異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴

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第27話 家族会議

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「だけど、実際問題これからどうするよ?」



 俺はふと真面目に考え込んだ。
 肉を焼きながらの会議ってのもどうかと思うが、放火魔から聞いたあの話が頭から離れない。

 

 ――「国が襲ってくる」だって?


  
 さっきまで焼肉パーティーでハーレムを楽しんでいたのに、まさかの国際的陰謀に巻き込まれた俺たち。

 
 肉をひっくり返しつつ、頭の中はぐるぐる回る。
 放火魔が言ってたこと、あれが現実だってことが、どうにも信じられない。

 
 おいおい、俺はただの高校生だぜ?
 しかも、ハーレム作りに励んでる途中だってのに、国が俺を狙ってるって――これ、まるでハリウッド映画の主人公じゃねぇか!?

 
 しかも、映画なら主演俳優は超カッコいいアクションスターとかだろ?
 俺みたいなただの窓際男子がそんな大それたポジションに座るとか……。



「超適任じゃん!!」



 気づけば、俺は自分の素晴らしさに感動していた。

 
 だって、考えてみろよ。
 普通、国に狙われるなんて高校生にはあり得ないだろ?
 なのに俺はハーレムを作りながら、国際的陰謀に巻き込まれるって……もうこれ、主人公の器だろ!

 
 俺は肉をひっくり返しながら、ニヤリと笑い、隣にいた雪華に向かって言った。



「なぁ、雪華、俺って主人公適任だよな?」



 雪華は一瞬目をパチクリさせたが、すぐに冷静な表情で返事をした。



「……まぁ、雷丸様なら、どんな状況でも適任でしょうね。」



 そうだよな!俺ならできる。だって、俺はハーレム王なんだから!

 
 焔華も笑いながら、肉をバクバク食べながら言った。



「うむ、わしらがついておる。国など敵ではないわ!この肉があれば、何でもできるじゃろ!」



 おいおい、肉でどうにかなるもんじゃねぇだろ、これ……。
 でも、焔華が言うと、なんか妙に説得力があるんだよな。



「ふふふ、お兄ちゃん、主人公って自覚してるの?すごいね!」



 貴音が無邪気に笑いながら俺を見つめてくる。
 おいおい、そんな純粋な笑顔で見つめるな!俺、照れるだろ!

 
 俺は肉を片手に、高らかに宣言した。



「よし!俺はこの国際的陰謀をぶっ潰す!!そして、ハーレムを守る!」



 拍手喝采。焔華は肉を振り回しながら「よっしゃぁ!」と叫び、雪華はクールに微笑んで「さすが雷丸様」と呟き、貴音は「お兄ちゃん、カッコいい!」と目をキラキラさせている。うん、俺ってやっぱ主人公だよな!

 
 しかし、その高揚感は次の瞬間、焼肉の煙とともにどこかへ消えた。



「でも俺が学校行ってる間、みんなのこと守れねぇよな…………」



 俺は串に刺さった肉をむしゃむしゃ頬張りながら頭を抱え込んだ。どうすんだよ、俺一人で国相手に戦えってのか!?肉を噛むたびに焦燥感が増す。
 

 そして、ふとある重大な事実が脳裏をよぎる。


 
「てか……家焼かれたから、麗華のステレオ盗聴器もおしまいじゃねぇか!!」




 俺は肉を口に押し込みながら驚愕した。
 そうだ……あの伊集院麗華の行動をこっそり把握するために仕込んだステレオ盗聴器、あれが今や灰の中じゃねぇか!!

 
 俺は肉を口に押し込む手を止め、絶望した。



「麗華の私生活が俺のBGMになってたのに……!」



 そうだ、麗華の生活音こそが、俺の一日のリズムだったのに!
「麗華が風呂に入る音」とか、「歯磨きするリズム」とか、あれ全部、もう聞けなくなっちまったのか……?


