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8.未来へ……
10.華やかな宴にて……騒乱
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背後から飛んでくる物体が感知魔法にかかり、僕は左腕にまとった蒼炎を背後に展開しました。飛来した物体は、蒼炎の影響範囲に入った途端に蒸発。右腕の凍月で蒸発した物体を凝固させると、足元に固形化した物体が転がります。
ふむ、銀ということは、テーブル上にあった銀の食器ということですね。
立ち上がりながら半回転すると、僕の視線の前には金短髪のお兄さんが、いかにも何か投げましたという格好で呆然としています。
「「「……」」」
周囲の人も無言ですね……
僕はため息をついて、金短髪のお兄さんに声をかけます。
「これはどういうことでしょうか? 合理的な説明をしていただいても?」
我に返ったお兄さんは、慌てて周囲を見回しますが、だれもお兄さんと目を合わそうとしませんね……
諦めたのか、開き直ったのか、こちらを向いて発した第一声……
「たかが冒険者ギルドの護衛が、見世物の奇術を使って魔法使いを名乗っているのを試しただけの事。
どういった奇術かまではわからないが、フォークやナイフを消滅させたからと言って、お前が使う蒼炎や凍月といったまやかしが、現実の魔法だと証明はできまい。
ご令嬢の護衛は、貴様ら下種の仕事にあらず。高貴なる我々に相応しいと証明しようとしたまでよ」
……奇術と言い切りながら、タネは解りませんか……
正直、こんな人を相手にする気はないのですけどね。それに、下種と言い切りましたが、その言葉は僕だけではなく、僕に依頼をだしたコリーヌさんや、ロンタノ辺境伯、それに屋敷に招いてくださったサンドラさんの実家であるノヴィエロ伯爵をも侮辱する言葉になっていることに気が付かないようですね。
足元に転がる銀器だったものを浮遊させ、金短髪のお兄さんの目の前へ……
そこで銀の塊は、僕の意思によって形状を変化させます。
短剣になったかと思えば、次の瞬間に針の様に細い棒へ、そして回転する手裏剣やチャクラムと言った投擲武器へと……
「なるほど…… 貴方はこれも奇術といい、僕たちを指名して依頼をしてくださったコリーヌ嬢や、依頼を回しても大丈夫と判断された冒険者ギルドの諸氏、そしてコリーヌ嬢の護衛として受け入れてくださったノヴィエロ伯爵様も騙されたというわけですか?
僕には、これらの人たちよりもあなたの目が勝っているようには見えないのですが?」
僕の言葉に、金短髪のお兄さんは自分が何を言っていたのかを理解したのでしょう。慌てて周囲を見回しますが、彼の見方は誰一人現れません。
それでも、精いっぱいの虚勢でしょうか? 蒼炎をまとった僕の左腕を指さして、口を開きました。
「少なくても、その腕にまとう青い炎はまやかしだろう。炎ならなぜその身や衣服を焼かない。まして、青白い炎など見たことがあるものは誰もいない。
奇術を使う護衛など、百害あって一利もないということを、自分は指摘したにすぎん」
なるほど、全くの馬鹿ではないようですね。
目の前で自分に害をなす武器へと変形する塊を目にしながら、人が受け入れやすい事実を指摘して自分の非よりも、僕が奇術(?)を見せていることに非難をすり替えてきましたね。
エリクシアのどこかの馬鹿貴族よりは頭が回るようですが、結局自分自身が信じたいことを見ているものは別として信じる。自分の理解の及ばないことがあるということが信じられない俗物にすぎませんね。
「……全てを燃やし尽くす炎である蒼炎は、貴方が実行できる火球よりもはるかに温度が高いんですよ。
それこそ、まともに使えばこの屋敷自体が燃え落ちる程度にはね……
蒼炎を見てアリシアがひきつったのは、彼女自身もその影響範囲を抑えた状態で、僕が蒼炎をまとっていたからにすぎません。
ですが、この魔法というか特性ですが、これは現在僕だけの固有魔法です。蒼炎と凍月、この魔法は僕がその影響範囲を完璧に制御できる魔法であり、必要に応じて魔法の影響対象を限定できるんですよ」
もともとは、ニャルラー・トテップ? と言いましたっけ。あの異界の道化に対応するために開発した、究極の高温をまとう炎と、全てを凍てつかせる寒気の魔法です。
普通に使ってしまっては、自分自身どころか周囲の見方すら焼き尽くし、凍てつかせる魔法ですので、攻撃対象を限定できることが必須となっています。
僕の周囲にいる可能性が高い大切な人たちを、僕の放つ魔法でけがをさせてしまうということは、絶対に避けねばなりませんからね。
僕の言葉に息をのんだ金短髪のお兄さんですが、その時部屋を照らす魔道具の照明が一瞬瞬きました。
当然のごとく、部屋にいた人ほぼ全てが、照明の方を見上げます。そして……
その瞬間、全ての照明が最大の光量を発したのです。
最大光量を発した照明器具は、やき切れてしまい周囲を暗黒が占めてしまいます。僕の蒼炎だけを残して……
悲鳴と怒号、そして何かの割れる音などが響くなか、アリシアが僕を呼びます。
「姫さん、こっちですの!!」
僕は加速を使用して、感知魔法に反応した人やモノ全てを回避して、コリーヌさん、クラリスさんの傍らに戻ります。
サンドラさんとアリシアもすぐそばにいることを確認して、蒼炎の炎で僕たちの周囲を覆いつくし、炎による絶対防衛陣を張ります。
えっ? ノヴィエロ伯爵やその家族、他の貴族の防御はしないのかって?
