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みれ

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2日目(風呂)

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「おはよう」





目が覚めると、既に起きていた和樹が横になったままこちらを見て微笑んだ。





「おはよ、」





相変わらず俺は全裸で和樹は服を着たままだ。


ぎゅ、と布団の端を掴んで顔を埋めると、「なーに恥ずかしがってんの」と呆気なく布団を剥がされた。





「俺の服どこ?」

「まだ諦めてなかったの?服はいらないってば」





服を気にするのは当たり前だと思うのに、和樹はきょとんとした顔でそんなことを言う。





「とりあえず風呂入ろう、昨日そのまま寝ちゃったし」

「…ひとりで入る」

「ダメ、はい行くよ」





せめてものの抵抗も虚しく、さっさと脱衣所に連れて行かれる。


昨日からずっと自分だけ裸だったからか、服を脱いだ和樹の引き締まった体に目が釘付けになってしまう。





「凄い視線感じるけど。そんなに俺が好き?」

「ばか、」





視線に気が付いた和樹が悪戯っぽく笑うから恥ずかしくなって、急いでバスルームの中へと入った。


先に洗おうとシャンプーを手に取っていると





「なに先に洗おうとしちゃってんの?」





後ろからシャンプーを取られて頭を洗われる。頭を洗われるのは全然良いけれど、その先を想像して体が熱を持つ。


時々和樹の手が耳元を掠めて首を竦めた。
和樹によって立派に性感帯となった耳は少し触れただけで快感と認識してしまう。





「頭洗ってるだけなのに感じてんの?この淫乱」

「…っっ」




耳をいじったり息を吹きかけられたりしながらそう言われて、何も言い返すことができない。


意識しないようにすればするほど、体は快感を拾っていく。終いには、シャンプーを洗い流すお湯にさえ感じてしまって。それだけで自身は緩く形を変えていた。





「じゃあ次は俺の頭洗って」





和樹の後ろに立って、なるべく下半身に意識が行かないようにしながら洗っていく。





「ひぁ…っ」

「ふは、いい声」





それなのに、突然後ろ手に自身を触られて甲高い声が出る。





「洗えなくなるからやめて…」

「ごめんごめん、感じてる夏樹可愛くてつい」





全く悪びれもせずに謝ってくる和樹の可愛いという言葉に、きゅんとしてしまう自分も大概だ。





お互い頭を洗い終わると向かい合わせになって、手のひらにボディソープを乗せられた。


自分より少し背の高い和樹の体にボディソープを塗り広げていく。そのうちに和樹の手も俺の体を洗い始めて、お互いを洗い合う形になった。





「ぁう…!いたい、、」





背中、脇腹、お腹と順に撫でられていく気持ちよさに必死に耐えようとしていたのに、突然乳首を摘まれてびりびりと刺激が走る。





「唇噛むなっていつも言ってるでしょ」

「だって、、力入んなくなっちゃう」

「ほんと感じやすいね夏樹は」




愛おしげに目を細めながら乳首を指で弾かれる。





「あ、あぁっ…」

「手止まってるよ?ちゃんと俺の体も綺麗にして?」

「ぅあ、むり…ね、むね、も、だめ…ぁあ!」





話しながらも両方の乳首への刺激は止まなくて、和樹にしがみつくようにしながらただ喘いでいた。体がびくびくして止まらない。





「胸だけでイっちゃったの?可愛い」

「ぅう……ね、きすして」





頭がぼーっとして何も考えられなくなってキスをせがむと、優しいキスが降ってきて心が満たされていく。この唇が好き…
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