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7.女王の奏でるラプソディー
59.武舞台上の戦い①
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エマ&ジェシーの通訳によると、やはり皇帝からの正式な要請(命令?!)らしいですね。拒否することは可能ですが、それはそれで今後の交易に障害が出るかもしれません。
「まずは招待と言っていますからね。最初から無茶は言わないと思いますが……」
「まぁ、最初は普通の話を聞きたいというところでしょうね。当然デモンストレーションになることは読めますね……」
この世界では、航空戦力はまだ一般的ではありません。遼寧の百鬼にしても、アレキサンドリアの空軍にしても、運用方法が確率されている訳ではありませんが、固定砲台として魔術師・仙術士などの運用はすでにあります。
騎士道などの認識も強いので、兵といえば職業軍人を想定するのが普通です。市民を兵として動員するのは、今のところエリクシアだけでしたが、戦力差が勝敗に直結することが知られれば、市民を兵士として動員することは普遍化してしまいます。
「……一般人を兵士に仕立てて数を増やしたとしても、魔術師や魔物には通じない事が体感できなければ、国の上層部は民を戦場に赴かせることはやめないでしょうね」
ユイのつぶやきは事実でしょう。問題は、為政者というのは兵の損失を軽く考えるのが常だという事です。
身内が失われるのであればそういう事は少なくなるでしょうが、彼ら官やその家族は安全な地で命令する側であり、犠牲になる側ではないですからね。
でも、その考えはアレキサンドリア相手には通じない事を教えてあげるのも、一つの抑止力となるでしょう。そんな会話をしている僕たちを、エリーゼさんはにこやかに見つめていました。
◇◆◇◆◇◆
「……なんでこうなった?……」
五十メートル四方の石畳が広がる武舞台の上で、僕はポツリとつぶやきます。周囲は数メートルの壁に囲まれ、正面には皇帝陛下とエリーゼさんやイリスさんを含めた一行が並び、左右の観覧席には少なくない人数の観戦者……
『こんな小娘相手に武威を示せとは、陛下も人が悪い…… しかも言葉が通じないときたんじゃ、降伏を進めることもできやしねぇ。まったく、何を考えておられるのやら』
僕の目の前には漆黒の鎧をつけた武人らしいお兄さんが立っています。西洋式にいえば、近衛兵の中でも精鋭中の精鋭らしく、武を極めた一人というところでしょうか。
こちらを小娘といいつつも、油断している様子はありません。得物は長い柄の先に幅広の湾曲した刃がついた武器、偃月刀ですね。三国志の関羽が使っていた武器というほうが想像しやすいでしょうね。
実際には、三国の時代には偃月刀は存在していなかったらしいんで、後世の創作なのだと思いますが、とても重くて演舞や訓練用で実戦で使用されることは少なかったとされています。本来は馬上で扱う武器として使用されるようですが、この人細身のくせにこんな物振り回せる力をもっているようですね。
観覧席の皇帝陛下を見て、一礼したあとで正面で向き合います。
エリーゼさんが僕のことを西方世界一の魔術師だと紹介した事もあり、こちらの道士が出て来るのかと思えば、いきなりの近接職、しかも長物持ちが相手です。術使いであれば、詠唱時間が必要で、接近戦での速い攻撃には対応不能というセオリーを突いてくるなかなかの鬼畜っぷりです。
『それでは、仕合開始』
試合ではなく仕合ですか…… 仕合には、競技ではないという意味がありますが、向かいに立ったお兄さんの顔が驚きつつも、口元を引き締めたので、殺しの許可も含まれていたのでしょうね。
いきなり振られた偃月刀が右から僕を襲います。とはいえ、偃月刀の棟側、刃がついていない方での攻撃ですし、その速度もそれほど早くはありません。
体術でかわすのは造作もないことですが、余計な手の内を見せる必要は感じません。
「風爆弾」
相手のお腹辺りで急激な空気の膨張、風爆弾が炸裂。お兄さんの身体を数十センチほど後ろに飛ばし、振られた偃月刀は僕の鼻先を通過。
巻き込む風が、前髪を揺らしました。
吹き飛ばされたお兄さんは、驚いた表情を浮かべていますが、一メートルほど後退したところで黒い影に支えられて踏ん張りなおしましたね。
そして、影は式。道士の詠唱が完了したのか、武舞台上に四体の反応が感じられます。式の額には、キョンシーのように紙片が張り付いていますが、それが式を拘束して術者の意のままに操るようです。
