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第150話 ワールドカップ45
しおりを挟む〈ピィィィィィィ――〉
前半終了のホイッスルが、スタジアムに鳴り響く。
選手たちが疲れた足取りでベンチへと引き上げる中――
突如として、場内の空気を切り裂くような大声が響いた。
「遅れてすみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
一瞬、会場全体が静まり返る。
その視線の先。ピッチサイドへと全力疾走で駆け込んできたのは――
飯田雷丸。
実況席がざわつく。
「えぇえええええっ!? い、飯田選手!?」
「ちょ、ちょっと待ってください!藤堂監督は“ぎっくり腰で緊急入院”と説明していたはずでは!?」
「これは……一体どういう……ああっと!観客席からは拍手と歓声が巻き起こっております!!」
雷丸はピッチを蹴りながら、迷いのない足取りでベンチへ向かう。
その姿を見たチームメイトたちは、ただただ目を見開いていた。
「みんな、ごめん!!遅れた!!」
村岡が思わず声を漏らす。
「お前……ぎっくり腰で入院したって聞いたぞ……?」
その時、重々しい気配と共に現れた男――
藤堂剛監督が、軍人のような威風堂々とした足取りで前へ出た。
「それに関しては、俺から説明する」
選手たちが思わず背筋を伸ばす。
スタジアムの空気が張り詰めたように変わる。
「昨夜――ブラジル代表、アントニオ・ソルダードから一本の連絡があった」
その名に、室内の誰もが息を飲む。
「“飯田雷丸が、テロリストに拉致された”と。」
――沈黙。
信じがたい言葉に、誰もが声を失う。
「彼は一人で行動すると言った。俺は止めた。だが――あの男は言った。“自分が必ず連れて帰る”と」
ごくりと、誰かが喉を鳴らした。
「この事件が公になれば、ワールドカップは中止になる。だからアントニオ・ソルダードは“情報を伏せてほしい”と要請してきた。
――だから俺は、“ぎっくり腰で入院”というカバーストーリーを流した」
その説明に、重い沈黙が広がる中、副キャプテンの藤井が一歩前に出る。
「なんで俺らに教えてくれなかったんですか?」
その問いには、糾弾と不安が滲んでいた。
だが監督は、静かに目を細めて言う。
「お前らに真実を伝えなかったのは、試合に集中してもらいたかったからだ。“今できること”に全力を注いで貰いたかった。」
藤堂監督の低く静かな声が、ミーティングルームの空気を支配する。
だが――その言葉に、押し込めていた感情がついにこぼれた。
「でも……!」
村岡が立ち上がる。雷丸への想いが胸の内でぶつかっていた。
「俺たちも知っていたら、雷丸のために何かできたかもしれないのに……!」
その声には、悔しさが滲んでいた。
他のメンバーも、目を伏せたり、視線を交わしたり、言葉にならない思いを抱えているのが分かった。
沈黙。
その空気を、破ったのは――雷丸だった。
「――いいや、みんな待ってくれよ」
ぽつりと、軽く。けれど、はっきりとした声。
全員の視線が、彼に集まる。
雷丸はゆっくりと前に出て、苦笑しながら肩をすくめた。
「気持ちは嬉しいよ。でも、監督の判断は正しい。俺も同じ立場だったら、きっとそうしてた」
彼の声は、いつものように明るく――だが、その奥にある決意の色は誰の目にも見て取れた。
「俺のせいでワールドカップが中止になってたら……それだけは絶対に嫌だった」
そして、ほんの少しだけ視線を落とし、ぽつりと続ける。
「それに……このテロ事件は俺の因縁のせいなんだ」
――因縁?
