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第15話ニャ!ドラと契約して、魔法使いになってニャ!
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引き続き、異世界グループを追跡しているドラ達だったけど、彼らはついに大きな街に到達したニャ。
女神様から相当お金を渡されてたようで、着くなり宿屋のそれも個室にチェックインしてる。
いいご身分だニャ!
ドラは『猫だから』って理由で一銭も渡されなかった。
そのため、魔王の城を見つけるまでドラは野宿、野宿のかわいそうな野良ネコだったニャ…。
ちなみに魔王の城は1日で見つかったニャ。
ただ道中の彼らは、楽しい楽しい異世界道中とはいかなかったみたいニャ?
その証拠に、彼らは街に着いてすぐに宿屋直行。
それくらい心身ともに疲れ切っているニャ。
「ハア…ハア。ようやく一息つける…」
「なんだってんだよあのピクシーたちは…」
ふむふむ。
第6階層ネコ式超魔術・ドラズアイで各々の個室を透視するに、いい感じでベッドの中でうずくまっているニャ。
それもそのはず。
くじけぬ心をもつドラは道中ピクシーを執拗に何度も何度も召喚したニャ?
スウー
『またピクシーが!?』
『もういやああ』
『くっデバインアテナアロー』
『ギャッ…』
当然ピクシーさんは、すぐに殺られてしまうが最後まで仕事を忘れないニャ。
『痛い…痛いよ…なんにも悪いことしてないのに…』
『!?』
『カ、カナエ気にするな。どうせ悪いピクシーだ』
『でも…良いピクシーだったら?』
『それは…』
ニャハハ。
ピクシーも最後まで嫌がらせに特化している仕事人さんで良かったニャ。
おかげで異世界グループは、精神的にも肉体的にも疲労困憊といった様子だニャ。
特にカナエとかいうアタッカー。
ピクシーを殺し続けた罪悪感で精神的な負担は相当だニャ?
よしよし準備はオールオッケー。
人の心に入り込む、教祖ドラはこのチャンスを逃すわけもないんだニャ。
「取れない…何度洗っても手がきれいにならない」
「ピクシーが言っていたように、異世界はずうっとこんな事が続くの?」
「どうしてこんなことに…」
異世界者のカナエさんは何度も独りごとを言ってるニャ?
ニャハハ相当ヘラってるニャ。
これはドラが助けてやらんといけないニャア。
「ドラと契約して、魔法使いになってニャ!」
突然カナエの目の前にあらわれたドラ。
現れといてなんだけど、ドラって本名もあれだから偽名を使ったほうが良かったかニャ?
『ドラべえ』とかそういう名前にでもしとこうかニャー。
「契約してくれたらドラはカナエしゃんの願いをなんでも1つだけ叶えてあげるニャ!なんだってかまわないニャー」
「ね、猫がしゃべった!?」
カナエさんは驚きのあまり目をパチクリするニャ。
でも、説明しているヒマはない。
なぜなら、精神的に弱った相手にはゴリ押しが一番有効だからニャ!
「ニャアアアア!?」
「ど、どうしたの!?」
「カナエしゃん!今すぐドラと契約を!願い事を決めるんだ!早く!」
「私を…もとの世界に戻して!」
…ドラの苦しそうな名演技にカナエは反射的に願いをいうニャ。
ニヤリ決まった。『第49階層ネコ式超魔術・ドラズジェム』発動ニャ!
第49階層ネコ式超魔術・ドラズジェムとは対象者を破壊だけで動く残虐なモンスターに変えてしまうニャ。
ただ強大なモンスターだけあって、すぐにとはいかにゃい。
精神的な負担が重なれば重なるほど、モンスターの器であるドラズジェムが満たされる。
それが見事、溢れたときに決壊してモンスター化ニャ!
ニャハもちろん願い事というのは口からでまかせニャ?
そもそもドラは願いを聞く気なんかさらさらニャイ。
ようは相手をゴリゴリに押して、契約を取りさえすればいいんだニャ!
「にゃるほど。たしかに承ったニャ」
「!元の世界に帰れるの!?」
「それには少々時間がかかるニャ。しばらく待っててニャー」
「えっ…猫さん。あなたは一体…」
シュン!
ひとまずドラはその場から退散するニャ。
ニャハハ契約しといて『少々時間がかかる』とか、やってること完全にインターネット業者だニャ。
魔王はその様子をしっくりこないように見ているニャ。
なんだか『姿まで現してやること?』と言いたげな表情だニャ。
「魔王はやっぱりわかってにゃいニャアー。そんなんだから万年雑用の解説キャラなんだニャ」
「えええ!?まだなんも言ってないのに!?」
これだけ手の込んだことをするのには理由があるニャ。
なぜならカナエは異世界者。
それもかなり強力なチートをもつ部類とみたニャ。
そのカナエが残虐なモンスター化すれば…
そんなモンスターが暴れてみろニャ?
下手をしたら世界の危機。
これによりドラを殺したがっているアテナしゃんも考えを改めるハズ。
ようするにカナエのモンスター化は、ドラが勇者として返り咲くための必須事項ってことニャ!
