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3.調子が悪い日※おむつ
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部屋の隅にある長時間安心!とかいてあるおむつの袋をちらりと見て、ため息を吐く。未だおねしょをする陽登は、夜はこれをつけて寝ることが多い。
小学生の頃は全くしていなかったおねしょが復活したのは中学の頃。それが治らず今になっても続いている。母には呆れられ、父には赤ちゃん用でも履いておけと子供用を押し付けられからかわれ、陽愛も陽登の情けなさのせいか、それまでは仲が良かったのにその頃からあたりがきつくなり距離ができてしまった。
夜は割り切れるようにはなったものの、昼にこれを履くのにはまだ抵抗があった。
中学時代におねしょが再開した頃、昼間も体調を崩し、仕方なくおむつをして学校に通ったときが一時期ある。おむつを履いていることが運悪くクラスメイトにバレてしまって、それまでも軽いいじめがあったもののそれから過激化したひどい状況を思い出すと、どうしてもトラウマが刺激されてこれを履いて外に出ることも鷹橋に会うというのも無理だった。
けれどこんな状態では外でトイレが間に合うはずもない。
考えた末に諦めてスマホのメッセージを開いて、鷹橋へと文字を打つ。
『ごめん。体調悪くて今日いけない』
今日を断ったら、次に遊べるのはいつだろう。忙しい鷹橋が貴重な休みを使って、突然断った自分とまた会いたいと思ってくれるだろうか。
もし誘ってくれてもまたこうなったら?こないだみたいに漏らしたら?と余計な不安事ばかりが浮ぶ。
とりあえず今日はもういいとおむつに足を通す。
家ならトイレは間に合うけれど、母にトイレに暫く入るなと言われた以上はこれを使うしかない。
ふわふわとした柔らかい素材が体を包む。薄型ではあるものの、スエットを履いてシルエットが見えなくなってももこもことした自分に分かる感覚がきになった。夜に履いているとは言え屈辱的だ。
おむつが必要ならば外におむつを履いていくことは恥ずかしいことでもなんでもないと人になら言える。けれど自分に置き換えると、やはり絶対にこれを履いて外に出たくないし、それに慣れたくもない。
ゾワッとした尿意に服越しに出口を押さえ、それほど経たずにその場でばかになったちんちんからちろちろとおしっこがもれだしておむつがしめっていく。
濡れた不快さでおむつを今すぐに変えたかったけれど、どうせ少量しかでていないしまたもらしてしまうだろう。数回吸収するものをすぐに取り替えるのはもったいなくてできなかった。
気持ちと相反する身体のままならなさに耐えられなくなり、年中だしてあるお気に入りの毛布をかぶって布団につっぷした。
(鷹橋と遊びたかったな…)
急に断った申し訳なさが襲う。誘ってくれたときにきた鷹橋からの『楽しみ』の文字をみて、胸が痛んだ。
ぽんっと音がしてメッセージが更新される。
『体調大丈夫?』
短い文だ。
『また風邪?熱は?』
『心配』
『見舞い行っていい?』
陽登が返信を考えている間にぽんぽんぽんとどんどんメッセージが送られてくる。
見舞い、の文字に困惑した。
家でならなんとかなるかも、という希望と、やっぱり家でも失敗してしまったりおむつに気づかれたらと思うと簡単にいいよとは言えない。
『熱はないけど……』
『よかった!
