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第146話 ワールドカップ41
しおりを挟むコルコバードの丘――
夜の静寂に包まれたその山頂に、俺の足音が響く。
そして、視界に飛び込んできたのは――
荘厳なキリスト像。巨大な両腕を広げ、まるでこの世界そのものを包み込もうとするような姿。
その神々しさに、一瞬だけ言葉を忘れそうになる。
だが、その下――
俺を待ち構えていたのは、黒ずくめの連中だった。
全身武装のテロリストたち。
顔を隠したマスク、重厚な防弾ジャケット、無言で並ぶ数人の男たちが、キリスト像の正面に整列していた。
――だが、ヴァルターの姿はない。綾乃の姿も。
「よう、約束通り来てやったぞ。綾乃はどこだよ。」
俺の声が夜風に乗って響く。
だが返事はない。代わりに――
〈ジャキン。〉
機械的な音と共に、テロリストたちの銃口が一斉にこちらを向いた。
「は……おいおい、マジかよ……!!」
次の瞬間――
〈バババババッ!!〉
銃弾が夜空を切り裂き、俺の足元と周囲を掠めていく。
〈ヒュンッ! ヒュンッ!!〉
鋭く飛ぶ銃弾が、風の音を歪ませながら通り過ぎていく。
火花が散り、弾丸が岩肌に当たり、パチパチと夜空に瞬く。
俺は反射的に跳ねるように身をかわし、猛ダッシュで逃げ出す。
夜の丘に俺のスパイクの音が響き渡る。
「っぶな!! こっちは丸腰だぞ、バカヤロー!!」
逃げ込んだのは、記念ホール。
物陰に飛び込み、ようやくひと息つく。
喉が焼ける。心臓が爆発しそうなほど鼓動している。
「っはあ……はあ……助かった、けど……」
額の汗を拭いながら、奥歯を噛み締めた。
――ヴァルター。
お前、最初からこうするつもりだったんだな。
俺を呼び出し、綾乃を囮にし、始めから命を狙うつもりだった。
「……いいぜ。やってやるよ。」
息を整え、周囲を見回す。
物陰の隙間から、テロリストたちの配置を確認する。
数は8人。全員が武装。
「綾乃を……絶対、取り戻す。」
静かに闘志が燃え上がっていく。
銃声が止み、夜の丘に再び静寂が戻る。
――よし。
ここからは俺のターンだ。
「俺力、チャージだ……!」
拳をぎゅっと握りしめた瞬間、全身の“自己肯定感”が弾け飛ぶ。
俺はかっこいい。
この世界の誰よりも、いや、世界そのものより――“俺がかっこいい”。
それが俺の魔法だ。
それが“俺力”だ!!!!
〈バチバチッ!!!!〉
青白い稲妻が、俺の肩から弾けた。
皮膚のすぐ下に、雷が走るような感覚。
視界の端で、まるで空気そのものが震えているように揺らいだ。
――そして、ふと顔を上げる。
……キリスト像。
両腕を広げて立つその巨大な像が、まるで俺に向かって言っているように見えた。
「頑張れよ、雷丸⭐︎」
そんな錯覚さえ覚える。いや、違う。
これは“錯覚”なんかじゃない。
だって――俺、ハーレム王だぞ?
キリスト像だって、俺の味方だ。
ブラジルの神聖なモニュメントですら、応援してるんだよ。
むしろ世界そのものが、今この瞬間――“雷丸推し”になってる。
背後にはリオ・デ・ジャネイロの宝石のような夜景。
眼下には広がる街の灯り。
そして、目の前には立ち塞がる敵。
これ……完璧に映画のラストシーンじゃねぇか。
――決めるなら、今だ。
「根源解放――――Level1」
〈ズォンッ!!!〉
その瞬間、全身から青白い稲妻が迸った。
髪が逆立ち、瞳に雷光が宿る。
雷丸の肉体が、“俺”という根源の魔力によって限界を超えていく。
足元の地面がビリッとひび割れ、空気が焦げる。
まるで雷雲そのものを纏ったように、俺は静かに立ち上がった。
「……突撃準備、OKだ。」
バチバチと雷を纏いながら、俺はゆっくりと身体を起こす。
全身の筋肉が、まるで「早く行かせろ」とうずくまって暴れている。
だが――その前に、ひとつだけ。
俺はポケットから、そっと“アレ”を取り出した。
黄色いボディに、意味ありげに広がる小さな羽。
どこを見てるのか分からねぇ、虚無のような黒い目。
――空飛ぶサウンドチキン。
「いくぜ、相棒。出番だ。」
俺はキリスト像の前、戦場の静寂の中心で、
サウンドチキンのボタンを、ためらいなく――押した。
〈ギィエエエエエエエエエエエエエ!!!!〉
夜空に響き渡る、超音波級の絶叫。
静寂を貫き、風を切り裂き、敵の神経をガリガリ削る“精神攻撃”。
「……は?」
敵のひとりが一瞬だけ固まった。
よし、効果アリ。
そのまま、俺は渾身のスローでチキンを――敵の逆方向へ、フルスイング!!
