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8.未来へ……
14.訓練
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「本気ですの?」
どこかの貴族令嬢の様な口調ですが、二人の貴族令嬢が発した言葉ではありません。
頬をひきつらせてこちらを見ているのは、僕と同じ護衛の立場のアリシアです。そして、彼女の眼前には青々とした葉を付けたままの細い枝を束ねて作られた箒のような飛行具が浮かんでいます。
真っ直ぐに伸びた黒い柄の先端には、蒼く光る魔石を使ったランプ状の魔道具が吊り下げられ、中程で緩やかな弧を描いた柄には、横座り出来る形状の座席が固定されています。
箒の房の部分には、黒色地に黄色い色で『P5D』とアルファベットの三文字と、流れ星が刺繍された布が巻かれていて、一目で只の箒とは別なものだとわかります。
まあ、浮いている時点で誰も只の箒とは思わないでしょうけど......
そしてアリシアの右手のひらには、鈍く銀色の光を放つブレスレットが一つ。使用者の身を守る安全装置にもなる、魔法の箒の制御用の腕輪です。
「箒が一メートル浮いてる程度で、そんなに騒がないでください。その腕輪を付けている限り、座席上にいる者は常に体が接触している部分を維持するようになっています。箒から落ちたり、放り出されたりはしませんよ」
僕の言葉に、アリシアは明らかに疑いのまなざしを向けてくれます。まあ、いきなりは信用しろと言っても難しいでしょうね。
まして、魔法の箒は飛空艇とは違って、操縦者を守る壁は見えませんから、高所恐怖症の人以外でも恐怖するでしょう。
とは言え時間は有限、足のすくんでいるアリシアに合わせていては、いくらあっても足りませんし、訓練やデモンストレーションにもなりません。
僕も箒では初飛行なのですから、どの程度まで安全なのか、確認する必要がありますからね。軽くため息をついた僕は、サドルモードにした椅子に座り、魔法の箒に魔力を流します。
僕が乗る箒は、アリシアの前に浮かんでいるモノとは少し違って、房には黒字の布に『P1P』の文字、布から延びる白銀の房のおかげで、箒と言うよりは大きな筆の様に見えます。
「僕が見本を見せますから、しっかり見ててくださいよ。行きます!!」
軽く声を出した途端、箒は一気に加速。あっという間に城壁が目の前へと迫ります。
「ととっ、結構挙動が激しいですね......」
つぶやきながら、高度を上げることをイメージすると、今度は柄の先端が跳ね上がり、垂直上昇に入ります。なかなかのじゃじゃ馬っぷりですね。
迫る雲を突き抜けて、逆さまになりながらも箒を空中で停止させると、眼下にマール・マレの青くきらめく湖面が広がりました。
ゆっくりと上下さかさまになった状態の箒を、半回転させて飛行姿勢を戻します。
「座面に領域固定の術式を組んでおいたのは正解でしたね...... とりあえず落ちる心配は無さそうです。シートモードチェンジ、フラットモード!」
詠唱に伴い、今まで座っていたサドル型の座面が、箒の柄の上に半径80cm程の平たい円盤に変形していきます。それに合わせて座っていたはずの僕も、自然と円盤状に立った状態になりました。
軽く円盤の外に足を踏み出すと、それに合わせて箒も位置を変え、僕の動きに追随してくれます。
「空中を散歩するかの様ですね...... 予定通りです」
意図的に飛び降りたりしない限り、変形するシート部分が常に使用者の体の一部と接触が維持されます。この機能によって、使用者の動作に対して箒も追随するので、フラットモードだと地上と同じように平坦な足場が確保されます。
脚を前に踏み出せば、箒が追随してくるので空中を歩く感覚で前に進むことも可能です。これによって、抜刀術や格闘技も使えますから、本当の意味での接近戦も可能となり、魔法を撃ち合う格闘戦(ドッグファイト)以外の戦闘も可能です。
そして……
「追跡......」
呟いた直後に箒上から後方にバック転すると、本来足元に移動してくるはずの箒はそこにはなく......
