余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています

つゆり 花燈

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第二章

2 【R18】

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 アリシティアの足の間に身体をねじ込んだルイスは、彼女の胸から腹部へとおりていく。時折その白くなめらかな皮膚に紅い跡を刻み、キスの雨を降らせる。
 その間も、彼の指は彼女の最も感じる部分を中心に、刺激を与え続けた。

「あ…。やっ……」


 ルイスの行動の先を読んだアリシティアは、必死に身体をねじり、足を閉じようとする。だが、ルイスは大きく動いた左足をあっさりと捉えてその足を自らの肩にかけ、そのまま彼女の腹の上で折るように押し上げた。


「もっと気持ちよくしてあげる」

「ダメ。そこ汚い……」

 抵抗を試みる彼女の姿が、とてつもなく愛しかった。


「汚くなんてないよね?」

「……ダメ、汚い」

「…そっか。僕の洗い方が悪かったかな。じゃあもう1回一緒にシャワー浴びようか。君が綺麗になったって納得するまで洗ってあげる」

 ルイスは意識して甘い声で告げ、少しだけ意地悪く笑う。しばらくの沈黙の後で、拗ねたような声が響いた。

「意…地悪……」

「うん、ごめんね」

 謝る気のない謝罪を再び口にしたルイスは、広がった両足の間に頭部をすべり込ませた。

 身体から湧き出るような蜜をからめ取り、親指で弄んでいた花芯に舌を伸ばして、全体で舐めあげる。

「ああっ……」

 ルイスが与えた快楽にアリシティアの身体は大きく震えた。ルイスはアリシティアの中に埋めた指を三本に増やして、無造作にかき混ぜ、舌で花芯をこねて嬲り尽くす。


 指を動かしてわざと淫猥な水音を響かせ、舌先で花芯をくすぐると、アリシティアが甘い吐息を漏らす。
そこに軽く歯を立てると、一際大きな嬌声が響いて、痛みにもにた甘美な刺激に、アリシティアの身体が大きく跳ねた。

 ルイスは敏感な花芯を甘噛みしながら、固く尖らせた舌先で舐り回す。膣内のもっとも感じる部分をキュッと押し、指をたてて刺激し続ける。

 アリシティアの唇から零れる甘い声が、抑えきれなくなったように段々と大きくなっていく。
彼女は過ぎた快楽に意識を朦朧とさせながらも腰を揺らす。その姿が更なる彼の情欲を誘う。


 ルイスは 脳が酩酊して揺れる程に、煽り倒されて、「本当に、僕をどうしたいの?」と呟きながら指を引き抜いた。
その刺激にアリシティアの腰がぐっと浮き上がる。指を引き抜いた所は、赤く濡れて彼を誘うように、ヒクヒクと物欲しそうに蠢いていた。

 グズグズに溶けて溢れ出した蜜を、一息で舐め取り、中に舌を差し入れると、待ち構えていたように、飲み込まれた。

「ああ、あああぁぁ!!」

 快楽が一気に全身を駆け抜けた衝撃に、アリシティアは悲鳴に似た声をあげる。

 舌を差し入れた内壁が、舌を捉えるようにぎゅっとしめつけ、さらに細い腰が大きく跳ねた。
内壁を舌で蹂躙すると、喘ぎ声が泣き声に変わっていく。

 強すぎる快楽は、毒のような物かもしれない。

 室内に卑猥な音と、甘い喘ぎ声と、荒い息だけが響いた。やがて、耐えきれなくなったアリシティアがルイスに懇願する。


「ね。も…無理。お願い、来て……」

 ルイスの身体がびくりと震えた。
舌を引き抜き、ようやく欲しかった言葉を得たルイスは、蜜に濡れた唇に妖艶な笑みを浮かべた。

 彼女が何を考えているか分からない。それでも、身体だけでも自分を求めてくれる事に仄暗い喜びを感じた。

 アリシティアの身体は熱を持ち、更なる快楽によって、その溜め込んだ熱からの解放を願っていた。


 ルイスの指先のほんの少しの動きにも反応し、身体を何度となく小さく痙攣させ、彼の熱が彼女の体内を蹂躙する時を待ちわびている。

 身体を起こしたルイスを見上げる彼女の眼差しに、ルイスはぞくりとした期待が腰から背中に抜けるのを感じた。
熱の塊が腹につくほどに持ち上がり、その先から透明な液が滲み出ているのを自覚する。

「僕も君が欲しい」

 その言葉と共に、硬く限界まで張り詰めた屹立を割れ目に押し付け、何度も擦りつけて、彼女の内側から溢れ出した蜜を纏わせる。
そして、ルイスは熱を孕んだ楔を、アリシティアの内に埋めていった。







 子供の頃から、アリシティアは時折窓辺に座り、ただじっと空を見上げている時がある。
その姿は、彼女から生きている人間が持つ存在感を完全に奪い去り、出来の良い人形のようにも見せていた。

 そんな彼女の姿を目にするたび、いつか突然彼女の存在そのものが、この世界から掻き消えてしまうのではないかと、ルイスは焦燥感に駆られることがあった。

 だからこそ、無自覚に逃げ回っている彼女を両腕で捉えて、その体の温もりを確認したくなる。


 それでも、間違えればもう後がないことを、彼は十二分に理解していた。

だから……。


────── 今度こそ、間違えない




 ルイスは、愛しい少女の身体を掻き抱いて、体内の最も奥深い所まで、拍動する熱の塊を突き入れた。




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