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第7章 ここから始まる雁字搦め
五十七日目③ 【斬鉄】?
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「これなら問題無いよね、ポール。」
「あぁ、正直驚いた。ガンテツさんからその案山子の芯に鉄材が使われているって聞いていたからな。」
ちょっ!!それ先に言ってほしかったんだけど!!
通りでガンテツさんが驚くわけだよ。
って、剣は……大丈夫……刃こぼれは無かった。
それからガンテツさんの指示でいろいろ試し斬りをしていったけど、どれもこれもみな切り裂くことが出来た。
これにはガンテツさんも驚きとうれしさの感情が迫ってきたようで、慌てて工房へ行ってしまった。
少しすると、一人の少女を伴ってガンテツさんがやってきた。
少女も少し興奮気味で、俺が手にした剣をじっと見つめていた。
「待たせて悪かったな。その剣の製作者のココットだ。」
紹介された当の本人は挨拶することなく、俺ににじり寄ってきた。
その狙いはまさに剣。
その気迫?に俺は少したじろいでしまった。
その隙をつくように目がキラリと光ると、一瞬にして俺から剣を奪い取るようにさらっていった。
それから剣をじっくりと観察するように、丹念に調べ上げていった。
その際何やらぶつぶつとつぶやいていたが、これがいつもの事の様でガンテツさんも呆れ気味であった。
それにしても今の動き……全く分からなかった。
ポールとナンディーも驚いているから、相当の凄腕なのではないだろうか?
「悪いな……腕はいいんだが……どうも武器の事になると自分の世界に入っちまう。俺はどちらかと言うと防具を創る方が得意でな、武器に関してはこいつに任せても問題ないと思っている。」
ガンテツさんがそこまで言う人物ってことは、相当の腕の持ち主ってことか。
なんかキャラ渋滞してきてるな。
「おい、ココット!!客人に失礼だろうが!!」
「おっと、おやかたぁ~!!なに勝手に人の最高傑作を使わせてるんですか!!」
我に返ったのか、ガンテツさんを見て慌てて怒り出した少女。
その怒り方は、どこからどう見ても小動物にしか見えなかったのは、口には出さない方がよさげかな?
ココットと呼ばれた少女は、見た目的にはアリサとあまり変わりがしない年齢に見えた。
その表情は幼さを残しつつも、その剣に見惚れる姿は狂気と言って良いかもしれない。
スタイルは……メリハリがはっきりした印象だな。
タンクトップと日焼けした肌が健康美を後押しする。
で、そんなココットはガンテツさんに文句を言いつつも、その手にした剣を放そうとはしなかった。
むしろ盗まれたものを取り返しに来たくらいの勢いを感じさせる。
「お前の得意様になる人物に見せるこれ以上ない武器だろうが。」
「え?お得意様?何言ってるんですか……こんなひょろいやつに使わせるくらいなら、自分で狩りに行くに決まってるでしょうが。」
ヒョロいって……
ここ最近良い感じに筋肉がついてきているはずなんだけどな。
ヒョロいと言われたせいか、なんとなく身体を触って確かめてしまった。
こっちに来た当時よりは確実に発達したと思うんだけど……
これでもヒョロの分類なのかな?
