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第8話ニャ!7賢、反魂のミウちゃんを仲間にするニャ!
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「7賢のハヤテもついでに殺した…!?」
「そうだニャ。顔すらわかんないけどなんか殺したニャ。というか7賢ってなにニャ?」
「7賢とはこの世界の秩序を保つべく、アテナに任命された非常に能力の高い7人の者たちです。私のような魔王の脅威や暴走した異世界召喚者への対応など」
「?お前のどこが脅威なんだニャ?」
多少厨二設定はあるものの、魔王もだいぶ解説が板についてきたニャ?
異世界をしらにゃいドラにとってみればこの知識は貴重だニャ。
魔王は肉の練習台としてしか存在価値がないゴーレムみたいなものと思っていたが、これは大きな発見だニャ。
その調子で解説してくれれば、ドラも考えを改めてやらんでもないニャ?
でもいいことを聞いたし、やっぱり魔王は練習台かニャ。
「私たちが拠点にしている城塞都市ローザリアにも今は確実に7賢の1人がいるはずです」
「それはなんでニャ?」
「なんでって…守護竜エグスマキナが殺されたからです。あれは7賢が1人、反魂のミウが市民たちを犠牲に死ぬ気で作り出した禁忌の生物。殺されてしまった緊急事態に彼女が来ていないハズがありません」
「よし!じゃあそのミウちゃんを手下にしにいくとするニャ!」
「えっ…?」
魔王はどういうこと?って感じでドラを見るニャ。
やれやれ。
鈍いヤツだからわからんかニャー。
「孤高の戦士ドラもそろそろ強力な仲間が欲しいと思っていたニャ?」
「えっあの、私は?」
「7賢なら知識も豊富そうだし、何かとドラの助けになってくれるハズニャ?ドラの攻撃に耐えれる魔王は仲間が増え次第、サンドバック要員にしたいと考えているニャ」
「ニャオ!?」
ゴロン…
またか。
魔王はドラの言葉に身をすくませ、恐怖の余りから媚びへつらうニャ。
またお腹を見せて服従のポーズを見せてくるニャ?
「ニャオニャオ」
「…」
「7賢は~信用なりません~ニャオ。私のほうが信用できます~ニャオ」
「ドラのことをバカにしてるんかニャ!」
「キャ!いえそんなことは」
まったく。
ネコという存在をはき違えている魔王にはつくづくあきれるニャ。
微妙に声マネが上手くなっているのがムカツくニャ。
むしろ魔王はドラのライバル、捨てられないように必死に媚びる『犬』そのものだニャ?
気高いネコは絶対こんなことしないニャ。
「ミウ様どうしましょう」
「どうするもこうするもありません。まさかの守護竜エグスマキナがやられたの。終わりです。終わり」
「えっ…?」
「あの化け物の魔王もうって出てくるでしょうし、この城塞都市ローザリアは陥落したも同然よ」
「ミウ様!そこをなんとかお助けください!」
「チッ…」
(ローザリアは捨てる!アテナ様が言っていた災厄の猫の仕業に違いない。ここはいったん逃げに徹し、魂をより集めて最強の人造竜をつくるしか方法はない!)
「ミウちゃーん」
「なにっ!?」
シュン!
「7賢が1人、反魂のミウちゃんだニャ?」
「…だったらなによ」
せっかちなドラは第19階層ネコ式超魔術・ネコズファストトラベルで一瞬でミウちゃんのところに空間移動したニャ。
空間酔いするからあまり好きな魔法じゃないんだけど、ミウちゃんを仲間にできるこのチャンスは見逃せないニャ?
どうやらここは建物の地下みたいだニャ。
「ニャニ、ドラは怪しいものではありません。人助けを生きがいとしているどこにでもいるネコです。人といえば、このあたりには人というか死体が多そうですが…」
「…!まさかこの猫は!?」
ドラがあたりを見回すと、そこら中に人の死体がカプセルの中に収納されているニャ?
中々にトラウマな光景だニャ?
いや死体じゃニャイ。
これは…
ピクッ!
「動いた!?生きてる!生きてるニャー!」
「…魂変換機よ。私が開発した」
「ニャニー!?」
衝撃の事実ニャ。
どうやらミウちゃんは人の死をもてあそぶタブーな女だったニャ?
いくらドラでもネズミはもてあそぶことはあっても、人の死をもてあそぶことは決してしないニャ。
せいぜい絶望の表情を楽しんで無間地獄に落とし込んで永遠の苦しみを味あわせるくらいが関の山だニャ。
でも、ミウちゃんはやりすぎだニャ!
「いまだっ第2階層反魂式風魔術・絶対逃走マハマハ!」
「ニャ!?」
シュン!
ミウちゃんが瞬く間にドラの前から消え去ってしまうニャ?
これは残念。
非常に残念ニャ。
逃げることがトリガーで、悲しいことにどうやらドラもタブーの魔法が発動してしまった…ニャ?
