それでも人は恋に落ちる。〜【恋愛未満系短編集】

ねぎ(ポン酢)

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ファンタジー

女装男子は女性騎士団長に見初められる【おまけ】

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【なんちゃってキャラ説明】

クーファ(クーリン):一応、貴族のご子息。多分次男坊か末っ子。ネコっかわいがりされて大事に育てられたタイプ。料理などの家事全般が何故か得意。俗にいう乙女系男子。男らしさには難があるが、内助の功は溢れるタイプ。あまり自分に自信がない。

ネヴァン:王子様系女子。無意識だが、女性だからわかる女性の理想とする騎士像みたいなモノに準じて行動しているため、そんじょそこらの騎士よりもずっと騎士っぽく、女性のハートを打ち抜きまくる無自覚スパダリ女子。でも最後までクーの女装を見抜けない素直で天然な一面がある。

第二騎士団長(ゴリラ団長):最後まで特に名前がなかった人。(笑)性格は適当で大雑把。テキトーをモットーに生きているような、騎士とも貴族とも思えない駄目な大人代表。そんな彼が何故、騎士団長まで上り詰めたかといえば、やはり強さ。ゴリラだけに強い。そして後輩に恵まれた事。(笑)でも情には厚いところがあるので、なんだかんだ彼を慕う者も多い。

第二騎士副団長(ザビエル):第二騎士団の頭脳担当の苦労人。冷血漢だが根がオカン体質なので、適当な第二騎士団長の尻拭いをしまくり、第二騎士団の面倒事を一手に引き受けているが自覚がない。真面目。冷たいのに熱血みたいな人。(笑)ちなみに第二騎士団長とは先輩後輩の仲。物凄く腕が立つのに適当な先輩のダメさ加減にオカン魂が反応してしまい、うっかりついて回って後始末をしまくっていたら副団長にまでなっていた人。

マッハ:アルテミス騎士団一の暴れん坊。めちゃくちゃ強い。マッハと勝負になる人間はほとんどいない。ただバーサーカー的な強さなので周りが制御できない。そんなマッハを押さえ込むのではなく自由にさせ、その特性を活かして配置する方法をとったのがネヴァン。どこでも厄介者扱いで押さえ込まれてきたマッハは、自由を与えてくれたネヴァンにとても恩義を感じている。(なので団長呼び)性格は根っから明るく自由で自分の感性を基準に動いている人。ちなみに巨乳。(笑)RPGの女戦士的なイメージ。

ミネルバ:アルテミス騎士団の副団長。頭脳派なクールビューティー。ネヴァンとは学生時代からの付き合いで親友ポジ。天才軍師タイプだが、ネヴァンの神がかり的な発想には敵わないと思っている。冷たい冷血漢なタイプ。熱血系冷血漢の第二騎士団副団長とは同族嫌悪なのかクールと熱血で反りが合わないのか犬猿の仲。だが利害が一致すると特に言葉を交わす事なく組む事があり、その時は阿吽の呼吸で頭脳戦の布陣を敷いてくるので恐ろしい独壇場となり、王宮議会も国王も太刀打ちできない。(でも仲は悪い。似すぎていてお互い生理的に無理らしい。)


【この話が乙女ゲームだった場合の各種エンディング】

ネヴァン:結婚式でウエディングドレスを着て照れるが、教会を出て皆にお披露目をする段階で、階段でコケたクーをうっかりお姫様抱っこしてしてしまい、その状態でフラワーシャワーを浴びる事になって、長く語られる伝説となる。(ちなみにクーは結婚後は騎士団を辞め内勤職につき、下働きの人々の業務条件や環境の改善に力を注ぎ、国民から慕われ出世する事になり、ネヴァンがクーを「嫁に行った男」と馬鹿にしていた連中に嫌味を込めて自慢する。半分惚気。)

マッハ:う~ん?元々仲は良いので、くっつきやすくはあるかなと。なんとなくマッハだと、二人とも騎士団を辞めて冒険者になるとか、レストランを開くとか、旅に出るとか、そういう感じになるような気がする。

ミネルバ:難易度高め。クーの事はあまり信用してないと言うか、ネヴァンが人が良いので騙されたり罠にかけられたりしないよう常に目を光らせているせいで、常に誰にでも疑う気持ちを持っている感じ。ネヴァンが光でミネルバは影みたいな。だからクーとくっつくとしたら、そうやって苦労しているけど表に立つのはネヴァンだから、どことなく胸に穴みたいのがあって、そこをクーが癒やしてあげた場合、くっつくかなと……。ただ極端で、嫌いと言っているうちは凄く冷たいけど、好かれるとべったりな気がする。嫉妬深そう。ヤンデレ傾向??

バッドエンドは男だとバレて第二騎士団に戻される。
(そして条件を満たしていると隠しBLルートが開く。(笑))
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