異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴

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第179話 富士の樹海17

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 女はゆっくりと歩み出し、冷ややかな微笑を浮かべながら軽く一礼してきた。礼儀正しく見せるその仕草が、逆に不気味で恐ろしい。


 
「はじめまして。私は斑鳩(いかる)と申します。ご覧の通り、殲滅派に属する者で、妖怪に対して情け容赦は一切ございませんわ。」



 まるで「趣味はお菓子作りです」とでも言うかのような、淡々としたトーンで話しやがる。その言葉には冷酷な響きが含まれており、俺の背筋を寒くさせた。


 
「そして、こちらが鋼牙(こうが)さん。見た目からしてお分かりいただけると思いますが、彼は言葉よりも力で物事を解決するのがお好きでして。殲滅派一の暴れ者と称されておりますのよ。」



 紹介を受けた鋼牙は、重厚な鎧をギシリと鳴らしながら、ニヤリと口角を上げた。仮面の奥で妖しく輝く赤い目が俺たちを鋭く睨みつけている。


 
「そういうこった。俺は喋るより斬る方が得意なんでな。てめぇら、俺の邪魔をするんなら全員ぶった斬るだけだぜ。」



 威圧的な言葉に、俺の心臓が跳ねる。だがここで怯んでいる場合じゃない。俺は胸を張り、堂々と名乗りを上げるべく口を開いた。


 
「お、おう!俺はハーレム王の飯田――――!」



 その瞬間、斑鳩が優雅な仕草で片手を軽く上げ、俺の言葉を遮った。まるで俺の存在ごと切り捨てるかのような冷たい一言が放たれる。


 
「結構ですわ。」



 ……え?結構って何が結構なんだよ?俺、まだ自己紹介の最初の一文字しか言えてないんだけど!?それどころか、「ハーレム王」の肩書きの素晴らしさを全然語れてねぇ!完全に空振りだろ!



 俺の困惑した顔を見て楽しむかのように、斑鳩は冷たい微笑を浮かべたまま続けた。


 
「貴方はすでに世界的な有名人ですもの。ハーレム王・飯田雷丸さん。お噂は、耳にタコができるほど伺っておりますわ。」



 一瞬、褒められたのかと思ったが、その冷ややかな口調に背筋が凍る。いや、これ絶対ディスってるだろ!俺が何か言い返そうとする間もなく、斑鳩はさらに話を進めた。


 
「ですが、私が求めているのは、ハーレム王のご高説や自己紹介ではございませんの。私が求めているのは――――その天狗の首ですわ。」



 冷たい言葉が放たれた瞬間、周囲の空気がさらに重くなる。俺の横にいる霧羽がわずかに身構え、その鋭い瞳で斑鳩を見据えた。

 


「残念だが、首はやれない。」



 その簡潔な言葉には、絶対的な自信と譲る気配のなさが込められていた。


 続けて、霧羽はポニーテールを指さしながら、微かに口角を上げた。


 
「……けど、どうしても私の何か欲しいと言うなら、このポニーテールで我慢してくれないか?」



 あまりにも唐突で真面目そうなトーンに、俺は思わず「は?」と心の中で声を漏らした。場の空気を読んだ発言とは思えないが、本人は本気らしい。


 俺はツッコミを入れずにはいられなかった。


 
「おいおいおい!ポニーテールで我慢って、そんな発想どっから湧いてくるんだよ!?相手は命狙ってんだぞ!?」


 
 しかし霧羽は、俺の言葉を一切意に介さず、淡々と返してきた。


 
「コイツらは私の何かが欲しいのだろう?だったら首ではなく髪の毛でもいいはずだ。」




 霧羽のあまりにも真剣な提案に、俺は思わず頭を抱えた。


 
「いやいやいやいや!霧羽、勘違いしてるぞ!あいつらはお前のファンじゃねぇんだよ!!追いかけてるのは首だって!お前の髪の毛とかファッションとか、そういうの目当てじゃねぇんだよ!!」
 


 
 霧羽はその言葉に一瞬目をパチクリさせた後、冷静に首を傾げる。


 
「……髪の毛では、駄目なのか?」

「駄目に決まってるだろ!」


 
 だが、霧羽は全く動じず、淡々と続ける。


 
「私の髪の手入れは山で過ごす天狗として誇りを持って行っている。風を受けても乱れないよう、特製の油を使い、丁寧に梳かしているのだ。清潔感と美しさを保つために毎晩欠かさず――」

「そんな情報今いらねぇから!!」



 俺は思わず両手で頭を抱えた。いや、知らなかったよ?霧羽がそこまで髪の手入れに気を使ってるなんて。でも今それを語る必要がどこにあるんだよ!!


