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第112話 ワールドカップ7
しおりを挟む「Ladies and gentlemen, we will soon begin our descent to Rio de Janeiro. Please fasten your seatbelts and ensure your seats are in the upright position.」
機内に軽やかに響くアナウンス。
長時間のフライトのせいで、うとうとしていた俺も、その言葉を聞いた瞬間に一気に目が覚めた。
「おおっ、ついに着くのか!?」
周りを見渡すと、チームメイトたちも同じように反応している。
長谷川キャプテンは軽く伸びをしながら、深呼吸をして気持ちを切り替えている。村岡は「やっと着くか……ケツが痛ぇ」とぼやきながら座席を軽く叩いた。
窓の外を覗くと、果てしなく続く青い海と、どこまでも広がるブラジルの大地が見えてきた。
「……ついに来たぜ、ワールドカップの地に!」
俺は窓の外を見つめながら、胸の奥が熱くなるのを感じた。
「お客様、まもなく着陸いたしますので、シートベルトをお締めください。」
今度は日本語でのアナウンスが流れる。
キャビンアテンダントの綾乃が、俺たちの通路を回りながら、最後の安全確認をしていた。
「飯田選手、シートベルトの確認をお願いしますね。」
「おう、バッチリだぜ。」
俺はシートベルトを引っ張って見せたあと、ふと思いついてポケットからメモを取り出した。
ペンを走らせながら、チラリと綾乃の方を見やる。彼女は仕事モードのまま、機内の安全確認を続けていた。
(もうすぐブラジルに着く……ってことは、こうやって話せるのもあとわずかってことだよな)
そう考えたら、俺はいてもたってもいられなくなった。
「よし……」
メモに自分の連絡先を書き終えると、それをスッと折りたたんで綾乃に手渡す。
「ん?」
綾乃は一瞬、不思議そうに俺を見たが、俺はニッと笑って言った。
「もうブラジルに着いちまうからな。今のうちに連絡先を渡しておくぜ。」
綾乃は驚いたように俺とメモを交互に見つめる。
「え、えっと……?」
「もし俺のことがちょっとでもいいなって思ってくれたら、連絡してくれよ。今回は仕事中だったから、あまりゆっくり話せなかったけど……プライベートだったら、もっと楽しい話ができると思うぜ?」
俺が軽くウィンクをしながらメモを渡すと、綾乃は苦笑しつつも、ちゃんとそれを受け取った。
(よし、第一関門突破だ!)
俺が内心ガッツポーズを決めようとした、その瞬間――
「キャビンアテンダントさん、それ破って捨ててもいいから!」
――村岡が即座にツッコミを入れた。
「そうそう!むしろ見なかったことにしていいっすよ!」
藤井も勢いよく頷きながら続ける。
「いや、破るのも手間かかるだろ。シュレッダーとかあれば別だけど、まあゴミ箱にポイでいいよな!」
井上までもが真剣な顔でアドバイスし始める始末。
「お前らなぁ……!」
俺は思わず振り返り、全員を睨みつけた。
「何がポイだ!俺の渾身のラブコールをそんな軽いノリで処理すんじゃねぇ!!」
だが、そんな俺の抗議をよそに、日本代表の面々は口々にキャビンアテンダントの綾乃に呼びかけた。
「本当に遠慮しなくていいですから!」
「いやマジで!ワールドカップで大事な試合控えてるんで、雷丸の暴走は今のうちに止めといた方がいいっす!」
「そうそう、雷丸って“ハーレム王”とか言ってるけど、実際はただの世話が焼ける奴なんで!」
次々と飛び交う“雷丸対策”に、綾乃は思わず吹き出しそうになりながらも、俺とチームメイトたちを交互に見つめた。
そして――
「ふふっ……」
小さく笑った後、メモを大事そうに制服のポケットへとしまいこんだ。
その仕草を見て、日本代表の面々が驚愕の声を上げる。
「えっ、マジで取っとくの!?」
「破らないのか!?おい、冗談抜きで!?」
「いやいや、綾乃さん、落ち着いて!そのメモ、持ってるだけで雷丸の魔力に侵されるぞ!」
「お前ら、俺をなんだと思ってんだ!!」
俺は全力でツッコミながらも、内心めちゃくちゃテンションが上がっていた。
(やべぇ……これはワンチャンあるぞ!?)