 俺は頭を抱えた。



「も、もう、あの『麗華の朝ごはんを作る音』も聞けねぇのかよ……?」


 
 麗華がキッチンでカチャカチャと器を動かす音や、トースターからパンを取り出す音が、俺の耳に残っている。
 あれはまるで、俺も麗華と一緒に暮らしてるみたいな気分だったのに……。



「もう、麗華の歯磨きのリズムも、風呂に入る音も、全部聞けないのか……?」



 俺の心のBGMが……途絶えた……。



「くそっ、俺の生活リズムが……!」



 俺は頭を抱えながら、心の中で絶叫した。
 麗華の生活音がなくなった俺の日々は、まるでBGMのないゲームのようだ。



「なんで俺がこんな目に遭うんだよぉぉぉ!」



 俺の声が虚しく夜空に響いた。
 焼肉の香りは漂っているが、俺の心は完全に焼き尽くされていた。



「……まてよ、麗華……麗華の家に匿ってもらえばいいんじゃね?」



 俺は突然のひらめきに、ハッとして顔を上げた。
 そうだ、これだ!これしかねぇ!

 
 麗華の家に匿ってもらえば、俺も国際的な陰謀から身を守れるし、しかも麗華の生活音もまた聞ける……。
 これ、まさに一石二鳥どころか、一石三鳥くらいじゃねぇか!?
 

 俺が勝利の予感に満ちた顔をしていると、隣で焔華が焼けた肉を頬張りながらじっと俺を見つめてきた。



「ふむ、麗華の家に行くのか?それで安全が保障されるなら、それも良い案じゃの。」



 焔華は肉をむしゃむしゃと食べながら、すっかり俺の案に賛同している。
 さすが、俺のハーレムメンバー、理解が早い!

 
 雪華もクールな微笑みを浮かべながら、俺に同意してくれた。



「雷丸様、麗華さんの家で匿ってもらうのは、賢い選択だと思います。」

「だよな!」



 うん、これで決まりだ!俺の計画は完璧だ。

 
 ――ところが、その時、貴音が首を傾げた。



「その麗華さんって人の家に、私たち四人で押しかけても大丈夫なの?」



 おいおい、そんな心配はいらねぇよ!
 俺は貴音に向かって得意げに答えた。



「大丈夫だ!俺、盗聴器で麗華の家の情報を全部仕入れてるから!」



 貴音はポカーンと口を開けたまま俺を見つめているが、これは計画の一部だから!問題ない!




「……盗聴器で?」

「そうだ!俺たちは麗華の生活音をずーっと監視してきたんだ。麗華家の全てを知り尽くしてる!」



 でも、麗華の家について話す前に、まず呪術師につ
いて話さなきゃならない。
 なぜかって?そりゃ、俺たちの安全を確保するためだ!

 
 俺が得た盗聴器情報によると、呪術師には大まかに三種類のタイプがいるらしい。
ここで、俺の鋭い分析を披露しよう。


 まず最初に、妖怪殲滅タイプ。


 こいつらはもう、問答無用でバッサリ系だ。
とにかく妖怪=消滅対象って決めつけて、妖怪を見つけたらすぐに成敗。

 
 彼らのモットーは、「妖怪なんて消え去れ!」って感じで、妖怪を全滅させるためなら、平和な日常を爆裂破壊することすら辞さない。
 正直、俺たちのハーレムには一番ヤバい連中だな。

 

 次に登場するのが、中立タイプ。


 こいつらは一見、無害っぽいんだが、実は一番読めない。
 妖怪が目の前に現れても、ただ「ふーん」って感じで見てるだけ。
 基本的には何も手を出さないが、場合によっては手のひらクルーでどっちにでも転ぶ。

 
 つまり、状況次第で俺たちを助けるか、見捨てるか、全くわからん!
 油断できない連中だ。「どっちつかずの観察野郎」って感じか。



 そして最後に、妖怪を神として崇拝するタイプ。

 ここでようやく俺たちにとっての味方が登場だ!
 こいつらは妖怪LOVE全開で、妖怪を神聖視してる。
 もう、妖怪がちょっと目の前を通っただけで「神のご加護だ!」とか言って頭を下げる。

 
 俺たちのメンバーである雪華や焔華にも手厚く崇拝してくれるわけだから、まぁ彼らが来たら、とりあえず歓迎モードで間違いない。
 俺がちょっとでも「妖怪崇拝してる人、カッコいいよな?」って言えば、すぐに手下になってくれそうな予感がする。



「要するに、殲滅タイプには逃げて、中立タイプには警戒、崇拝タイプには褒めちぎれ!」


 
 これが俺の呪術師攻略法だ!


