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新たな町へ
220話 金目の物は
しおりを挟む「は?」
「な、良いだろ?俺とおまえの、仲じゃねぇ~かよ!ほれ!」
………どんな仲ですかね?まぁ、少しは世話には成ったけど?
「なら、決まりだ!これどうやって湯を溜めるんだ?おい!アキヒコ!」
何だか子供がはしゃいでるが…………良いのか?
『ナビさん…………帰らないかね、あれは?』
《訳がありせんよ?気が済まないと帰らないタイプですよ?まぁ~裸の付き合いでもなさったら、如何ですかね?》
『だよなぁ~!悪意が無いから無理に追い出せないしねぇ~』
「ギルマス!」
「なんだ?」
「今回限りなら良いですよ?」
「お!良いのか?なら、早くしてくれよ!」
何だか勘違いしてないかねぇ~?
ここは俺の家だと思うが?
仕方ない、風呂にお湯張るかね……………。
……そして、風呂から二人で上がってリビングに戻る。
…………俺は疲れて、ぐったりだ!
「いや~!良い風呂だった!おいアキヒコ!これからちょくちょく、風呂使わせてくよな!ハハハ!」
「はぁ?なにふざけた事を、言っちゃいますかね?」
勘弁してくれよ!
体も洗わずに、浴槽に直行していくのを止めて体を洗う様に注意して。その際に使う、石鹸とシャンプーを見たことがないと言って、また騒ぐし!本当に面倒臭いったら無かったのに?
これから、それが続く?
……………マジ、ありえねぇ…………!
「そう言わずにさ!頼むよ!俺のかーちゃんと子供も連れてきて良いか?」
「馬鹿ですか?ここは私の家でギルマスの家じゃない!図々しい。さぁ、もう帰って下さいよ!色々と、相談しょうと思っていましたが………。面倒なので帰って下さい!」
「え!ま、待てよ!おい!」
色々言ってるが喧しいわ!
ほらほら!とギルマスの首根っこを掴んでワープでギルドに運んで突き飛ばして、俺は自分の家に戻る。ワープ!
去り際に何か言ってたが、知るかよ!
屋敷に戻ってから一言!
「まったく!図々しいったら!」
それにしても外は?どんな感じだ?
『ナビさん!外はどんな感じ?人は?家の周りに居るか?』
《居ますね………。様子を伺ってる物が何人かと後は興味本意で伺う者が数人》
『厄介だね………マップ確認した方が良いか?』
《そうですね………。結界張っていますので、そう警戒しなくても良いですが。………取り敢えず確認は、した方が良いかと………》
わかった…………確認する………ハァ。
人んちに、なんの用ですかね?
未だこの家には、金目の物…………あるね!
……………マップ確認!
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