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第4章 ここから始まる勇者様?
三十六日目④ 手に入れた物
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煙と熱気と焦げた匂いの充満する部屋を見回すと、モンスターの気配は全くしなかった。
明らかにオーバーキルだ。
発動したエルダも困惑していた。
どうやらやりすぎたことは理解しているみたいだ。
「エルダさんや。俺たちもウェルダムにする気だったの?」
「ご、ご、ごめんなさい!!」
エルダは勢いよく頭を下げた。
一気に殲滅させる必要性があったので、瞬間火力を優先したようだった。
その結果がこれである。
はっきり言って、【魔光陣】は危険を通り越して異常だ。
この世界にはそぐわないほどの威力を有している。
俺はポールとデイジーの顔を見てみたが、2人とも顔を引きつらせていた。
その威力に思考が追い付いていないようだ。
「なぁ、これで威力としてはどのくらいなの?」
「実はこれでもある程度抑えた爆炎の【魔光陣】の威力なの。【魔光陣】を一つ形成でことが足りたみたいね……」
おいおい、これで低出力の【魔光陣】なのかよ……
今回は2つ展開しての子の威力だったってことは1つだとこの半分。
それでも余りある威力の【魔光陣】であることは容易に想像がついた。
レイさんもなかなかエグイ置き土産をしていったものだ。
「エルダ。もう少し検証して、威力コントロールしないと死人が出かねないぞ。」
「ポール……。そうね、今回はたまたま大丈夫だったと胸に刻むわ。」
さすがにポールも苦言を呈していた。
一歩間違えば俺たちもダメージを受けていたし、これがフィールド戦闘だったら、周りへの被害がかなりやばいことになる。
そこに人がいた場合、最悪殺しかねない。
「それよりみんな!!宝箱は無事だよ!!見てみようよ!!」
この場の空気を入れ替えるがのごとく、デイジーが宝箱の側ではしゃいでいた。
宝箱は全くの無傷で、煤すらついていなかった。
周りの天井・壁・床は煤で真っ黒なのに。
本当にダンジョンは不思議だ。
俺たちは宝箱にトラップが無いことを確認して、静かにその蓋を持ち上げた。
中には一つのモノクルが収められていた。
エルダ達は見たことがあるようで、おそらく鑑定系の魔道具ではないのかとのことだ。
俺はすぐにスキル【鑑定】を発動させて、アイテムを鑑定した。
——————
鑑定モノクル:アイテムの鑑定ができる。
——————
これはありがたい。
俺はスキルがあるからいいけど、ほかの皆は違う。
そこで今度は誰が持つのがいいかという話になった。
この鑑定モノクルの相場を確認したら、エルダ曰く金貨二百枚は硬いとのことだ。
今だ魔道具師でも複製にまで至っておらず、入手はダンジョンのみだそうだ。
そのためオークションでも最低落札価格が金貨二百枚からのスタートとなるそうだ。
毎回の結果は大体三百枚から五百枚前後になるそうだ。
話し合いの結果、買い出しに出ることが多いデイジーが保管することになった。
デイジーはアイテムボックスがあるのでかさばらないだろうという理由もある。
鑑定モノクルを受け取ったデイジーの手は震えていた。
そりゃ金貨二百枚越えだとそうねるよね。
俺も預かるの怖いもの。
銅鉱石は予定通り集め終わったので、俺たちはそのままダンジョンを離脱した。
本来ならば冒険者ギルドへ寄るのだろうけど、今回受けている依頼は日数があるものだったので、先に作成をさせてもらうことにした。
今日集めたモンスターの素材のほとんどはデイジーに渡したので、代わりに清算をしてもらえるように頼んでおいた。
今頃あまりの量にキャサリンさんが呆れているんだろうな……
なんせあのあと整理してみたら、約150匹分の【ロックワーム】を倒していたんだから。
エルダさんが気合を入れ過ぎて、第3層の【ロックワーム】を狩りつくしたのではないだろうかと思ってしまう。
そんなこんなで、俺は作業場へとやってきた。
大量の魔石(極小)ももらってきているので、エネルギーは問題ないだろう。
今日の予定は薬師ギルドの依頼の完成だ。
予定はこんな感じだ。
①銅インゴット20本の作成
②銅鍋20個の作成
③精製水蒸留装置20基の作成。
③簡易薬物作業台20基の作成。
あとは銅インゴットの作成と銅鍋の作成と精製水蒸留装置の作成を並行して作っていけばいいかな?
それにしても簡易溶鉱炉なのが原因なのか、作業枠が5だとすぐにつっかえてしまうな。
まずはインゴット作りだな。
俺は銅インゴット5個分の銅鉱石を簡易溶鉱炉に準備し、魔石(極小)をセット。
「銅インゴット5個」
手元の銅鉱石が光に包まれて消えた。
『銅インゴット作成中。残り時間25分。予約枠5/5』
良し、作成開始。
この間に、簡易薬物作業台の作成に入ろう。
作業台に必要な素材、木材2本と魔石(極小)3つ、ビーカー1個、ガラス管1本を準備。
それを5基分を用意。
作業台に手を触れて開始する。
「簡易薬物作業台5基」
こちらも同じように光に包まれて消えた。
『簡易薬物作業台作成中。残り時間100分。予約枠5/5』
さすがにこれは時間がかかるな。
早めに初めて正解だった。
ただこれだと作業がはかどらないな……
よし、もう2台作業台を増やそう!!
