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第49話 修学旅行9
しおりを挟む【沖縄 首里城】
首里城の朝は静かだった。観光客が訪れる前の早朝、沖縄独特の湿った風が瓦の隙間をすり抜け、遠くから聞こえる波の音がその静けさを引き立てていた。その中を、ひとりの男がゆっくりと歩いている。彼は石畳を鳴らさぬよう、無駄のない足取りで裏手の門へと向かっていた。
日焼けした肌と鋭い目つきが目を引く。その目はただ前を見据えており、何者にも惑わされない強さを感じさせた。肩にかかる黒髪が朝の光を受けて艶めき、灰色地に紅色の刺繍が施された琉球衣装風の呪術服が風になびいている。その服は装飾としての美しさを備えながらも、動きを邪魔しない実用性を感じさせるものだった。
彼の腰には御守り袋が揺れ、首元には「勾玉」が光を反射して微かに輝いている。それらは彼の仕事に欠かせないものであり、彼自身の使命の象徴でもあった。普通の人間にはただの装飾品に見えるだろうが、それらには悠翔の一族が代々施してきた強力な呪術が込められている。
その男――南風見悠翔は、首里城の地下に眠る封印を守る"中立派の呪術師"だった。
首里城の観光地としての顔の裏にある隠された真実を知る者はほとんどいない。この場所には沖縄の古い伝承に語られる強大な妖怪たちが封印されており、その存在が表に出ることは決して許されない。
悠翔に気づいた管理者が声をかけた。
「おはよう、南風見さん。今日もお仕事?」
悠翔は軽く笑みを浮かべて頷いた。
「ええ、まあ日課みたいなもんですからね。一応、封印に異常がないか確認しておかないと。」
その言葉は柔らかいものだったが、どこか背負うものの重さを感じさせた。管理者は苦笑しながら言う。
「いやー、大変だよね。俺たちには全然見えない世界の話だから、毎日よくやるなって思うよ。」
「見えないからこそ、何かあったら遅いんですよ。」
悠翔は肩をすくめながら答えると、「まあ、そのおかげで平和が保たれてるわけですけどね」とさらりと付け加えた。
「いやいや、ほんと頭が上がらないよ。いつもありがとう。」
「いえ、どうせ暇ですし。」
悠翔は冗談めかして笑い、管理者もつられて笑顔を見せた。その後、簡単な世間話を交わしながら、悠翔は門の鍵を開けて地下への階段へと向かった。
重い扉を押し開けると、冷たい空気が悠翔を迎えた。その空気には微かに緊張感が混じり、通常の人間なら足を踏み入れるだけで背筋が凍るような感覚を覚えるだろう。悠翔は慣れた手つきで守護勾玉を握りしめ、薄暗い螺旋階段をゆっくりと降りていった。
封印の間にたどり着くと、中央にある巨大な結界が淡い光を放っているのが見えた。その周囲には、無数の石柱が立ち並び、それぞれの柱に刻まれた呪文が独特の気配を漂わせている。それは、地下に眠る妖怪たちの存在を示していた。
「龕の精」の柱は冷たく硬質な波動を放ち、まるで触れる者すべてを拒絶するようだった。
「アカマター」の柱からは蛇のようにうねる気配が漂い、無意識に一歩後ずさりさせる威圧感があった。
「飛虎」の柱ではどこからともなく風切り音が響き、封印が解かれたときの暴風を予感させた。
悠翔は守護勾玉を中央の柱に掲げると、低く力強い声で琉球の古代言語を唱え始めた。呪文が進むにつれて結界の光が徐々に明るさを増し、石柱に刻まれた呪術が再び力を取り戻していく。その声には揺るぎない意志が込められており、周囲の空間を震わせるほどの力強さがあった。
呪文を唱え終えると、結界は再び安定し、封印の柱から漂う気配が静まる。悠翔は額の汗を拭いながら、深く息をついた。
「よし、今日も無事だ。」