同じ式とはいえ、ユイの使う式とは明らかに性能差がありますね。精霊などを顕現させ、自分の意志通りに動かすのは同じですが、彼らの式には【式自体の意志】はありません。術者が正しい命令をしなければ、行動することはありませんし、隷属させている媒体である札が露出している以上、弱点がさらけ出されています。
「風刃、刃風四連」
生成された不可視の風刃が僕の四方へと飛び、お兄さんを受け止めた黒い影の額に貼られていた札を切り裂くと、黒い影は消滅しました。
僕を囲むように現れた式のうち、真後ろのに居た一体以外の、三体の迎撃に成功したようです。
とはいえ、式を呼び出した道士を倒さないと、再召喚される可能性がありますね。目視では発見できませんから、隠形術でも使って隠れているのかな……
先ほど止められたお兄さんは、態勢を立て直して切り込んできますが、既にお兄さんに勝機はありません。
偃月刀の刺突が、連撃となって僕のお腹へと吸い込まれ……
信じられないと云った驚愕の表情を浮かべたお兄さんが、口から大量の血を吐き出し崩れ落ちます。その背には偃月刀の切っ先が突き出ていますが、それは僕のお腹に突き刺したはずの切っ先です。
突き立った柄を持って、お腹から偃月刀を引き抜くと、お兄さんの背から刃も引き抜かれます。
さすがに出血量が多くて死にそうになっているので、偃月刀を投げ捨てた後でイリスさんの隣に、お兄さんの体を転送しておきます。
「亜空間転移マッピング。僕に攻撃は通用しませんよ」
イェンさんでも対抗手段を見いだせずに降参してくれましたからね。そして、後方から熱気が迫ります。生き残った式は火鬼のようですね。
熱気渦巻く拳が、背後から僕の後頭部を襲います。今僕を攻撃するということは、あのお兄さんを燃やすことになるんですがね……
「状況の認識、判断が甘いですね。東部大陸の術式が優秀でも、使う人によってはその威を損なう典型的な例ですね」
亜空間転移マッピングを即座に解除。
振り向きざまに、ゼロ距離での右ガンブレードで額の札を打ち抜けば、前髪が焦げそうな熱気も霧散します。
武舞台上に術者は見えませんので、術による隠形で隠れているとみて良いでしょうね。ならば、居場所を明らかにしてあげましょうか。
「光玉、最大輝度で、五秒後炸裂」
僕の頭上に現れる光の玉は、一瞬で世界を光で塗りつぶします。目を閉じても、まぶた越しでも瞳を焼き、視覚を封じます。
『ぎゃぁあああぁ、俺の目、目がぁ……』
『グァウ……』
隠形が解けて武舞台上を転がる人、上空から落下し地面にたたきつけられる獣など、阿鼻叫喚の地獄の中で転がる物体を麻酔弾で眠らせ、壁際に転送。
「……これで、雑魚の清掃は終わりましたよ」
僕は上空に一騎でたたずむ白い虎に騎乗した人物に声を掛けたのでした……
「まずは招待と言っていますからね。最初から無茶は言わないと思いますが……」
「まぁ、最初は普通の話を聞きたいというところでしょうね。当然デモンストレーションになることは読めますね……」
この世界では、航空戦力はまだ一般的ではありません。遼寧の百鬼にしても、アレキサンドリアの空軍にしても、運用方法が確率されている訳ではありませんが、固定砲台として魔術師・仙術士などの運用はすでにあります。
騎士道などの認識も強いので、兵といえば職業軍人を想定するのが普通です。市民を兵として動員するのは、今のところエリクシアだけでしたが、戦力差が勝敗に直結することが知られれば、市民を兵士として動員することは普遍化してしまいます。
「……一般人を兵士に仕立てて数を増やしたとしても、魔術師や魔物には通じない事が体感できなければ、国の上層部は民を戦場に赴かせることはやめないでしょうね」
ユイのつぶやきは事実でしょう。問題は、為政者というのは兵の損失を軽く考えるのが常だという事です。
身内が失われるのであればそういう事は少なくなるでしょうが、彼ら官やその家族は安全な地で命令する側であり、犠牲になる側ではないですからね。
でも、その考えはアレキサンドリア相手には通じない事を教えてあげるのも、一つの抑止力となるでしょう。そんな会話をしている僕たちを、エリーゼさんはにこやかに見つめていました。
◇◆◇◆◇◆
「……なんでこうなった?……」
五十メートル四方の石畳が広がる武舞台の上で、僕はポツリとつぶやきます。周囲は数メートルの壁に囲まれ、正面には皇帝陛下とエリーゼさんやイリスさんを含めた一行が並び、左右の観覧席には少なくない人数の観戦者……
『こんな小娘相手に武威を示せとは、陛下も人が悪い…… しかも言葉が通じないときたんじゃ、降伏を進めることもできやしねぇ。まったく、何を考えておられるのやら』
僕の目の前には漆黒の鎧をつけた武人らしいお兄さんが立っています。西洋式にいえば、近衛兵の中でも精鋭中の精鋭らしく、武を極めた一人というところでしょうか。