そんな俺の期待をよそに、綾乃は微笑みながら、「では、皆様、着陸までごゆっくりお過ごしください」と、何事もなかったかのように礼儀正しくお辞儀をし、去っていった。
俺はその後ろ姿を見送りながら、ニヤリと笑った。
「ふっ……ハーレム王の道に、またひとつ新たな可能性が生まれちまったな……!」
しかし、そんな俺の呟きを聞いた村岡は、深いため息をつきながらぼそっと言った。
「……いや、お前がただのトラブルメーカーにしか見えねぇんだよ……」
エンジンの低いうなり音が機内に響き、飛行機がゆっくりと高度を下げ始める。
着陸まで、あとわずか――
俺たち日本代表の新たな戦いが、ついに始まろうとしていた。
――――――――――――――
【リオデジャネイロ空港・到着ロビー】
飛行機を降りた瞬間、湿った南国の風が俺の顔を撫でた。
――ここがブラジル、サッカーの聖地。
ワールドカップ本戦の舞台に、俺はついに降り立ったのだ。
「これだよ、ブラジル!俺が世界一になる場所!」
胸を張りながらスーツケースを軽く転がし、一歩ずつ踏みしめるように進む。
空港のロビーは大勢の人でごった返していた。ワールドカップ本戦を間近に控え、各国の代表チームや関係者、サポーターたちが行き交っている。そして――
「パシャッ!パシャパシャッ!」
記者たちが俺の姿を捉えようと、一斉にカメラを向けてきた。
「飯田雷丸!こちらに視線を!」
「ワールドカップへの意気込みをお願いします!」
「日本の英雄、ブラジル降臨!」
俺はこの瞬間を待っていた。
――フッ、ならば応えてやるしかねぇな!
俺は満面の笑みを浮かべながら、華麗に片手を挙げ――
「はい、みんな俺のこと好きになっちゃっていいぜ!」
そして、カメラに向かって投げキッスを連発!
「飯田選手、めっちゃノリノリじゃねぇか!?」「ちょ、投げキッス多すぎ!」
周りの日本代表のチームメイトたちは呆れたように苦笑していたが、記者たちはますます熱狂。
「彼は本当にスター性があるな!」
「世界の舞台でもエンターテイナーか!」
俺のファンサービスに歓声が上がる。
――うん、俺、ブラジルでも人気出るな。間違いねぇ!
こうして、俺のワールドカップ本戦の第一歩は、華々しく幕を開けた。
――――――――――
【リオデジャネイロ・日本代表専用バス】
日本代表のバスが空港を出発し、リオデジャネイロの街並みを駆け抜ける。窓の外には広がる青空、活気に満ちた街並み、そして遠くに見える海。南米独特の空気が肌にまとわりつき、俺のテンションはすでに最高潮だった。
「おいおい、見てくれよ!あれがコパカバーナビーチか!?すげぇな!あんな白い砂浜、生で見るの初めてだ!」
俺はバスの窓ガラスに額をベッタリくっつけながら、外の景色を食い入るように眺める。日本とは全く違う異国の風景に、胸がワクワクして仕方ない。
そんな俺を見て、チームメイトたちは呆れたように笑う。
「おい、雷丸。まるで修学旅行の高校生みたいだぞ。」
「修学旅行?これ、ワールドカップだぞ!世界最大の祭りだ!テンション上がんないわけがねぇだろ!」
俺は嬉しすぎて、もうバスの窓から上半身を出しそうな勢いで景色を堪能する。世界の強豪たちが集まる地で、俺は歴史を刻む。そう思うだけで、心が躍るんだよ!
「うわ、あの像、でっかいな!あれ、なんだっけ……キリスト像?なんか世界を見守ってるっぽいけど、俺が優勝するのも見ててくれよな!よっしゃー!」
俺が一人で盛り上がっていると――
「ガタンッ!」
バスの中で何かが落ちた音がした。振り向くと、隣で寝ていた大久保さんが、俺の大声にビクッと起き上がり、寝ぼけた目を俺に向ける。
「雷丸……頼むから少し静かにしてくれよ……。」
まだ頭が回っていないのか、目を擦りながらボソボソと呟く。その瞬間、村岡がニヤニヤしながら耳打ちしてきた。
「大久保さん、実は昨夜、長谷川さんの寝言が気になりすぎて寝られなかったらしいぜ。」
「マジかよ!」
思わず爆笑しそうになったが、何とか堪える。なるほど、確かに長谷川さんの寝言はヤバかった……いや、異次元だった。
俺は大久保さんの肩を軽く叩きながら、悪びれずに言った。
「そりゃ大変だったな、大久保さん。でもな、これだけは言わせてくださいよ!」
俺は窓の外の景色を指差しながら、力強く宣言する。
「ここはブラジル!俺たち日本代表がワールドカップで輝く場所なんすよ!テンション上がんない方がおかしいっすって!」
大久保さんは俺の熱すぎる言葉に一瞬だけ苦笑を浮かべたが、すぐにため息をついて再びシートに体を沈めた。
「……まぁ、お前が元気なのはいいことだけどな。せめて、もうちょいボリューム下げてくれ……。」
バスの中にクスクスとした笑い声が広がる。
ワールドカップ本戦まであと少し。このバスの中にいる全員が、日本代表としての誇りを胸に秘めている。だが、俺は俺のやり方で、この最高の舞台を楽しみ尽くすつもりだ。
「おっしゃ!みんな、気合い入れていくぞ!ブラジルは俺たちが支配する!!」
そう叫ぶと、村岡が「お前のテンションだけはすでに優勝レベルだな……」と呆れ顔で突っ込んできた。
上等だ――このワールドカップ、俺がぶち上げてやる!!