〈ブォンッ!〉
風を切る音と共に、チキンは宙を舞った。
羽がバタバタと回転しながら、まるで“チキン型ドローン”のように弧を描く。
〈ギィエエエエエエエエ!!! ギィエエエエエ!!!〉
着地した先でも絶叫は止まらない。
岩陰に転がり、振動で勝手に鳴き続ける無限チキン。
「……ナンダアレハ!!?」
テロリストたちが混乱する。
銃口が一斉にそちらを向く。
今だ。
「――突撃!」
雷光と共に、俺は稲妻のように飛び出した。
空飛ぶサウンドチキンが作り出した奇跡の隙間――
それを逃すわけにはいかねぇ。
雷鳴が夜空を裂いた。
俺は全身に雷を纏い、爆発的な一歩で夜の戦場に躍り出る。
空飛ぶサウンドチキン――その叫びが、なおも夜にこだまする。
〈ギィエエエエエエエエエエエ!!!!〉
〈ギィィィィ……ギ……ギエ……〉
銃声が響く。
テロリストたちがチキンに向けて一斉に銃を乱射。
〈バババババッ!!〉
火花と共に、サウンドチキンの黄色い羽が吹き飛ぶ。
ボディは裂け、ボタンはめり込み、ついにはその絶叫も――止まった。
……ボロボロになったサウンドチキンが、岩の上に沈黙する。
胸が痛む。
くだらねぇおもちゃだったのに――何故か、たまらなく切なくなった。
ありがとう、サウンドチキン。
お前のこと、忘れねぇからな……!!
拳を握る。
敵は目前だ。
「忘れねぇよ。俺の“最初で最後の翼”――サウンドチキン……!!」
その瞬間――俺は爆発するように地を蹴った!
「――いくぞォォォォォッ!!!」
全身を雷が駆け巡る。
視界に映る敵を、一人また一人と――
ぶん殴る!
「うわっ!?ぐはッ!!」
「ぎゃああああ!!」
鉄のようなジャケット?関係ねぇ。
雷を纏った“俺力”の拳が、それごとぶち抜く!
「な、なんだコイツ!?人間じゃねぇ!!」
震える声が聞こえる。
だが、その叫びに――俺は余裕の笑みで応じる。
「そうさ、俺はただの人間じゃねぇ……!」
〈バチィィィィン!!!〉
雷を纏った膝蹴りが、敵の腹部に炸裂。
男が吹き飛び、後方の木に突き刺さるように崩れる。
「異世界帰りの――ハーレム王だ!!!覚えておけ!!」
稲妻の如き速度で回り込み、背後から近づく敵を肘で沈める。
そのまま蹴り飛ばし、壁に叩きつける。
音が追いつかないほどの速さで、敵の数が減っていく。
――そして。
残るは、最後の一人。
足が震え、目が泳いでいる。
だが、なおも銃を構えて――俺に向けた。
銃口が光る。
〈バンッ!〉
閃光のような銃声。
だけど――俺の身体は、すでにそこにはいなかった。
「なっ――銃を、避けただと!?」
“避けた”というより、すでに“撃たせたあと”だった。
彼が引き金を絞った瞬間には、俺はすでに――背後に回っていた。
「……ご苦労さん。」
〈ドゴッ!!!〉
拳が、風を裂く音と共に敵の顔面に炸裂する。
男は一発で沈み、地面に崩れ落ちた。
夜の丘に、再び静寂が訪れる。
俺は少し息を吐き、肩を回しながら呟いた。
「ふぅ……これで、全員か?」
キリスト像の足元に、倒れ伏す黒ずくめの男たち。
戦場の喧騒は過ぎ去り、夜風が静かに髪を撫でていく。
その静けさを破るように――
〈パン……パン……パン……〉
静かな、ゆったりとした拍手が夜に響いた。
「ブラボー、Mr.雷丸。」
その声に、俺はゆっくりと振り返る。
月明かりの下に現れたのは――
銀髪の男、アレクサンドル・ヴァルター。
その傍らには、縛られた状態で立つ一人の女性の姿。
「……綾乃……!」
胸が締めつけられる。
無事だった――いや、まだ油断はできない。
「さすがだな、ハーレム王。感服したよ」
ヴァルターは気障な笑みを浮かべながら、ゆっくりと歩を進める。
「ふざけんな!! 感服とかいらねぇ!! 綾乃を……解放しろ!!」
怒りを押し殺す余裕などなかった。
俺の声は、怒鳴りのように響き渡る。
ヴァルターは俺の怒りに動じることなく、ただ静かに、獣のような目で見下ろしてくる。
「焦るなよ、Mr.雷丸。彼女は無事だし、今すぐに――解放してやるさ」
その言葉と同時に――
ドンッ!