 ――そこで、貴音がジト目でさらに問い詰めてきた。



「伊集院家はどのタイプなの?」



 俺は自信満々に答えた。


「中立タイプだな。害のある妖怪は殲滅し、害のない妖怪は保護する。これが伊集院家の方針だ」



 すると、貴音が首を傾げた。



「崇拝タイプの方が良くない?」



 いいや、それが甘い!
 俺が言いたいのは、行き過ぎた崇拝タイプも実はヤバいってことだ。

 
 そりゃ、一見すると妖怪を崇拝してくれるし、俺たちのハーレムに敵意を持たない。むしろ、頭を下げて感謝しちゃうくらいなんだけど、行き過ぎると……これがまた厄介なんだよ。

 
 まず、彼らは妖怪を神様レベルで拝むから、「この神を守るためなら命を捧げます!」とか「あなたのためなら世界中と戦います!」ってなっちゃうわけ。
 一見、味方っぽいけど、熱狂的すぎて手に負えないんだよ!

 
 例えばだ。焔華がちょっとくしゃみをしただけでも、崇拝タイプは「今のくしゃみは神の啓示だ!もっと炎を、もっと!全てを焼き尽くせ!」とか言って、いきなり周りを火の海にする勢いで暴走する。

 あるいは、雪華が「今日は少し暑いですね」なんてつぶやこうものなら――



「神が雪を望んでおられる!さぁ、皆で雪を降らせよ!氷河期を再び呼び戻すのだ!」



 ってなる。もう、「そこまでやんなくていいから!」っていうレベルで過剰反応する。

 崇拝タイプは、どんな些細なことでも「神のご意向だ!」とか言って、周囲を巻き込んで暴走祭りを始めるんだ。

 

「……そっか、確かに崇拝タイプも行き過ぎるとやばいんだね。」



 ようやく、貴音が納得した表情を見せた。
「そこまでやんなくていいから!」ってツッコミを、頭の中で反芻していたのかもしれない。



「……なるほどね。焔華がくしゃみしただけで、街全体が火の海になるとか、たしかに困るよね。」



 焔華が横でふんふんと頷きながら、肉をむしゃむしゃと頬張っている。



「そうじゃ!わしはちょっとした炎の使い手じゃが、周りが騒ぎすぎると、さすがに迷惑じゃ。」

 

 貴音は焔華の言葉に、ようやく合点がいったのか、再び俺に向き直って納得顔を見せた。



「うん、そうだね。お兄ちゃんの言うこと、正しいかも。行き過ぎた崇拝は怖いね。雪華がちょっと寒いって言っただけで、氷河期とかマジ勘弁だよ。」



 雪華もクールに微笑みながら、軽く頷いた。



「ええ、雷丸様のご指摘通りです。私がほんの一言発するだけで、氷河期を呼び戻そうなんて……大変なことになりますから。」

「だよな!俺の言った通りだ!」



 俺はドヤ顔で胸を張り、満足気に肉をひっくり返す。
 貴音も、今度は完全に納得した様子で、ふんふんと頷いている。



「さすが、お兄ちゃん。ちゃんと考えてるんだね。うん、崇拝タイプはやめておこう!」



 そして、貴音が腕組みして真剣な表情で結論を出した。



「よし、今後は中立タイプに慎重に接して、崇拝タイプにはほどほどに褒めておけばいいってことだね!」



 俺はニヤリと笑いながら頷いた。
 そうだ、ようやく呪術師攻略法を理解してもらえたようだ。
 
 よし、決まった。
 今夜のハーレム宴が終わったら、早速麗華の家に突撃だ。



「よし!次の作戦は決まったな!麗華の家に行こう!!」



 俺は肉をかっ込んで、次なるステージへと突き進むことを決意した。

 
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