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第16話 正義の盗聴者
しおりを挟む【学校】
廊下で俺を射抜くような視線を送ってきたのは――そう、俺の運命の相手(予定)である 伊集院麗華 だった。
「……京都では随分と大活躍だったみたいじゃない?」
その低い声と同時に、まるで冬の冷気が廊下を覆ったような威圧感が漂う。だが、そんなもの、俺には効かない。むしろ麗華の怒った顔も魅力の一つに思えてしまうんだから、俺って罪な男だよな!
「お、麗華。お疲れ!今日も一段と可愛いな!」
――そう答えた瞬間、麗華の顔が一瞬で曇った。
「……相変わらず不快な男ね、貴方は。」
その目つきは、まるで俺が国家レベルの犯罪でも犯したかのようだ。いやいや、そんなわけないだろ!ただ俺のハーレム計画を着々と進めているだけだって!
でも、このツンツン具合がたまらないんだよな。これがいわゆるツンデレの醍醐味ってやつか?麗華よ、いずれ俺のハーレムメンバーになってくれよな……。
「それと、私の事、下の名前で呼ばないでくれる?」
冷たい口調で麗華がピシャリとくる。その瞬間、廊下にいた生徒たちが一斉に距離を取った。まるで爆弾が投下された後の避難訓練みたいな動きだ。
「えー、いいじゃん。『麗華』って可愛い名前なんだからさ。」
俺が軽く肩をすくめてそう返すと、麗華はグッと俺を睨みつけた。その目つきたるや、まるで「今すぐ消し炭にしてやるわ」とでも言いたげだ。いやいや、そんな怒るなよ。俺の褒め言葉だぜ?
そして彼女は口を開いた――鋭い口調で。
「なんで今日の貴方、そんなに馴れ馴れしいの?」
……え?俺、馴れ馴れしいか?いや、いつもと同じ感じだと思うけど。
麗華はさらに眉間にシワを寄せ、俺を詰め寄るように言葉を続ける。
「今まで私にガタガタ震えてビビってたじゃない。それが急にどうしたの?」
……うん、それは確かに言われてみればそうかもしれない。けど、俺だって成長するんだよ。異世界帰りなんだから。
でも、本当の理由?それは――麗華の生活音を俺が四六時中盗聴機で聞いているから、ほぼ心理的に家族と同居している感覚になっているからだ。
例えば、朝。
「麗華、おはよう。今日のパンカリッと焼けてて良い感じだっただろ?」
とか言いそうになるんだよな。だって、トースターの『チン』って音まで聞いてたし。
さらに、風呂。
「あれ?昨日、お風呂で少し鼻歌歌ってたよな。珍しくない?」
なんて……いやいや、それはさすがに言ったら殴られるか。
でも、これだけ彼女の日常音を耳にしてたら、なんかもう家族みたいな感覚になるのも仕方ないだろ?おかげで、ガタガタ震えてる暇なんかないわけよ。
麗華の冷たい視線に気づきながら、俺は爽やかに笑って答える。
「いや、俺も大人になったってことさ!」
「……なんか余計気持ち悪い。」
麗華は額に手を当て、長いため息をついた。その仕草がまた美しくて、俺は心の中で「麗華も絶対ハーレムに欲しい!」と確信していた。
だが、俺は知らなかった。この後の展開が、俺のハーレム計画において最大の危機を迎えるものだとは――。
「あぁ、ちなみに、歯磨き粉買っといたよ。そろそろ無くなるんだろ?」
言った瞬間、自分の失態に気づいた。
……え?今、俺、何を言った?
これは盗聴器で麗華の「歯磨き粉が無くなりそうね」という何気ない呟きを聞き取った結果のレスポンス。つまり――完全にバレる案件!
麗華はピタリと動きを止めた。そして俺をゆっくりと睨む。その目はまるでレーザー光線を放つかのごとく鋭い。
「……なんでそれを知ってるの?」
その声は静かだった。静かすぎて逆に怖い。俺は全力で考えた。「なんとか誤魔化さなきゃ」と脳内のギアを回転させたが、あまりにも動揺してうまい言い訳が浮かばない。
「えっと……その……偶然?」
麗華の目がさらに鋭くなる。
「偶然?偶然で私が歯磨き粉をそろそろ買わないとって呟いたことを知ったとでも言うの?」
「いや、その……エスパー的な直感というか……?」
「エスパー……?」
麗華はゆっくりと俺の周囲を回り込みながら、じっと俺を観察する。その目はまるで鷹のようだ。俺は冷や汗をかきながら、さらに言い訳を試みる。
「ほら、俺、観察力がいいからさ。たぶんお前の歯磨き粉が減ってる音が聞こえたとか……?」
「……音?」
「う、うん、そう、音!」
その瞬間、麗華の表情がピクリと変わった。そして彼女はゆっくりと俺の耳元に手を伸ばした。やばい、やばいぞこれは!
