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7.女王の奏でるラプソディー
78.恋する自分が想像できないのですが……
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「ねぇ、クロエ。貴女は誰かと一緒にいる未来っていうと、誰と一緒にいる未来が浮かぶんですの?」
突然のイリスさんの質問に、賑やかだった左舷展望デッキはシンと静まりかえります。
すべての音が消えてしまったかのようですし、周りにいる他の女の子たちはべつにこちらを見ているわけではありませんが、なんでしょう? 変に注目されている気がするのですが……
「ん? 誰かとって…… イリスさんたちじゃないのかなぁ? てか、なんでいきなりそんな事聞くの?」
疑問符を頭の周囲に大量に浮かべてイリスさんの顔を見返すと、肩を落としたイリスさんの姿……
「……クロエさん…… イリスさんが聞きたい事は、そういったことではないと思いますよ?」
ますますわからずに、疑問符を浮かべていると、イリスさんがじれったそうに口にします。
「もう! まだわからないんですの? あの場所に貴女がワイアットを召喚したでしょ?
それって、どこかでワイアットに頼ってるんじゃないのかしら?」
ブフッっと吹き出す音が聞こえましたが、その音源は僕自身です。
「へっ? なにそれ? 冗談はやめてくださいよ、イリスさん。 あの場にワイアットが来たのは、僕が召喚したとかじゃありませんから!!
きっと、アレクシアさんたちが何か仕込んでたに決まっています!!」
確かにあの場で、氷系の魔法使いということでワイアットを思い出したのは間違いありませんが、それはイリスさんの言葉がきっかけで、それまで全く頭に上がってきていませんでしたしね。
「……そうかしら? 貴女は非常識な魔法をたくさん使いますもの。一番の危機に彼を読んだとしても不思議はありませんわ」
「それに、航空指令専用機はすごかったですもんね…… 借りを返すにしては、すごいものだと私にもわかりますし……」
ちょ!! ユイまでその話題に乗っかりますか!!
なるほど、周囲の人が聞き耳を立てているのは、この質問の内容を予想してのことですか!!
「違いますって!! あれは僕の趣味的なものというか、ああいったものが好きなのでついつい羽目を外してしまった結果ですって!!」
ふ~んという二人のジト目に、僕は頬を流れる冷たい雫を久しぶりに感じます。滝のように流れる汗ってこういう状況でかく汗の事でしょうか?!
「それに、みんながいれば特に不自由とか、誰かの側にいたいなんて考えてこともなかったですし」
僕が慌てて口を開くと、イリスさんがつぶやきます。
「……まさか、貴女は女の子のほうが好きって趣味なの?! それはそれで……」
って、イリスさん何を怪しい言葉をつぶやいているんですか!! とはいえ、じゃあ男子といるほうが好きなのかといえばそれは無いと思いますので、自分自身も混乱してきてしまいます。
その時、イリスさんとユイの背後に人影が現れ、ポンと二人の肩をたたきます。
「あっはっはっは、こんな場所で痴話げんかしてる人がいると思ってきてみれば、艦長に船務長じゃないですか(笑)
だめですよ、上役が艦内の風紀を乱しては」
……まさか、カレンさんが現れたことに感謝する時が来るとは思いませんでしたよ……
カレンさんの登場で、展望デッキはいつも通りの喧噪が戻ってきますが、ちらちらとこちらをみる視線を感じてしまいます。イリスさんやユイもとりあえず矛を収めてくれたようですし、この場をカレンさんに任せて、僕たちはそれぞれ自室に戻ってきましたが……
◇◆◇◆◇◆
「はふっ…… 妙に疲れてしまいましたね」
僕は制服をハンガーにかけると、ボスっとベッドに身を投げ出します。
やや硬めのマットレスは、弾力じたいはさほどではありませんが、体が沈み込むような事はありません。
「……とはいえねぇ」
僕はカレンさんが別れ際に言った言葉を思い出します。
『クロエ艦長~、少しはそちらの事も考えてあげてくださいよ? 既に艦長自体も成人してるんですし、自力で決められなければ国から押し付けられた相手を旦那にすることになるんですよ?』
ぐぅ、忘れていたかった現実がそこにあるのをしっかり思い出させられましたね。まさか逃げたい現実が存在する羽目になるとは思ってもいませんでしたが……
「そもそも、ハジメだった時からその手の話は疎かったんですよね」
小中学校では陰キャだった僕ですので、異性との付き合い自体は幼馴染の『一葉』と『双葉』の姉妹としかありませんでしたし。