結果作業場はまたも狭くなるのだった。
明らかにオーバーキルだ。
発動したエルダも困惑していた。
どうやらやりすぎたことは理解しているみたいだ。
「エルダさんや。俺たちもウェルダムにする気だったの?」
「ご、ご、ごめんなさい!!」
エルダは勢いよく頭を下げた。
一気に殲滅させる必要性があったので、瞬間火力を優先したようだった。
その結果がこれである。
はっきり言って、【魔光陣】は危険を通り越して異常だ。
この世界にはそぐわないほどの威力を有している。
俺はポールとデイジーの顔を見てみたが、2人とも顔を引きつらせていた。
その威力に思考が追い付いていないようだ。
「なぁ、これで威力としてはどのくらいなの?」
「実はこれでもある程度抑えた爆炎の【魔光陣】の威力なの。【魔光陣】を一つ形成でことが足りたみたいね……」
おいおい、これで低出力の【魔光陣】なのかよ……
今回は2つ展開しての子の威力だったってことは1つだとこの半分。
それでも余りある威力の【魔光陣】であることは容易に想像がついた。
レイさんもなかなかエグイ置き土産をしていったものだ。
「エルダ。もう少し検証して、威力コントロールしないと死人が出かねないぞ。」
「ポール……。そうね、今回はたまたま大丈夫だったと胸に刻むわ。」
さすがにポールも苦言を呈していた。
一歩間違えば俺たちもダメージを受けていたし、これがフィールド戦闘だったら、周りへの被害がかなりやばいことになる。
そこに人がいた場合、最悪殺しかねない。
「それよりみんな!!宝箱は無事だよ!!見てみようよ!!」
この場の空気を入れ替えるがのごとく、デイジーが宝箱の側ではしゃいでいた。
宝箱は全くの無傷で、煤すらついていなかった。
周りの天井・壁・床は煤で真っ黒なのに。
本当にダンジョンは不思議だ。
俺たちは宝箱にトラップが無いことを確認して、静かにその蓋を持ち上げた。
中には一つのモノクルが収められていた。
エルダ達は見たことがあるようで、おそらく鑑定系の魔道具ではないのかとのことだ。
俺はすぐにスキル【鑑定】を発動させて、アイテムを鑑定した。
——————
鑑定モノクル:アイテムの鑑定ができる。
——————
これはありがたい。
俺はスキルがあるからいいけど、ほかの皆は違う。
そこで今度は誰が持つのがいいかという話になった。
この鑑定モノクルの相場を確認したら、エルダ曰く金貨二百枚は硬いとのことだ。
今だ魔道具師でも複製にまで至っておらず、入手はダンジョンのみだそうだ。
そのためオークションでも最低落札価格が金貨二百枚からのスタートとなるそうだ。
毎回の結果は大体三百枚から五百枚前後になるそうだ。
話し合いの結果、買い出しに出ることが多いデイジーが保管することになった。
デイジーはアイテムボックスがあるのでかさばらないだろうという理由もある。
鑑定モノクルを受け取ったデイジーの手は震えていた。
そりゃ金貨二百枚越えだとそうねるよね。
俺も預かるの怖いもの。
銅鉱石は予定通り集め終わったので、俺たちはそのままダンジョンを離脱した。
本来ならば冒険者ギルドへ寄るのだろうけど、今回受けている依頼は日数があるものだったので、先に作成をさせてもらうことにした。
今日集めたモンスターの素材のほとんどはデイジーに渡したので、代わりに清算をしてもらえるように頼んでおいた。
今頃あまりの量にキャサリンさんが呆れているんだろうな……
なんせあのあと整理してみたら、約150匹分の【ロックワーム】を倒していたんだから。
エルダさんが気合を入れ過ぎて、第3層の【ロックワーム】を狩りつくしたのではないだろうかと思ってしまう。
そんなこんなで、俺は作業場へとやってきた。
大量の魔石(極小)ももらってきているので、エネルギーは問題ないだろう。
今日の予定は薬師ギルドの依頼の完成だ。
予定はこんな感じだ。
①銅インゴット20本の作成
②銅鍋20個の作成
③精製水蒸留装置20基の作成。
③簡易薬物作業台20基の作成。
あとは銅インゴットの作成と銅鍋の作成と精製水蒸留装置の作成を並行して作っていけばいいかな?
それにしても簡易溶鉱炉なのが原因なのか、作業枠が5だとすぐにつっかえてしまうな。
まずはインゴット作りだな。
俺は銅インゴット5個分の銅鉱石を簡易溶鉱炉に準備し、魔石(極小)をセット。
「銅インゴット5個」
手元の銅鉱石が光に包まれて消えた。
『銅インゴット作成中。残り時間25分。予約枠5/5』
良し、作成開始。
この間に、簡易薬物作業台の作成に入ろう。
作業台に必要な素材、木材2本と魔石(極小)3つ、ビーカー1個、ガラス管1本を準備。
それを5基分を用意。
作業台に手を触れて開始する。
「簡易薬物作業台5基」
こちらも同じように光に包まれて消えた。
『簡易薬物作業台作成中。残り時間100分。予約枠5/5』
さすがにこれは時間がかかるな。
早めに初めて正解だった。
ただこれだと作業がはかどらないな……
よし、もう2台作業台を増やそう!!
結果作業場はまたも狭くなるのだった。
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