95 / 204
第二章
2 【R18】
しおりを挟むアリシティアの足の間に身体をねじ込んだルイスは、彼女の胸から腹部へとおりていく。時折その白くなめらかな皮膚に紅い跡を刻み、キスの雨を降らせる。
その間も、彼の指は彼女の最も感じる部分を中心に、刺激を与え続けた。
「あ…。やっ……」
ルイスの行動の先を読んだアリシティアは、必死に身体をねじり、足を閉じようとする。だが、ルイスは大きく動いた左足をあっさりと捉えてその足を自らの肩にかけ、そのまま彼女の腹の上で折るように押し上げた。
「もっと気持ちよくしてあげる」
「ダメ。そこ汚い……」
抵抗を試みる彼女の姿が、とてつもなく愛しかった。
「汚くなんてないよね?」
「……ダメ、汚い」
「…そっか。僕の洗い方が悪かったかな。じゃあもう1回一緒にシャワー浴びようか。君が綺麗になったって納得するまで洗ってあげる」
ルイスは意識して甘い声で告げ、少しだけ意地悪く笑う。しばらくの沈黙の後で、拗ねたような声が響いた。
「意…地悪……」
「うん、ごめんね」
謝る気のない謝罪を再び口にしたルイスは、広がった両足の間に頭部をすべり込ませた。
身体から湧き出るような蜜をからめ取り、親指で弄んでいた花芯に舌を伸ばして、全体で舐めあげる。
「ああっ……」
ルイスが与えた快楽にアリシティアの身体は大きく震えた。ルイスはアリシティアの中に埋めた指を三本に増やして、無造作にかき混ぜ、舌で花芯をこねて嬲り尽くす。
指を動かしてわざと淫猥な水音を響かせ、舌先で花芯をくすぐると、アリシティアが甘い吐息を漏らす。
そこに軽く歯を立てると、一際大きな嬌声が響いて、痛みにもにた甘美な刺激に、アリシティアの身体が大きく跳ねた。
ルイスは敏感な花芯を甘噛みしながら、固く尖らせた舌先で舐り回す。膣内のもっとも感じる部分をキュッと押し、指をたてて刺激し続ける。
アリシティアの唇から零れる甘い声が、抑えきれなくなったように段々と大きくなっていく。
彼女は過ぎた快楽に意識を朦朧とさせながらも腰を揺らす。その姿が更なる彼の情欲を誘う。
ルイスは 脳が酩酊して揺れる程に、煽り倒されて、「本当に、僕をどうしたいの?」と呟きながら指を引き抜いた。
その刺激にアリシティアの腰がぐっと浮き上がる。指を引き抜いた所は、赤く濡れて彼を誘うように、ヒクヒクと物欲しそうに蠢いていた。
グズグズに溶けて溢れ出した蜜を、一息で舐め取り、中に舌を差し入れると、待ち構えていたように、飲み込まれた。
「ああ、あああぁぁ!!」
快楽が一気に全身を駆け抜けた衝撃に、アリシティアは悲鳴に似た声をあげる。
舌を差し入れた内壁が、舌を捉えるようにぎゅっとしめつけ、さらに細い腰が大きく跳ねた。
内壁を舌で蹂躙すると、喘ぎ声が泣き声に変わっていく。
強すぎる快楽は、毒のような物かもしれない。
室内に卑猥な音と、甘い喘ぎ声と、荒い息だけが響いた。やがて、耐えきれなくなったアリシティアがルイスに懇願する。
「ね。も…無理。お願い、来て……」
ルイスの身体がびくりと震えた。
舌を引き抜き、ようやく欲しかった言葉を得たルイスは、蜜に濡れた唇に妖艶な笑みを浮かべた。
彼女が何を考えているか分からない。それでも、身体だけでも自分を求めてくれる事に仄暗い喜びを感じた。
アリシティアの身体は熱を持ち、更なる快楽によって、その溜め込んだ熱からの解放を願っていた。
ルイスの指先のほんの少しの動きにも反応し、身体を何度となく小さく痙攣させ、彼の熱が彼女の体内を蹂躙する時を待ちわびている。
身体を起こしたルイスを見上げる彼女の眼差しに、ルイスはぞくりとした期待が腰から背中に抜けるのを感じた。
熱の塊が腹につくほどに持ち上がり、その先から透明な液が滲み出ているのを自覚する。
「僕も君が欲しい」
その言葉と共に、硬く限界まで張り詰めた屹立を割れ目に押し付け、何度も擦りつけて、彼女の内側から溢れ出した蜜を纏わせる。
そして、ルイスは熱を孕んだ楔を、アリシティアの内に埋めていった。
子供の頃から、アリシティアは時折窓辺に座り、ただじっと空を見上げている時がある。
その姿は、彼女から生きている人間が持つ存在感を完全に奪い去り、出来の良い人形のようにも見せていた。
そんな彼女の姿を目にするたび、いつか突然彼女の存在そのものが、この世界から掻き消えてしまうのではないかと、ルイスは焦燥感に駆られることがあった。
だからこそ、無自覚に逃げ回っている彼女を両腕で捉えて、その体の温もりを確認したくなる。
それでも、間違えればもう後がないことを、彼は十二分に理解していた。
だから……。
────── 今度こそ、間違えない
ルイスは、愛しい少女の身体を掻き抱いて、体内の最も奥深い所まで、拍動する熱の塊を突き入れた。
20
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。