召喚され救世主じゃないと言われたが、復讐の旅でなぜか身体を狙われている

輝石玲

文字の大きさ
62 / 108
復讐の旅、開始!

62.発情期で豹変しすぎ!? ❇︎

しおりを挟む
 予想は当たったようで、ヴィンスは『待て』も聞かずに俺の口をペロペロ舐め始めた。やっぱり発情期か。

 熱った顔と熱に浮かされ揺れる瞳はいつもの気の強いヴィンスとは正反対で、キスさえ幼く感じる。

「わ、悪ぃ、おれっ、ガマンできねぇ……!」

 きゅんっ!?な、なにこのギャップ!?
 今にも泣きそうな弱々しい顔で俺の肩を掴み何度も舐めるヴィンスは、さっきまでの勇ましさとは大きく違って庇護欲が出てしまう。


 たぶんこのまま最後までするんだろうな。じゃないと発情期治らないよな。
 でもどうしよう、グルーは………

「私は今回見物させていただきますね。発情期に巻き込まれるなんてごめん…コホン、愛らしいむつみ合いを見てるだけでも満足ですから」

 俺が視線をグルーに移しただけで返事が来たけど…なんで言い直した!?



 そしてずっと唇や舌を舐めていたヴィンスは、そっと俺の服に手を入れた。横腹を親指でスリスリと撫で、そのまま腕を背中に回してしっかりと腰を抱きしめる。

「ヤトぉ…、交尾シたい……♡」

 な、なにこのでっかいワンワン!?初めて会った時の発情期と違い過ぎないか!?もしかして…恋人つがいだから?なにそれ可愛いっ。

「ちょ、ちょっとだけ『待て』だ。準備するから」
「クゥン……」

 もはや子犬。なんだコレ、めっちゃ混乱する。


 とりあえず布団を敷いて服を脱ぎ、立ち膝で自分で尻を解した。その間も俺の首元をくんかくんかと嗅ぐヴィンスは、服越しで分かるほど既に勃っている。

「ヤト、まだダメか…?」
「そう急ぐな、乱暴されてもいい、っように…しっかり準備しないと、今のお前じゃセーブ出来ない、だろ?」

 まだかまだかと待ち続けるヴィンスは、身体中を舐めまわし始めた。最初は首元や鎖骨を舐めていたのに、何を思ったのか急に乳首を舐め始めた。

「んぅっ…!」

 何も言わずに夢中で舐めたり吸ったりしてるけど、めちゃくちゃ可愛い…!ちょっとした出来心で頭を撫でてみると、撫でやすくするためか耳がぺしょと垂れた。しかも耳が何度もピクピク動いている。
 こ、このままだと乳首でイキそう…!それだけはなんとなく恥ずかしいから避けたい!

「ヴィンス、準備出来たから、ッ交尾…シよ……?」

 ヴィンスの口が離れ、俺は布団にうつ伏せになって腰を突き上げた。内腿にドロドロの液が伝う感覚がする。これだけ解れてれば大丈夫だよな?


 両手で尻を揉むヴィンスは、挿れるでもなくまさかのソコまで舐め始めた。

「あッ…!?まっ、ヴィンス…!それダメ……!」

 ナカで浅く蠢く柔らかいものは、全く知らない感覚を与えてきた。舌先を何度も出し入れしたり、舌で掬って溢れさせたり、伝う液を舐めとったりと焦ったいことばかりされる。

 気持ちいい…イキたい……!
 我慢出来なくなった俺は自分で竿を扱いた。けど、尻が物足りなくてなかなかイケない。



 満足するまで舐めたのかやっと舌を離したヴィンスは、そのまますぐに服を脱いで一気に奥まで貫いた。

「あッ……!」
「っ、は…ヤトのナカ、あったか………」

 気持ち良さそうな腑抜けた声を出したヴィンスは背後から俺をしっかりと抱きしめ、初手から猛スピードで腰を打ち始めた。
 何コレ、酷く乱暴にされてるにしてはバカみたいに気持ちいい。頭がボーッとして交尾のことしか考えられない、ナカがうねって子種を欲している。俺まで発情期みたいな……。

「はぁ…♡ヤト、いい匂いする。ナカも、たくさんぎゅーってしてて気持ちいいな。ヤトも気持ちいいか?奥、ッ吸われてるみたいだ。全部…いっちばん奥に出すからな。孕めッ…♡」

 顔を枕に突っ伏して俺の声が抑えられてるからか、ヴィンスの吐息も嬌声もアタマに直接響いてくる。しかも発情期だからかいつもより饒舌だ。これが我慢してないヴィンスの本性なのか?

 そしてナカに出されながら何度も激しく打ち付けられ、肌のぶつかる音や液が泡立つ音が生々しく響き渡る。



 数分経ってヴィンスは身体を震わし動きを止めた。や、やっと射精が終わったのか。でも…まだ硬い。

「わり、まだ終われそうに無い…。体勢変えるぞ」
「分かっ…ぉわっ!?」

 思ってた以上に無理に俺の体勢を変えさせてきたヴィンス。俺の右足はヴィンスの膝の間に潜り、左足は上に持ち上げられている。恥ずかしいところが全部丸見えだ……!
 そのまますぐに奥まで挿れられ、また何度も腰を打ち付けて奥を貫いた。

「あッ…!?それっ、それダメ…!イ、クッ…!ナカ、ぉかしくッー……!」
「あぁ、イケっ♡おかしくなれ……!」

 さっきまで背後からだったから見えなかった今のヴィンスの顔がよく見える。困り眉で舌舐めずりをしながら捕食しようとしているギラついた目をしていた。あ…コレ、喰われる………

「ぁあッ…!はっ、あッ♡イってる………!とまんなぁっ…♡」

 俺の身体、どうしちまったんだ?何度も腰を反らして大痙攣するのは珍しくも無いけど、興奮してるのに息子が萎んでいる。しかもそのままダラダラと漏らすみたいに射精だけはしている。
 なんだコレ、身体がもうオスとして壊れてる。勃ちもしないのに尻でバカみたいにイキ続けて、腹が疼いて熱くてどうにかなりそうだ。



 ヴィンスはピストンを止めずに持ち上げている俺の脚に何度も甘噛みをした。
 くすぐったいような痒いような感覚、それから内腿に舌を這わし何度も舐め上げる視界の暴力。いつものヴィンスなら見られないような恥ずかしい姿が丸見えで、俺のタガが外れるのも時間の問題だった。



 その後、ヴィンスの発情期が治るまで最低でも十五回戦、最低でも三時間は交尾が続いた。俺もヴィンスも腰痛が約束されたわけだ。

 その間グルーはというと…俺たちの行為を見ながら一人で慰めていたらしい。それで満足そうだしグルーってやっぱり変わってるよな。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件

表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。 病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。 この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。 しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。 ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。 強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。 これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。 甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。 本編完結しました。 続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています

七瀬
BL
あらすじ 春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。 政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。 **** 初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新! Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新! プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

メインキャラ達の様子がおかしい件について

白鳩 唯斗
BL
 前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。  サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。  どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。  ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。  世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。  どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!  主人公が老若男女問わず好かれる話です。  登場キャラは全員闇を抱えています。  精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。  BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。  恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。

処理中です...