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第4章
第8話 ~ 静観するパトリシア 8 ~
しおりを挟むすみませんここは少し残酷なシーンが含まれます。苦手な方はさらっと流して下さい。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「さぁ~では、ここで奴隷紋を刻みますよ。ヒヒヒッ。おい!入ってきなさい。ヒヒヒッ」
すると背が高い男二人が、中に入って来てエミリアの両脇に立ち、暴れない様に両腕を押さえ込む。そしてマルコシアスが、エミリアの着ていた服を胸元まで切り裂くと、胸に奴隷紋を魔法で刻む。
「い、嫌よ!嫌ってんだろやめろー!!
いやーーーーギャーーー!!」
痛みで気絶をするが、直ぐに顔を殴られ意識を取り戻させた。
同じ様にルーベルトにも、男達二人が動かない様に押さえて、胸に奴隷紋を刻まれる。
「やだ、やめてくれやだ・・・・・・・
いやだーーー!!ギャーーーいだぃーー」
ヨダレを垂らして、ハアハアと荒い息をするルーベルトは、放心状態で動かなくなった。
「ヒヒヒ陛下、これは仮の紋です。買い手が付きましたら本来の、紋が付きます。其迄は私の言う事に背くと、紋が制約を破ったと見なし、体に激痛が走ります。私の命令に背き続け耐えられなければ、その場で・・・です。お分かりですか?ヒヒヒッ」
「お前達も聞いたか?こいつに背くと死ぬってよ、せいぜい13年頑張れ?まぁ生きていたらまた合うこともあるか?なぁ?」
「ハインツ兄上、分かりませんよ?この馬鹿は人の話など、碌に理解もしないのですから・・・」
其が最後の、兄達からの辛辣な言葉だった。
国王夫妻は何も言わなかった。
するとエミリアがルーベルトを蹴り付けた!
「あんたが悪いんだ、どうしてくれるのよ!あたしはこれから、アルバン様を探すんだから!返せよあたしの人生!!このくそヤローが!!」
「ウッウッ、痛いいたい・・・パトリシア助けろーーーー」
「ヒヒヒッ、お前。黙りなさい、ヒヒヒッ」
「この!くそジジイ!!煩いわね!あんた、あたしのこのキモイ印、取りなさいよ」
「黙りなさい!」
「うる・・・・ギャーーー痛い」
エミリアが痛いと言って、のたうち回った。
「分かりましたか?ヒヒヒヒヒッ。私に背くと痛いですよ?ヒヒヒッでは陛下。こいつらが売れましたら、また伺いますが。ヒヒヒッ取り敢えずの、金が大銀貨5枚ですね・・・・」
無礼極まり無い事だが・・大銀貨を国王陛下に直々に渡した。
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