綾乃の身体が前に突き飛ばされる。
「っ……綾乃!!」
俺は反射的に腕を広げ、彼女を抱きとめる。
「雷丸さん……!」
その声に、胸が熱くなった。
無事で良かった――。
「もう大丈夫だ、綾乃……怖かったよな、すまねぇ……」
そう囁きながら、彼女を優しく支える。
だが、そのとき――俺の腕に、チクリとした鋭い痛みが走った。
「ん……? なんだ、この感触……?」
思わず腕を見やる。
そこには、小さな注射器を握る綾乃の手。
「……おい、綾乃……それ、何だ……?」
次の瞬間――
意識が、ぐらついた。
視界が滲む。
耳鳴りのような音が頭を満たし、身体から力が抜けていく。
「……ご、ごめんなさい……雷丸さん……」
綾乃の瞳に、涙が浮かんでいた。
その表情は苦しげで、切なげで――何より、真実のようだった。
「な、なんだよ……これ……!?」
俺の膝が崩れ落ちる。
まるで世界そのものが、渦を巻いて崩れ落ちていくような感覚。
掴もうとした彼女の肩が、ぼやけて遠ざかっていく。
「……綾乃……お前……どうして……?」
呟いた声すら、風に溶けていく。
頭の中がぐるぐると回る。
視界の端で――ヴァルターが、愉快そうに笑っていた。
「お休みなさい、ハーレム王。」
――その言葉とともに、
俺の意識は、闇に沈んだ。
――――――――――――
………………………………………………
…………………………
……………………
……………?
目が覚めると、全身がやけに寒い。寒いっていうか、何だかスースーする。
うっすらと目を開けると、視界がぐらついている。重たい頭を振り起こすと……
「う、うーん……ん?……は!?」
気がつけば、俺はなんと鉄の檻の中。
しかも見下ろしてみると、ギャグボールが俺の口にガッチリ嵌まってるし、何より――裸!?な、な、なんだこの状況は!?
「うぐーっ!?うぐーっ!!」
声にならない叫びが牢内にこだまする。
何この状況!? 何このコーディネート!?俺、どんなプレイに巻き込まれてんの!?
手足はしっかりと縛られ、ギャグボールのせいで言葉も出せねぇ。
全裸状態で檻に閉じ込められた俺を、無表情な見張りがじっと見てくる。
……と思ったら、視線そらされた。しかも若干引いてる。
「うぐぐー! うぐーっ! うぅぐぅぅぅーッ!!」
声にならない怒号を上げるも、周囲は静寂。
完全に俺ひとりが“変なテンションのコスプレショー”をやってるみたいになってる。
何とかしてこの状況から抜け出さなきゃいけないって思いながらも、ギャグボールが邪魔すぎて声が出ないし、体は縛られてるし。
もう一体、俺に何の恨みがあるってんだよ……!
心の中で絶叫しつつ、俺は何とかこのドMコーデ牢屋生活から抜け出す方法を模索する。
――その時だった。
コツ、コツ、コツ……
檻の外から、誰かの足音がゆっくりと近づいてくる。
(頼む……頼むから来ないでくれ……!!)
いまの俺は、ギャグボール装着+縄グルグル巻きという、完全にアウトなビジュアル。
見た目だけで通報されそうなレベルの「ドM被害者A」じゃねぇか!!
誰にも!絶対に見られたくねぇ!!
……その祈りもむなしく。
ゆっくりと、その“最悪の男”が姿を現した。
白銀の髪、完璧なスーツ、冷たい微笑みを湛えた男――アレクサンドル・ヴァルター。
冷静で落ち着いた表情で、上品な雰囲気を漂わせてるけど、やってることは完全に最低だ。
「ミスター雷丸、気分はどうだい?」
その問いかけに、俺の脳内ブチ切れアラームが鳴り響く。
はぁぁぁ!?てめぇがこの状況を作ったくせに何が“気分はどうだい”だ!!
でも言葉が出ねぇ!!ギャグボールのせいで!!
