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7.女王の奏でるラプソディー
89.その頃……
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「どうやら、本当にユイがさらわれてしまったようですね」
僕はアイスティーを飲みながら、イリスさんにつぶやきました。
イリスさんは、形の良い眉をピクリと動かし、声を潜めます、
「予想通りとはいえ、本当に狙ってくるなんてね」
イリスさんの呟く声に、僕もうなづきます。
「それにしてもイモガイの毒かぁ。本気で殺す気の毒だよね……」
熱帯から亜熱帯に住むイモガイは、円錐形の貝殻を持ち、浜辺から深海にまで住む貝の一種ですが、歯舌と呼ばれる器官に、銛状の毒腺を持ちます。
これは多種類のペプチドと呼ばれる混合物で、神経毒の一種ですが解毒剤や血清が無いので、人間でも噛まれると死に至る可能性がある危険な毒です。
ちなみにマムシなどの蛇毒には血清があるのに、イモガイの毒やフグの毒に血清や解毒剤がないのは、蛇毒などのタンパク系の毒に対してしか血清などが作ることができないからだそうです。
イモガイも、房総半島の南岸あたりから居る珍しい生物ではありませんが、刺されると死亡率が高いので注意した方が良いですよ(日本でも刺傷17例に対し、7人死亡)。
「……貴女が作った怪しげな魔道具なら、解毒できるんでしょ? レオンにも持たせたのよね?」
イリスさんが言ったように、小型の魔道具をレオンのベルトに仕込んでいました。
この世界は魔法がありますからね。ただ、神経毒を使われると詠唱できなくなりますから、汎用的に使用できるように、小型の魔道具として作りました。
ベルトにしたのは、麻痺毒を使われた場合、すぐに舌や指は麻痺して使えなくなるので、正面から力がかかった時に作用するようにして、ベルトのバックルに仕込んでおいたんですよね。これなら、倒れればすぐに発動しますし、誤動作しても使用者に被害はありません。
「……充分な距離をとって追跡してくれると思いますよ。とはいえ、おそらく向かうのは泊地にあるあの洋館でしょうけど……」
「それにしても、なんで私たちを狙うのかしら? あの人たちにメリットは無いでしょ?」
イリスさんがそう口にしますが、僕も全く同じ意見です。孤児たちの問題で、僕たちと対立したように見えますが、それだけの為にこんな大がかりな事を企てる理由が分かりません。
二人で悩んでいると、アーシャがやってきました。僕たちが悩んでいるのをみると、あっけらかんと推測を口にします。
「あら、理由は簡単よ。この船を自分たちの指揮下に置くための、メイスン氏の謀略よ」
「「へっ?!」」
僕とイリスさんが間抜け声をだして思わず顔を見合わせます。ぽかんとした僕とは違って、イリスさんがすかさずアーシャに尋ねます。
「なんで、貴女がそんなこと知ってるの?」
アーシャの答えは簡潔でした。アレキサンドリア本国から、エメラルド島泊地への軍のいくつかの手紙というか命令書の中に、見知ったサインのものが一通だけあったそうです。
差出人は、メイスン・スミス。捕縛されているエリオットの父で、エリックさんの弟ですね。
リアンとアーシャは、メイスン氏が変な事をたくらんでいないか注意してくれと、エリックさんから直接頼まれていたとのことで、命令書のなかにメイスン氏の署名がはいった物を見つけ、開封せずに中身を確認したのだそうです。
「中には『クジラを子供から取り上げる。過ぎたおもちゃをつかう愚者を捕えよ。