一葉は男の子のような口調でお騒がせな性格でしたが、一緒にいると気楽だったんですよね。双葉は一葉の妹ですが、こちらは対照的に女の子してたので、僕とはあまり性格が合わずに、僕と一葉が一緒にいることが多かったんですよね。
「……僕は一葉が好きだったのでしょうか……? そして、今僕には好きな人っているのでしょうか?」
言葉にだしても、自分の考えがまとまりませんね。僕が鈍いということが一番悪いのですが、過去に一番仲の良かった異性である一葉とも、それが恋をしていたと自分では言えないのです。
結局それがちゃんとした形になる前に、一葉が事故で死んでしまい、一葉が僕をどう思っていたのかは知る由もありませんでしたし、高校に入学してからも陰キャで通っていた僕自身は異性との交流はとろうとすらしていなかったのです。特に元気な女の子といったタイプは一葉を思い出してしまうので、避けていましたし。
まあ、大学に行けば彼女の一人くらいはできればいいかなぁと思っていましたが、結局大学に行くこともなく、僕自身も死んでしまったわけですしね。
こちらの世界での男子とは、最初がそもそも最悪な出来事のあったリアンやワイアットに好意が持てるはずもなく、年少科時代も殺人ウサギ呼ばわりする男子たちにいい感情を持つ要素は少なかったですしね~
などと他人事のように考えてる時点で、だめですよね。今の僕には、男女ともに友人以上の感情を持てない気がします。
女性として生活した時間が増えることによって、やはり胸が小さいこととかを気にするようになってますし、すくなくても僕の心は体に引っ張られる傾向がありますね。
女性の体に性的魅力は感じませんし、同様に男性にもそちらの方面での魅力は感じないのですよね。
……まあ、不毛な思考はやめましょう。いつか僕自身が現状を受け入れられる時がくる事を期待して……
それに、僕自身が望まぬ結婚をしなければならなくなったときは…… 地球と違って今の僕には魔法という翼があるのです。アレキサンドリアが僕を籠に閉じ込めるのならば、以前エリクシアを旅したように、流浪するのも悪くないかもしれませんね。
ベッドに寝そべりながら、右手を天井に伸ばします。
「……翼を持った鳥も、永遠に飛ぶことはできません。体を休めるための止まり木は必ず必要となるものですが……
では、同じ翼を持つといっても……天使に翼休める場所は……必要なのでしょうか…………」
伸ばした腕が力なくゆるゆるとベッドに落ちた時、僕の意識自体も休息に入ります。この手の話は……僕には似合わないですね……
突然のイリスさんの質問に、賑やかだった左舷展望デッキはシンと静まりかえります。
すべての音が消えてしまったかのようですし、周りにいる他の女の子たちはべつにこちらを見ているわけではありませんが、なんでしょう? 変に注目されている気がするのですが……
「ん? 誰かとって…… イリスさんたちじゃないのかなぁ? てか、なんでいきなりそんな事聞くの?」
疑問符を頭の周囲に大量に浮かべてイリスさんの顔を見返すと、肩を落としたイリスさんの姿……
「……クロエさん…… イリスさんが聞きたい事は、そういったことではないと思いますよ?」
ますますわからずに、疑問符を浮かべていると、イリスさんがじれったそうに口にします。
「もう! まだわからないんですの? あの場所に貴女がワイアットを召喚したでしょ?
それって、どこかでワイアットに頼ってるんじゃないのかしら?」
ブフッっと吹き出す音が聞こえましたが、その音源は僕自身です。
「へっ? なにそれ? 冗談はやめてくださいよ、イリスさん。 あの場にワイアットが来たのは、僕が召喚したとかじゃありませんから!!
きっと、アレクシアさんたちが何か仕込んでたに決まっています!!」
確かにあの場で、氷系の魔法使いということでワイアットを思い出したのは間違いありませんが、それはイリスさんの言葉がきっかけで、それまで全く頭に上がってきていませんでしたしね。
「……そうかしら? 貴女は非常識な魔法をたくさん使いますもの。一番の危機に彼を読んだとしても不思議はありませんわ」
「それに、航空指令専用機はすごかったですもんね…… 借りを返すにしては、すごいものだと私にもわかりますし……」
ちょ!! ユイまでその話題に乗っかりますか!!
なるほど、周囲の人が聞き耳を立てているのは、この質問の内容を予想してのことですか!!
「違いますって!! あれは僕の趣味的なものというか、ああいったものが好きなのでついつい羽目を外してしまった結果ですって!!」
ふ~んという二人のジト目に、僕は頬を流れる冷たい雫を久しぶりに感じます。滝のように流れる汗ってこういう状況でかく汗の事でしょうか?!