 
「それに、お前の髪を渡して『はい、どうぞ』で済む相手だったら、今こんなことになってねぇんだよ!むしろアイツらが髪を眺めながら『うーん、いい感じだ』とか言い出したら、それはそれでホラーだろ!?」


 
 俺の必死のツッコミに、霧羽は真面目な顔でさらに考え込み、ポニーテールを少し撫でながら呟いた。

 

「……つまり、髪の毛では彼らの目的を満たせない、ということか。」

「そうだよ!そんな当たり前のことを今さら悟らないでくれ!!」



 俺の全力のツッコミに、霧羽は「ふむ」と納得したように小さく頷いたが、隣でずっと見ていた斑鳩は、ついにため息をつきながら額に手を当てた。


 
「……こんな馬鹿げたやり取りに、時間を使わせないでいただけますか?」


 
 その冷ややかな視線が突き刺さり、俺は思わず後ずさる。


 
「いや、俺だって好きでやってるわけじゃないんですけどね!?霧羽が勝手に話を進めるんですよ!!」

 

 必死に言い訳をする俺を、斑鳩は微動だにしない表情でじっと見つめ、ため息を一つ吐いた。

 

「……はぁ、ペースが乱されますわね。」


 
 斑鳩は大きくため息をつき、手を腰に当てると、こちらを鋭い目つきで睨みつけた。その仕草には、もはや呆れを通り越した苛立ちすら感じられる。


 
「無駄話はここまでにしましょう。」



 彼女の冷たく静かな声が、周囲の空気をさらに重くする。鋼牙がニヤリと笑いながら彼女の横で斧を構える中、斑鳩は一瞬間を置いて、皮肉めいた口調で続けた。


 
「貴方達と話していると、本当に時間の無駄だと感じますわ。天狗が髪の毛を渡すだの、特製の油を使って丁寧に梳かしているだの……いったい、これが命を懸けた場面で言う台詞ですの?正直、呆れて物も言えませんわ。」

 

 俺は何か言い返そうと口を開きかけたが、斑鳩の鋭い視線に思わず黙り込む。まるでこちらの軽口すら赦さないという威圧感があり、背筋に冷や汗が伝った。
 

 

「貴方達との会話は、もう結構ですわ。これ以上無駄な時間を使うつもりはございません。戦いの場において、軽口を叩き続けるなど滑稽の極み――その余裕がどこまで続くか、試して差し上げましょう。鋼牙さん、準備はよろしくて?」



 斑鳩が振り返ると、鋼牙は満面の笑みを浮かべ、斧を肩に担ぎ上げた。


 
 
「いつでもいけるぜ。奴らをぶった斬る準備はできてる。」


 

 彼女の纏う空気が明らかに変わり、俺の心臓が大きく跳ねた。


 
「さぁ……お遊びはここまでですわ。全力で参りましょう。」
 
 


 斑鳩が静かに宣言した瞬間、足元でコツコツとヒールが鳴る。その音は妙に耳に残り、不気味な予感を漂わせる。そして、その予感はすぐに現実となった。

 
 
「隆起剣閃(りゅうきけんせん)。」


 
 彼女の冷たい声とともに、足元の地面が低く唸るような音を立て始めた。振動が広がり、俺たちの足元に異様な波動が伝わってくる。その次の瞬間――地面がまるで意思を持ったかのように盛り上がり始めた
 

 
「なんだこれ……!?」



 地面がボコボコと不自然な動きを見せながら形を変え、その変化はまるで生き物が蠢いているようだった。そして――


 
〈ズバッ!〉



 鋭い音を立てながら、地面から鋭利な石の刃が突き出した。それは正確に霧羽の足元を狙い、連続的に襲いかかる。攻撃範囲は広く、刃の動きは容赦がなかった。

 
 まるで彼女を追い詰めるように、石の刃は次々と出現し、まるで生き物のように霧羽を追い詰めていく。


 
「――――っ!」


 
 霧羽はすかさず反応し、翼を広げると同時に後方へ飛び退いた。鋭い刃が彼女の足元を掠めるように次々と地面を突き破る。
 

 しかし斑鳩は動じることなく、冷静な表情のまま再び足元をコツリと叩いた。その仕草とともに、今度は別方向からさらに刃が出現し、霧羽の逃げ道を狙い撃つように迫る。

 
 
「――――霧羽!!!」

 
 