こちらを小娘といいつつも、油断している様子はありません。得物は長い柄の先に幅広の湾曲した刃がついた武器、偃月刀ですね。三国志の関羽が使っていた武器というほうが想像しやすいでしょうね。
実際には、三国の時代には偃月刀は存在していなかったらしいんで、後世の創作なのだと思いますが、とても重くて演舞や訓練用で実戦で使用されることは少なかったとされています。本来は馬上で扱う武器として使用されるようですが、この人細身のくせにこんな物振り回せる力をもっているようですね。
観覧席の皇帝陛下を見て、一礼したあとで正面で向き合います。
エリーゼさんが僕のことを西方世界一の魔術師だと紹介した事もあり、こちらの道士が出て来るのかと思えば、いきなりの近接職、しかも長物持ちが相手です。術使いであれば、詠唱時間が必要で、接近戦での速い攻撃には対応不能というセオリーを突いてくるなかなかの鬼畜っぷりです。
『それでは、仕合開始』
試合ではなく仕合ですか…… 仕合には、競技ではないという意味がありますが、向かいに立ったお兄さんの顔が驚きつつも、口元を引き締めたので、殺しの許可も含まれていたのでしょうね。
いきなり振られた偃月刀が右から僕を襲います。とはいえ、偃月刀の棟側、刃がついていない方での攻撃ですし、その速度もそれほど早くはありません。
体術でかわすのは造作もないことですが、余計な手の内を見せる必要は感じません。
「風爆弾」
相手のお腹辺りで急激な空気の膨張、風爆弾が炸裂。お兄さんの身体を数十センチほど後ろに飛ばし、振られた偃月刀は僕の鼻先を通過。
巻き込む風が、前髪を揺らしました。
吹き飛ばされたお兄さんは、驚いた表情を浮かべていますが、一メートルほど後退したところで黒い影に支えられて踏ん張りなおしましたね。
そして、影は式。道士の詠唱が完了したのか、武舞台上に四体の反応が感じられます。式の額には、キョンシーのように紙片が張り付いていますが、それが式を拘束して術者の意のままに操るようです。
同じ式とはいえ、ユイの使う式とは明らかに性能差がありますね。精霊などを顕現させ、自分の意志通りに動かすのは同じですが、彼らの式には【式自体の意志】はありません。術者が正しい命令をしなければ、行動することはありませんし、隷属させている媒体である札が露出している以上、弱点がさらけ出されています。
「風刃、刃風四連」
生成された不可視の風刃が僕の四方へと飛び、お兄さんを受け止めた黒い影の額に貼られていた札を切り裂くと、黒い影は消滅しました。
僕を囲むように現れた式のうち、真後ろのに居た一体以外の、三体の迎撃に成功したようです。
とはいえ、式を呼び出した道士を倒さないと、再召喚される可能性がありますね。目視では発見できませんから、隠形術でも使って隠れているのかな……
先ほど止められたお兄さんは、態勢を立て直して切り込んできますが、既にお兄さんに勝機はありません。
偃月刀の刺突が、連撃となって僕のお腹へと吸い込まれ……
信じられないと云った驚愕の表情を浮かべたお兄さんが、口から大量の血を吐き出し崩れ落ちます。その背には偃月刀の切っ先が突き出ていますが、それは僕のお腹に突き刺したはずの切っ先です。
突き立った柄を持って、お腹から偃月刀を引き抜くと、お兄さんの背から刃も引き抜かれます。
さすがに出血量が多くて死にそうになっているので、偃月刀を投げ捨てた後でイリスさんの隣に、お兄さんの体を転送しておきます。
「亜空間転移マッピング。僕に攻撃は通用しませんよ」
イェンさんでも対抗手段を見いだせずに降参してくれましたからね。そして、後方から熱気が迫ります。生き残った式は火鬼のようですね。
熱気渦巻く拳が、背後から僕の後頭部を襲います。今僕を攻撃するということは、あのお兄さんを燃やすことになるんですがね……
「状況の認識、判断が甘いですね。東部大陸の術式が優秀でも、使う人によってはその威を損なう典型的な例ですね」
亜空間転移マッピングを即座に解除。
振り向きざまに、ゼロ距離での右ガンブレードで額の札を打ち抜けば、前髪が焦げそうな熱気も霧散します。
武舞台上に術者は見えませんので、術による隠形で隠れているとみて良いでしょうね。ならば、居場所を明らかにしてあげましょうか。
「光玉、最大輝度で、五秒後炸裂」
僕の頭上に現れる光の玉は、一瞬で世界を光で塗りつぶします。目を閉じても、まぶた越しでも瞳を焼き、視覚を封じます。
『ぎゃぁあああぁ、俺の目、目がぁ……』
『グァウ……』
隠形が解けて武舞台上を転がる人、上空から落下し地面にたたきつけられる獣など、阿鼻叫喚の地獄の中で転がる物体を麻酔弾で眠らせ、壁際に転送。
「……これで、雑魚の清掃は終わりましたよ」
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