彼は勾玉を丁寧に袋に収め、周囲を見回す。その目には僅かに疲労が見えるが、それを他人に悟らせることはない。
悠翔が封印の間を離れる頃、首里城の地上では観光客たちが無邪気に笑い合い、写真を撮っていた。彼らが知らないこと。それは、彼らの足元に眠る妖怪たちが目覚めることなく静かでいられるのは、南風見 悠翔という男の絶え間ない努力と献身があるからだということだ。
悠翔は首里城の瓦を見上げながら、静かに思う。
「誰も気づかなくていい。これが俺の役目だからな。」
――――――――――
悠翔が首里城の赤瓦を見上げ、一息ついたその瞬間だった。
「まるで正義の味方ですねぇ。それも、どこか疲れたヒーローのように見えます。」
軽やかな声が背後から響き、悠翔の背筋が凍る。瞬時に振り返ると、そこには男が立っていた。白い髪を無造作に束ね、淡い笑みを浮かべながら、まるで散歩にでも来たかのように悠翔を見つめている。
その佇まいにはどこか滑稽さすら漂うのに、同時に異様な威圧感がある。天道が纏う金と銀の刺繍入りの和装は豪奢すぎて周囲の景色から浮いていたが、それすらも彼の飄々とした雰囲気に溶け込んでいた。
悠翔は目を細め、低く問いかけた。
「……………………鳥丸天道。」
悠翔はその名前を低く呟いた。だが、内心では驚きが収まらない。この首里城の結界を、まるで何事もなかったかのように通り抜けてきたその技量。悠翔が気づくことすら許さないほどの無音の接近。まさに異質な存在だ。
「いやいや、そんな怖い顔しないでくださいよ。私はただ、封印を守るあなたの勇姿を一目見たくてね。いやぁ、感動しましたよ!瓦礫の上で戦う孤高の戦士、みたいな雰囲気が出てました!」
悠翔はその軽薄な口調に眉間を寄せたが、動揺を表に出さずに冷静を保つ。
「ふざけるな。ここは遊び場じゃない。」
天道はその言葉に、まるで「遊び場」を指摘された子どものようにわざとらしく頭を掻きながら、ひょうひょうとした声で返す。
「おっと、失礼。確かに遊び場ではありませんね。むしろ、“監獄”でしょう?それもかなり厳重な。」
天道は悠翔に向けられたその鋭い視線を楽しむように微笑みながら、瓦を指さして言った。
「でも考えてみてくださいよ、悠翔さん。あなたが一生懸命守っているこの場所、妖怪たちにとってはただの“檻”じゃないですか?」
その言葉には飄々とした調子がありながらも、どこか本質を突く鋭さがあった。悠翔はその言葉に一瞬息を呑むが、すぐに反論する。
「封印は必要だ。奴らが自由になれば、この島どころか、世界が危険にさらされる。」
天道はその返答に目を丸くして、あえて驚いたような仕草を見せた。
「なるほど!では、こういうのはどうです?“私は世界の危険よりも妖怪たちの自由を取ります!”……うーん、悪役っぽくてカッコいいですね!」
悠翔の目が鋭く光るが、天道はまるで意に介さない。その余裕たっぷりの態度に、悠翔は僅かな苛立ちを感じた。
悠翔は守護勾玉を握り直し、静かな威圧感を漂わせた。
「戯言を言いに来たわけじゃないだろう。目的を言え。」
だが、天道はその威圧をまるで心地よい風のように受け流し、片手を挙げて無防備な姿勢を見せる。
「おっと、そんな怖い顔しないでくださいよ。目的なんて単純なものです。」
彼は軽く瓦を見上げ、どこか夢見るような目で言葉を続けた。
「私はただ、この檻の中の住人たちを解放してあげたいだけです。可哀想だとは思いませんか?彼らはただ存在しているだけなのに、力が強いというだけで閉じ込められているんですから。」
悠翔はその発言に静かに息をつき、言葉を返した。
「力を持つものには責任が伴う。それを放棄して暴れた奴らが封じられるのは当然だ。」
天道はその言葉を聞くと、ひょいと首を傾け、満足げに微笑んだ。