「うぐーーっ! うぐぐーっ!」
必死の怒りを、謎の唸り声に変換して吐き出す俺。
だが、ヴァルターはクスクスと笑いながら、俺を見下ろす。
「はは、予想以上に似合っているね。まったく、素晴らしいバランスだ……。これは一種の“演出”だと思ってくれ」
演出……?
演出で裸にギャグボールつける国がどこにあるんだよ!!!
頭の中でガンガンにツッコんでも、現実は変わらない。
俺は縄でグルグル巻き、ギャグボールで喋れず、冷たい床に座らされたまま――この最低の演出に付き合わされている。
もはや羞恥と怒りがごちゃ混ぜだ。
理性がギリギリで暴走を止めているが、歯を食いしばりすぎてギャグボールがミシミシいってる。
ヴァルターはそんな俺を楽しげに見ながら、さらに冷たく微笑んだ。
「さぁ、ミスター雷丸。これからは私たちの復讐の象徴として、これから大いに活躍してもらう。どうだろう、準備はいいか?」
リーダーが挑発的に聞いてきやがる。いや、準備も何も――こんな恥ずかしい格好でどうしろってんだよ!
「うぐっ……ぐぐっ、うぐうーっ!!」
必死に抗議するも、ヴァルターは興味深そうに首をかしげながら、さらに言葉を重ねる。
「我々は考えた。――最も効果的に、日本を揺るがし、国力を奪う方法をね」
スーツのボタンを整えながら、彼は低い声で囁くように続ける。
「それは君の、この姿を――全世界に生中継することだ」
――言葉の意味を理解した瞬間、俺の体がビクリと震えた。
「……っ!!」
血の気が引く。
ギャグボールの中で叫ぼうにも、声が出ない。いや、出ても届かない。
ヴァルターは、そんな俺の反応を待っていたかのように、口元を緩める。
「日本の“英雄”が……このように無様に捕らえられ、縛られ、口を塞がれ――滑稽な格好で晒される姿を生中継で、世界に見せつける」
背後のモニターに、世界中の報道局のロゴが映し出される。あまりにも現実味のあるセット。
背後の巨大モニターには、世界中の報道局のロゴが次々と映し出されていた。
BBC、CNN、NHK、テレビ朝日、アルジャジーラ、そしてSNS配信プラットフォームまで――あまりにも現実味のある、悪夢のセット。
「その上で、日本政府に“屈辱的な要求”を突きつける。君を助けたければ、条件を飲めと」
ヴァルターの声は、相変わらず冷静だった。
その静けさこそが、恐怖の正体だった。
「受け入れれば、日本は信用を失う。拒めば、君――“日本の英雄”は、ここで命を落とす。どちらに転んでも、日本という国は沈む」
その言葉に、俺の体温が一気に下がる。
……なんてやり方だ。これが、国を壊すテロリストのやり口か。
抵抗しようとするが、ギャグボールが邪魔で声も出ない。
両手両足は、まるで悪趣味なプレイグッズのような縄でがっちり拘束されている。
足をばたつかせても、檻の鉄格子がガシャンと音を立てるだけ。
目の前の男――アレクサンドル・ヴァルターは、そんな俺を見下ろして笑う。
「……さぁ、雷丸。これが君の新しい“デビュー”だ」
彼の手に握られた黒いカメラが、ゆっくりと俺の方へ向けられる。
照明が落とされ、スタジオのように設計された薄暗い部屋に、レンズが一つだけ、俺に狙いを定める。
「世界中の人々に、君の真の姿を見せてやろう――“滑稽な、縛られた、情けない英雄”をな」
「うぐーーー!! うぐぐーーっ!!」
――やめろ!!
心の中では何度も叫んでるのに、ギャグボールがすべてを飲み込み、ただのうめき声にしかならない。
もがいても、体はびくともしない。
ヴァルターの視線が、冷たい針のように俺を貫いてくる。
俺の魂そのものが、えぐられていくような感覚だった。
そして、カメラの赤いランプが――点灯した。
「配信、開始」
その言葉が、まるで処刑宣告のように響いた。
――嫌だ……!!
こんな姿……世界中に見られたら、終わりだ……!
英雄でも何でもない。異世界帰りでも、ハーレム王でもない。
ただの、“裸で縛られた変態”にしか見えねぇ……!
「う……うぐぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
涙が勝手に滲んでくる。
悔しくて、情けなくて、歯がみしても……ギャグボールの中でしか響かない。
――誰か、止めてくれ。
――誰でもいい、助けてくれ。
俺の心の奥から、泣き叫ぶような魂の声がこぼれていた。
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