地上から複数の悲鳴が聞こえてきた気がしますが、時間的に余裕はありません。コートの裾をはためかせ、僕の身体は頭から真っ逆さまに自由落下を始めます。
このままでは、地上へ墜落してしまいます。落下時間は、t=√(2h/g)で求められますので、地上まで4.5秒というところです。
墜落死する前に、箒を呼びましょう
「こいっ!Halley's comet,ショートシートモード」
自由落下中の僕から一メートルほどの距離をとって追随していた魔法の箒は、その声に応じて落下中の僕と地面への落下コースに割り込んできましたので、体を猫の様にひねってシートの上にストンと着座。
横座りの姿勢で箒にすわると、箒は落下速度を減速し、地上二メートルほどの高さで水平飛行に移行。そのまま、アリシアの前まで飛行を続けます。
「……まあ、こんな感じで落ちようと思わない限り、箒が常に足場になってくれますから、安心して飛んできてください。
あと、Halley's cometというのは僕の箒の名前です。貴女に貸す箒の名前はP5D、Brorsen。Brorsen's cometとなりますから、間違えないようにしてくださいね」
アリシアは地面の上にアヒル座りという足がW形に見える姿勢でへたり込んでいます。こういう姿勢だと、アリシアでも女の子らしく見えるものですね。
僕の言葉に一瞬で顔を朱に染めたアリシアですが、立ち上がりブローセンに座るとゆっくり浮上を始めます。
「ひ、姫さんができることで、あたしにで、できないことは無いんだからね!!」
そういう声が少し震えていたのは、聞かなかったことにしましょう。それにしても、アリシアをのせたBrorsen's cometは、僕のHalley's cometと違ってずいぶん素直な挙動で空を舞っています。
実のところ、試作型の彗星シリーズの箒は、作りはほぼ一緒なのですが、穂の部分の素材が異なります。これは単純に、僕が持っている素材の量が問題だからですね
Halley's cometの穂の素材は、銀狐の尾という素材を使っています。例の混沌を倒した際に頂いた素材なので、予備もありませんし、取得方法も不明なんですよ。穂の素材によって、飛行性能や扱いやすさに差が出てしまっているようです。
「魔物素材は、高性能な分魔物を御する必要性があるということですか……」
見上げる空の上では、ブローセンに座ったアリシアが緩やかな曲線を描きながら、軽やかに空を舞い始めています。
アリシアはアレキサンドリアの魔法使いの中でも、数少ない近接戦闘もこなせる女性ですからね。運動神経やバランス感覚は優れていると思ってましたが、こうも簡単に乗りこなせるとは思ってませんでしたよ。
どこかの貴族令嬢の様な口調ですが、二人の貴族令嬢が発した言葉ではありません。
頬をひきつらせてこちらを見ているのは、僕と同じ護衛の立場のアリシアです。そして、彼女の眼前には青々とした葉を付けたままの細い枝を束ねて作られた箒のような飛行具が浮かんでいます。
真っ直ぐに伸びた黒い柄の先端には、蒼く光る魔石を使ったランプ状の魔道具が吊り下げられ、中程で緩やかな弧を描いた柄には、横座り出来る形状の座席が固定されています。
箒の房の部分には、黒色地に黄色い色で『P5D』とアルファベットの三文字と、流れ星が刺繍された布が巻かれていて、一目で只の箒とは別なものだとわかります。
まあ、浮いている時点で誰も只の箒とは思わないでしょうけど......
そしてアリシアの右手のひらには、鈍く銀色の光を放つブレスレットが一つ。使用者の身を守る安全装置にもなる、魔法の箒の制御用の腕輪です。
「箒が一メートル浮いてる程度で、そんなに騒がないでください。その腕輪を付けている限り、座席上にいる者は常に体が接触している部分を維持するようになっています。箒から落ちたり、放り出されたりはしませんよ」
僕の言葉に、アリシアは明らかに疑いのまなざしを向けてくれます。まあ、いきなりは信用しろと言っても難しいでしょうね。
まして、魔法の箒は飛空艇とは違って、操縦者を守る壁は見えませんから、高所恐怖症の人以外でも恐怖するでしょう。
とは言え時間は有限、足のすくんでいるアリシアに合わせていては、いくらあっても足りませんし、訓練やデモンストレーションにもなりません。
僕も箒では初飛行なのですから、どの程度まで安全なのか、確認する必要がありますからね。軽くため息をついた僕は、サドルモードにした椅子に座り、魔法の箒に魔力を流します。
僕が乗る箒は、アリシアの前に浮かんでいるモノとは少し違って、房には黒字の布に『P1P』の文字、布から延びる白銀の房のおかげで、箒と言うよりは大きな筆の様に見えます。