ただし、白と黒には手をだすな。おまけはくれてやる』って書いてあったわよ」
はぁ~、単純な比喩ですが、クジラはこの艦の事でしょうね。過ぎたおもちゃを使う愚者は、僕たち士官のことで、白と黒はイリスさんと僕のことでしょう。
「ずいぶん簡単な比喩よね……」
「まあね~、エリオットが乗艦している事も書いてあったし」
はぁ、既に首謀者もその息子もすでに捕縛されていますが、彼らはそれを知らずに動いているということですね。
「……ということは、二人はメイスン氏の手下なんですかね? でも、ミリアム少尉は別として、ユージン中佐は青家の出ですよね。
仮にも中佐まで昇進するような人が、メイスン氏と接点なんてあったんでしょうか?」
「まあ、数年前までは青家と紅家は仲がいいとはいえなかったわね。
国内の紅家に対して、国外は青家が担当してたし、反目ではないけど、競い合っていたっていうのが本音だけど……」
そんな話をしながら、アーシャも交えて話をしているうちに、メイスン氏の手紙の話で違和感を覚えていたので、アーシャに問いただします。
「そういえば、アーシャはメイスン氏の手紙を見たんだよね? それって問題ないの?」
軍の命令書のようなものですしね。
そう思って聞いてみると、イリスさんにもアーシャにも呆れた顔をされました。
「あのね~、メイスン氏はエリオットの諸々の問題で捕縛されてるでしょ。そんな危険人物の手紙を見て放置できる訳ないじゃない」
「そうですよ。それに軍の命令書を偽装していたんですから問題外ですもの」
イリスさんとアーシャに詰め寄られて、たじたじの僕ですが……
「えっ? 偽装文書だったの?」
アーシャの聞き捨てならないセリフから、さらにいろいろ聞いてみると、命令書がはいった封筒に意図的ににせたものが検査魔道具に引っかかったようですね。
更に封筒を分析したアーシャは、エリックさんから聞いていたメイスン氏が良く使っていた『封書の紋』があることに気付いてそうです。
メイスン氏の『封書の紋』は、ある意味とても簡単ですが、効果的なものです。『封書の紋』は、特定の血族しか開封できない様になっており、紋に開封者の血を一滴たらすことで開封されるというものです。封印する時も再度血液を使えば良いらしいですね。
それと。封書が正しく開封されなかった場合、自己発火して封書は消滅するとのことですね。
「まあ、封書に絶対の自信があったんでしょうけど、エリックさんが最近特定の光を当てると、隠れた文字が見える魔道具を作ったから、それにかけたら一発でしたよ」
……あぁ、紫外線とかエックス線とかあの辺の話から広がりつつある技術ですね。レントゲンの話をリリーさんとしたときに食いつかれたやつだ。その成果ですかぁ……
おもわず遠い目をしてしまいます。イリスさんたちに、人口の虹というか、光がいろんな色にわかれるのをみせたくて、プリズムを作って見せた時に、半ば拉致されるようにいろんな話をさせられたんですよね……
まあ、いまはそれは忘れましょう。そして、気付いた事を口に出します。
「あれ? メイスン氏の『封書の紋』は、血液で開封するんですよね?
正規の開封手段以外は、封書は消滅してしまうのに、アーシャはその内容をしっているってことは、封書は消滅しなかったんですよね?」
僕の問いに答えたアーシャによると、封書はスミス家の血族しか開封ができないようになっていたので、リアンから強制的に採血して、開封したようです。
なんだかリアンが哀れに思えてきますね。でも、それって変じゃないですかね?