「これ、何かしら?」
麗華の手に握られていたのは、俺が装着していた盗聴器だった。
「あ、あの、それは違うんだ!その、呪術師の動向を監視するためで――」
「呪術師の動向?」
麗華は静かに問い返した。その声には怒りがこもっており、俺の心臓は早鐘を打つ。
「で、呪術師の監視をしていたら、私が『歯磨き粉が無くなりそう』と呟いたのが聞こえたと?」
「あ、いや、それはその……えっと……」
俺が必死に言い訳を考えている間、麗華は目を細めながら盗聴器を手の中で回し始める。その動きが恐ろしいほど静かで、逆に威圧感が半端ない。
「飯田雷丸。」
「は、はい……?」
「貴方、人として最低よ。」
その言葉が刃物のように俺の心に突き刺さる。
「ちょっと待て!俺はお前の安全を――」
「盗聴器で私の安全を守る?はぁ、そう。」
麗華は冷ややかに呟くと、盗聴器を握りしめ、そのまま窓の外へ全力投球した。
「ちょ、待て!!それ高かったんだぞ!!」
「うるさいわよ。」
麗華の一言が、俺の抗議を一瞬で打ち消した。
彼女は俺を見下ろしながら、氷のように冷たい笑みを浮かべる。
「次に私のプライバシーを盗み聞きしたら……わかるわよね?」
「……はい……。」
俺は完全に撃沈し、項垂れるしかなかった。
こうして、俺の「麗華をハーレムに入れる計画」は、最初の一歩で全力阻止されたのだった。
でも――。
「でも、まだ諦めないぞ……!麗華、俺たちは運命の相手だからな……!」
俺は一人、廊下で不死鳥のように立ち上がる決意を固めたのだった。
――――――――――――
【自宅・リビング】
家に戻った俺は、焔華と雪華をリビングへ集合させ、ソファにドッカリと座り込んだ。
「……みんな、非常事態だ。麗華に盗聴器がバレた!!」
開口一番、俺は重大発表をした。
雪華は「やっぱり……」という顔でため息をつきながら言う。
「ついにバレたんですね、雷丸様……」
「そうなんだよ!!俺の耳にしてたイヤフォンが見つかってさ!
そのあと、投げられて粉々になってたんだぞ!?酷くねぇか!?」
だが雪華は即答した。
「いえ……普通は怒ります。
むしろ、もっと酷い対応されても文句言えません。」
続いて焔華が追撃してきた。
「そうじゃの。もしわしが盗聴されたら――
問答無用で火を吹きかけてやるわ!」
「いや俺も炎は遠慮したいかな!?死ぬだろ!?」
そんなやり取りの最中、雪華が静かに口を開いた。
「……雷丸様。これを機に、盗聴はやめた方がいいのでは?」
「やめるわけねぇだろ!!」
俺はソファの背もたれをバンッと叩き、誰よりも熱く叫んだ。
「だってよ!?
俺と麗華は、もはや一心同体なんだぞ!
歯磨きの時間も! 風呂の時間も! 勉強の時間すらも共有してるんだ!!」
雪華が目を細める。
「共有じゃなくて盗聴ですよね、それ」
だが俺は止まらない。
「いつも麗華を心配してて……!
いつだって麗華のことを考えて……!
俺の心はもう、麗華でいっぱいなんだよ!」
そう言いながら、ゆっくりとうつむき――
ソファの影を背負う角度を完璧に調整し、
“悲劇の主人公ムード”を自ら演出する。
「そんな俺が……“今すぐ盗聴やめろ”なんて言われて……
できるわけ……ねぇだろ…………」
うつむき方は完璧だった。
自分でもちょっとカッコいいと思ってしまうくらいに。
焔華が小声で呟く。
「……あれ、完全に病の気じゃろ」
「焔華さん、声に出てます」雪華が即ツッコミを入れた。
「いや、ちょっと待て!?
病とかじゃねぇし!健全な愛情だろ!?な!?」
二人の視線は完全に“末期の患者を見る目”になっていた。
「のう雷丸。わしも、お主の盗聴は今すぐやめた方がいいと思うぞ。」
「え、焔華まで!?」
雪華は分かる。真面目な子だから、こういうのは普通にアウト判定だ。
だが――焔華までドン引きしてるのは予想外すぎる。
「なぁ焔華、お前もっと爆笑するタイプだろ!?