ポールは……メインタンク張るだけあって良いガタイだ。
男の俺から見ても、その鍛えられた肉体美がうらやましいとさえ思う。
ナンディーは着やせタイプなだけで、実はかなりがっしりしてる。
まぁ、聖騎士団所属していただけあるよね。
そうみると俺の身体はまだまだ鍛え足りないってことか……
「あほなこと言っとらんで、あの案山子の頭を見てこい。そうすれば意味が分かるだろ?」
「案山子?あぁ、あの倒れたら起こすの面倒だからって地面深くから鉄芯を中心に入れてる案山子ですか?」
ガンテツさんの言葉を訝しがりながらも、一応は素直に従って見に行ったココット。
ただ近づく前にその異変を感じたようだった。
案山子の頭部が地面に転がっていることに。
「ねぇ、親方……頭取れてるんですけど?ちゃんと手入れしてました?さびて落ちたんじゃ意味ないでしょ?」
「ちゃんと切り口を見ろ切り口を。お前の剣でカイトがぶった切ったんだよ。」
ココットは何度も剣と案山子の頭を見直していた。
特に重点的に見ていたのは剣の刃こぼれと、案山子頭の切り口だ。
何度も何度も見直しているうちに、何か納得したのか、ゆっくりと俺の方に視線を寄せた。
「君がこれを切ったのか……そうかそうか……君は【斬鉄】が出来るってことか……そうかそうか……うん……」
なんだか表情が怖い……
目は座っているし、表情は能面……
絶対ちびっこがしてはいけない表情だろこれ?
「ガンテツさん?」
「すまんなカイト……どうやら気に入られたらしいから、頼んだ。」
これって体よく押し付けられた感が無いか⁈
「ところで【斬鉄】って何ですか?」
俺は引きつる顔を何とか誤魔化しつつ、ココットに話を振りなおす。
そもそも俺は【斬鉄】なんてスキルは持ち合わせていない。
ならいったい何だって話だろう?
「【斬鉄】とは、同じ素材で同じ素材を切る技術の事…案山子の芯材もこの剣の鋼材もどっちも同じ鋼と鉄。同種の素材だとどうしてもどちらかが勝るという事は余り起きづらいのよね。作ったのが同じ職人だったらなおの事。基本的には剣が刃こぼれ起こして終わりよ。でも君はこの案山子を切って見せた。そして剣に刃こぼれ一つ起こっていない。なら、それは【斬鉄】と言ってもおかしくはないのよね。」
つまりは俺の技量と剣の切れ味が合わさって、その【斬鉄】という現象を引き起こしたと。
スキルに頼らないスキル……技法って感じかな?
って本当にそうなのか?
俺の今までの経験上、そうはあり得ない気がする……
つまりは……
「ステータスオープン……」
「あぁ、正直驚いた。ガンテツさんからその案山子の芯に鉄材が使われているって聞いていたからな。」
ちょっ!!それ先に言ってほしかったんだけど!!
通りでガンテツさんが驚くわけだよ。
って、剣は……大丈夫……刃こぼれは無かった。
それからガンテツさんの指示でいろいろ試し斬りをしていったけど、どれもこれもみな切り裂くことが出来た。
これにはガンテツさんも驚きとうれしさの感情が迫ってきたようで、慌てて工房へ行ってしまった。
少しすると、一人の少女を伴ってガンテツさんがやってきた。
少女も少し興奮気味で、俺が手にした剣をじっと見つめていた。
「待たせて悪かったな。その剣の製作者のココットだ。」
紹介された当の本人は挨拶することなく、俺ににじり寄ってきた。
その狙いはまさに剣。
その気迫?に俺は少したじろいでしまった。
その隙をつくように目がキラリと光ると、一瞬にして俺から剣を奪い取るようにさらっていった。
それから剣をじっくりと観察するように、丹念に調べ上げていった。
その際何やらぶつぶつとつぶやいていたが、これがいつもの事の様でガンテツさんも呆れ気味であった。
それにしても今の動き……全く分からなかった。
ポールとナンディーも驚いているから、相当の凄腕なのではないだろうか?
「悪いな……腕はいいんだが……どうも武器の事になると自分の世界に入っちまう。俺はどちらかと言うと防具を創る方が得意でな、武器に関してはこいつに任せても問題ないと思っている。」
ガンテツさんがそこまで言う人物ってことは、相当の腕の持ち主ってことか。
なんかキャラ渋滞してきてるな。
「おい、ココット!!客人に失礼だろうが!!」
「おっと、おやかたぁ~!!なに勝手に人の最高傑作を使わせてるんですか!!」
我に返ったのか、ガンテツさんを見て慌てて怒り出した少女。
その怒り方は、どこからどう見ても小動物にしか見えなかったのは、口には出さない方がよさげかな?