「……それって、泊地にスミス家の血族が居るってことになりませんか? 他の人では封書は開封できずに消滅するってことですよね」
「そうなるわね。でも、ユージン中佐は青家の系統だから、ありえないはず。年齢も、ユージン中佐とメイスン氏ではあまり変わらない……
ということは……」
「ミリアム少尉が、メイスン氏の血族? でも、ミリアム少尉の家はボズウェル家だよね。青家の系統じゃなかったっけ?」
「そうですよね…… でも、他の開封手段はありませんし……」
僕とアーシャがそんな話をしていると、イリスさんは少し考えると、すいっと立ち上がり歩き出します。
「ちょっと調べ物をしてきますわ。状況が変わったら連絡ちょうだい」
そう言って後ろを振り返りもせず出ていきました。僕とアーシャは顔を見合わせて、その後ろ姿を見送ったのですが……
この後、イリスさんが頼んでいたピザや紅茶をアーシャが食べてしまって、後から騒ぎになったのは内緒です……
僕はアイスティーを飲みながら、イリスさんにつぶやきました。
イリスさんは、形の良い眉をピクリと動かし、声を潜めます、
「予想通りとはいえ、本当に狙ってくるなんてね」
イリスさんの呟く声に、僕もうなづきます。
「それにしてもイモガイの毒かぁ。本気で殺す気の毒だよね……」
熱帯から亜熱帯に住むイモガイは、円錐形の貝殻を持ち、浜辺から深海にまで住む貝の一種ですが、歯舌と呼ばれる器官に、銛状の毒腺を持ちます。
これは多種類のペプチドと呼ばれる混合物で、神経毒の一種ですが解毒剤や血清が無いので、人間でも噛まれると死に至る可能性がある危険な毒です。
ちなみにマムシなどの蛇毒には血清があるのに、イモガイの毒やフグの毒に血清や解毒剤がないのは、蛇毒などのタンパク系の毒に対してしか血清などが作ることができないからだそうです。
イモガイも、房総半島の南岸あたりから居る珍しい生物ではありませんが、刺されると死亡率が高いので注意した方が良いですよ(日本でも刺傷17例に対し、7人死亡)。
「……貴女が作った怪しげな魔道具なら、解毒できるんでしょ? レオンにも持たせたのよね?」
イリスさんが言ったように、小型の魔道具をレオンのベルトに仕込んでいました。
この世界は魔法がありますからね。ただ、神経毒を使われると詠唱できなくなりますから、汎用的に使用できるように、小型の魔道具として作りました。
ベルトにしたのは、麻痺毒を使われた場合、すぐに舌や指は麻痺して使えなくなるので、正面から力がかかった時に作用するようにして、ベルトのバックルに仕込んでおいたんですよね。これなら、倒れればすぐに発動しますし、誤動作しても使用者に被害はありません。
「……充分な距離をとって追跡してくれると思いますよ。とはいえ、おそらく向かうのは泊地にあるあの洋館でしょうけど……」
「それにしても、なんで私たちを狙うのかしら? あの人たちにメリットは無いでしょ?」
イリスさんがそう口にしますが、僕も全く同じ意見です。孤児たちの問題で、僕たちと対立したように見えますが、それだけの為にこんな大がかりな事を企てる理由が分かりません。
二人で悩んでいると、アーシャがやってきました。僕たちが悩んでいるのをみると、あっけらかんと推測を口にします。
「あら、理由は簡単よ。この船を自分たちの指揮下に置くための、メイスン氏の謀略よ」
「「へっ?!」」
僕とイリスさんが間抜け声をだして思わず顔を見合わせます。ぽかんとした僕とは違って、イリスさんがすかさずアーシャに尋ねます。
「なんで、貴女がそんなこと知ってるの?」
アーシャの答えは簡潔でした。アレキサンドリア本国から、エメラルド島泊地への軍のいくつかの手紙というか命令書の中に、見知ったサインのものが一通だけあったそうです。
差出人は、メイスン・スミス。捕縛されているエリオットの父で、エリックさんの弟ですね。
リアンとアーシャは、メイスン氏が変な事をたくらんでいないか注意してくれと、エリックさんから直接頼まれていたとのことで、命令書のなかにメイスン氏の署名がはいった物を見つけ、開封せずに中身を確認したのだそうです。
「中には『クジラを子供から取り上げる。過ぎたおもちゃをつかう愚者を捕えよ。
ただし、白と黒には手をだすな。おまけはくれてやる』って書いてあったわよ」
