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4.アレキサンドライトの輝き
26.『死界』2日目朝
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深夜目を覚ました所為で、やたらと眠かったのですが、なんとか早朝に起きだすのに成功した僕は、ちらりとソファーに横になっているメイドさんとフローラさんを横目に、1層に降ります。
小さいながらも多機能の浴室に入り、中からロックをしっかりかけ、熱めの湯温で頭からシャワーを浴びると、漸く目が覚めましたよ。そっと家出娘の天国からでて馬車の中を覗き込むと、やはりシャルさんが座席に横になって眠っています。
早朝から起こすのは申し訳ないですが、僕はシャルさんを突いてみます。うんうん、やはり起きないですね、この女性ある意味アレクシアさんと似てるんですよね。
左腕の腕輪を外して、シャルさんの腰ベルトに手をかざすと、やはりというか予想通り反応がありますね。
「来い、アロン」
僕が呟くと、杖の頭に拳大の水晶球と六芒星をあしらった長大な杖が空中に姿を現します。慌てて杖を掴みますが、馬車の入り口から身を乗り出していた所為で、重心よりも石突側を握ってしまいます。当然重い杖頭は、シーソーの様に下がり始め……
「ゴッ」
鈍い音を立ててシャルさんの頭を直撃します。
「ぎゃん……いっ痛い……、痛いわ~、一体何なん……」
頭を抱えたシャルさんですが、すぐに何が直撃したか悟ります。当然ですよね、頭の脇にあるんですから……
石突の方を持っている僕と、目線が合いましたよ……
「うふっ」
「あはっ」
「うふふふふふふっ」
「あははははははっ」
「「……」」
シャルさんの目が据わってますね……
「……さて、クロエはん、こら如何いうことなん?」
「……何故、アレキサンドリア製の魔道具が、外部に存在するんでしょうかね~ シャルロット・クロスさん、いえ、シャーリー・クロムウェルさんとお呼びしたほうが?」
僕の言葉を聞いて、シャルさんは黙り込みます。
「フローリアさんの紅茶ポットや、他の魔法使いさんの杖に比べて、シャルさんの杖ってデザインが違うというか、機能的ですよね。それで、ちょっと注意して見てたんですけど、だいぶ放置してますね、これ」
僕はアロンと名の付いた杖を手に取ります。魔力を流し込むと、杖頭の水晶がぼんやり光る程度ですね。魔力を通す回路が、あちこちで寸断されていますし、予備回路に負荷がかかりすぎて、主回路にすらガタがきています。
僕の腕の中で淡く光るアロンの杖を見て、シャルさんは困ったように笑いました。
「はぁ、いやな予感はしとったんやけどね~。やっぱばれてもうたわぁ。てか、なんでうちの名前知ってるん? あんたらの世代じゃ判らんはずやろ?」
ぼくはタブレットを取り出して、シャルさんに見せてあげました。
「ちょっとシャルさんの顔写真で、アレクシアさんに照会してみたんですよね。10年前に外洋を航海中の海軍の船から、任務中に落水して消息不明になった海軍付の魔法使い、シャーリー・クロムウェルさん? アレクシアさんの妹分だったと聞いていますよ?」
シャルさんはあちゃ~という顔をして、タブレットを見つめています。そこには、生きてるなら連絡を寄こしなさいというアレクシアさんからのメッセージが残っています。
「それもあって、杖の応急措置だけしておこうかなと思っていたんですけどね。積もる話は色々あるでしょうけど、このままだとあまり持ちそうもないので、修理しちゃいますよ」
その後、僕は強引にシャルさんの杖『アロンの杖・シャーリーEdtion28-』の修理を始めます。とりあえずあちこち寸断されて、効率の悪い魔力回路の応急処理だけをしておきます。杖頭のヘキサグラムに付いている魔石も、6属性の魔力値は下限に近いので、ガンブレードの予備弾層から、グレード2の魔石を取り出し、すこし加工して嵌め込みました。
応急処置された『アロンの杖・シャーリーEdtion28+』をシャルさんに手渡します。
「ホントは魔石もグレード3を使いたかったんですけど、応急処置の魔力回路では負荷に耐え切れないので敢えて下げてあります。
あと、組み込まれてる魔法陣が2世代前の物ですけど、これを更新しちゃうと操作ミスによる暴走が起きそうで怖いですね」
あっ、何か気に触ったのかシャルさんがむくれます。
「そら、うちがポンコツちゅうことなん?」
あぁ、そうとりましたか。ん~、ペーパードライバーに最新型のスポーツカーを与えるとか、ネットサーフィンしかしない人に、ハイスペックのゲーミングPCを与えるようなもの、いやいやこれじゃ猫に小判と同じになっちゃう。むぅ、どういえばよいのでしょうね。
とりあえず、応急処置した杖を使ってもらえば判りますかね?
