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18.行動防御魔法が効かないなんて。
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「あっ、先生さっきの荷物はここに置きましたよ。」
「ええ。ありがとう。
ねぇ、今日来てもらったのはテストをする為なの。さっきもアレクセイが失礼をしたようだけど、親しくない男性から突然、情熱的にアプローチされるでしょ?その理由を調べたいのよ。」
昨日のマクレガー隊長もだし、ライトさんやその先輩もグイグイ来てたからおかしいと思ってた。
「まず身につけている装飾品をこの中に入れてくれる?」
そう言って、さっきの荷物から水晶で飾りがされた箱を取り出した。
ネックレスを箱に入れるとアンリ先生は部屋の外にいたアレクセイを呼んだ。
「いいわよ。入って。」
いつも通りのアレクセイが入って来た。
「先程は失礼をしたようだが私には覚えが無いのだ。許してくれ。」
苦虫を潰したような顔で謝罪をされた。
なんか気まずくって頷くしかないわよ。
「それでどう?」
「変化無しだ。もっと近づくぞ。」
アレクセイが目の前に来た時、私の手を取った。
「失礼。この後は一緒に屋敷に帰り親交を深めよう。貴方の事をもっと教えてくれ。」
キャー何恥ずかしい事言い出すのよ!
「えっ!えっー!あっ!これもです。これも忘れてました!」
いけない、いけない。
拾ったクリスタルを忘れていた。
慌てて箱の中に閉う。
その途端、アレクセイは、普通に戻った。
良かった~
アンリ先生が水晶を見入っている。
「この水晶、とても変わっているわ。色が変化している。ん?色が変わると効果もかわったわ。魔法無力化から魅力に変化したわ。」
「アンリ。待て!触るな。」
遅かった。アンリ先生が手にした途端アレクセイが膝をついた。
「アンリ愛してる。待たせたが直ぐに結婚をしよう。」
「まぁ!効果絶大ね。コレ。どこで手にいれての?」
アンリ先生は、嬉しそうだ。
「先日行った古代の遺跡の外で少し埋まってたんです。記念に拾ったのにまさかこんな事になるなんて。」
「本当に不思議な石ね。研究用に預かるわね。」
「ええ。差し上げます。それより私はお邪魔なのでコレで失礼しますね。では、失礼しまーす。」
だってさっきからアレクセイがアンリ先生の腕を取り見つめたままなんだもん。目を離さなかったアレクセイがやっと私を見た。
「お気遣いに感謝をする。さあアンリ、返事を聞かせておくれ。」
「うふふ。どうしよっかなぁ。アレクこのまま騙し討ちしてても怒らない?」
ドアを閉める時にアンリ先生が悪戯が成功した子供ような顔で私にウインクをした。
あっ、あれは完全に遊んでいるなー。
アレクセイ、お気の毒に。
「ええ。ありがとう。
ねぇ、今日来てもらったのはテストをする為なの。さっきもアレクセイが失礼をしたようだけど、親しくない男性から突然、情熱的にアプローチされるでしょ?その理由を調べたいのよ。」
昨日のマクレガー隊長もだし、ライトさんやその先輩もグイグイ来てたからおかしいと思ってた。
「まず身につけている装飾品をこの中に入れてくれる?」
そう言って、さっきの荷物から水晶で飾りがされた箱を取り出した。
ネックレスを箱に入れるとアンリ先生は部屋の外にいたアレクセイを呼んだ。
「いいわよ。入って。」
いつも通りのアレクセイが入って来た。
「先程は失礼をしたようだが私には覚えが無いのだ。許してくれ。」
苦虫を潰したような顔で謝罪をされた。
なんか気まずくって頷くしかないわよ。
「それでどう?」
「変化無しだ。もっと近づくぞ。」
アレクセイが目の前に来た時、私の手を取った。
「失礼。この後は一緒に屋敷に帰り親交を深めよう。貴方の事をもっと教えてくれ。」
キャー何恥ずかしい事言い出すのよ!
「えっ!えっー!あっ!これもです。これも忘れてました!」
いけない、いけない。
拾ったクリスタルを忘れていた。
慌てて箱の中に閉う。
その途端、アレクセイは、普通に戻った。
良かった~
アンリ先生が水晶を見入っている。
「この水晶、とても変わっているわ。色が変化している。ん?色が変わると効果もかわったわ。魔法無力化から魅力に変化したわ。」
「アンリ。待て!触るな。」
遅かった。アンリ先生が手にした途端アレクセイが膝をついた。
「アンリ愛してる。待たせたが直ぐに結婚をしよう。」
「まぁ!効果絶大ね。コレ。どこで手にいれての?」
アンリ先生は、嬉しそうだ。
「先日行った古代の遺跡の外で少し埋まってたんです。記念に拾ったのにまさかこんな事になるなんて。」
「本当に不思議な石ね。研究用に預かるわね。」
「ええ。差し上げます。それより私はお邪魔なのでコレで失礼しますね。では、失礼しまーす。」
だってさっきからアレクセイがアンリ先生の腕を取り見つめたままなんだもん。目を離さなかったアレクセイがやっと私を見た。
「お気遣いに感謝をする。さあアンリ、返事を聞かせておくれ。」
「うふふ。どうしよっかなぁ。アレクこのまま騙し討ちしてても怒らない?」
ドアを閉める時にアンリ先生が悪戯が成功した子供ような顔で私にウインクをした。
あっ、あれは完全に遊んでいるなー。
アレクセイ、お気の毒に。
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