異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴

文字の大きさ
132 / 185

第132話 ワールドカップ27

しおりを挟む


 綾乃とのデートがなんだか気まずく終わり、俺は静かにホテルへと戻ってきた。


 胸の奥に引っかかるモヤモヤ――テロリストのこと、綾乃の怯えた表情、彼女に「ごめんな」としか言えなかった自分の情けなさが、胸にしこりのように残っている。


 でも――。


 
(……切り替えろ、雷丸。)



 ここに来た理由を思い出す。


 俺は、日本代表だ。多くの日本人の期待を背負って、ここリオに立っている。サッカーの世界最高峰、ワールドカップという舞台に立っているんだ。

 

 私情に呑まれている場合じゃねぇ。

 

 深く息を吸い込み、気持ちを切り替えた。


 そして、俺はミーティング室の扉を静かに開けた。


 

 ――途端に、張り詰めた空気が肌に突き刺さる。



 部屋の中は重苦しい沈黙に包まれていた。誰もが険しい表情で、会議用のテーブルに並べられた資料に目を落とし、言葉少なに考え込んでいる。


 ピリピリとした緊張感。刺すような空気。まるでこの場そのものが戦場のようだった。

 それも当然だ。

 

 ――明日は、ワールドカップ3回戦。



 俺たち日本代表が戦う相手は、優勝候補の一角――スペイン代表。

 そして、そのスペイン代表の中心に立つのは――


 
「無敵の闘牛」カルロス・トーレス。


 
 その名を聞くだけで、胃がキリキリと痛んだ。
 フランス戦、ベルギー戦と勝ち進んできたが、スペイン戦は――別格だ。


 相手は、“世界最強の称号 ワールドクラス"を持つ男の一人。
 理不尽なまでのフィジカルと、驚異的なテクニック、そして闘牛のような突進力。

 俺たちがここまで乗り越えてきたどんな“猛獣”よりも、間違いなく最も“ヤバい”相手だった。



 そんな中、藤堂監督が前に立つ。
 腕を組み、鋭い目で俺たちを見据える。


 
「――お前たち、先の2戦は見事だった。」



 その声には、静かな重みと確かな評価が込められていた。

 
 フランスとの華麗な一戦。
 ベルギーとの死闘の末の勝利。


 あの戦いの中で俺たちが見せた闘志と力を、監督はしっかりと認めてくれていた。


 だが――


 
「だが、これからの戦いは先の2戦とは比較にならない。」



 その言葉と同時に、部屋の空気が張り詰める。
 笑顔を浮かべていた仲間たちも、表情を引き締めた。


 監督の視線は真っ直ぐに、俺たちを射抜いてくる。



 
「スペイン代表――カルロス・トーレスは、“無敵の闘牛”と呼ばれる男だ。」



 映し出される映像。
 それは、一人の男がフィールドを蹂躙する姿だった。


 体躯は筋骨隆々。まるで戦場の闘牛のように逞しく、そして鋭い。
 その突進力に立ち向かおうとした相手は、次々に跳ね飛ばされ、蹂躙されていく。


 ボールを追いかける姿は、まさに突進。
 一度標的にされたら、最後まで逃がさない。


 まさに“無敵の闘牛”という異名にふさわしい圧倒的な存在感だった。



「フランスの華麗さ、ベルギーの狂気。それらを超えた、純粋な“力”がトーレスの強さだ。奴はただ、前に進む。それだけで勝つ男だ。」



 監督の言葉に、ミーティングルームの空気は一層重くなった。
 この戦いがどれほどの覚悟を必要とするか――その現実を、誰もが改めて痛感していた。



 その沈黙を破ったのは、誰かの小さな呟きだった。


 
「じゃあ、どうすりゃいいんだ……?」



 重く、しかし確かに響いたその問いに、監督は静かに、だが力強く答えた。



「簡単なことだ。」



 その言葉に、皆が顔を上げる。


 
「お前たちは、これまで“戦術”で勝ってきた。フランスの華麗さを戦略で凌ぎ、ベルギーの狂気を頭脳で打ち破った。どんな相手だろうと、自分たちの力で道を切り開いてきた。」



 その言葉に、自然と俺たちの胸が熱くなる。


 
「あのフランスに勝ったのは、お前たちの戦術と個の力だ。ベルギーの狂気を打ち破ったのは、お前たちの連携と闘志だ。」



 ひとつ、ひとつ、言葉を紡ぎながら監督は全員の目を見渡す。


 
「だから、明日も同じだ。」



 静かに、しかし確かに語る。


 
「また“戦術”で勝て。戦略で、トーレスの力を超えてみせろ。」



 その瞬間、部屋に静かな熱が走る。


 
「お前たちなら、必ず勝てる。」



 監督ははっきりと、そう言った。


 その言葉に、チーム全員の表情が引き締まる。
 これまでの戦いで積み上げた自信が、確信へと変わっていく。


 
「フランスを越えた。ベルギーを超えた。だったら、次はスペインだろ。」



 長谷川キャプテンが静かに言葉を重ねる。

 

