の醍醐味だ。
「ヴァイナー杯は毎年、学年問わず違った内容が出される。だからトーナメントと言っても1対1やチーム戦があるんだ」
「へぇー、ネコよく知っているね」
「まあねそれだけ本気ってこと」
「結構練習してたもんね」
「そういえばニナは全然やったなさそうだったけど。大丈夫なの?」
「うーん、もう半分諦めているからねー」
「ふーーん。まあ何か策があるって顔だね」
お互いに、ニヤリ、と顔を合わせる。
「では1年生は第1会場、中央第4の塔、タディウムの間に移動してください!」
移動の合図が実況から出される。
先生の指示のもと各タイミングで
みんな転移する。
『マタステイタス』!
グルグルグル グルグルグルグル ピカーーン
ゥワァーーー!!! オオーー!!! ザワザワザワザワ
「1年生が来たぞ!」
「優勝者はただ1人。今年はどのクラスからでるかな」
「絶対アイアネスだよ!前回もそうだったし!」
もう会場には溢れんばかりの観客
上級生の姿があった。
「す、すごい歓声、、」
「イェーイ!楽しくなってきた!」
「1年生の会場はみんな注目するよね。各企業の人も1年生の段階から、ある程度目星をつけていくらしいよ」
「うう、緊張します」
「それに【あの任務】の探査団の人も来ているらしい」
「ええー!入ったら年収3億トニー以上は貰えるってところ!?」
「3億トニー、、私の杖3本分か。意外と安いな」
「いやいや、ニナっち冗談きついよ」
「えー、ホントなのに」
まあ店員から半ば強引に
値切りまくって買った杖だから
多少価値はあるはず。
「では、1年生が全員会場に到着しましたので、これからトーナメント表を発表します!」
ヒョイヒョイ グイーーーン パーーー!!
~~~全員~~~
「第1試合!参加者は1年生全員!試合形式は操獣カクレンボ!!」
そ、操獣かくれんぼ、、なんだろう。
「かくれんぼ、はそれぞれ探す側、隠れる側に別れて行うゲーム!ただし操獣カクレンボは使役獣と一緒に行うものです!」
実況者、ドーズによる説明が入る。
「各生徒は鉢巻きに変身してもらい、それぞれの使役獣の頭に巻いて行動してもらいます」
ドーズは続ける。
「探す側は青い鉢巻き、隠れる側は赤い鉢巻きとなってもらい、探す側が見つけたら変身をとく魔法を唱え、相手の鉢巻き状態を解除してください。隠れる側が全員解除されたら隠れる側の負けです」
私達も一緒に行動するのか。
「解除の魔法以外の、自身の使役獣以外への魔法は一切禁じます。各所に監視獣のジトーを設置していますので隠れてやってもばれますよー!」
ふむふむ、なるほど。
不正はできなさそうだ。
「あと探す側には全員トランシーバーが渡され、連携がとれるようになっていますが、隠れる側はそういう道具はありません」
ザワザワザワザワ それって…
「探す側が凄い有利じゃないか!」
ソウダソウダ! オレ サガスガワガイイ!
やじが飛ぶ。
「いえいえ、会場は広大ですし、タイムリミットもあります。隠れる側にも十分勝機があります!」
時間と連携。どっちが有利か、、
「それでは!クラスの被りがないように、予め決められたチームに移動してください。探す側、隠れる側のチームメンバーはこうです!」
シュルシュルシュルルル パーーーン!!
会場中心のモニターにメンバーが書いてある。
「えーーと私は、、えっ!隠れる側!ネコは?」
「…僕は探す側らしい」
「そっか、、お互い頑張ろうね」
「うん!ニナは僕が見つけるよ!」
「ええー!それは辞めてよー」
それぞれのチームに別れる。
「隠れる側の隠れる時間は10分、その間探す側は作戦会議をしてください。またタイムリミットは1時間。逃げ切れば隠れる側の勝利!全員見つかれば探す側の勝利!」
10分で隠れるのか、、
結構短いかも。
「勝った側は次の試合に進めます!それでは全員への転移魔法を行います!」
監督の先生達が杖を持ち前へでる。
『『『サスタイタ』』』!!
相手を転移させる魔法。
先生の魔力の高さにより
1年生全員に発動された。
一体、カクレンボの会場は、、、
「え、ここって…」
「みなさん、無事に着いたようですね!それでは、操獣カクレンボ、スタートです!!!」
パーーーン!!!
そこは10分で隠れるには余りにも
広大な場所だった。
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