勿論しませんよ? 僕たち以外が襲われるのであれば、問題はアルべニア王国の貴族を狙った事件にすぎません。僕たちには干渉する権限は一切ないのですから、僕が行うのは依頼主の安全をはかることだけです。
銀の食器があっさり消滅したことを見たせいか、室内唯一の灯である蒼炎の炎ですが、だれも近寄ってはきませんね。あぁ、最大光量で光った後に、真っ暗になりましたからね。皆さん、目がまだ明かりに慣れないから動けないようですね。
そんなことを考えてるうちに、サンドラさんの父親、ノヴィエロ伯爵の重厚な声が響きました。
「皆さんその場でお静かにお待ちください。セバス、予備の照明に切り替えて、すぐに原因を調査しろ」
「畏まりました」
そのやり取りから十秒程度たったでしょうか? 天井近くの照明が、ほのかに明かりをともします。
皆さんの目が明かるさに慣れていないので、徐々に光量を多くしていくようですね。僕とアリシア、護衛対象のコリーヌさんとクラリスさんは、急激な環境変化を緩和する魔道具を装備しているので、先ほどの照明器具の不具合による影響はありません。
とはいっても、他の人に比べれば影響が少ないだけで、暗闇で目が見えるわけではありませんけどね。
明るくなりつつある室内を見渡すと、僕と対峙していた金短髪のお兄さんの姿はありません。銀の塊が床上に転がっている付近にいたはずなんですが……
「貴族の矜持もなく、暗闇になったのをこれ幸いと逃げ出したんでしょうか?」
僕はその時、本気でそう思っていたのです。
ふむ、銀ということは、テーブル上にあった銀の食器ということですね。
立ち上がりながら半回転すると、僕の視線の前には金短髪のお兄さんが、いかにも何か投げましたという格好で呆然としています。
「「「……」」」
周囲の人も無言ですね……
僕はため息をついて、金短髪のお兄さんに声をかけます。
「これはどういうことでしょうか? 合理的な説明をしていただいても?」
我に返ったお兄さんは、慌てて周囲を見回しますが、だれもお兄さんと目を合わそうとしませんね……
諦めたのか、開き直ったのか、こちらを向いて発した第一声……
「たかが冒険者ギルドの護衛が、見世物の奇術を使って魔法使いを名乗っているのを試しただけの事。
どういった奇術かまではわからないが、フォークやナイフを消滅させたからと言って、お前が使う蒼炎や凍月といったまやかしが、現実の魔法だと証明はできまい。
ご令嬢の護衛は、貴様ら下種の仕事にあらず。高貴なる我々に相応しいと証明しようとしたまでよ」
……奇術と言い切りながら、タネは解りませんか……
正直、こんな人を相手にする気はないのですけどね。それに、下種と言い切りましたが、その言葉は僕だけではなく、僕に依頼をだしたコリーヌさんや、ロンタノ辺境伯、それに屋敷に招いてくださったサンドラさんの実家であるノヴィエロ伯爵をも侮辱する言葉になっていることに気が付かないようですね。
足元に転がる銀器だったものを浮遊させ、金短髪のお兄さんの目の前へ……
そこで銀の塊は、僕の意思によって形状を変化させます。
短剣になったかと思えば、次の瞬間に針の様に細い棒へ、そして回転する手裏剣やチャクラムと言った投擲武器へと……
「なるほど…… 貴方はこれも奇術といい、僕たちを指名して依頼をしてくださったコリーヌ嬢や、依頼を回しても大丈夫と判断された冒険者ギルドの諸氏、そしてコリーヌ嬢の護衛として受け入れてくださったノヴィエロ伯爵様も騙されたというわけですか?