「そうだニャ。顔すらわかんないけどなんか殺したニャ。というか7賢ってなにニャ?」
「7賢とはこの世界の秩序を保つべく、アテナに任命された非常に能力の高い7人の者たちです。私のような魔王の脅威や暴走した異世界召喚者への対応など」
「?お前のどこが脅威なんだニャ?」
多少厨二設定はあるものの、魔王もだいぶ解説が板についてきたニャ?
異世界をしらにゃいドラにとってみればこの知識は貴重だニャ。
魔王は肉の練習台としてしか存在価値がないゴーレムみたいなものと思っていたが、これは大きな発見だニャ。
その調子で解説してくれれば、ドラも考えを改めてやらんでもないニャ?
でもいいことを聞いたし、やっぱり魔王は練習台かニャ。
「私たちが拠点にしている城塞都市ローザリアにも今は確実に7賢の1人がいるはずです」
「それはなんでニャ?」
「なんでって…守護竜エグスマキナが殺されたからです。あれは7賢が1人、反魂のミウが市民たちを犠牲に死ぬ気で作り出した禁忌の生物。殺されてしまった緊急事態に彼女が来ていないハズがありません」
「よし!じゃあそのミウちゃんを手下にしにいくとするニャ!」
「えっ…?」
魔王はどういうこと?って感じでドラを見るニャ。
やれやれ。
鈍いヤツだからわからんかニャー。
「孤高の戦士ドラもそろそろ強力な仲間が欲しいと思っていたニャ?」
「えっあの、私は?」
「7賢なら知識も豊富そうだし、何かとドラの助けになってくれるハズニャ?ドラの攻撃に耐えれる魔王は仲間が増え次第、サンドバック要員にしたいと考えているニャ」
「ニャオ!?」
ゴロン…
またか。
魔王はドラの言葉に身をすくませ、恐怖の余りから媚びへつらうニャ。
またお腹を見せて服従のポーズを見せてくるニャ?
「ニャオニャオ」
「…」
「7賢は~信用なりません~ニャオ。私のほうが信用できます~ニャオ」
「ドラのことをバカにしてるんかニャ!」
「キャ!いえそんなことは」
まったく。
ネコという存在をはき違えている魔王にはつくづくあきれるニャ。
微妙に声マネが上手くなっているのがムカツくニャ。
むしろ魔王はドラのライバル、捨てられないように必死に媚びる『犬』そのものだニャ?
気高いネコは絶対こんなことしないニャ。
「ミウ様どうしましょう」
「どうするもこうするもありません。まさかの守護竜エグスマキナがやられたの。終わりです。終わり」
「えっ…?」
「あの化け物の魔王もうって出てくるでしょうし、この城塞都市ローザリアは陥落したも同然よ」
「ミウ様!そこをなんとかお助けください!」
「チッ…」
(ローザリアは捨てる!アテナ様が言っていた災厄の猫の仕業に違いない。ここはいったん逃げに徹し、魂をより集めて最強の人造竜をつくるしか方法はない!)
「ミウちゃーん」
「なにっ!?」
シュン!
「7賢が1人、反魂のミウちゃんだニャ?」
「…だったらなによ」
せっかちなドラは第19階層ネコ式超魔術・ネコズファストトラベルで一瞬でミウちゃんのところに空間移動したニャ。
空間酔いするからあまり好きな魔法じゃないんだけど、ミウちゃんを仲間にできるこのチャンスは見逃せないニャ?
どうやらここは建物の地下みたいだニャ。
「ニャニ、ドラは怪しいものではありません。人助けを生きがいとしているどこにでもいるネコです。人といえば、このあたりには人というか死体が多そうですが…」
「…!まさかこの猫は!?」
ドラがあたりを見回すと、そこら中に人の死体がカプセルの中に収納されているニャ?
中々にトラウマな光景だニャ?
いや死体じゃニャイ。
これは…
ピクッ!
「動いた!?生きてる!生きてるニャー!」
「…魂変換機よ。私が開発した」
「ニャニー!?」
衝撃の事実ニャ。
どうやらミウちゃんは人の死をもてあそぶタブーな女だったニャ?
いくらドラでもネズミはもてあそぶことはあっても、人の死をもてあそぶことは決してしないニャ。
せいぜい絶望の表情を楽しんで無間地獄に落とし込んで永遠の苦しみを味あわせるくらいが関の山だニャ。
でも、ミウちゃんはやりすぎだニャ!
「いまだっ第2階層反魂式風魔術・絶対逃走マハマハ!」
「ニャ!?」
シュン!
ミウちゃんが瞬く間にドラの前から消え去ってしまうニャ?
これは残念。
非常に残念ニャ。
逃げることがトリガーで、悲しいことにどうやらドラもタブーの魔法が発動してしまった…ニャ?
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