「そういう訳じゃないんですけど、応急処置された杖を使ってみれば判りますよ? なるべく危険のない魔法で試して下さいね」
シャルさんはブツブツ言いながらも、アロンの杖を裏の壁に向けます。うんうん、そちらは共同墓地ですし、今は人は居ないようですから問題ないでしょう。
「せやったら、風刃を撃ってみるで~、《風刃》」
ちょっ、シャルさん目を瞑ってます、力込めすぎ。
そして放たれた風の刃は、『ゴゥッ』っと凄まじい音を立てて裏の壁に向って飛んでいきました。
「あっ……、いや何にもなってないやろ?」
僕がジト目でシャルさんを見つめながら、小石を拾ってぽいっと軽く壁に向って投げました。『コッ』っと軽い音がした後、あっさりと壁が粉となって崩れ落ちます。
崩れ落ちるシャルさんをみて、僕が呟いた声が妙に大きく響きます。
「言っておきますが、強化はしてないですからね。もともと魔力が通りにくくなっていたのに、無理やり威力を出す習慣がシャルさんについているんですよ。それを直して下さいね」
*****
「ふ~ん、やっぱり魔道具というか、杖が壊れかかってたのね。昨日の夜、凄い魔力を込めていたのに、麻痺が発動してるとか、魔力量と効果が一致してないから、おかしいと思ってましたわ」
イリスさんの言葉に、一緒に食事中のシャルさんが更に小さくなります。
「いっそ直さないという方法もあったかもしれませんね」
「ん~、戦闘中に壊れたら、味方も巻き込む事故になりかねないしね。それに、使用魔力が減るんだから、戦闘可能時間も伸びるはずだし、詠唱時間も短縮できるはずだよね。
いっそ、暫く無詠唱で使ってみたほうが良いかも知れないですね」
「そんなんになったら、毎回目立ってまうやろうに」
「「どちらにしても目立ちますよ」」
僕とユイの言葉で、完全に沈没したシャルさんでした……
そんなシャルさんを横目で見ながら、フローラさんに今日の予定を尋ねます。
「フローラさん、今日は予定通り王都に向うのですか? 王都は広いので、そこそこ時間もかかりますし、『ヴァリアント・ゲレーロ』の回答を待たないまま、部隊を分けるのは危険な気がしますが……」
「そうですね。部隊の隊長も含めて相談して決めましょう。場合によっては、この場で回答が出るまで待つことも選択肢にはいりますね」
フローラさんの発言で、今日の予定は決まりました。さぁ、どうなりまりますかね。
小さいながらも多機能の浴室に入り、中からロックをしっかりかけ、熱めの湯温で頭からシャワーを浴びると、漸く目が覚めましたよ。そっと家出娘の天国からでて馬車の中を覗き込むと、やはりシャルさんが座席に横になって眠っています。
早朝から起こすのは申し訳ないですが、僕はシャルさんを突いてみます。うんうん、やはり起きないですね、この女性ある意味アレクシアさんと似てるんですよね。
左腕の腕輪を外して、シャルさんの腰ベルトに手をかざすと、やはりというか予想通り反応がありますね。
「来い、アロン」
僕が呟くと、杖の頭に拳大の水晶球と六芒星をあしらった長大な杖が空中に姿を現します。慌てて杖を掴みますが、馬車の入り口から身を乗り出していた所為で、重心よりも石突側を握ってしまいます。当然重い杖頭は、シーソーの様に下がり始め……
「ゴッ」
鈍い音を立ててシャルさんの頭を直撃します。
「ぎゃん……いっ痛い……、痛いわ~、一体何なん……」
頭を抱えたシャルさんですが、すぐに何が直撃したか悟ります。当然ですよね、頭の脇にあるんですから……
石突の方を持っている僕と、目線が合いましたよ……
「うふっ」
「あはっ」
「うふふふふふふっ」
「あははははははっ」
「「……」」
シャルさんの目が据わってますね……
「……さて、クロエはん、こら如何いうことなん?」
「……何故、アレキサンドリア製の魔道具が、外部に存在するんでしょうかね~ シャルロット・クロスさん、いえ、シャーリー・クロムウェルさんとお呼びしたほうが?」
僕の言葉を聞いて、シャルさんは黙り込みます。
「フローリアさんの紅茶ポットや、他の魔法使いさんの杖に比べて、シャルさんの杖ってデザインが違うというか、機能的ですよね。それで、ちょっと注意して見てたんですけど、だいぶ放置してますね、これ」
僕はアロンと名の付いた杖を手に取ります。魔力を流し込むと、杖頭の水晶がぼんやり光る程度ですね。魔力を通す回路が、あちこちで寸断されていますし、予備回路に負荷がかかりすぎて、主回路にすらガタがきています。
僕の腕の中で淡く光るアロンの杖を見て、シャルさんは困ったように笑いました。