僕には、これらの人たちよりもあなたの目が勝っているようには見えないのですが?」
僕の言葉に、金短髪のお兄さんは自分が何を言っていたのかを理解したのでしょう。慌てて周囲を見回しますが、彼の見方は誰一人現れません。
それでも、精いっぱいの虚勢でしょうか? 蒼炎をまとった僕の左腕を指さして、口を開きました。
「少なくても、その腕にまとう青い炎はまやかしだろう。炎ならなぜその身や衣服を焼かない。まして、青白い炎など見たことがあるものは誰もいない。
奇術を使う護衛など、百害あって一利もないということを、自分は指摘したにすぎん」
なるほど、全くの馬鹿ではないようですね。
目の前で自分に害をなす武器へと変形する塊を目にしながら、人が受け入れやすい事実を指摘して自分の非よりも、僕が奇術(?)を見せていることに非難をすり替えてきましたね。
エリクシアのどこかの馬鹿貴族よりは頭が回るようですが、結局自分自身が信じたいことを見ているものは別として信じる。自分の理解の及ばないことがあるということが信じられない俗物にすぎませんね。
「……全てを燃やし尽くす炎である蒼炎は、貴方が実行できる火球よりもはるかに温度が高いんですよ。
それこそ、まともに使えばこの屋敷自体が燃え落ちる程度にはね……
蒼炎を見てアリシアがひきつったのは、彼女自身もその影響範囲を抑えた状態で、僕が蒼炎をまとっていたからにすぎません。
ですが、この魔法というか特性ですが、これは現在僕だけの固有魔法です。蒼炎と凍月、この魔法は僕がその影響範囲を完璧に制御できる魔法であり、必要に応じて魔法の影響対象を限定できるんですよ」
もともとは、ニャルラー・トテップ? と言いましたっけ。あの異界の道化に対応するために開発した、究極の高温をまとう炎と、全てを凍てつかせる寒気の魔法です。
普通に使ってしまっては、自分自身どころか周囲の見方すら焼き尽くし、凍てつかせる魔法ですので、攻撃対象を限定できることが必須となっています。
僕の周囲にいる可能性が高い大切な人たちを、僕の放つ魔法でけがをさせてしまうということは、絶対に避けねばなりませんからね。
僕の言葉に息をのんだ金短髪のお兄さんですが、その時部屋を照らす魔道具の照明が一瞬瞬きました。
当然のごとく、部屋にいた人ほぼ全てが、照明の方を見上げます。そして……
その瞬間、全ての照明が最大の光量を発したのです。
最大光量を発した照明器具は、やき切れてしまい周囲を暗黒が占めてしまいます。僕の蒼炎だけを残して……
悲鳴と怒号、そして何かの割れる音などが響くなか、アリシアが僕を呼びます。
「姫さん、こっちですの!!」
僕は加速を使用して、感知魔法に反応した人やモノ全てを回避して、コリーヌさん、クラリスさんの傍らに戻ります。
サンドラさんとアリシアもすぐそばにいることを確認して、蒼炎の炎で僕たちの周囲を覆いつくし、炎による絶対防衛陣を張ります。
えっ? ノヴィエロ伯爵やその家族、他の貴族の防御はしないのかって?
勿論しませんよ? 僕たち以外が襲われるのであれば、問題はアルべニア王国の貴族を狙った事件にすぎません。僕たちには干渉する権限は一切ないのですから、僕が行うのは依頼主の安全をはかることだけです。
銀の食器があっさり消滅したことを見たせいか、室内唯一の灯である蒼炎の炎ですが、だれも近寄ってはきませんね。あぁ、最大光量で光った後に、真っ暗になりましたからね。皆さん、目がまだ明かりに慣れないから動けないようですね。
そんなことを考えてるうちに、サンドラさんの父親、ノヴィエロ伯爵の重厚な声が響きました。
「皆さんその場でお静かにお待ちください。セバス、予備の照明に切り替えて、すぐに原因を調査しろ」
「畏まりました」
そのやり取りから十秒程度たったでしょうか? 天井近くの照明が、ほのかに明かりをともします。
皆さんの目が明かるさに慣れていないので、徐々に光量を多くしていくようですね。僕とアリシア、護衛対象のコリーヌさんとクラリスさんは、急激な環境変化を緩和する魔道具を装備しているので、先ほどの照明器具の不具合による影響はありません。
とはいっても、他の人に比べれば影響が少ないだけで、暗闇で目が見えるわけではありませんけどね。
明るくなりつつある室内を見渡すと、僕と対峙していた金短髪のお兄さんの姿はありません。銀の塊が床上に転がっている付近にいたはずなんですが……
「貴族の矜持もなく、暗闇になったのをこれ幸いと逃げ出したんでしょうか?」
僕はその時、本気でそう思っていたのです。
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