「なるほど、なるほど。悠翔さんは厳しい監視官というわけですね。でも……」
彼は一歩悠翔に近づき、その笑顔を深める。
「あなたは気づいていますか?監視官と囚人は、同じ檻の中にいるってことを。」
その言葉に悠翔の目が一瞬だけ揺れた。だが、すぐにその感情を押し殺し、冷静を装う。
「封印に触れるつもりなら、この場で止める。」
その言葉に鳥丸天道は一瞬目を細めると、静かに肩をすくめた。相変わらず飄々とした態度は崩さず、悠翔の言葉をまるで冗談のように受け流す。
「おやおや、物騒ですねぇ。私はただ、話をしていただけですよ。」
その柔らかな声の裏に潜む何か――それが悠翔の警戒心をさらに研ぎ澄ませた。天道がふざけているように見えて、決して気を抜ける相手ではないことは明らかだ。
「……戯言はそこまでだ。」
悠翔は守護勾玉を握りしめた。次の瞬間、彼の周囲の空気が変わる。琉球の古代呪術が放つ独特の霊圧が立ち上り、彼の全身を包み込むように漂う。首里城の地下で培われたその力は、目の前の天道を退けるには十分なものだった。
しかし――
天道は悠翔のその様子を眺めると、微笑を深めた。その笑顔は掴みどころがなく、どこか面白がっているようだった。
「いいですねぇ、その表情。ついに“正義の味方”らしい行動に出るんですね?」
悠翔が詠唱を始めると、周囲に漂う霊気がさらに高まり、守護勾玉から放たれる光が鋭く輝き始めた。その光が石畳に反射し、まるで結界そのものが目覚めたかのようだった。
「潮の祓い!」
悠翔の声とともに、空気を裂くような鋭い波動が天道に向かって放たれる。それは妖怪や霊的存在を浄化し、抑え込む力を持つ一撃だった。しかし――
天道はその波動をまるで風のように軽く受け流す。彼が身に纏う「御神の石」が淡い光を放ち、悠翔の呪術を吸収するかのように空気の中で消し去った。
「なるほど、これが悠翔さんの力ですか。悪くありませんね。」
天道はそう言いながら、片手を軽く振る。次の瞬間、目には見えない圧力が悠翔に襲いかかる。周囲の空気が歪み、瓦礫がわずかに震えた。
悠翔は素早く後退しながら、さらに呪文を唱える。
「竜宮の結界!」
地面から青白い光が立ち上がり、天道との間に防御壁を形成する。その壁は首里城の地下を守る結界と同じ力を持ち、絶対的な防御を誇るものだった。
しかし天道は、その壁に向かって悠々と歩を進める。まるで透明なガラスを通り抜けるかのように、結界に触れることなく悠翔に近づいていく。
「素晴らしい結界ですねぇ。でも、少し硬すぎるのが難点です。柔軟さがないと、人も妖怪も息苦しくなりますよ?」
天道が手を軽く上げると、強烈な光を放たれる。その光はただの眩しさではなく、悠翔を押しつぶすかのような重圧を伴っていた。悠翔は結界をさらに強化しながら耐えたが、その光の力はじわじわと彼の防御を削り取っていく。
「くっ……!」
悠翔は歯を食いしばりながら、さらなる力を勾玉に込める。しかし、その防御を貫こうとする天道の力は想像以上に強大だった。
天道はその様子を眺めながら、飄々とした声で言う。
「悠翔さん、そんなに力を使って大丈夫ですか?そのうち疲れて動けなくなってしまいますよ?」
悠翔はその言葉を無視してさらに力を高めるが、天道の言葉が冷たく続く。
「そろそろ終わりにしましょうか。封印を守りたいなら、もっと面白い戦いを見せてくださいよ。」
天道が放つその言葉の裏には、確かな強者の余裕が漂っていた。
悠翔は深く息を吸い、限界を超えた力を解放する決意を固めた。天道が放つプレッシャーをものともせず、全身に霊気を集中させる。
天道はその様子を見て、さらに笑みを深める。
「おお、いいですねぇ。これこそ正義の味方らしい“本気”ですね。」