「はぁ、いやな予感はしとったんやけどね~。やっぱばれてもうたわぁ。てか、なんでうちの名前知ってるん? あんたらの世代じゃ判らんはずやろ?」
ぼくはタブレットを取り出して、シャルさんに見せてあげました。
「ちょっとシャルさんの顔写真で、アレクシアさんに照会してみたんですよね。10年前に外洋を航海中の海軍の船から、任務中に落水して消息不明になった海軍付の魔法使い、シャーリー・クロムウェルさん? アレクシアさんの妹分だったと聞いていますよ?」
シャルさんはあちゃ~という顔をして、タブレットを見つめています。そこには、生きてるなら連絡を寄こしなさいというアレクシアさんからのメッセージが残っています。
「それもあって、杖の応急措置だけしておこうかなと思っていたんですけどね。積もる話は色々あるでしょうけど、このままだとあまり持ちそうもないので、修理しちゃいますよ」
その後、僕は強引にシャルさんの杖『アロンの杖・シャーリーEdtion28-』の修理を始めます。とりあえずあちこち寸断されて、効率の悪い魔力回路の応急処理だけをしておきます。杖頭のヘキサグラムに付いている魔石も、6属性の魔力値は下限に近いので、ガンブレードの予備弾層から、グレード2の魔石を取り出し、すこし加工して嵌め込みました。
応急処置された『アロンの杖・シャーリーEdtion28+』をシャルさんに手渡します。
「ホントは魔石もグレード3を使いたかったんですけど、応急処置の魔力回路では負荷に耐え切れないので敢えて下げてあります。
あと、組み込まれてる魔法陣が2世代前の物ですけど、これを更新しちゃうと操作ミスによる暴走が起きそうで怖いですね」
あっ、何か気に触ったのかシャルさんがむくれます。
「そら、うちがポンコツちゅうことなん?」
あぁ、そうとりましたか。ん~、ペーパードライバーに最新型のスポーツカーを与えるとか、ネットサーフィンしかしない人に、ハイスペックのゲーミングPCを与えるようなもの、いやいやこれじゃ猫に小判と同じになっちゃう。むぅ、どういえばよいのでしょうね。
とりあえず、応急処置した杖を使ってもらえば判りますかね?
「そういう訳じゃないんですけど、応急処置された杖を使ってみれば判りますよ? なるべく危険のない魔法で試して下さいね」
シャルさんはブツブツ言いながらも、アロンの杖を裏の壁に向けます。うんうん、そちらは共同墓地ですし、今は人は居ないようですから問題ないでしょう。
「せやったら、風刃を撃ってみるで~、《風刃》」
ちょっ、シャルさん目を瞑ってます、力込めすぎ。
そして放たれた風の刃は、『ゴゥッ』っと凄まじい音を立てて裏の壁に向って飛んでいきました。
「あっ……、いや何にもなってないやろ?」
僕がジト目でシャルさんを見つめながら、小石を拾ってぽいっと軽く壁に向って投げました。『コッ』っと軽い音がした後、あっさりと壁が粉となって崩れ落ちます。
崩れ落ちるシャルさんをみて、僕が呟いた声が妙に大きく響きます。
「言っておきますが、強化はしてないですからね。もともと魔力が通りにくくなっていたのに、無理やり威力を出す習慣がシャルさんについているんですよ。それを直して下さいね」
*****
「ふ~ん、やっぱり魔道具というか、杖が壊れかかってたのね。昨日の夜、凄い魔力を込めていたのに、麻痺が発動してるとか、魔力量と効果が一致してないから、おかしいと思ってましたわ」
イリスさんの言葉に、一緒に食事中のシャルさんが更に小さくなります。
「いっそ直さないという方法もあったかもしれませんね」
「ん~、戦闘中に壊れたら、味方も巻き込む事故になりかねないしね。それに、使用魔力が減るんだから、戦闘可能時間も伸びるはずだし、詠唱時間も短縮できるはずだよね。
いっそ、暫く無詠唱で使ってみたほうが良いかも知れないですね」
「そんなんになったら、毎回目立ってまうやろうに」
「「どちらにしても目立ちますよ」」
僕とユイの言葉で、完全に沈没したシャルさんでした……
そんなシャルさんを横目で見ながら、フローラさんに今日の予定を尋ねます。
「フローラさん、今日は予定通り王都に向うのですか? 王都は広いので、そこそこ時間もかかりますし、『ヴァリアント・ゲレーロ』の回答を待たないまま、部隊を分けるのは危険な気がしますが……」
「そうですね。部隊の隊長も含めて相談して決めましょう。場合によっては、この場で回答が出るまで待つことも選択肢にはいりますね」
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