その一言に、場の空気がピリッと張る。
誰もが息を潜め、雷丸の言葉を待つ。
雷丸は一拍置いて、苦笑混じりに続けた。
「俺が一度、テロリストから妹の学校を守ったことは知ってるだろ?……あれの報復に来たんだよ」
「あぁ、あれか――」
仲間たちが思わず声を漏らす。
しばらくテレビでも持ちきりだったあの出来事。
“飯田雷丸、テロリスト撃退事件”。
高校生が、妹を守るために無茶をやってのけたあのニュース。
そして、長谷川キャプテンがゆっくりと口を開いた。
「お前……怪我とか、大丈夫なのか……?」
その問いに、雷丸は胸を叩きながら、力強く笑った。
「全然大丈夫っす!むしろテロリスト、壊滅させてきましたから!」
その言葉を聞いた瞬間――ミーティングルームに爆笑が巻き起こる。
「お前なぁ……!どんな漫画だよ、マジで……!」
呆れたように村岡がツッコむ。けれど、その頬はしっかりと緩んでいた。
やがて、他の選手たちも笑い出す。
大きく息をつく者、肩を揺らして笑う者、手を叩く者。
張り詰めていた緊張が一気に溶けて、そこにあったのは――
“ああ、雷丸が帰ってきたんだ”という、確かな安心だった。
信じられないほど突拍子もなくて、荒唐無稽で、バカみたいな話。
けれど、飯田雷丸なら、本当にやってのけそうな気がする。
長谷川キャプテンが静かに、だが力強く言った。
「でも……戻ってきてくれて助かった。雷丸。見ての通り。0-0。あのヴォルカーノに全て止められている。
――お前の力が、今、必要だ。」
その言葉が胸に響いた瞬間、俺の中のどこか深くで、音もなく火がついた気がした。
呼吸を整えるように、そっと目を閉じる。
深く――深く、空気を吸い込んで。
そして目を開き、笑った。
「――あぁ。そのために、走ってきたんだ。」
声が自然と力を帯びる。
全身に巡る熱と、決意と、覚悟を込めて――
「任せてくれよ、キャプテン。」
その瞬間、横から何かが飛んできた。
「ほらよ、エース。」
村岡の飄々とした声と同時に、俺の胸に叩き込まれるように投げられたのは――
日本代表のユニフォームだった。
手に取ったそれは、いつも通りのデザイン。
でも、今の俺には――まるで炎の塊のように、熱く、重かった。
見ると、村岡は少し茶化したような笑みを浮かべていた。
「早く着替えろよ、後半戦始まるぜ?――エースのお出ましだろ?」
茶化してるようで、そこに込められていたのは確かな信頼だった。
俺はユニフォームを見つめ、そしてギュッと強く握りしめた。
――帰ってきたんだ。
ピッチに。仲間の元へ。戦場へ。
袖を通すたびに、体が熱を帯びていく。
これは、もうただのユニフォームじゃない。
俺たちの意思。魂。誇り。
これを着て――あの「石壁」を、ぶち抜く。
――――――――
――後半戦、開始直前。
スタジアムは騒がしくも、ピッチの上だけが異様な静寂に包まれていた。
選手たちはそれぞれのポジションへと散り、整列を終えようとしている。
そんな中――俺は、まっすぐ歩き出す。
一歩一歩、まるで地を踏みしめるように。
視線の先にいるのはただ一人。石壁の巨神――
ガブリエーレ・ヴォルカーノ。
イタリア代表の守護神。
195センチを超える体躯は、まるで鋼でできた壁のように揺るがず、
その立ち姿だけで、ゴールの一部に思えるほどの圧を放っていた。
ピッチ中央で、俺の歩みに気づいた彼が顔を上げる。
その重厚な瞳が、こちらをしっかりと捉えた。
俺は、彼の目の前で立ち止まる。
ヴォルカーノの顔が、ゆっくりとほころんだ。
口元がわずかに吊り上がる――それは、獣の笑みにも似た静かな戦闘のサイン。
「……来たか、飯田雷丸。」
低く、落ち着いた声。
だがその奥には、確かな熱があった。
“戦いを待ち望んでいた者”だけが持つ、昂ぶりと歓喜の火。
俺も、同じように笑った。
「よう、ヴォルカーノ。――約束、果たしに来たぜ。」
あの夜の言葉を思い出す。
世界中の強者たちが集った、ワールドカップの公式パーティー。
俺が目の前の巨神に挑戦状を叩きつけたあの日――
最後に言われた言葉。
『勝ち上がってこい』
その言葉を、俺は一秒たりとも忘れていなかった。
地獄のようなグループリーグを越えて、準決勝のこの舞台で、ようやくその言葉に応える時が来た。
ヴォルカーノの目が細まり、笑みの奥に“本気”が宿る。
「最高だ、飯田雷丸。この最高の舞台で、お前をぶちのめす。」
その言葉とともに、スタジアムに再び歓声が戻る。
――世界が、戦いの続きを待っていた。