 俺が声を張り上げると同時に、霧羽は力強く翼を広げ、上空へと跳躍した。彼女のポニーテールがふわりと揺れ、光を受けて一瞬きらりと輝く。その姿はまるで天へと舞う黒い燕のようだった。

 
 だが――その美しい動きの余韻を楽しむ間もなく、斑鳩が静かに呟いた。


 
「まぁ、飛びますよね。」

 
 
 その言葉と同時に、彼女の足元から奇妙な振動が伝わる。大地がうねり、彼女が無造作に足先を動かした瞬間――。

 
 
「破砕の柱(はさいのはしら)。」

 
 
 地面が激しく唸り声を上げ、鋼牙の足元から巨大な石柱が突如としてせり上がった。その勢いは凄まじく、大気を切り裂く音を伴いながら鋼牙を強制的に跳ね上げた。

 
 
「おっと、そうこなくちゃな!」


 
 鋼牙は不敵な笑みを浮かべ、石柱の勢いに逆らうどころか、それを利用するように高く飛び上がる。そして空中で巨大な斧を振りかざし、獰猛な笑い声を響かせた。


 
「天裂昇斬(てんれつしょうざん)!!!」


 
 跳び上がった鋼牙は、空中で大きく斧を振りかぶり、霧羽目掛けて全力で叩きつける。斧が放つ破壊的な威圧感は、まるで天空そのものを裂き、全てを叩き潰すかのようだ。その一撃は、霧羽に逃げ場を与える余地すら許さなかった。

 
 彼女は空中で翼を畳み、咄嗟に日本刀を構えた。その刀が鋼牙の斧と激しくぶつかり合い、衝撃波が周囲の空気を震わせる。しかし――その力の差は圧倒的だった。

 
 
〈ガギィィィィン!!!〉


 
 鋼牙の斧が日本刀を押し込み、霧羽の体がそのまま下方へと叩きつけられる。霧羽は必死に抵抗しようとするも、その重量と勢いに耐えきれず、地面に激しく衝突した。土煙が舞い上がり、大きな轟音が周囲に響き渡る。

 

〈ドォン!〉



 地面が砕け、土煙が舞い上がる。轟音が周囲に響き渡り、俺の心臓が一瞬止まったような気がした。


 土煙の中から、霧羽がゆっくりと立ち上がる姿が見えた。だが、肩を押さえながら激しく息を切らし、身体はガクガクと震えている。口元には血の筋が流れ、彼女が受けたダメージがいかに大きいかが一目で分かった。


 
「……ぐっ……まだ……やれる……」



 霧羽は弱々しい声で呟き、刀を構え直そうとするが、その動きは明らかに鈍い。そんな彼女を見下ろし、鋼牙が満足げに笑みを浮かべた。


 
「へっ、いい根性してるじゃねぇか。でも――ここで終わりだ!」



 鋼牙は斧を大きく振りかぶり、呪力を凝縮し始める。斧から放たれる異様な気配が周囲の空気を震わせ、まるで戦場そのものが震え上がるかのようだった。


 
「その首、貰った!!斬滅波(ざんめつは)!!!!」



 鋼牙の声とともに、斧から巨大な斬撃波が放たれた。


 
 呪力を圧縮して放つ一撃は、地形や障害物をものともせずに迫ってくる。鋼牙の斧が放つその斬撃波は、霧羽の身体を一気に切り裂こうとしていた。

 

「――――止めですわ。」



 さらに追い打ちをかけるように、斑鳩が冷静な声で技を放つ。



「火脈噴出(かみゃくふんしゅつ)。」



 斑鳩が足元に手をかざした瞬間、地面が割れ、地脈から炎と溶岩が噴き出した。それは灼熱の奔流となり、霧羽に浴びせかかる勢いで迫ってくる。二人の攻撃は霧羽に逃げ場を与えず、完全に追い詰めようとしていた。


 だが――。


 
「――――――させねぇよ。」


 

 俺は即座に霧羽の前に飛び出した。胸の中で何かが爆発するように熱が込み上げ、全身が痺れるような感覚に包まれる。


 
「――――根源解放Level 2。」



 その言葉とともに、俺の身体から青白い雷の閃光が溢れ出した。全身に雷のエネルギーが巡り、肌が焼けるような熱さを感じるが、そんなことを気にしている場合じゃない。

 

「――――――雷帝の咆哮(らいていのほうこう)!!」



 俺は全身の力を解き放つ。瞬間、全身から放たれた雷が一気に広がり、巨大なエネルギー波となって周囲を包み込んだ。


 
〈ズガァァァン!!!〉



 俺の雷が鋼牙の斬滅波と斑鳩の火脈噴出にぶつかり合い、周囲の空気が揺れる。エネルギー同士が衝突し、激しい閃光と轟音がその場を覆い尽くした。

 