――――――――
【ホテル到着後のミーティング】
俺たち日本代表の一行は、ようやくブラジルのホテルに到着した。
エントランスに足を踏み入れると、高級感あふれるロビーのシャンデリアが煌めき、天井の高い開放的な空間が俺たちを迎えた。空調の効いた涼しい空気が、長旅の疲れを少し和らげてくれる。
だが、休む間もなく俺たちはそのままミーティングルームに集合させられた。
大きな会議用テーブルの前に、俺たちはそれぞれ座る。コーヒーの香りがほのかに漂う部屋で、壁にはワールドカップのポスターが貼られていた。
数分後、藤堂監督が静かに部屋に入ってきた。
相変わらずの落ち着いた佇まい。鋭い眼光を宿したまま、監督は俺たちをゆっくりと見渡す。
「まずは長旅、ご苦労だった。」
監督の一言で、部屋の空気がピリッと引き締まる。長谷川キャプテンをはじめ、全員が姿勢を正し、真剣な表情になる。
「ワールドカップの本戦が始まるまで、残された時間は少ない。だが、その前に大切なのは、このブラジルという地に身体を慣らすことだ。」
監督の低く落ち着いた声が部屋に響く。
「時差もあるし、今日は公式なトレーニングは行わない。まずはこの環境に順応することが最優先だ。」
俺は心の中で「おおっ」とガッツポーズ。つまり、今日は自由時間ってことか!
「今日はオフとする。寝るのもよし、街を散策するのもよし、好きに過ごしてくれ。」
監督の言葉に、チーム内に少し安堵した空気が流れる。だが、彼はすぐに鋭い目つきを取り戻し、付け加えた。
「ただし、羽目を外しすぎるな。これはあくまでワールドカップ本戦に向けた準備の一環だと忘れるなよ。」
その一言で、油断しそうになった俺たちの気持ちが引き締まる。
「それでは解散!」
監督の言葉を合図に、俺たちはそれぞれ立ち上がる。
「よっしゃー!自由時間だ!!」
俺が勢いよく立ち上がると、村岡が「お前、完全に修学旅行気分だな」と苦笑しながら言った。
「何言ってんだよ!これはワールドカップという名の大冒険だ!せっかくブラジルに来たんだし、楽しむしかねぇだろ!」
「まぁ、せっかくだし、少し街を歩くのも悪くねぇな。」
長谷川キャプテンや藤井、副キャプテンの面々も、それぞれ自由時間の使い方を考え始める。
さて、何をするかな……?
「……よし、まずはビデオ通話でみんなに顔出すか!」
ワールドカップの舞台に来たからには、俺を全力で応援してくれているハーレムメンバーに、ちゃんと無事を報告しねぇとな!
俺はスマホを手に取り、すぐにビデオ通話をセットアップ。
コール音が鳴り、少しすると画面が切り替わる――そして、待ちに待ったハーレムメンバーたちの顔が次々に表示された!
「雷丸様!!」
一番最初に映ったのは、雪華の上品な微笑み。相変わらずの清楚な雰囲気で、後ろには日本の応援グッズが映り込んでいる。どうやら、ハーレムメンバーたちは俺の試合に向けて準備してくれているらしい。
「お兄ちゃーん!!」
貴音が元気いっぱいに画面に飛び込んできた。あまりにも近づきすぎて、一瞬カメラがブレる。元気そうで何よりだ!
「おぉ、雷丸!!無事だったか!!」
焔華が勢いよく叫びながら画面に登場。いつもの豪快な笑顔で、なんと背中には俺のユニフォームを羽織っている!