雷と石の、激突の時が来た。
――――――――――――
後半戦、ついにピッチで相まみえた――飯田雷丸とガブリエーレ・ヴォルカーノ。
実況席が、待ってましたとばかりに叫ぶ。
「きましたぁぁ!! 飯田雷丸とガブリエーレ・ヴォルカーノ、因縁の対決!!」
「メディアも世界も、この瞬間を待っていた! きっかけは、あの――“伝説の前哨戦”です!!」
画面が切り替わり、ハイライト映像が流れる。
場所は、ワールドカップ公式パーティー。
きらびやかなホールでの出来事――
「なぁ、ガブリエーレ・ヴォルカーノ。ちょっとしたゲームをしようぜ。」
挑発する雷丸。
グラスを置き、不敵に笑う“石壁の巨神”。
「俺のシュート、止めてみろよ。」
誰もが凍りついた。世界最強の守護神に、真正面から勝負を挑むなんて。
しかし――雷丸はやってのけた。
映像には、豪華な会場に設けられた即席のゴール、
雷丸がスーツ姿のまま放った、“電光石火の一撃”――《零拍子》。
〈ズドオオオオン!!!〉
ヴォルカーノの指先をかすめ、ゴールネットを突き破ったあのシュート。
その瞬間の、呆然と膝をつくヴォルカーノの姿は、今や世界中で知らぬ者はいない。
「まさに世界への宣戦布告でした!」
「“日本の雷”が、“世界の石壁”に風穴を開けた、あの衝撃!!」
映像が切れ、実況の声が熱を帯びる。
「そして今――リベンジの時が来たッ!!」
「さぁ、ヴォルカーノはあの時の借りを返せるのか!? それとも――再び雷が、石を砕くのか!?」
世界が注目する再戦。
その火蓋は――今、切って落とされた。
「さぁ、後半戦、キックオフです!」
笛が鳴る。
ボールが転がり、仲間からパスを受けた瞬間――俺のスイッチが入った。
「雷丸、頼むぞ!!」
声が飛ぶ。
だが俺はもう聞いていない。
すべての意識は、ゴールへの導線へ集中していた。
――雷速ステップ。
一瞬で視界から消えるような加速。
まるで“横っ飛び”のようにディフェンダーを抜き去る。
「く、消えた!?」と叫ぶ声が、背後で小さく響いた。
次のディフェンダーが現れる。
だが、止まらない。
――スカイウォーク。
跳ぶ。
空を歩くように、ディフェンダーの頭上をまたぎ、足元のボールを制御したまま、着地と同時に抜ける。
観客席がどよめく。
ピッチ全体が、雷丸に
次々とイタリアの守備陣を翻弄し、振り切り、ついに――
目の前に立ちはだかるは、ガブリエーレ・ヴォルカーノ。
イタリアの守護神。
“石壁の巨神”が、ゴール前で仁王立ちしていた。
「一対一だ!!!」
「雷丸vsヴォルカーノ、伝説の再戦!!」
実況が叫ぶ。
俺は、ひと呼吸。
「――いくぜ、ヴォルカーノ。」
――零拍子(ゼロびょうし)。
助走なし。予兆なし。
通常なら必要とされる“溜め”を一切削ぎ落とし、
まるで空間から生まれたかのように、右足が閃いた。
振り抜きの“動作”すら観客に認識させない、無音の一閃。
その一撃は、閃光のごとくゴール右隅を狙い撃った。
だが――そのときだった。
ヴォルカーノの目が、ギラリと閃いた。
冷たい。
獲物を射抜く、狩人のような眼光。
わずかに収束した視線が、ボールの“未来”を捉えていた。
――いや、間に合うはずがない。
この速度。
この角度。
助走なしの《零拍子》に、常識的な人間は追いつけない。
……だが。
俺の視界に、信じられない光景が映る。
ヴォルカーノが踏み込んだ。
たった“一歩”。
たった一歩で、195cm・92kgの巨体が――
まるで地面を滑るように、ゴールの右隅まで“移動”したのだ。
重力を無視するような滑らかさ。
空気抵抗すら支配したような静けさ。
鋼鉄の脚が、音もなく芝を蹴り。
弾丸のように地を滑る反射神経。
そして次の瞬間。
〈パァン!〉
乾いた音。
ヴォルカーノの両腕が、まるで鉄製の檻のように――
雷丸の《零拍子》を完全に封じ込めた。
完璧なキャッチ。
全身に一点のブレもないまま、ボールを両手に吸収するように収め、
膝を軽く落とし、重心を保ったまま――微動だにしない。
それは、まさに“壁”の体現。
その巨体は、ただのサイズではなかった。
空間を塞ぎ、力を飲み込む、絶対の存在。
「……は?」
思わず漏れた呆けた声。
思考が止まり、時間が止まる。
スタジアムが凍ったような静寂に包まれた。
ベンチも、実況席も、観客も――誰もが言葉を失う。
そして、
〈ワァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!!〉
爆発するような大歓声!!