はぁ~、単純な比喩ですが、クジラはこの艦の事でしょうね。過ぎたおもちゃを使う愚者は、僕たち士官のことで、白と黒はイリスさんと僕のことでしょう。
「ずいぶん簡単な比喩よね……」
「まあね~、エリオットが乗艦している事も書いてあったし」
はぁ、既に首謀者もその息子もすでに捕縛されていますが、彼らはそれを知らずに動いているということですね。
「……ということは、二人はメイスン氏の手下なんですかね? でも、ミリアム少尉は別として、ユージン中佐は青家の出ですよね。
仮にも中佐まで昇進するような人が、メイスン氏と接点なんてあったんでしょうか?」
「まあ、数年前までは青家と紅家は仲がいいとはいえなかったわね。
国内の紅家に対して、国外は青家が担当してたし、反目ではないけど、競い合っていたっていうのが本音だけど……」
そんな話をしながら、アーシャも交えて話をしているうちに、メイスン氏の手紙の話で違和感を覚えていたので、アーシャに問いただします。
「そういえば、アーシャはメイスン氏の手紙を見たんだよね? それって問題ないの?」
軍の命令書のようなものですしね。
そう思って聞いてみると、イリスさんにもアーシャにも呆れた顔をされました。
「あのね~、メイスン氏はエリオットの諸々の問題で捕縛されてるでしょ。そんな危険人物の手紙を見て放置できる訳ないじゃない」
「そうですよ。それに軍の命令書を偽装していたんですから問題外ですもの」
イリスさんとアーシャに詰め寄られて、たじたじの僕ですが……
「えっ? 偽装文書だったの?」
アーシャの聞き捨てならないセリフから、さらにいろいろ聞いてみると、命令書がはいった封筒に意図的ににせたものが検査魔道具に引っかかったようですね。
更に封筒を分析したアーシャは、エリックさんから聞いていたメイスン氏が良く使っていた『封書の紋』があることに気付いてそうです。
メイスン氏の『封書の紋』は、ある意味とても簡単ですが、効果的なものです。『封書の紋』は、特定の血族しか開封できない様になっており、紋に開封者の血を一滴たらすことで開封されるというものです。封印する時も再度血液を使えば良いらしいですね。
それと。封書が正しく開封されなかった場合、自己発火して封書は消滅するとのことですね。
「まあ、封書に絶対の自信があったんでしょうけど、エリックさんが最近特定の光を当てると、隠れた文字が見える魔道具を作ったから、それにかけたら一発でしたよ」
……あぁ、紫外線とかエックス線とかあの辺の話から広がりつつある技術ですね。レントゲンの話をリリーさんとしたときに食いつかれたやつだ。その成果ですかぁ……
おもわず遠い目をしてしまいます。イリスさんたちに、人口の虹というか、光がいろんな色にわかれるのをみせたくて、プリズムを作って見せた時に、半ば拉致されるようにいろんな話をさせられたんですよね……
まあ、いまはそれは忘れましょう。そして、気付いた事を口に出します。
「あれ? メイスン氏の『封書の紋』は、血液で開封するんですよね?
正規の開封手段以外は、封書は消滅してしまうのに、アーシャはその内容をしっているってことは、封書は消滅しなかったんですよね?」
僕の問いに答えたアーシャによると、封書はスミス家の血族しか開封ができないようになっていたので、リアンから強制的に採血して、開封したようです。
なんだかリアンが哀れに思えてきますね。でも、それって変じゃないですかね?
「……それって、泊地にスミス家の血族が居るってことになりませんか? 他の人では封書は開封できずに消滅するってことですよね」
「そうなるわね。でも、ユージン中佐は青家の系統だから、ありえないはず。年齢も、ユージン中佐とメイスン氏ではあまり変わらない……
ということは……」
「ミリアム少尉が、メイスン氏の血族? でも、ミリアム少尉の家はボズウェル家だよね。青家の系統じゃなかったっけ?」
「そうですよね…… でも、他の開封手段はありませんし……」
僕とアーシャがそんな話をしていると、イリスさんは少し考えると、すいっと立ち上がり歩き出します。
「ちょっと調べ物をしてきますわ。状況が変わったら連絡ちょうだい」
そう言って後ろを振り返りもせず出ていきました。僕とアーシャは顔を見合わせて、その後ろ姿を見送ったのですが……
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