「それに、みんながいれば特に不自由とか、誰かの側にいたいなんて考えてこともなかったですし」
僕が慌てて口を開くと、イリスさんがつぶやきます。
「……まさか、貴女は女の子のほうが好きって趣味なの?! それはそれで……」
って、イリスさん何を怪しい言葉をつぶやいているんですか!! とはいえ、じゃあ男子といるほうが好きなのかといえばそれは無いと思いますので、自分自身も混乱してきてしまいます。
その時、イリスさんとユイの背後に人影が現れ、ポンと二人の肩をたたきます。
「あっはっはっは、こんな場所で痴話げんかしてる人がいると思ってきてみれば、艦長に船務長じゃないですか(笑)
だめですよ、上役が艦内の風紀を乱しては」
……まさか、カレンさんが現れたことに感謝する時が来るとは思いませんでしたよ……
カレンさんの登場で、展望デッキはいつも通りの喧噪が戻ってきますが、ちらちらとこちらをみる視線を感じてしまいます。イリスさんやユイもとりあえず矛を収めてくれたようですし、この場をカレンさんに任せて、僕たちはそれぞれ自室に戻ってきましたが……
◇◆◇◆◇◆
「はふっ…… 妙に疲れてしまいましたね」
僕は制服をハンガーにかけると、ボスっとベッドに身を投げ出します。
やや硬めのマットレスは、弾力じたいはさほどではありませんが、体が沈み込むような事はありません。
「……とはいえねぇ」
僕はカレンさんが別れ際に言った言葉を思い出します。
『クロエ艦長~、少しはそちらの事も考えてあげてくださいよ? 既に艦長自体も成人してるんですし、自力で決められなければ国から押し付けられた相手を旦那にすることになるんですよ?』
ぐぅ、忘れていたかった現実がそこにあるのをしっかり思い出させられましたね。まさか逃げたい現実が存在する羽目になるとは思ってもいませんでしたが……
「そもそも、ハジメだった時からその手の話は疎かったんですよね」
小中学校では陰キャだった僕ですので、異性との付き合い自体は幼馴染の『一葉』と『双葉』の姉妹としかありませんでしたし。
一葉は男の子のような口調でお騒がせな性格でしたが、一緒にいると気楽だったんですよね。双葉は一葉の妹ですが、こちらは対照的に女の子してたので、僕とはあまり性格が合わずに、僕と一葉が一緒にいることが多かったんですよね。
「……僕は一葉が好きだったのでしょうか……? そして、今僕には好きな人っているのでしょうか?」
言葉にだしても、自分の考えがまとまりませんね。僕が鈍いということが一番悪いのですが、過去に一番仲の良かった異性である一葉とも、それが恋をしていたと自分では言えないのです。
結局それがちゃんとした形になる前に、一葉が事故で死んでしまい、一葉が僕をどう思っていたのかは知る由もありませんでしたし、高校に入学してからも陰キャで通っていた僕自身は異性との交流はとろうとすらしていなかったのです。特に元気な女の子といったタイプは一葉を思い出してしまうので、避けていましたし。
まあ、大学に行けば彼女の一人くらいはできればいいかなぁと思っていましたが、結局大学に行くこともなく、僕自身も死んでしまったわけですしね。
こちらの世界での男子とは、最初がそもそも最悪な出来事のあったリアンやワイアットに好意が持てるはずもなく、年少科時代も殺人ウサギ呼ばわりする男子たちにいい感情を持つ要素は少なかったですしね~
などと他人事のように考えてる時点で、だめですよね。今の僕には、男女ともに友人以上の感情を持てない気がします。
女性として生活した時間が増えることによって、やはり胸が小さいこととかを気にするようになってますし、すくなくても僕の心は体に引っ張られる傾向がありますね。
女性の体に性的魅力は感じませんし、同様に男性にもそちらの方面での魅力は感じないのですよね。
……まあ、不毛な思考はやめましょう。いつか僕自身が現状を受け入れられる時がくる事を期待して……
それに、僕自身が望まぬ結婚をしなければならなくなったときは…… 地球と違って今の僕には魔法という翼があるのです。アレキサンドリアが僕を籠に閉じ込めるのならば、以前エリクシアを旅したように、流浪するのも悪くないかもしれませんね。
ベッドに寝そべりながら、右手を天井に伸ばします。
「……翼を持った鳥も、永遠に飛ぶことはできません。体を休めるための止まり木は必ず必要となるものですが……
では、同じ翼を持つといっても……天使に翼休める場所は……必要なのでしょうか…………」
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