「ちょっと焔華、画面に近すぎるわよ……」
麗華が冷静に呆れながらも、どこか安心したような表情を浮かべている。そして、その後ろには――
「ふふ……元気そうで何よりね、雷丸君。」
静香さんが、優雅に微笑みながらこちらを見ていた。どうやらみんなで集まって俺の応援会を開いていたらしい。
全員の顔を見て、俺の胸が熱くなる。こうして遠く離れた場所にいても、しっかりと繋がっている感じがするのが嬉しい。
俺はスマホを少し持ち上げ、笑顔で言った。
「さて、ここで問題です!今、俺はどこにいるでしょうか!?」
わかりきった質問を投げかけると――
「えっ、そんなのブラジルに決まってるでしょ?」
麗華がすぐさま冷静に答える。
「はっはっはっ!!わしの勘では、ブラジルじゃ!!」
焔華が得意げに腕を組みながら言う。
「よし、正解!!」
「いや、間違いようがないでしょ!?」
麗華がすかさずツッコむが、俺は気にしない。
「見てくれよ、これ!」
俺はスマホをくるりと回し、カメラをブラジルの景色へと向けた。画面の向こうでハーレムメンバーたちが、一斉に息を呑む。
青々とした空、遠くに広がるビーチ、そして陽気な雰囲気の街並み。どこを切り取っても、日本とはまったく違う光景が広がっている。
「うわぁぁ……!すごく綺麗……!」
雪華が感動したように手を胸に当てる。彼女の瞳が、スマホ越しの景色に釘付けになっているのが伝わる。
「なんという美しさ……!この壮大な景色!まさに世界の舞台じゃ!!」
焔華は大げさに腕を広げ、興奮気味に叫ぶ。その声量に、スマホのスピーカーが軽くビリビリと震える。
「……まるで絵画のような景色ね。」
静香さんは、ゆっくりと目を細めながら微笑んだ。
「コルコバードのキリスト像……あの静かに広げた腕が、とても印象的だわ。まるで、世界を包み込むような……。こんな場所で、雷丸君が戦うのね。」
優雅に微笑みながら、ゆっくりと頷く。その表情には、どこか旅情を感じさせるような穏やかさがあった。
「いいなぁ、お兄ちゃん!私も行きたい!ビーチで遊びたーい!!」
貴音は画面に顔をぐいっと近づけ、子供のようにワクワクした様子を見せる。
「飯田君、本当にブラジルにいるのね……」
麗華は冷静に言いながらも、その声のトーンがほんのわずかに弾んでいる。彼女もこの景色に心を動かされているのだろう。
俺はスマホのカメラを自分に戻し、画面の向こうにいるみんなの顔を見た。
「すげぇだろ?ここが、俺が世界一を獲る場所だ!」
俺は目の前に広がる壮大な景色を見渡しながら、拳をぎゅっと握りしめ、力強く宣言した。
リオの空はどこまでも広く、雲ひとつない青空が広がっている。その下には、情熱の国ブラジルが、俺たちを待ち構えていた。
画面の向こうでは、みんなが俺の言葉を聞いて、それぞれの表情を浮かべる。
「うむ、その意気じゃ!雷丸なら必ずやれる!」
焔華は拳を突き上げ、まるで自分がそこにいるかのような勢いで応援してくれる。その熱量は、ブラジルの太陽にも負けないほどだ。
「雷丸様……私たちもずっと見守っていますから、どうか最高の試合を!」
雪華は手を胸に当てながら、優しく微笑む。その言葉には、俺への信頼と期待が込められている。
「お兄ちゃんなら、絶対に勝てる!だから、思いっきりやってきてね!」
貴音は大きく頷きながら、無邪気な笑顔を見せる。その純粋な応援に、俺の心はますます燃え上がる。
「……まぁ、せいぜいカッコつけてきなさいよ。」
麗華は腕を組みながら、少し意地悪そうに微笑む。その言葉の裏には、彼女なりの激励が詰まっているのがわかる。
「雷丸君。ブラジルの地に、あなたの名を刻んでらっしゃい。」
静香さんは優雅な微笑みを浮かべながら、穏やかに俺を見つめる。その眼差しが、俺をさらに奮い立たせる。
みんなの想いが、画面越しにでも伝わってくる。
俺はスマホをしっかりと握り直し、もう一度拳を握りしめた。
「……ああ、約束するぜ!」
俺は世界一になる。そう誓いながら、ブラジルの熱い風を全身で受け止めた。
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