ニヤニヤ。
策士ドラもここまでいくと自分で自分が怖いニャア。
後はゆっくりカナエがモンスター化するのを待つとするかニャ。
女神様から相当お金を渡されてたようで、着くなり宿屋のそれも個室にチェックインしてる。
いいご身分だニャ!
ドラは『猫だから』って理由で一銭も渡されなかった。
そのため、魔王の城を見つけるまでドラは野宿、野宿のかわいそうな野良ネコだったニャ…。
ちなみに魔王の城は1日で見つかったニャ。
ただ道中の彼らは、楽しい楽しい異世界道中とはいかなかったみたいニャ?
その証拠に、彼らは街に着いてすぐに宿屋直行。
それくらい心身ともに疲れ切っているニャ。
「ハア…ハア。ようやく一息つける…」
「なんだってんだよあのピクシーたちは…」
ふむふむ。
第6階層ネコ式超魔術・ドラズアイで各々の個室を透視するに、いい感じでベッドの中でうずくまっているニャ。
それもそのはず。
くじけぬ心をもつドラは道中ピクシーを執拗に何度も何度も召喚したニャ?
スウー
『またピクシーが!?』
『もういやああ』
『くっデバインアテナアロー』
『ギャッ…』
当然ピクシーさんは、すぐに殺られてしまうが最後まで仕事を忘れないニャ。
『痛い…痛いよ…なんにも悪いことしてないのに…』
『!?』
『カ、カナエ気にするな。どうせ悪いピクシーだ』
『でも…良いピクシーだったら?』
『それは…』
ニャハハ。
ピクシーも最後まで嫌がらせに特化している仕事人さんで良かったニャ。
おかげで異世界グループは、精神的にも肉体的にも疲労困憊といった様子だニャ。
特にカナエとかいうアタッカー。
ピクシーを殺し続けた罪悪感で精神的な負担は相当だニャ?
よしよし準備はオールオッケー。
人の心に入り込む、教祖ドラはこのチャンスを逃すわけもないんだニャ。
「取れない…何度洗っても手がきれいにならない」
「ピクシーが言っていたように、異世界はずうっとこんな事が続くの?」
「どうしてこんなことに…」
異世界者のカナエさんは何度も独りごとを言ってるニャ?
ニャハハ相当ヘラってるニャ。
これはドラが助けてやらんといけないニャア。
「ドラと契約して、魔法使いになってニャ!」
突然カナエの目の前にあらわれたドラ。
現れといてなんだけど、ドラって本名もあれだから偽名を使ったほうが良かったかニャ?
『ドラべえ』とかそういう名前にでもしとこうかニャー。
「契約してくれたらドラはカナエしゃんの願いをなんでも1つだけ叶えてあげるニャ!なんだってかまわないニャー」
「ね、猫がしゃべった!?」
カナエさんは驚きのあまり目をパチクリするニャ。
でも、説明しているヒマはない。
なぜなら、精神的に弱った相手にはゴリ押しが一番有効だからニャ!
「ニャアアアア!?」
「ど、どうしたの!?」
「カナエしゃん!今すぐドラと契約を!願い事を決めるんだ!早く!」
「私を…もとの世界に戻して!」
…ドラの苦しそうな名演技にカナエは反射的に願いをいうニャ。
ニヤリ決まった。『第49階層ネコ式超魔術・ドラズジェム』発動ニャ!
第49階層ネコ式超魔術・ドラズジェムとは対象者を破壊だけで動く残虐なモンスターに変えてしまうニャ。
ただ強大なモンスターだけあって、すぐにとはいかにゃい。
精神的な負担が重なれば重なるほど、モンスターの器であるドラズジェムが満たされる。
それが見事、溢れたときに決壊してモンスター化ニャ!
ニャハもちろん願い事というのは口からでまかせニャ?
そもそもドラは願いを聞く気なんかさらさらニャイ。
ようは相手をゴリゴリに押して、契約を取りさえすればいいんだニャ!
「にゃるほど。たしかに承ったニャ」
「!元の世界に帰れるの!?」
「それには少々時間がかかるニャ。しばらく待っててニャー」
「えっ…猫さん。あなたは一体…」
シュン!
ひとまずドラはその場から退散するニャ。
ニャハハ契約しといて『少々時間がかかる』とか、やってること完全にインターネット業者だニャ。
魔王はその様子をしっくりこないように見ているニャ。
なんだか『姿まで現してやること?』と言いたげな表情だニャ。
「魔王はやっぱりわかってにゃいニャアー。そんなんだから万年雑用の解説キャラなんだニャ」
「えええ!?まだなんも言ってないのに!?」
これだけ手の込んだことをするのには理由があるニャ。
なぜならカナエは異世界者。
それもかなり強力なチートをもつ部類とみたニャ。
そのカナエが残虐なモンスター化すれば…
そんなモンスターが暴れてみろニャ?
下手をしたら世界の危機。
これによりドラを殺したがっているアテナしゃんも考えを改めるハズ。
ようするにカナエのモンスター化は、ドラが勇者として返り咲くための必須事項ってことニャ!
ニヤニヤ。
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後はゆっくりカナエがモンスター化するのを待つとするかニャ。
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