「そうだ。お前たちなら、できる。」



 監督はそれだけ言い、ゆっくりと背を向けた。

 誰も声を出さなかった。ただ、その言葉だけで十分だった。


 監督の「絶対に勝てる」という信頼が、俺たちにとっては何よりの力になる。



 ――明日、絶対に勝つ。



 その覚悟が、チームの中で静かに燃え始めていた。


 




――――――――――――――――



 

 ワールドカップ3回戦――日本vsスペイン。


 そのスタジアムは、まるで巨大な闘技場のような緊迫感に包まれていた。


 赤く染まった観客席。無数のスペインサポーターが、赤い旗を掲げ、太鼓を打ち鳴らしながら歌い上げる。
その熱狂はまるで、すでに自分たちの勝利が決まっているかのようだった。


 鼓動のように響く太鼓のリズムが、スタジアム全体を揺らしている。


 
「¡Vamos! ¡España! ¡Vamos!」



 力強い声が、波のように押し寄せる。赤い炎が燃え盛るような錯覚にさえ陥る、そんな壮絶な熱気だ。

 

 だが――俺たち日本代表も負けてはいられない。



 日本のサポーターたちも、必死に声を張り上げていた。
 青いユニフォームに身を包み、全身全霊で応援を送り続けてくれる仲間たち。
 彼らの声援が、俺たちの背中を押してくれる。


 
「行けー!!日本!!」
「負けるな!!雷丸!!」
「最後まで戦えぇぇぇぇ!!」



 その声は、スペインの大歓声に掻き消されそうになりながらも、確かに届いていた。



 そして、ついに――奴が姿を現した。


 優勝候補・スペイン代表。
 その中心に、まさに“闘牛”のごとく悠然と歩いてくる男がいた。


 
『無敵の闘牛』――カルロス・トーレス。



 その圧倒的な存在感は、スタジアム全体を一瞬にして静めるほどだった。

 岩のように分厚い胸板、鍛え抜かれた肩と腕。
 筋肉が盛り上がった脚は、まるで地面を砕くように一歩一歩を踏みしめて進んでくる。



「……デケェな。」



 誰かが思わず呟いた。
 その声には、恐れと驚愕が滲んでいた。
 ただそこに“立っているだけ”で、見る者に圧倒的なプレッシャーを与える男――それがトーレスだった。


 スペインサポーターの大歓声が、スタジアム全体を包み込む。


 
「¡Torres! ¡Torres! ¡Torres!」



 そのコールは、まるで英雄の凱旋を祝うかのようだった。
 だがトーレスは無言のまま、静かに俺たち日本代表を見下ろす。


 まるで、リングの中央で立ち尽くす闘牛。
 赤い旗――いや、俺たち日本代表を「獲物」として見定めるように、ゆっくりと視線を滑らせる。


 そして、ニカッと笑った。


 
「雷丸!お前との戦い、待ちわびたぞ!」



 挑戦的で、それでいて堂々とした声。


 
「……おう、俺も楽しみにしてたぜ!!」



 俺も負けじと笑い返し、差し出されたその手を強く握る。

 その瞬間、奴の手の力がズシリと伝わってくる。まるで「勝負はすでに始まっている」と言わんばかりに。



 その重みを受け止めながら、俺もガッチリと握り返した。


 
 次に、スペイン代表の選手たちとも順々に握手を交わす。

 

「日本。フランス、ベルギーを倒して勢いに乗っているな。だが、俺たちが勝つ。」



 誰もが口元に笑みを浮かべていた。
 だが、その奥には激しい闘志とプライドが滲んでいた。彼らは、この場所での“勝利”しか見えていない。


 だが――俺たち日本代表も同じだ。
 笑顔を見せつつも、心の中では一瞬たりとも油断せず、「絶対に勝つ」という気持ちを燃やしていた。



 赤く燃えるスタジアムの中、日本代表の“青”が静かに、  しかし確かに燃え始めていた。

 この闘技場で、俺たちは必ず勝つ。



 赤く燃えるスタジアムの中、日本代表の“青”が静かに、しかし確かに燃え始めていた。


 この闘技場で、俺たちは必ず勝つ。そう、心に誓った。


 
 ――だが、その前に立ちはだかるのは、今大会屈指の強豪、スペイン代表。


 
 実況席が熱気に包まれ、興奮を抑えきれない声が響き渡る。


 
「さぁ、いよいよ始まります!ワールドカップ3回戦――日本対スペイン!!」
「スペインは世界屈指の強豪、言わずと知れたサッカー大国!そして、その中心に立つのは、“ワールドクラス”の男、カルロス・トーレス!!」