『やっぱりこやつ馬鹿じゃ!』みたいなさ!!
なんで常識人サイドに行ってんだよ!!」
俺の抗議も虚しく、焔華は尻尾をゆるりと揺らしながら、珍しく真剣な声で答えた。
「……麗華は、お主と同じ十八じゃったな。」
「お、おう……?」
焔華は眉をひそめ、ため息を深くつく。
「さすがにのう……その年頃の娘に盗聴器は……
ちと可哀想すぎるじゃろ。
なんというか……妙に“現実味”があって、普通に引くわ。」
「ほら、焔華さんですら引いてます!!」
雪華が俺をビシィッと指差した。
「雷丸様、自覚してください!
ご自分がやってること、普通にヤバいんですよ!?」
「ちょ、待て!これは愛だぞ!?純粋な気持ちから――」
「純粋“すぎて”歪んでるんです!!」
俺は膝に手をつき、天を仰いだ。
「な、なんでだ……!
俺の行動のどこが間違ってるんだ……!?」
二人は見事なシンクロで首を横に振る。
「全部です。」
「全部じゃ。」
ズタボロだ。
だが――さすが俺、ここで折れない。
深呼吸して、冷静さを装いながら“反撃のターン”に入る。
「でもさ、よく考えてみろよ。」
胸を張り、どや顔で言い放つ。
「――俺が盗聴してなかったら、焔華のこと助けられなかったんだぜ?」
その瞬間、焔華の狐耳がピクッと跳ねる。
「そ、それは……う、うぬ……まぁ、そうじゃが……」
めっちゃ動揺してる。よし、ここが攻め時だ!!
「麗華が焔華のこと話してたから、俺たちは京都まで助けに行けたんだぞ?
もし盗聴器がなかったら――焔華、お前どうなってた?」
「ぐ、ぐぬぅ……!」
焔華は悔しそうに歯噛みしてそっぽを向く。
完璧なクリティカルヒットだ。これは逆転の流れ!!
俺はさらに追撃する。
「それにだ!俺たち、呪術師の情報ほしいんだろ?麗華が話してることを聞ければ、敵の動きは丸わかり!対策バッチリ!むしろやらない方がリスク!!」
雪華の表情が少しだけ揺れる。
「……くっ……それは……否定できません。情報は欲しいです……」
よし、雪華も揺らいでる!
ここで決めるッ!!!
「だから、盗聴器は正義なんだよ!麗華がちょっと怒ったぐらいでやめるわけにはいかねぇだろ?!」
俺の堂々たる主張に、焔華と雪華はなんとも言えない表情で顔を見合わせた。
「……まぁ、呪術師の情報を手に入れるためなら……」
焔華がボソッと漏らした瞬間、俺はガッツポーズを決める。
「そうだろ!?俺ってやっぱり天才だよな!盗聴は最強の戦術なんだよ!さぁ、これで俺たちはさらに優位に立てる!」
「でも……麗華さんには気をつけてくださいね。」
雪華が冷静に釘を刺す。
「次は本当に殺されますから……。」
「ああ、分かってるって!うまくやるから心配すんな!」
俺は自信たっぷりに笑い、再び作戦を練り直す決意を固めた。
盗聴器?俺にとっちゃ、それは愛のツールだ!
麗華がちょっと怒ったくらいで、俺のハーレム計画が止まるわけがない――。
焔華がふと思い出したように言った。
「じゃが、盗聴器は壊されたんじゃろ?」
その一言に、雪華も「あ、確かに……」と首をかしげ、同時に俺へと視線を向ける。
二人の視線を浴びながら、俺は堂々と胸を張り、ニッと自信満々に笑って答えた。
「フッ……心配すんな。麗華に仕掛けた“本命”はまだ無事だ!」
「なるほど……。では、音声の取得は継続可能、と。」
「そういうことよ!」
俺はさらに腕を組み、ドヤ顔で続ける。
「そして俺は二度と同じ過ちは繰り返さない。次は、ステレオタイプで行こうと思う!」
「……す、ステレオタイプ?」
雪華が首を傾げる。完全に理解不能の顔だ。
よし、説明のしがいがあるぜ……!
俺は両手を広げ、まるで天才が閃きを披露するかのように高らかに宣言した。
「つまり――
俺たちハーレムファミリー全員で盗聴するんだよ!」
……………………。
一瞬、時が止まった。
焔華と雪華は顔を見合わせ、次の瞬間、そろって完全に混乱した表情になる。
「え、わしらも聞かねばならんのか?」
焔華が狐耳をぴくぴくさせながら混乱した様子で質問してきた。
「そうだ!今回は俺一人じゃない、三人でやるんだ!!