〈バチバチバチ……!〉



 激しい雷音が響き渡り、視界が一瞬真っ白になる。やがて土煙が収まり、そこに立っていた俺の姿がはっきりと浮かび上がった。


 
「おいおい、主役を忘れんなよ。この俺、飯田雷丸様をよ!」



 俺は胸を張り、鋼牙と斑鳩を睨みつけた。全身から放たれる雷の残光が俺の影を際立たせ、まるで雷神そのもののように見えたかもしれない。


 
「なるほど……これが噂の“ハーレム王”ですのね。」



 斑鳩は冷静な表情を崩さずに、俺の姿をじっくりと観察する。その目には、どこか感心したような光が宿っていた。

 

「おもしれぇ……!」



 鋼牙は斧を肩に担ぎ直し、満面の笑みを浮かべた。その声には明らかな興奮が滲み出ていた。


 
「お前……俺を楽しませてくれそうだぜ!」



 鋼牙の目が再び赤く輝き、戦闘の続きを告げるようにその斧を構え直す。俺は全身に漲る雷の力を感じながら、霧羽の方を振り返り、小さく頷いた。


 
「行くぞ、霧羽。まだ終わりじゃねぇ!」

「……あぁ。」



 霧羽は疲労に耐えながらも、再び刀を構え直し、俺の横に立つ。勝負はここからが本番だ――俺たちは全力で立ち向かう準備を整えた。


 俺は斑鳩の動きと技を思い返しながら、霧羽に向けて素早く指示を飛ばした。


 
「斑鳩の呪術……あれは地脈を使って地面を操るやつだ。空中に飛べるお前なら、相性は良いはずだ。霧羽、斑鳩と一対一で戦えるか?」



 霧羽は目を細め、鋭い光を瞳に宿した後、静かに頷いた。


 
「あぁ。確かに空を飛べる私なら、奴の攻撃範囲を制限できる。……任せろ。」



 その頼もしい言葉に、俺はわずかに安堵しながら次の一手を考えた。この状況で最大の問題は鋼牙だ。あいつの怪力と広範囲を巻き込む斧の攻撃は、まともに受ければ即アウトだ。


 
「霧羽。俺が鋼牙を引き離す。その間に斑鳩を叩け!」



 俺が言葉を放つと同時に、霧羽は鋭い羽ばたきで上空へと舞い上がった。その姿を確認すると、俺は雷の力を足に集中させ、一気に鋼牙の懐へと突っ込んだ。


 
「――――雷光閃!!」



 青白い光となった俺の身体は、鋼牙の巨体に向かって一瞬で距離を詰めた。奴の斧が俺を捉える寸前で回避し、その勢いのまま更なる攻撃を仕掛ける。


 
「雷脚!!」



 雷光閃のために足に集中させていた雷のエネルギーを、そのまま蹴りへと転化する。雷の力を帯びた足が鋼牙の巨体に炸裂し、迸る雷光が奴の重厚な鎧に衝撃を走らせた。



 ――――ズドンッ!!


 
 鋼牙の巨体が地面を削りながら後退する。だが――


 
「なんだ、今の感触は……?」



 俺の胸に違和感が広がる。あの巨体を蹴り飛ばしたのに、妙に手ごたえ――いや、足ごたえが薄い。


 鋼牙はニヤリと笑みを浮かべた。その赤く光る目が俺を鋭く捉え、まるで「もっと来い」と言わんばかりの挑発的な態度だ。


 
「へっ、なかなかいい蹴りだったな。速ぇし重ぇ。でもよ……そんなもんじゃ、この俺は倒れねぇぞ?」



 鋼牙が楽しそうに嗤う一方で、俺はその言葉に余計な不安を覚える。何かがおかしい。確かに直撃したはずだ。それなのに、この反応は――。


 考える間もなく、鋼牙は再び斧を構え、ゆっくりと俺に向かって一歩ずつ迫ってくる。その一歩一歩が地面を響かせるたび、強烈な威圧感が俺を包む。
 

 背後では、霧羽が鋭い羽ばたきで空に舞い上がり、斑鳩に向けて一直線に突進していくのが見えた。彼女の刀が光を反射し、冷たい風を巻き起こしながら斑鳩に迫る。



 俺も鋼牙に集中し、さらに雷の力を解き放つ準備を整えた。



 勝負の火蓋は、再び切って落とされた――!


 

 
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