体調悪い時に急に押しかけるの迷惑だよな。
広瀬に会いたくて、言ったけど考えなしだった。
ごめん。』
まるで彼女にでも送る文かと錯覚するような「会いたかった」が可笑しかった。どんなつもりでうっているんだろう。自分も遊びたかったけれど、友達に言うには少し大げさすぎる。
けどその大げさな言葉が嬉しくて
『少しだけでいいならくる…‥?』
と陽登は何も考えずに送ってしまった。
その後すぐやっぱり会っておむつがバレたら、と考えてやっぱり送信を取り消そうと焦っている一瞬のうちに鷹橋からメッセージが来た。
『本当?いく!超嬉しい。』
『借りた服も渡したいから』
無駄に言い訳をするようにはなす。
『住所教えて』
何の笑いだ?と思いつつ住所を送ると『了解』の鷹のスタンプがおくられてきた。
鷹橋を待つ間、窓を開けて換気をし、到着するであろう少し前におむつをはき替える。
下着をパンツに戻したい気持ちにかられたけど、5分おきぐらいにトイレに行っていた少し前からは落ち着いてきたものの、あまりコントロールが効かない状況に変わりはなく、漏らさない自信も、目の前でそう何度もトイレに行く自信もなくてあきらめた。
(脱がなきゃバレないはず…)
小学生の頃は全くしていなかったおねしょが復活したのは中学の頃。それが治らず今になっても続いている。母には呆れられ、父には赤ちゃん用でも履いておけと子供用を押し付けられからかわれ、陽愛も陽登の情けなさのせいか、それまでは仲が良かったのにその頃からあたりがきつくなり距離ができてしまった。
夜は割り切れるようにはなったものの、昼にこれを履くのにはまだ抵抗があった。
中学時代におねしょが再開した頃、昼間も体調を崩し、仕方なくおむつをして学校に通ったときが一時期ある。おむつを履いていることが運悪くクラスメイトにバレてしまって、それまでも軽いいじめがあったもののそれから過激化したひどい状況を思い出すと、どうしてもトラウマが刺激されてこれを履いて外に出ることも鷹橋に会うというのも無理だった。
けれどこんな状態では外でトイレが間に合うはずもない。
考えた末に諦めてスマホのメッセージを開いて、鷹橋へと文字を打つ。
『ごめん。体調悪くて今日いけない』
今日を断ったら、次に遊べるのはいつだろう。忙しい鷹橋が貴重な休みを使って、突然断った自分とまた会いたいと思ってくれるだろうか。
もし誘ってくれてもまたこうなったら?こないだみたいに漏らしたら?と余計な不安事ばかりが浮ぶ。
とりあえず今日はもういいとおむつに足を通す。
家ならトイレは間に合うけれど、母にトイレに暫く入るなと言われた以上はこれを使うしかない。
ふわふわとした柔らかい素材が体を包む。薄型ではあるものの、スエットを履いてシルエットが見えなくなってももこもことした自分に分かる感覚がきになった。夜に履いているとは言え屈辱的だ。
おむつが必要ならば外におむつを履いていくことは恥ずかしいことでもなんでもないと人になら言える。けれど自分に置き換えると、やはり絶対にこれを履いて外に出たくないし、それに慣れたくもない。
ゾワッとした尿意に服越しに出口を押さえ、それほど経たずにその場でばかになったちんちんからちろちろとおしっこがもれだしておむつがしめっていく。
濡れた不快さでおむつを今すぐに変えたかったけれど、どうせ少量しかでていないしまたもらしてしまうだろう。数回吸収するものをすぐに取り替えるのはもったいなくてできなかった。
気持ちと相反する身体のままならなさに耐えられなくなり、年中だしてあるお気に入りの毛布をかぶって布団につっぷした。
(鷹橋と遊びたかったな…)
急に断った申し訳なさが襲う。誘ってくれたときにきた鷹橋からの『楽しみ』の文字をみて、胸が痛んだ。
ぽんっと音がしてメッセージが更新される。
『体調大丈夫?』
短い文だ。
『また風邪?熱は?』
『心配』
『見舞い行っていい?』
陽登が返信を考えている間にぽんぽんぽんとどんどんメッセージが送られてくる。
見舞い、の文字に困惑した。
家でならなんとかなるかも、という希望と、やっぱり家でも失敗してしまったりおむつに気づかれたらと思うと簡単にいいよとは言えない。
『熱はないけど……』
『よかった!
体調悪い時に急に押しかけるの迷惑だよな。
広瀬に会いたくて、言ったけど考えなしだった。
ごめん。』
まるで彼女にでも送る文かと錯覚するような「会いたかった」が可笑しかった。どんなつもりでうっているんだろう。自分も遊びたかったけれど、友達に言うには少し大げさすぎる。
けどその大げさな言葉が嬉しくて
『少しだけでいいならくる…‥?』
と陽登は何も考えずに送ってしまった。
その後すぐやっぱり会っておむつがバレたら、と考えてやっぱり送信を取り消そうと焦っている一瞬のうちに鷹橋からメッセージが来た。
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『借りた服も渡したいから』
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『住所教えて』
何の笑いだ?と思いつつ住所を送ると『了解』の鷹のスタンプがおくられてきた。
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下着をパンツに戻したい気持ちにかられたけど、5分おきぐらいにトイレに行っていた少し前からは落ち着いてきたものの、あまりコントロールが効かない状況に変わりはなく、漏らさない自信も、目の前でそう何度もトイレに行く自信もなくてあきらめた。
(脱がなきゃバレないはず…)
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