スタジアムが揺れる。いや、震える。
イタリア応援席からは歓喜の大合唱が響き渡った。
「ヴォルカーノ!ヴォルカーノ!!」
「石壁の巨神!万歳!!」
青と白の旗が打ち振られ、まるで勝利が決まったかのような熱気が場内を包む。
その中心で――
ガブリエーレ・ヴォルカーノは、まるで大樹のように堂々とゴール前に立ち尽くしていた。
観客の熱狂も、仲間の歓声も、敵の怒号すらも――
すべてをその巨体が吸い込み、飲み込んでいく。
そして、顔を上げ、高らかに笑った。
「これだから、ゴールキーパーはやめられねぇんだよ。」
その声は、低く、重く、それでいて楽しげだった。
「相手のイケイケムードを叩き潰す――こんな楽しいこと、他にねぇだろ?」
正面から、真っ直ぐに俺を見据えたその眼差しに――
腹の底から熱いものが込み上げてきた。
「この野郎…………!!」
歯を食いしばる。
だが、胸を満たしていたのは怒りだけじゃない。
悔しさと――妙な“違和感”。
俺は、あのワールドカップ開幕パーティーでのヴォルカーノを思い出す。
「ヴォルカーノ……お前、あの時より反応が段違いじゃねぇか。手加減してたのか?あの時は」
睨みつけながら言うと、
ヴォルカーノはわざとらしく首を傾け、ニッと笑みを深くした。
「パーティの時か?いや、全力だったぜ?」
返答は即答だった。迷いも嘘もない。
「ただ――しこたま酒を飲んでて酔っ払ってたな」
その瞬間、俺のこめかみがピクッと動いた。
「……言い訳くらいしろよ。あの時、それを知らないで、俺がどれだけイキったか……!」
俺が食ってかかると、ヴォルカーノは鼻で笑って、肩をすくめた。
「するわけねぇだろ。そんなダセェ真似」
表情には一切の揺らぎがない。
「テメェで酔って、テメェで勝手に挑発に乗ったんだ。
自分の行動には責任を持つのが――大人ってもんだ」
その言葉は、まるでパンチのように胸に響いた。
俺の拳が自然と握られる。
身体じゃない。技術でもない。
その“あり方”が、もう一つ上のステージにいる。
真の強者とは、こういうやつのことを言うんだ――
そう、俺の中の何かが確かに理解した。
だが、それで怯む気は、さらさらない。
その時だった。
ヴォルカーノが、ボールを指先でくるくると回しながら、挑発的に口を開いた。
「さぁ、次はどうする、ハーレム王?
諦めずに、まだ俺の壁を越えに来るつもりか?」
その言葉は、完璧に俺の中の火薬庫に火をつけた。
――パチン。
俺の目が鋭く光る。
口元が、自然とニヤリと吊り上がった。
「ああ……越えてやるよ」
一歩、踏み出す。
全身から、電流のような気迫が放たれる。
「お前の本気――
その“完璧な石壁”を、真正面からぶっ壊して、俺は――」
拳を強く握りしめながら、言い放つ。
「“世界一”になる!!」
雷のような叫びが、スタジアム中に響き渡った。
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