 実況の声がトーレスの名を呼ぶと、スタジアム全体が沸き立つ。
 スペインサポーターたちは赤い旗を振り、太鼓を打ち鳴らしながら声を張り上げていた。


 
「¡Torres! ¡Torres! ¡Torres!」



 まるで彼のために用意された舞台。
 まるで彼が勝つことが決まっているかのような――そんな空気に包まれていた。


 
「トーレスは、ただの選手ではありません。まさに“ワールドクラス”――世界最強のサッカー選手、その象徴と言っても過言ではないでしょう!」



 実況がさらに熱を帯びる。


 
「これに対するは、今大会最大のダークホース、日本代表!!」
「フランス、ベルギーと強豪を撃破し、今や世界の注目を浴びる存在となっています!まさに”神風”の如く、勢いに乗る日本代表!」



 けれど――それでもなお、誰もが思っている。


 
 “スペインが勝つのは当然だろう”と。
 “日本がどれだけ食い下がれるか”が見どころだと。


 そんな空気が、スタジアムの隅々まで染み渡っていた。


 
「この強さの差を、どこまで埋められるか!日本代表の真価が問われる一戦となります!」



 だが――


 
「……ワールドクラスだろうが、俺が超えてやる。」



 俺は静かに、でも確かに心の中で呟いた。
 トーレスのような“世界最強”と言われる男を超えて、初めて“世界”に挑戦できる。


 ならば、やるしかない。俺が超えてやる。日本の10番として。



 だが――


 その時の俺はまだ知らなかった。
 “ワールドクラス”という言葉の重みを。
 “世界最強”のサッカー選手という存在が、どれほどまでに絶望的な壁なのかを。


 
〈ピィィィィィィィィ――!!〉



 いよいよ、試合開始のホイッスルが鳴り響く。


 スペインの赤と、日本の青――真っ向からぶつかり合う瞬間が、いま始まる。





 ――――――――――



 スペインのボールで試合がスタートした。

 開始のホイッスルと同時に、鮮やかなパス回しでボールは滑らかにトーレスの足元へと渡る。


 
「さぁ――お手並み拝見だ、ワールドクラス。」



 俺は迷わず、トーレスにマークをつけようと足を踏み出した。
 相手の動きを読み、距離を詰めてパスコースを消す。それが“いつもの動き”のはずだった。

 
 だが――


 トーレスは、静かに笑った。

 余裕たっぷりに。


 
「……それで、いいのか?」



 その声が聞こえた気がした。いや、確かに聞こえた。
 その瞬間、俺の背筋に冷たいものが走った。


 そして、トーレスは“前に進んだ”。



 ――ただ、それだけ。



 何のフェイントも、トリックもない。
 ただ、重く、太く、真っ直ぐに。


 
「――え?」



 次の瞬間、世界が“止まった”。


 ゴオォッ――という風圧が耳を叩いた。


 わけがわからなかった。
 ただ、ボールを奪おうとしただけなのに。
 ただ、距離を詰めただけなのに――


 
「……っ!!」



 その瞬間、視界が真っ白に弾け飛んだ。

 圧倒的な衝撃。

 まるで――



 ――巨大なトラックに正面から轢かれたような感覚だった。



 俺の身体は宙を舞っていた。

 

〈ドンッ!!〉



 鈍い音と共に、身体が無様に吹き飛んでいく。
 視界がグルリと回転して、青い空と観客席の赤が交互に見えた。
 空がどっちなのかも、地面がどこにあるのかもわからない。
 

 全てが、スローモーションだった。


 
(なん、で……?)



 脳がついてこない。
 理解が追いつかない。

 

(どうして、俺が……?)



 ただ、止めに入っただけだ。
 ただ、ボールに向かって足を出しただけだ。


 なのに――



 ――なのに、どうして俺は“吹き飛ばされている”?



 次の瞬間、ピッチに叩きつけられた。


 
〈ズザァァァッ!!〉



 音と共に背中を焼くような痛みが走る。
 芝が剥がれ、土が肌に突き刺さり、呼吸が止まる。
 口に土の味が広がり、視界は地面に埋まった。


 何も、分からない。
 何が起きたのか、どうしてこうなったのか。


 ただ、痛みと、呼吸の苦しさと――
 そして、動かない自分の身体。

 