次の瞬間、二人の力が衝突する――。瓦が砕け、空気が震える音が首里城の上空に響き渡る。その衝撃は、周囲の空間すら歪めるかのようだった。戦いの余波は首里城全体に広がり、妖怪たちの眠る地下からも微かに不穏な気配が立ち上る。
その瞬間――二人の運命は、大きく動き出した。
――――――――――
国会議事堂、その一室
東京・国会議事堂の一室。重厚な机と椅子、静かな空気、そして窓の外に見える都会の喧騒。だが、その静けさは、この部屋にいる二人の人物が纏う緊張感によって際立っていた。
一人は黒瀬渦月――国会議員であり、妖怪殲滅派を率いる男。
40代前半の彼は鋭い眼光と端正な顔立ちを持ち、短く整えられた黒髪には一切の乱れがない。
高級な黒いスーツを隙なく着こなしており、その胸元にはシンプルなネクタイが締められている。身だしなみから発せられる威厳と彼自身の冷徹な雰囲気が相まって、周囲の者には自然と敬意を抱かせる。表情はいつも無駄のない冷静さを保っており、声に怒りや焦りが混じることは決してない。
その向かいに座るのは斑鳩。彼女は27歳で、黒瀬の補佐役として日々妖怪殲滅派の活動を支える。
長い黒髪をストレートに下ろし、スーツをきっちりと着こなしたその姿は、知的で冷徹な印象を与える。彼女の鋭い目つきには強い意志が感じられ、どんな状況にも動じない冷静さを漂わせている。
二人は机を挟んで向かい合い、斑鳩が持ち込んだ最新の報告について話を始めていた。
「黒瀬様、崇拝派リーダーの鳥丸天道が、沖縄の首里城で中立派の南風見悠翔と衝突したとの報告が入りました。」
その報告に、黒瀬は軽く眉を動かしただけだった。彼女の表情には驚きも焦りもなく、代わりに冷静な分析を始めるかのような鋭い思考の光が宿っている。
「鳥丸天道……あの掴みどころのない男がついに動いたか。」
黒瀬の声は静かだったが、部屋の空気を引き締めるほどの迫力があった。
黒瀬は目を細めながら、机の上の書類に視線を落とす。そこには首里城の封印や中立派の情報が簡潔にまとめられていた。
「首里城に封印されている妖怪たちを狙っているのは明らかだな。あの場所に眠る妖怪の力は、崇拝派の目的には格好の材料だ。」
斑鳩は冷静に頷き、さらに言葉を続けた。
「このままにはしておけませんわね。」
彼女は手元のメモを見ながら提案する。
「鎖骨、苔璃、鋼牙が今は自由に動かせますわ。……彼らを向かわせますか?」
黒瀬はその提案を一瞬考えるように沈黙したが、すぐに小さく首を振った。
「いや、いい。俺が直接行く。」
その言葉に、斑鳩は少しだけ目を見開きながらも微笑を浮かべる。
「あら、貴方自身が?」
黒瀬は冷静なまま続ける。
「鳥丸天道は俺以外相手にならないだろう。それに――」
彼は視線を窓の外に向けながら、少しだけ間を置いた。
「今、沖縄には伊集院家の跡取りと、飯田雷丸がいるはずだ。奴に会ってみたい。」
斑鳩はその名前に心当たりがあるように軽く頷いた。
「あぁ、最近噂の……異世界帰りの男ですね。」
黒瀬は書類を片付けながら、静かに立ち上がった。その動きには一切の無駄がなく、重厚なスーツがその存在感を一層引き立てていた。
「奴がどれほどの力を持っているのか、そして、どちら側につくべき人間なのか。それを見極める必要がある。」
斑鳩はその決意を聞きながら、ただ静かに黒瀬の言葉を受け止めていた。国会議事堂の一室に漂う緊張感は、そのまま次なる戦いの予兆となり、二人の間に押し寄せるようだった。
妖怪殲滅派、崇拝派、中立派――三つの勢力が、それぞれの信念と思惑を胸に動き始めていた。暗雲が漂い始めた日本の空の下で、陰謀と衝突、そして未曾有の危機が静かにその幕を開ける。
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