「僕が見本を見せますから、しっかり見ててくださいよ。行きます!!」
軽く声を出した途端、箒は一気に加速。あっという間に城壁が目の前へと迫ります。
「ととっ、結構挙動が激しいですね......」
つぶやきながら、高度を上げることをイメージすると、今度は柄の先端が跳ね上がり、垂直上昇に入ります。なかなかのじゃじゃ馬っぷりですね。
迫る雲を突き抜けて、逆さまになりながらも箒を空中で停止させると、眼下にマール・マレの青くきらめく湖面が広がりました。
ゆっくりと上下さかさまになった状態の箒を、半回転させて飛行姿勢を戻します。
「座面に領域固定の術式を組んでおいたのは正解でしたね...... とりあえず落ちる心配は無さそうです。シートモードチェンジ、フラットモード!」
詠唱に伴い、今まで座っていたサドル型の座面が、箒の柄の上に半径80cm程の平たい円盤に変形していきます。それに合わせて座っていたはずの僕も、自然と円盤状に立った状態になりました。
軽く円盤の外に足を踏み出すと、それに合わせて箒も位置を変え、僕の動きに追随してくれます。
「空中を散歩するかの様ですね...... 予定通りです」
意図的に飛び降りたりしない限り、変形するシート部分が常に使用者の体の一部と接触が維持されます。この機能によって、使用者の動作に対して箒も追随するので、フラットモードだと地上と同じように平坦な足場が確保されます。
脚を前に踏み出せば、箒が追随してくるので空中を歩く感覚で前に進むことも可能です。これによって、抜刀術や格闘技も使えますから、本当の意味での接近戦も可能となり、魔法を撃ち合う格闘戦(ドッグファイト)以外の戦闘も可能です。
そして……
「追跡......」
呟いた直後に箒上から後方にバック転すると、本来足元に移動してくるはずの箒はそこにはなく......
地上から複数の悲鳴が聞こえてきた気がしますが、時間的に余裕はありません。コートの裾をはためかせ、僕の身体は頭から真っ逆さまに自由落下を始めます。
このままでは、地上へ墜落してしまいます。落下時間は、t=√(2h/g)で求められますので、地上まで4.5秒というところです。
墜落死する前に、箒を呼びましょう
「こいっ!Halley's comet,ショートシートモード」
自由落下中の僕から一メートルほどの距離をとって追随していた魔法の箒は、その声に応じて落下中の僕と地面への落下コースに割り込んできましたので、体を猫の様にひねってシートの上にストンと着座。
横座りの姿勢で箒にすわると、箒は落下速度を減速し、地上二メートルほどの高さで水平飛行に移行。そのまま、アリシアの前まで飛行を続けます。
「……まあ、こんな感じで落ちようと思わない限り、箒が常に足場になってくれますから、安心して飛んできてください。
あと、Halley's cometというのは僕の箒の名前です。貴女に貸す箒の名前はP5D、Brorsen。Brorsen's cometとなりますから、間違えないようにしてくださいね」
アリシアは地面の上にアヒル座りという足がW形に見える姿勢でへたり込んでいます。こういう姿勢だと、アリシアでも女の子らしく見えるものですね。
僕の言葉に一瞬で顔を朱に染めたアリシアですが、立ち上がりブローセンに座るとゆっくり浮上を始めます。
「ひ、姫さんができることで、あたしにで、できないことは無いんだからね!!」
そういう声が少し震えていたのは、聞かなかったことにしましょう。それにしても、アリシアをのせたBrorsen's cometは、僕のHalley's cometと違ってずいぶん素直な挙動で空を舞っています。
実のところ、試作型の彗星シリーズの箒は、作りはほぼ一緒なのですが、穂の部分の素材が異なります。これは単純に、僕が持っている素材の量が問題だからですね
Halley's cometの穂の素材は、銀狐の尾という素材を使っています。例の混沌を倒した際に頂いた素材なので、予備もありませんし、取得方法も不明なんですよ。穂の素材によって、飛行性能や扱いやすさに差が出てしまっているようです。
「魔物素材は、高性能な分魔物を御する必要性があるということですか……」
見上げる空の上では、ブローセンに座ったアリシアが緩やかな曲線を描きながら、軽やかに空を舞い始めています。
アリシアはアレキサンドリアの魔法使いの中でも、数少ない近接戦闘もこなせる女性ですからね。運動神経やバランス感覚は優れていると思ってましたが、こうも簡単に乗りこなせるとは思ってませんでしたよ。
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