飯田家のステレオから、麗華の生活音を“家庭内共有”だ!!」
俺は両手を大げさに広げ、まるで音の波を操るかのように語り始めた。
「よく考えろよ。
イヤフォンで一人だけ聞いてたからバレたんだ。
なら今回は――全員で聴けば怪しまれない!!」
さらにテンションを上げ、指揮者のように手を振る。
「しかもステレオだからな!立体音響だぞ?どこに麗華がいても、俺たちは全部聞ける!そして、三人体制で監視するから、誰かが油断して聞き逃しても、別の誰かがそれをカバーできるんだ!」
まるでオーケストラの指揮者のように手を振り回しながら、俺はハーレム監視計画の素晴らしさを説き始めた。
「全員で!聞いて!共有する!
そして一丸となって情報戦に勝つんだよ!!
これが家族ってもんだろ!!」
ドヤァ……と胸を張る俺。
だが、焔華と雪華の反応は――最悪だった。
二人はゆっくり顔を見合わせ、同時に眉をひそめる。
雪華が、引きつり笑いのような顔で口を開いた。
「……雷丸様。それ……ただの変態一家では……?」
「ちがーーう!!これは戦略だ!!
麗華の動きは、俺たちにとって重要な“作戦資料”なんだ!!」
即座に反論すると、焔華は額に手を当てて呆れ顔。
「戦略?お主の頭の中、だいぶ火事じゃぞ……?」
「俺は冷静だッ!!」
胸を張って言い切る俺。だが――
焔華と雪華は、ゆっくり視線を合わせた。
どちらの瞳にも同じ感情が浮かんでいる。
(こいつ終わってる……)
そして同時に、深いため息をついた。
「……いや、さすがにそれはやりすぎじゃないかのう?」
焔華が正直に指摘する。
「はい……雷丸様……。
それはさすがに……麗華さんが可哀想かと……」
雪華まで心底心配そうに言ってくる。
だが――俺は一歩も引かない。
「いやいや、これが俺のハーレム監視計画だ!!
麗華だって、いつか俺の本気に気づいて感謝する時が来るさ!!」
「気づいたら感謝じゃなくて通報されると思うんじゃが?」
焔華が真顔でツッコんでくる。
雪華もほとほと呆れた様子で肩をすくめた。
「雷丸様……それ、もし麗華さんが知ったら、
次は本当に命の危険がありますよ。
しかも私たちまで共犯扱いされるんですよ?」
「そうじゃぞ!?
わしはまだ会ってすらおらん伊集院麗華に、
いきなり嫌われるのはゴメンなんじゃが!?」
だが、俺は二人の意見を華麗にスルーし、拳を握りしめて堂々と宣言した。
「大丈夫だって!!
俺は天才だからな!!
この作戦は絶対に成功する。麗華にも、
“ああ……雷丸に盗聴されててよかった……”
って思わせてみせる!!」
俺の自信は揺るがない。俺は胸を張り、まるで世界を救う英雄かのように続ける。
「さぁ、ステレオタイプで完璧なハーレム計画を実行するぞ!次こそ、麗華のハートを立体音響で攻略してやる!」
その瞬間、リビングには深いため息が二重奏で響いた。焔華が呆れたように頭を抱えながらボソリと呟く。
「……まぁ、もう止めても無駄なんじゃろうな。」
「そうですね……雷丸様の思考回路はどこか壊れてるみたいですし……」と雪華も肩をすくめる。
俺はそんな二人を横目に見ながら、勝利を確信した笑みを浮かべた。
「よし、二人の同意も得られたし決まりだな!ステレオ盗聴ハーレム計画、正式始動だ!これで麗華も俺に感謝する未来が見えるぜ!」
焔華が疲れた声で反論する。
「いや、未来どころか明日にでも殴り殺されるのが見えるんじゃが……」
「麗華さん、鬼神のような表情で雷丸様を追い詰めるシーンが目に浮かびます……」と雪華が恐る恐る同意する。
だが俺はどこ吹く風。立ち上がってリビングを歩き回り、ステレオ配置のプランを練り始めた。
「ふむ……ここにスピーカー置いて……寝室にはウーファーを……
いやいっそサラウンドにしてやるか……!」
二人のため息を背に、
こうして俺の壮大すぎる(そして無駄に手の込んだ)ステレオ盗聴ハーレム計画は、新たな一歩を踏み出した――俺の命と引き換えになる可能性を秘めながら。
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