「は、はぁっ、はぁっ……」



 必死に息を吐いて、顔を上げる。
 ピッチの芝がボロボロになっていた。
 俺の身体が作った“軌跡”。


 それを見た瞬間、冷たいものが背筋を駆け抜けた。


 視線を上げる。
 見えたのは――


 トーレスの背中。



 ――止まっていない。



 奴は、俺を吹き飛ばしたことなど“気に留めることすらなく”、ただ前に進んでいた。
 あの巨大な体躯を揺らし、重々しい歩幅で、一歩、また一歩と進んでいく。


 その背中に、俺は恐怖すら覚えた。


 
「な……」



 声にならない声が漏れる。

 まるで、俺なんか“いなかった”かのように。

 まるで、ただの“虫けら”でも踏み潰したかのように。


 あまりにも“当然のように”俺を吹き飛ばし、何事もなかったかのように前に進んでいく。



 実況席の声が悲鳴のように響く。


 
「な、なんという衝撃!!日本のエース、飯田雷丸が、カルロス・トーレスに――吹き飛ばされた!!」
「一歩も動かず、まるで当たり前のように!!衝撃です!!まるで壁にぶつかったかのような衝撃!!」
「これが――これが“ワールドクラス”の強さなのか……!!」



 トーレスは、すでにゴール前に迫っていた。
 その背中は揺るぎなく、まるで“絶対”を象徴しているかのように堂々としたものだった。

 日本のディフェンダーたちが、必死に止めに入る。


 
「囲め!囲め!!」



 長谷川キャプテンの必死の指示が飛ぶ。
 しかし――


 
〈ドンッ!〉
〈ズザァァァッ!〉
〈グワッ!!〉



 次々に弾かれていくディフェンダーたち。
 まるで存在すら認識されていないかのように、軽々と身体を弾き飛ばされ、芝生の上を滑っていく。


 まるで鉄の塊。
 否――“暴走する巨大な闘牛”だ。
 誰も、止められない。
 誰も、抗えない。


 
「止められないなら、シュートコースを絞れ!!」

 
 長谷川キャプテンの叫びが響く。
 

 トーレスは堂々と、真っ直ぐに――ゴールへと進んでいく。


 そして――

 

〈――――――ズドンッ!!!!!〉



 トーレスの太ももが唸り、強靭な筋肉が弾ける音と共に放たれたシュート。
 まさに“爆撃”だった。


 ボールは一直線にゴールへと向かう。
 大久保ゴールキーパーが、渾身の反応でその弾丸を捉える。


 
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


 叫びと共に、両手でシュートを正面から受け止めた――

 はずだった。


 ――だが。


 
〈バヂィィィィィン!!!!〉

 

 弾かれた。
 大久保の身体が、まるで紙くずのように後ろにのけぞり、吹き飛ばされていく。


 そのまま――


 
〈ドゴォォォォォォン!!!〉



 ボールは何事もなかったかのようにゴールネットを突き破る勢いで突き刺さった。


 ゴール。
 それも、“完璧なゴール”だった。


 そして、爆発するような歓声。


 
「¡Goooooooooool!!!」

「¡Torres! ¡Torres! ¡Torres!」



 観客席が真っ赤に染まり、誰もが立ち上がり、狂ったように叫ぶ。
 太鼓が響き、歌が響き、スペインの大歓声がスタジアムを飲み込む。


 この瞬間、スタジアムは完全に“スペインのもの”だった。



 ――そして、俺は。



 地面に転がったまま、その光景をただ呆然と見つめていた。


 
「…………嘘だろ。」



 口から零れ落ちたのは、ただその一言だった。


 
 これが――

 
 これが“ワールドクラス”。


 世界中のプロたちから、更に強者を選び抜いて構成される、ワールドカップ出場選手たち。

 
 その中でも、さらに飛び抜けた存在。
 上澄みの上澄みの中でも、なお突出する怪物。


 理屈も、技術も、戦術も関係ない。
 ただ“力”が――違う。
 “世界”が――違う。



 そして、その“違い”は、俺の身体ごと叩きつけられた。

 
 これが――世界の頂点に立つ“選ばれし怪物”の力。



 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

【完結】オレの勇者パーティは全員アホだが強すぎる。

エース皇命
ファンタジー
 異世界に来て3年がたった。  オレの所属する勇者パーティ、イレギュラーズは相変わらず王都最強のパーティとして君臨している。  エルフのクリス、魔術師のジャック、猫耳少女ランラン、絶世の美女シエナ。  全員チート級の強さを誇るけど、どこか抜けていて、アホ全開である。  クリスは髪のセットに命をかけて戦いに遅刻するし、ジャックは賢いもののとことん空気を読まない。ランランは3歩あるくだけで迷子になるし、シエナはマイペースで追い詰めた敵を見逃す。  そんなオレたちの周囲の連中もアホばかりだ。  この世界にはアホしかいないのか。そう呆れるオレだったけど、そんな連中に囲まれている時点で、自分も相当なアホであることに気づくのは、結構すぐのことだった。  最強のアホチーム、イレギュラーズは今日も、王都を救う! ※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

第2の人生は、『男』が希少種の世界で

赤金武蔵
ファンタジー
 日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。  あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。  ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。  しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる

家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。 召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。 多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。 しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。 何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。

処理中です...