ココットと呼ばれた少女は、見た目的にはアリサとあまり変わりがしない年齢に見えた。
その表情は幼さを残しつつも、その剣に見惚れる姿は狂気と言って良いかもしれない。
スタイルは……メリハリがはっきりした印象だな。
タンクトップと日焼けした肌が健康美を後押しする。
で、そんなココットはガンテツさんに文句を言いつつも、その手にした剣を放そうとはしなかった。
むしろ盗まれたものを取り返しに来たくらいの勢いを感じさせる。
「お前の得意様になる人物に見せるこれ以上ない武器だろうが。」
「え?お得意様?何言ってるんですか……こんなひょろいやつに使わせるくらいなら、自分で狩りに行くに決まってるでしょうが。」
ヒョロいって……
ここ最近良い感じに筋肉がついてきているはずなんだけどな。
ヒョロいと言われたせいか、なんとなく身体を触って確かめてしまった。
こっちに来た当時よりは確実に発達したと思うんだけど……
これでもヒョロの分類なのかな?
ポールは……メインタンク張るだけあって良いガタイだ。
男の俺から見ても、その鍛えられた肉体美がうらやましいとさえ思う。
ナンディーは着やせタイプなだけで、実はかなりがっしりしてる。
まぁ、聖騎士団所属していただけあるよね。
そうみると俺の身体はまだまだ鍛え足りないってことか……
「あほなこと言っとらんで、あの案山子の頭を見てこい。そうすれば意味が分かるだろ?」
「案山子?あぁ、あの倒れたら起こすの面倒だからって地面深くから鉄芯を中心に入れてる案山子ですか?」
ガンテツさんの言葉を訝しがりながらも、一応は素直に従って見に行ったココット。
ただ近づく前にその異変を感じたようだった。
案山子の頭部が地面に転がっていることに。
「ねぇ、親方……頭取れてるんですけど?ちゃんと手入れしてました?さびて落ちたんじゃ意味ないでしょ?」
「ちゃんと切り口を見ろ切り口を。お前の剣でカイトがぶった切ったんだよ。」
ココットは何度も剣と案山子の頭を見直していた。
特に重点的に見ていたのは剣の刃こぼれと、案山子頭の切り口だ。
何度も何度も見直しているうちに、何か納得したのか、ゆっくりと俺の方に視線を寄せた。
「君がこれを切ったのか……そうかそうか……君は【斬鉄】が出来るってことか……そうかそうか……うん……」
なんだか表情が怖い……
目は座っているし、表情は能面……
絶対ちびっこがしてはいけない表情だろこれ?
「ガンテツさん?」
「すまんなカイト……どうやら気に入られたらしいから、頼んだ。」
これって体よく押し付けられた感が無いか⁈
「ところで【斬鉄】って何ですか?」
俺は引きつる顔を何とか誤魔化しつつ、ココットに話を振りなおす。
そもそも俺は【斬鉄】なんてスキルは持ち合わせていない。
ならいったい何だって話だろう?
「【斬鉄】とは、同じ素材で同じ素材を切る技術の事…案山子の芯材もこの剣の鋼材もどっちも同じ鋼と鉄。同種の素材だとどうしてもどちらかが勝るという事は余り起きづらいのよね。作ったのが同じ職人だったらなおの事。基本的には剣が刃こぼれ起こして終わりよ。でも君はこの案山子を切って見せた。そして剣に刃こぼれ一つ起こっていない。なら、それは【斬鉄】と言ってもおかしくはないのよね。」
つまりは俺の技量と剣の切れ味が合わさって、その【斬鉄】という現象を引き起こしたと。
スキルに頼らないスキル……技法って感じかな?
って本当にそうなのか?
俺の今までの経験上、そうはあり得ない気がする……
つまりは……
「ステータスオープン……」
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