町には行かないよ?

めーめ

文字の大きさ
24 / 34
2

20リアちゃんと連携戦闘

しおりを挟む
ん、魔物、大きい!
このままだと戦うことになる。という訳で
エリちゃんを抱えて逃げる!


リア【リアちゃんよりあの魔物は操られています。戦うことを推奨します】


シエル「・・・エリちゃん、ミラ、ラフュト、グラン君、全員待機か撤退自由にしていいよ。蓮琉はる虹桜こうおう皆を守って!」


蓮琉と虹桜は連れて行かない。僕は家族を危険に晒したくないんだよ
蓮琉をラフュトに虹桜をグラン君に投げて短い助走からジャンプして木の枝にくるっと回転して登る
その勢いを殺さず次の太い枝に乗り移り静止する言葉を無視して魔物の気配へ向かう


シエル「リアちゃん魔力操作は任せた、蓮琉と虹桜にだけ声を届けられる?」


リア【リアちゃんよりテイマーレベルが低い為使えませんが行使します。・・・一時的に使えます。何を伝えますか?】


こちらに来るな来させるな、と伝えて
全神経を鋭くさせ周りの空気の流れや気配を探る
森で過ごしていて思ったが死角が作りやすく見られやすい
白の服じゃ無く緑と茶色に近い色の方が擬態してバレにくいようだ
気配消してれば殆ど関係ないんだけどね~


シエル(大っきい毒々しい色の犬だなぁ~耳も大きいし遠くの音をよく探れるんだろうなあ。リアちゃん1番前にいる大きいの鑑定して)


リア【『鑑定』を発動します。リアちゃんより隠蔽が使われています魔力を使い鑑定しますか?承知されました。『鑑定』を発動します。MPを使いブレイクします。

名前:血犬(ノーネーム)
種族名:キングポイズンドッグ
年齢:38年
Lv.26
HP:100/115(370)
SP:32/40
POW:77(99)
DEF:56(105)
INT:0(18)
SPD:90(140)
DEX:8
LUK:12
ランク:C-
スキル:牙Lv.4・爪Lv.2・毒ブレスLv.2・使役Lv.2・気配遮断Lv.2・隠蔽Lv.1・咆哮Lv.1・支配耐性Lv.1
称号:ポイズンドッグの長・下剋上
状態:支配(デブス)

毒は牙と爪に掠るだけで効く麻痺毒です。シエル様のステータスに毒耐性が無い為掠れば即刻動けなくなる事を考慮する必要があります】


即効性があるのかぁ~一応警戒かな。血にも麻痺毒がある?


リア【いいえ。リアちゃんより血が解毒の材料となります。そのまま血を飲めば抗体が出来ます】


抗体、予防接種みたいなものかな
血を取り込むにも傷つければならない
リアちゃん水魔法か風魔法を鋭くして首に当てるように出来る?


リア【・・・許可がおりました。リアちゃんより可能です。シエル様のイメージを元に魔力を使いそのまま魔法を発動します】


反応が遅かったけど準備でもあるのかな?
懐からナイフを取り出し不備がないか確認する体調は万全、よし!行ける。
気配をさらに強く遮断して風下(さっきまでは並行に居た)に音や風を出さないように移動しリアちゃんに魔力操作とイメージを送りリアちゃんの用意出来たの一言で血犬の前足元まで枝から跳躍する


シエル「(水属性も風属性もレベルが低い、でもリアちゃんは言ってた自動で動かして発動するからコントロールが出来ないって、つまり手動でやれば出来るはず。薄く、細くて見えないほど薄い風が切り裂くイメージ。出来るはず、リアちゃんの説明が正しいなら)ふっ!」


血犬の首を左から右に首を斬り裂きそのまま手の甲を返し左へ斬り右手から左手に投げるように持ちかえる。そのまま左手を右へ手の甲を返して左へ
4回斬り首を斬り落とす。
一息ついた途端身体が重くなる、その直後周りの犬?達の首が切れて地面に落ちる


リア【現在SPは10です。リアちゃんよりポイズンドッグの血は麻痺が入っていますので飲まないことを推奨します】


シエル「キングの方は解毒に使えるのに?分かった『ボックス』」


大きめの瓶を10個取り出してキングの方の血を9個、ポイズンドッグの血を半分(9個取ってる間に血がほとんど流れて4分の1程度しか取れなかった)入れて蓋をしっかり閉めて臭いが漏れないようしてからボックスに直す
因みに血の取り方は首元の中央にナイフを少し斬りつければ血が出るからこそこから自然と滴り落ちる血を回収する
ちょっと血の匂いがきつくて他の魔物や動物が寄ってくるから早めに匂いを消すか退散しないと囲まれたり面倒なのが寄ってくる


シエル「リアちゃん蓮琉と虹桜に声を届けられる?」


リア【リアちゃんより魔力が足りない為自然回復を待つ事を推奨します。対処方法は林檎を食べることです】


シエル「あ~あのでかい林檎か。『ボックス』ムシャムシャムグムグゴクンッコレで届けられる?」


リア【リアちゃんより可能です。何を伝えますか?】


シエル「ほっ、半分で良かった。蓮琉に僕がいる所まで案内させて、虹桜に大きな敵は避けるように。って伝えて」


リア【リアちゃんより伝えました。どちらも任せてと言っています】


シエル「ありがとう。リアちゃん魔力操作は僕がやるから変わってくれる?」


リア【リアちゃんより魔力量が少ないと自力で操作するのは難しいです。今からリアちゃんは操作しません】


犬達から数十m離れた所で腰を下ろし正座する
手は右手を上にし親指をくっつけひし形を作り精神統一
この格好が1番精神統一しやすい。体内の魔力を探る・・・分からん。スキル『魔力操作』を使い自動で動く気配魔力を感じ取る・・・見つけた。スキルを消しその気配魔力をもう1度探る


シエル「思ったり簡単だね。スキルと合わせてやれば出来そうだし。目に集まるイメージ」


くるくる全身を回る魔力が目に集まる、脳から目へ凝縮して行き遠くまで見渡せることが出来る
おぉ!凄い!本当に遠くまで見える、木が邪魔だけど
蓮琉達の方向はあっち、うーんうーん見えた!これ面白いなぁ


【魔力操作レベルアップ条件に達しました。スキル魔力操作Lv.2を獲得しました】


やったね!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜

百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。 「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」 ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!? ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……? サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います! ※他サイト様にも掲載

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

処理中です...